ヘッドフォンアンプの電源基板作り直し用の部品が入手できたので,ユニバーサルボード上で組み立ててみる。一応,テスターで見る限りは問題なく出力が出ている様子。ただ,オシロで見るとどうなるのか。今週末は出かける用事が無いので悩んでみるかな。
さすがに10連勝は無理だったようで。でも阪神も巨人も負けたからいいか。うん。
ヤクルト13戦負けなし9連勝。9連勝なんて10年ぶりらしい。対する巨人は3連敗で5ゲーム差。三つ巴が面白かったのだけど,来月は阪神との一騎打ちかな。
今日はドラクエV発売から29周年記念日だそうだ。ドラクエウォークのイベントがちょうどドラクエVネタをやっていて,幼少期が終わってヘンリーと別れ,キラーパンサーと再開するところまで進んでいた。それが今日の午後から結婚イベント解禁。おいらはスーファミとPS2リメイクでは中島みゆきのそれ以上言わないでのサビを歌いながらフローラを選んだのだが,DSのリメイク版とiPhone版では断然デボラ一択。あの女,面白いって。
指揮棒振りの日。他所様に見せても恥ずかしくない位にはなった。来月のステージに向けて,もうひと踏ん張りだね。
フォノイコライザアンプ用に先月発注した中華ケースが届いたので, はざい屋にパネルを注文。もともと3.5cmくらいの高さを想定して部品を選択したので,届いたケースだと高さ方向がスカスカ。うーん,もう少し背の高いコンデンサが使えるってことで,一部入れ替えるかな。ケースの縦と横を入れ替えるとオーディオっぽくなるのだが,だとするとタカチEX19-4-13あたりか。奥行は8もあれば十分で13もいらないのだが,そんなケースはタカチにもリードにもアイデアルにも無い。まぁ,タカチEXなら本体とパネルが分かれているので,本体を都合の良い位置で切断してしまっても良いが,DIYで綺麗に切るのは大変そうだ。
去年購入したオーディオテクニカのレコードプレーヤー用補修部品ヘッドシェルAT-HS3が,いつの間にかオーディオテクニカの通販サイトから消えていることを発見。 黒のAT-HS4なら買えるようなのでまだ危機感はないが,今のうちになんとかしておかないと入手できなくなるかもしれないのか,それとも供給不安定で欠品したか。まぁ,よくわからんのでDENONブランドで代替として使えそうなヘッドシェル(こちらも補修部品なのだが)を入手。DL-110はこっちにつけて,赤いシェルは元の添付品カートリッジに戻すか,オーテクの安物MCでもつけてみるかなぁ。オーテクの安物MCは昭和60年代に第一家電で¥7000くらいで買えたAT-F3の現行製品は既に廃番で,残っている廉価品は中間クラスのAT-OC7の現行製品AT-OC9XEBだけ。最安値は音屋で23936円。まぁ,DENONのDL-110でさえ今や3万円なのだがら,仕方がない気もするが。
春に作ったPCM1794AのDAC付きヘッドフォンアンプの中華DAC基板の電源ノイズ対策を考えてみる。コイツは5Vと±12Vを要求するのだが,5Vはデジタル回路用であり,アナログは±12V側から供給。ヘッドフォンアンプの電源装置は15Vのスイッチング電源(今は16.8Vくらい出るように調整)。しかも仮想グラウンドなので,DAC側の基板は絶縁形DC-DCコンバータを介す必要があり。
中華DAC基板にはPCM1794Aの手前に三端子レギュレータがついている。このレギュレータ,スペック上はMaxLinear(旧EXAR)のSPX3819であり,5V/500mAのレギュレータだ。ただ,このレギュレータ,スペック通りなら悪いモノでも無いのだが,実際に載っているのはなんだかニセモノっぽい。載せ替えるにして,192KHz動作だとPCM1794Aのアナログ部の消費電流は37mAなので,交換するなら新日本無線のNJM2864F05か,リニアテクノロジのLT1761ES5-5だろうか。これを±12Vのプラス側から供給する回路になっている。今は秋月で扱っているMINIMAXの両電源タイプで給電しているが,プラス側とマイナス側のバランスが合っていないのが難点。そこで,パターンカットして,9VのDC-DCコンバータMAU103を足して別電源にする目論見。こうしておけば±12V側はオペアンプしかないので簡単な仮想GNDでも±12Vの上と下のバランスが取れる訳で,それなら±12V側も高速ローノイズレギュレータを入れて23V電源とし,仮想GNDで給電できないか。と,考えた次第。まずは試作して波形撮るところからかなぁ。
