飴屋的日記
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3/31 (旧2/29)(木)

観光で香港に行けなくなってしまって久しいが,米線チェーンの譚仔三哥米線が新宿に本日開店。広東語読みでタムジャイサムゴー マイシンだと思ったら,タムジャイサムゴー ミーシェンと書いてある。ちょっと待て。香港チェーンなのに米線だけ何故か北京読み? 気に入らないが仕方がないのか。米線は米粉で作った麺で,ビーフンやフォーと同じようなモノだ。米線は五島うどんのような断面なのが特徴。素麺を太くしたような感じだ。この麺は国内で売ってないこともないが,スープの再現がなかなか難しい。激辛雲南米線ならスープ付きインスタント袋麺もあるが具を揃えるのも面倒なので店に食べに行くのが正解。譚仔三哥米線だけでなく譚仔雲南米線も日本に来て欲しいな(元々は一つの店で,三哥の方はその名の通り三男が独立しただけだそうだが)。

甲子園のセンバツ。今年は1回戦で危なっかしい試合をしていた近江高校が決勝まで勝ち上がるという快挙。相手は明治神宮大会の優勝校なので,明治神宮大会の優勝校は過去20年センバツでは優勝できないというジンクスを信じて近江を応援してみた。しかし1人1週間500球以内という理不尽な制限のお陰もあって敗退。プロ球団のユースならアリだが所詮高校生の部活動だ。他に全国大会級のピッチャーがいないチームにそこまで制限する必要があるのかないのか。後味悪いわ。


3/30 (旧2/28)(水)

パンダ親子観覧。シャイな母親は屋内にいたが,元気な双子は木登り中。そういや,そろそろ嫁に行くかもしれない別居中の姉も木登り大好きなんだっけ。親子パンダ観覧はコロナ対策の為抽選。観覧列の先頭と令和パンダ舎の手前で2回,QRコードのチェックがある。そこで身分証明書提出要なのだが,写真入りの年パス見せたらそのまま通れた。上野動物園は桜が満開。今の季節はお勧めかもしれん。上野公園とは違ってこちらはベンチもあるし,上野公園では禁止されている飯も食える。さすがに飲酒は怒られそうだが。


ここでVOWネタを発見してしまうとは。


木登り上手。


暁暁は見分けがつくように背中に緑のラインが入ってる。


動かず立っているだけじゃ眠くなるのかもしれん。


3/29 (旧2/27)(火)

今日の大井の5レース,ワクワクタイムという馬がいた。人気もなかなか高い。なんだかワクワクさせてくれそうなので購入。ずっと先行していたが最後に追い込まれて着順2着。うーん,複勝にしておけばよかったか。


3/28 (旧2/26)(月)

久々にユニバーサル基板をジュンフロン線で配線。以前はカッターナイフの刃先でグルッと転がして剥いていて,これだとミリ単位の調整が簡単なのでジュンフロン線に関してはワイヤストリッパー邪道教に入っていた。ところが,ジャンパ程度なら良いがこれでユニバーサル基板を配線しようとすると,さすがに老眼状態ではなかなか作業がキツい。仕方がないので改宗してワイヤストリッパーP-963に手を染めてみる。これ,さすがよく切れるわ。悔い改めんと。


3/27 (旧2/25)(日)

一昨日,プロ野球開幕を祝ってブルーインパルスが展示飛行。そこに朝日新聞のヘリがウロウロと邪魔する事態が。お陰で安全を優先して演目を変更し,大トリがナシになってしまったらしい。イベントや災害現場の報道ヘリにスティンガーを打ち込んでも良いという法律を公約にする政党があったら絶対に応援する。そういうのは警察と消防と救急だけにしてほしい。