AppleからiCloudにデータが溜まりまくっているので有償で容量を増やせ。とのオファーが。調べてみるといつの間にか残り500MB未満になっていた。メールを溜め込んでいる影響なので,ものすごく久々にiCloudメールサーバからメールを整理。2GB空けた。
ヤクルト5連勝で首位。2位阪神にマイナス0.5ゲーム差ってなんじゃこりゃなんだけど,確かに勝率だと.571で,.568の阪神より上。今季特別ルールの9回打ち切りで引き分けってのが効いているのかも。このルール,なかなか有難い。
昨日の続き。スマホケース対応のコネクタとしてREANのNYS231BGを入手。これにBELDENの1503Aを30cmくらいの長さに切って両端にNYS231BGをつけて即席ケーブル完成。マイク側につけた音屋の抵抗なしケーブルはRODEの抵抗付き純正品に似せたトモカのJS3.5によく似たニッケルメッキのコネクタが付いている。こちらもスマホケース対応ではないので,ケーブルを30cm位に切断してアンフェノールKS3PC-AUに交換。これで取り敢えず完成。アンプは昨日の夜から通電しっぱなしでコンデンサのエージングをしているのだが,24時間経過してもバッテリーはまだ通電中。まぁ,消費電力考えたらそんなものか。
Fusion PCBに頼んでいたマイクプリアンプの基板が届いたので,早速実装してみた。元はSMX-10用の設計だが,今回はNT4用として実装。まぁ,基板だけなら10枚届いているので,SMX-10用も後で作れば良い。変更点はプラグインパワー用に2.2KΩでプルアップしていた部分を,リューターでレジストを削って10KΩでプルダウン。あと,NFBに入っていた33KΩを20KΩに変更し,ゲインを控え目に。ケースはタカチのMXA2-6-5を前提に,基板のサイズをピタリと合わせた。今回はリチウムポリマー電池を使ったので充電回路を内蔵。とは言っても大袈裟なモノではなく,秋月に¥50で置いてあったMicrochipのMCP73831-2ATIで実装。 アプリケーションノートには,これにP-MOSの切替スイッチを入れて,電池とUSBとどちらの電源でも動作するようにする回路が載っているが,USB電源で使うことは無さそうなので,簡単に電源スイッチで電池駆動かチャージかを切り替える仕掛けにした。早速充電してみたが,問題なく充電完了。
今回の失敗はタカチのケース。図面になかったパネルの厚みが3mmもあり,2mmを想定していた入力と出力のミニジャックが引っ込んでしまった。お陰でケーブルが接触不良になってしまう。仕方がないのでパネルを外して試聴。まぁ,ブレッドボード上のモノと変わらんと言えば変わらんが,動作していることは確認。固体ケミコン使っているので,電源ONのままにしてエージングするかな。この引っ込んだミニジャックの恒久対策としては,厚みのあるスマホケース用に軸を少し延長したタイプのプラグがあるので,それを使ってみようと思う。もともと音屋のNT4用ケーブルはケーブルを短く切断して使おうと思っていたので,丁度良いか。
基板サイズが僅か47.5mm×39.5mmなので両面実装した。
出力側のカップリングはプラグインパワーの電圧流入があるので有極性の固体ケミコンは使えない。
PMLCAPは大きいので敬遠しX7Rのセラミックにしたが,PMLCAPの場所を捻出しようと思えば出来たかも。
夏が終わった後恒例の墓掃除の日。剪定ハサミで夏の間に延びた柘植の枝を全部カットして丸く仕上げる。これをマメにやらないと,カットした後にハゲてしまう。作業が雨にやられなくてよかったわ。
作成中のマイクプリアンプ,アツデンのSMX-10用のつもりだったのだが,試しにRODE NT4を突っ込んでみる。その準備として,音屋の抵抗無しケーブルを入手。¥500とは激安。コネクタ代よりも安い。 配線は1..S,2..T, 3..S, 4..R, 5..Sだ。つまり,1,3,5がGNDで,2がL,4がRになる。機器添付の純正3.5mmTRSコネクタ付ケーブルは抵抗付きケーブルだ。信号と直列に20KΩ,その先GNDとの間に10KΩ入っている。 これは,オンマイクで金管楽器や打楽器を録音する場合には必要だが, 遠くから少人数アンサンブルを録音する場合には邪魔なだけ。ゲインがもったいない。そこで実験用には音屋のケーブルが必要になるという訳。実際に使うときの長さは30cmくらいあれば十分なので,試験が良好なら後でカットするかな。
回路の方は,プラグインパワーが不要なので,電源との間にあった2.2KΩは削除して,代わりに1KΩでGNDに落とす。うーん,基板発注した後なので,これをやるとなるとパターンカット要か。半田ジャンパでVccとGNDのどちらも使えるようにしておくと良かったかも。失敗。試聴したところ,アンプのゲインは15倍もあれば十分そうだ。ホワイトノイズもマイクの電源をONすると乗るには乗るが,SMX-10に比べれば小さい。当然のことだが,音も良い。まぁ,X-Yとガンマイクを部屋録で比較するのはおかしな話で,実際にホールで録音してみないとわからんのだけど。一番の問題は,これをビデオカメラの上に載せるとかなり目立ってしまうことと,重量。重いので安っぽい三脚だと危ない。うーん,どっちのマイクがいいかなぁ。
メインで使っているMac miniのOSをCatarinaからBig Surにアップデートしてみた。デザインが変化していて,なんだかiPadを使っているみたいな画面だ。アプリは昨年来かなりアップデートしたので互換性はだいたい問題ないかなと思ったのだけど,思わぬ伏兵が。MacVim-KaoriYaが表示がおかしくて使えないので,このページの更新ができない。ググってみると,同じ症状になった先輩方がCore Textレンダラの設定をやめれば良いと教えてくれるので,早速実行して解消。しかし漢字入力とか微妙に挙動が怪しい。うーん。
香港のタイガーバームガーデンが閉鎖から20年以上の時を経て,いつの間にか別の形で復活していた。音楽関連の施設になっているらしいのだが,建物見物も可能。入るには体温チェックとマスクが必須なんて書いてあるところがイマドキかもしれん。場所は11か43か63のバスで上林で降りれば目の前。63は以前乗ったことがあるが,30分毎で休日運休。おまけに赤柱まで行くので運賃も比較的高額(香港のバスは終点までの運賃を乗車時に払うルール)。もったいないので狙うなら11か。
iPhone13シリーズ発表。うーん,新鮮ネタ無しか。11proが2年経過するので買替を考えていたのだけど,どうしようか悩む。
久々に餃子の王将に行ったら揚げ春巻で口内火傷。そういえばそうだった。
昨日炎上した嶋田哲也は友寄審判長の事情聴取に対し昨日とは違う言い訳。昨日は二塁見ていませんでした。審判長の聴取では一塁のジャッジを見ていませんでした。なんじゃそれ。だったら何故昨日球場で両チームと観客相手に一塁ジャッジを見ていなかったことを説明して高津監督に謝罪しなかったのだろうか。審判長も酷いもので口頭での厳重注意だけ。出場停止や罰金は無し。野球ファンをナメてないか。しかもウソつき嶋田は謹慎せずにしれっと今日の中日戦に出てる。全く反省の素振り無し。もしヤクルトでなくて昔の某チームだったら,球審やる度に審判狙ったボールが飛んでくるぞ。まぁ,反省してたら,審判学校か2軍で勉強しなおすでしょうに。その場でミスを認めて謝罪できない性格なんだろうな。現役時代にヤクルト古田相手に頭部危険球四連発したときから変わってない。ある種の人格障害だね。高津監督よ,シーズン終わったら監督会議で議論してくれや。ああいうのはお互い持ちつ持たれつだってのが上司も理解できていないようだから,チーム側も毎年審判として人格が適性かどうか検査を求めるとか。