昨年末に京都で買ってきたオジカソースが美味かったので通販で発注してみた。頼んだのは3本だけだったのになんだか大きな段ボールで来たので,梱包材だらけなのかなと恐る恐る開けてみると,なんと出荷に使う段ボールで到着。中が4行3列に間仕切りしてあって,12本入るようになっていた。コイツを贅沢に使って,2辺と対面の中央に1本づつ。そりゃ,大きな箱になるわな。でもこの箱で来るってのは,それはそれでなかなか嬉しい。


3/26 (旧2/24)(土)

今週再開した上野動物園に行く予定で予約も取っていたのだが雨嵐になりそうなので久々にボカロ三昧の日。ピアノの打ち込みをひたすら。コロナ禍になってから仕事用のパソコンを置いたお陰で場所が狭くなってしまったので小型軽量でGM準拠の音も出るAKAIのmini playをメインに使っている。コイツにサスペンドペダルをつけていなかったのでつけてみることにした。どうせ打ち込みなので,足踏み式の本物ペダルではなく,只の手元スイッチ。部品箱にあった秋月のマイクロスイッチにフォンプラグをつけただけの代物だが,これで十分。サスペンドペダルには踏んでOFFになるヤマハ/ローランドタイプと,踏んでONになるコルグ/カシオタイプがあり,その両方を自動認識する賢いキーボードもあるのだが,AKAIはどちらなのかよく解らんかったので当てずっぽうでヤマハタイプとして配線してみたら大ハズレ。コルグタイプがアタリだったので配線変更。まぁ,マイクロスイッチで良かった。これが普通の2端子押しボタンスイッチだったら買い替えるか,極性を入れ替える回路を追加しないとならん(当然電源も必要なので面倒臭い)。


3/25 (旧2/23)(金)

mouserで水曜夜に注文したモノがもう成田に届いた。mouserはテキサスのダラス・フォートワース地区に倉庫がある。フォートワース・アライアンス空港(AFW)からメンフィスのハブを経由し,フェデックスFX15便に載って今朝成田へ。いつものUPSだとダラス・フォートワース(DFW)空港からアンカレッジ経由で成田。アンカレッジから成田は運次第。やっぱり日本まではFedExが早いわ。

海外配送といえば,今朝,ハンガリーの業者から郵便で真空管が届いた。ハンガリーTungsram製の7AN7(PCC84)。何故か東ドイツRFT社の箱に入っていたのだがご愛嬌。例によって数百円。買っているモノはレトロだが,ハンガリー語なんてサッパリ解らない極東の島国の個人がサッと注文できてしまうのって,なんだか凄いことのように思える。コイツでアンプ作ったら,ハンガリー出身のリストやバルトークの曲がいい感じに聞こえるようになるかもしれん。


3/24 (旧2/22)(木)

最近地震が多いので,今月完成したばかりの真空管アンプを元々予定していた位置へ移動。トランジスタ式のミニワッターなら転がっても傷つくだけで壊れることはないが,コイツは真空管が剥き出しの昭和スタイルなので転がってしまうと危ないし,重量も結構ある。ついでにコイツ用に準備したマークオーディオのスピーカーも移動。能率イマイチでPCL86のシングルアンプでは音量は出ないが,普段使いなら十分だ。


3/23 (旧2/21)(水)

上野動物園は今日から復活。ただし,おいらが大好きな小獣館と両生類爬虫類館は公開中止を継続。換気の為に窓や扉を開けっぱなしにすると中にいる動物には寒いという配慮なのだが,そろそろ春なんだよな。