久々に審判に腹が立った中日ヤクルト戦。やらかしたのは二塁塁審,元阪神のジャンパイア嶋田哲也。追いかけっこ中に二塁にタッチした京田を見てアウトコールせず。そのままプレー続行して三塁から出た古賀がホームでタッチアウト。アウトコールがあれば三塁を出ることが無かったので監督猛抗議。当たり前だ。塁審がプレーを見てなかったのだから。その場のアウトコールがないなら審判なんて不要だろうよ。全部ビデオ判定にしてしまえってんだ。どんな処分が出てくるのか判らんけど,彼はしばらく謹慎だね。しかしグーグルで審判って入れたらサジェストに嶋田 誤審って出てくるようになった。さすがグーグル先生。早いな。ツイッターも#嶋田哲也が流行ってる。クソ審判オブザイヤーなんて言われてるよ。
小澤征爾とサイトウ・キネン・オーケストラが2016年に録音したベト7のUHQCDを衝動買い。なかなか味のある演奏で,なんだか同じメンバーで何十年もやってきたバンドマンが定番曲をやるときのような,互いの意思疎通がしっかり取れた安心できる演奏。リズムの組み立て方とアンサンブルのお手本のような第二楽章と,はっちゃけた中で円熟味があるリズム感の第四楽章が凄いわ。この演奏をライブで聞けた人,ホントに幸せだったと思う。それにしてもUHQCDっていい音するね。我が家のCDプレーヤーはMacにUSBでつながったパイオニアのBDR-209なのでディスクの質による違いはそんなに出ない筈なのだが,他のUHQCDも聞いてみたくなった。
7月の灼熱地獄に耐えられず8月は見送った上野動物園詣へ。ヒトツキ半行かなかっただけなのだが,色々と変化が。何と2回目以降のパンダ(香香)待機列に仮設の屋根がついた。暑さとゲリラ豪雨対策なんだろか。香香は1回目はスルーで見れて,2回目以降は並ぶシステムなのだが,朝一か,香香が昼寝していない限り30分以上は待つ。昨年末の一時閉園まで許されていた2回目以降の写真撮影が不許可になっているのに,西園親パンダが非公開になったお陰でかなりの列だ。久々に歩きまくったのでヘトヘトになって帰宅。おやすみなさい。
昨日から仔パンダの新グッズ販売。名前が決まったら作り直しなので,ある意味レア?
ゾウの親子が外に出ていた。
動物園のあとはお決まりのコレ。御馳走様。
デジットの蔵出しの中に昔懐かしい窓付UVEPROMの27C1001-15があったので購入してみた。12個入りで¥1200と激安。これまた懐かしいSGS-THOMSONマークがついている。ということは20年以上前,平成ヒトケタ代のシロモノか。といっても今時ROMイレーサーなんてほとんど売ってないし,秋月のジャンクだった実家にあったイレーサーも実家と一緒に処分してしまった。昔仕事で使っていた高速消去タイプ(中にストロボのような発光体が入っていて,数秒で消えるスグレモノ)も既に滅却済み。
そこで実験してみたかったのが,コロナ禍で出てきた紫外線照射式のスマホ消毒器だ。強力な紫外線LEDがついていて,スマホを消毒器の中に入れてボタンを押しておくと,自動的に消毒してくれるもの。我が家にもコストコで買ってきた奴がスマホ充電台の前に鎮座している。書き込んだUVEPROMをコイツの中に入れるとどこまで消去できるかの実験。それをやってみたくて購入した次第。00を書いておいて,何分で全部FFになるか実験すれば良いのだが,それでは面白くないので,どんなデータを書き込もうか悩み中。うーん,その後はファミコンのデータを(以下自粛)
大井競馬ティンクルレース35周年を記念して,今週の大井開催はレース名が年表になってる。月曜日の1986 トゥインクルレース誕生賞に始まって,気になっただけでも 1989 ファンファーレ生演奏開始賞,1991 マークカード地方初導入賞,1993 南関競馬相互場外発売開始賞,1995 MXテレビレース中継開始賞,1996 SPAT4誕生賞,1996 日本初「馬単」発売開始賞,そして去年のテーマだった 2020 世界がいつかまた、騒がしくありますように。賞も。そう,世界がいつかまた,騒がしくありますように。ホントにねぇ。しかし2010年代後半になってスマホの普及で地方競馬の救世主となったSPAT4は90年代に誕生してたのね。
昨日の続き。出力の680Ω負荷はやめて330Ω+330Ωにした。出力は中点から。それに伴ってゲインも元の1.5倍に。2倍にしようかと思ったが,この位が一番それっぽく聞こえるように感じた。マイクのプラグインパワーは2.2KΩとしたが,2.83V 0.48mA流れてる。スペックは最大0.5mAと書いてあったので,これだけ流せばスペック通りの性能が出るはず。聞いてみると相変わらずホワイトノイズが多いが,音は良くなっている気が。単に感度が上がっただけかもしれんが。
昨日の続き。マイクプリアンプをブレッドボード上に組み立ててみた。10倍だと大きな音でもクリップしないが,カメラ側で多少ゲインを上げる必要有。50倍だと部屋で聞く小音量の音楽でカメラの入力リミッターがギリギリ利くくらい。入力リミッターを信用するなら,20〜30倍くらいが妥当な値かもしれない。カメラ側のプラグインパワーから余計なノイズを拾わないように,出力には680Ωを並列に繋いでおく。6.7Kの2.33Vなので,0Ωでも0.35mA,680Ωなら0.32mAだ。大した量ではないので壊れることはないと思う。そう思うと,680Ωはやめて,もう少しゲインを上げて出力は330Ω+330Ωにして,中点を出力にするのもアリか。明日試してみるかな。この重負荷でもブレッドボードでの実験に使ったNJU7043Dではリチウムポリマー電池3.7V電源で,負荷が680Ωでも十分な音が出た。ただ,コイツはDIP品なので大き過ぎて却下。なにしろ基板サイズが47.5mm×39.5mmだ。そのうち1/3くらいが電池で,1/3くらいがコネクタとスイッチ。残り1/3くらいの所に回路を実装する必要がある。実際に使おうと考えているのはMSOPサイズのLME49726だ。MSOPは手ハンダの自信が無く今まで避けていたが,先月電源ICのLT3042を手ハンダでなんとかできたので採用。このオペアンプ,スペック上は600Ω負荷もOKで,シミュレータのTINAでも問題なさそうな結果が出たが,実際に音を聞いてみないことには何とも。先週土曜日に秋月に発注。ところが夏休み以降,通販の発送が1週間遅れのままだ。あそこは繁忙期でなければ木曜発注,金曜発送,土曜到着なんだけどなぁ。まぁ,上手くいくのは水曜以降金曜の昼まで発注した件で,通販センタは日曜定休なので,土日に発注すると火曜か水曜に発送になるのだけど。えっ,店に買いにいった方が早いって?
土曜日のマイクプリアンプのつづき。小型ケースに実装可能か気になったので回路と基板を先に設計してしまったが,どの位の定数がよいか検討しなければならない。ターゲットのビデオカメラはソニーのハンディカムCX675。我が家にはもう一台CX550Vもあって,屋内ではそっちの方が写りが良いのだが,CX550Vは音声レベル調整がオートと低しかない致命的な問題があり,マイクプリアンプが使えないので却下。CX675をターゲットに設計することにする。まずはCX675のマイク入力のインピーダンスはどの位か。1KHzのACを流してソースと直列に繋いだ10KΩ両端の電圧を測定し計算たら約6.7KΩだった。プラグインパワーの内部抵抗もほぼ同値。エレクトレットコンデンサーマイクを吊るすには良いが,アンプから入力する場合はアンプ出力にバッファが欲しい。ちなみにプラグインパワーの開回路電圧は2.33Vくらいだった。ということは,普通のケミコンをアンプ出力のカップリングに使うなら,出力側をプラスにすれば良さそうだ。このビデオカメラ専用になってしまうが。
ターゲットのマイクはアツデンの小型ステレオガンマイクSMX-10として計算。SMX-10は内蔵電池で消費電流がカタログ値で最大0.5mAなので,CX675のプラグインパワーだと電圧降下が大きくて不利かもしれない。そこで実際にSMX-10をCX675に接続して電圧を実測すると,マイクの出力端で 0.78V まで下がってる。内部抵抗から計算すると消費電流 0.23mA。カタログスペックだと最大0.5mAだというので半分以下だ。ちょっとこのマイクはCX675には荷が重く,1.5V電池動作の方が音が良いのではと思う。
次に,どこまで入力レベルを上げたらクリップするか。CX675の録音レベル調整をマニュアルにして,左から一マスだけ右のレベルにする。一番左は全くレベルメータが振れなくなるのでミュートっぽいがよくわからない。そこにAC 1KHzを入力し,入力電圧を徐々に上げていくと,実効値で約100mVくらいから5段階レベル表示のレベル4になる。この辺が実用範囲か。SMX-10の実用最大レベルを1Paの音圧を加えて10mV(-40dB)と見積もると,ゲインは10倍が妥当か。これでクリップする音量ならば,そもそもビデオ用のマイクプリは不要だ。しかしライブハウスや近接ならその位の出力だとしても,ホールの後列からガンマイクで狙ってそんなに大きな出力が出る訳ないので,50倍くらいでも使えるかもしれない。ただ,ボリュームを内蔵するのはDCが流れていることを考えると少し面倒。となると20〜30倍固定位が妥当か。音源からの距離が倍になれば音圧は1/2だ。これもマイクのプラグインパワー入力電圧を変えたり音源の音量変えたりしてオシロで実測すれば面白そうだが,AC 1KHz入力という訳にはいかず,少し離れた場所でスピーカーを大きく鳴らさないとならない。我々のようなアマチュアに無響室などある訳もなく音楽を流しているのと違ってテスト用の正弦波やピンクノイズは近所迷惑。だからと言ってカラオケ屋や練習スタジオにオシロとオシレータ持ち込むのもなぁ。
ここまで検討したところで,CX675も5年近く経過しているので,最近の製品はどうなのだろうとソニーのサイトを覗いてみる。するとCX675のマイナーチェンジ版である2017年モデルのCX680以降,HDサイズのハンディカムは後継機無し。旭化成の工場が火事になった影響で,そのCX680も販売中止のまま市場在庫無し。うーん,デジカメで狙うよりはずっと機動性が良いのに,人気無いんだね。そりゃ,CCDケチって画質がスマホ並になってしまったのならスマホで撮影すれば良いわけで,こんな機械をわざわざ買うなら4Kサイズ。という気持ちは判らなくもないが,画質はレンズ依存で,安い4KでHD撮影するならこのクラスのHDハンディカムの方が綺麗なんだよなぁ。
ぺるけ式に中身を入れ替えたフォノアンプLITTELE BEAR T8改の裏面パネルが行方不明になってしまい,テストも兼ねて,アクリル製のパネルを作ってもらった。立石のはざいやさんに穴あけ加工を依頼。素材費は二束三文だが穴が多いので加工費込で1枚千円くらい。肉厚パネルとして普通に使えるかなと考えた次第。Webサイトにある簡易なCADで穴あけ位置と大きさを指定すれば,その場で機械的に費用見積ができて,しかも数日で届くという素晴らしいシステムだ。ただ,割れてしまうので穴やカットが3mm以上接近してはダメなルールがあり,ケースへの取付穴が該当してしまう。そこだけ自分で開けることにして発注したものが先週届いたので現物で位置合わせをしてみると,見事にピタリとハマる。おまけに加工が丁寧で凄く綺麗だ。
ただ,ルールにぶつかって取付穴が開いていないので,これを開けないとケースにネジ留めできない。まずはピンバイスで位置決めして,ドレメルFinoに2mmのドリル刃をつけて2mmの穴あけ。これを電動ドリルで3.5mmに広げようと思ったら大失敗。見事に割れてしまった。テストを兼ねているのでそんなこともあろうかと同じモノを2枚発注。今度は割れないようにピンバイス位置決めの後,1.2mm,1.7mm,2mm,2.5mm,3.0mm,3.2mm,3.5mmと7段階で広げてみた。これを4つ開けたあとに,裏に二トムズの銅箔テープを貼ってシールド。ここまでやれば硬さ以外に金属製と遜色ない。裏面に貼った銅箔テープはデジットのRCAコネクタの所で基板に導通する仕掛け。導通させるかさせないかはプリントパターンで決められるようになっている。苦労の甲斐があるのか無いのかわからんが,出来上がってみると,なかなか格好良い。これなら極小ロットであれば市販の製品にも使えそうだ。アクリル特有のキラキラが嫌ならスプレーで塗ってしまえば良いし,ちょっと高くつくが文字はUV印刷やレーザー彫刻もできる。UV印刷ならアルミや真鍮パネルのふりも可能。まぁ,とは言ってもこのアンプ,ハム(といっても僅かなのだが)対策で3cm延ばした中華ケースを中国に発注中なので,それが届いたら中身はそっちに入れて,このT8は元の基板に戻すか,余った部品でもう1組基板を作成予定。新ケースの裏と表のパネルもココに発注すれば,格好良い品物ができるかもしれない。
懐かしいアース端子はサトー電気に置いてあったマル信の奴。コイツはバナナも差込可能。
上野にパンダを見に行く予定が,風邪をひきそうな雨が続いているので,来週に延期。
突然暇になったので,先月末に色々考えていたマイクプリアンプを本格始動させてみた。ビデオカメラの入力は元々プラグインパワーの抵抗が入っているお陰で入力インピーダンスがギターアンプなんかに比べると低いので,最初考えていたトランジスタ増幅だと,普通にエミッタ接地ではゲインが取れない(まぁ,取る必要性も無いのだが)。LTSpiceいじりながら色々検討してみたが,部品点数が増えてしまったので,結局はRail to Railのオペアンプを使うことに。ただ,それでは何年か前に作った奴と実質何も変わらんので,今回はブレッドボードで試作して,実際に作るかどうか一度悩んでみることにした。
前に使ったステレオガンマイクSMX-10のホワイトノイズはマイクの内蔵回路の問題と想定できるが,マイク内蔵電池を使わず,プラグインパワーで電圧を上げて使った方が感度が上がるというレビューを発見。そりゃ,入力がそのままFETのドレインに繋がっていればそうなる訳だけどさぁ。その分,ホワイトノイズも増えるのだが,このプラグインパワーの電源を汚いビデオカメラの電源を使わずにマイクプリアンプの電池から供給することとし,しかも少し高めの電圧になるようにしたら,多少はマシになるのではないか。と思った次第。構想は,オペアンプにLME49726使用で,電源をリチウムポリマーの3.7Vにして,タカチの5センチ角くらいのアルミケースに電池と充電回路も含めて全部入れてしまおうという目論見。充電コントローラーはMicrochipのMCP73831で。これを元に基板パターンを設計した感じでは背の低い抵抗を一部裏面実装すれば収まりそう。相手の入力インピーダンスが低いことを考慮すると出力カップリングコンデンサにあまり低容量のモノは使えず,しかもプラグインパワーの電圧がどの位かかってくるか相手次第なので無極性コンデンサが必要。ニチコンのMUSEの無極性では高さ制限アウト。寝かせると面積アウト。ルビコンのPMLCAPは占有面積デカ過ぎ。秋月に置いてある22uFは何と5750サイズだ(基板上でだいたい7mm角くらいの場所を取る)。そこで嫌われ者のセラコン登場。セラコンでも3225サイズのX7R特性なら,カップリングに使う位ならまだマシなのではと考えた次第。もっとも,相手次第だとは思うが。さて,この基板,設計を終えたのは良いが,日の目を見ることはあるのだろうか。
先週旭川土産に貰った十勝銘菓あんバタサンでお茶してみた。最近流行りらしい。昔からある六花亭のバターサンドのパクリのような風態だが,バターに加えたのがホワイトチョコとレーズンではなく小豆餡というのが北海道らしいというか。
駿河台下の三省堂書店が来年3月に閉店するらしい。ビル老朽化で建て替えるのだとか。そうは言っても1981年築。周囲のビルと比較してもまだまだ現役だが,すずらん通り側の隣の第2アネックスと,靖国通り側の隣の第3アネックス(昔なか卯が入っていて,最近まで紳士服のはるやまが入っていた建物)も一緒に再開発するのだとか。あそこは何故か月刊誌が日販やトーハン経由と比べて1日早く買えたりしたので,あの辺を毎週のようにウロウロしていた学生時代は凄く重宝していた。書店よりもビルオーナーをやってる方が儲かるのかねぇ。
神宮球場のヤクルト戦で10/5から4日間,神宮からあげ祭を開催するらしい。一昨年好評だったイベントだが,今年はお相手のビールを出せるのだろうか。うーん。