先週までずっと基板設計をしていた真空管アンプの基板をFusionPCBに発注。また一ヶ月以上かかるかもしれないが,まぁ様子見ってことで。スイッチやボリュームやヘッドフォンプラグをつけた基板もついでに発注。こいつら,後から配線すると結構面倒臭いので基板にしておくと穴あけ以外は楽だ。サービスサイズは幅10cmの制限があるので,そこにトグルスイッチ3つとステレオのRCAジャックとボリュームと標準ヘッドフォンプラグとACアダプタジャックとパイロットLEDを配置。かなりギュウギュウ詰め状態。まぁでも,タカチの内寸10cm幅ケースに収まるのであれば,それはそれで便利かもしれない。ここまで細かいと穴あけが面倒なのだが,相手がタカチのパネルケースであればフォノイコライザーを作成したときのようにアクリル加工を依頼すれば良い。自力で開ける場合はMacで製図した図面を両面テープでケースに貼って,ピンバイスで位置決め穴を開けてから電動ドリルで開ける方法を取っている。この方法で大分楽になった。ピンバイスが鍵で,ミリ単位できちんと合う。ピンバイスを使わずセンターポンチを使うとドリル刃先がズレてしまい細かいところが上手くいかない。まぁ,もう少し廉価なケース穴あけサービスがあれば,発注してしまうかもしれない。中国に何社かあるそうなので,そのうち試してみようと思う。


3/22 (旧2/20)(火)

朝から晩まで停電警告祭。職場の暖房が止まってコートやガウンを着て仕事状態だとか。まぁ,クソ寒いコンピュータ室にいると思えばなんてことはないのだが,あそこは丸一日いると体調崩すんだよなぁ。


3/21 (旧2/19)(月)

指揮棒の日。組曲の初見大会もあと1曲残すところまでなんとか到達。

iOS待望の15.4がようやくリリース。iPhone12以降だけ対応。カメラ性能の問題らしい。やっとマスクしたまま顔認証できるようになった。これもコロナのお陰というか何というか。日本の花粉症の需要があったのだが,Appleは無理だと言い切っていたんだよな。まぁ確かに普通にFace IDを使うときより反応イマイチな感じだが,パスコードを一々入れるよりは全然マシ。


3/20 (旧2/18)(日)

次なる真空管アンプの基板設計完了。あとは発注なのだが,クーポンがあるFusionPCBはコロナ閉鎖の影響で今日まで休業らしい。日本はこれから規制緩和に向かうところなのに,深圳はなんだか大変なようだ。香港も今月に入ってから大激増。旅行に行ける日はまだ遠そう。


3/19 (旧2/17)(土)

ロシア軍のレーション(MRE)の話がニュースになっていた。いわゆる兵糧だ。帳簿上倉庫にある筈の在庫がいつの間にかカラッポになっていたという笑い話。そりゃ,普通に賞味期限内のモノが何故か日本のアマゾンでも買えたのだから,どこかでゴニョゴニョした奴がいる訳で,倉庫にある訳ないというのがなんともロシアっぽい。ロシア軍のはなかなか美味しいとの評判だ。そりゃ,Meals Rejected by the Enemy (敵も拒否する飯)とか,Materials Resembling Edibles (食物に似た(得体のしれない)何か)とネタにされてしまっている米軍と比べちゃどの飯でも美味くなるだろうが,超高カロリー(あたり前だ)なのを気にしなければミリタリー嗜好者のオモチャやコレクションだけではなく,災害時用保存食として普通に使えるらしい。うーん,何か対策を打つとすれば米軍のような鬱味にしてミリオタ以外の需要を無くすというのも手なのだろうが,鬱味でリセール市場を閉ざしてしまうと期限切れの際に食べ物を粗末にしているようでこれも鬱だ。


3/18 (旧2/16)(金)

上野動物園が連休明けの3/23から再開園するらしい。予約開始は最初だけいつもの土曜日ではなく日曜なのだとか。パンダ親子抽選も再開。まぁ,コイツは宝くじ並の倍率になってしまったので,平日も含めて全部申し込んで当たれば超ラッキーくらいなのかもしれん。


3/17 (旧2/15)(木)

昨日写真に上げた電源4種を試してみた。オシロ撮影しようと思ったがカメラとして使っているiPhoneの電池が切れたのでまた今度。まぁ,普段使っているのはデジタルオシロなのでスクリーンショットすれば良いのだが。で,4種中2種は電球負荷だと使い物にならなかった。抵抗負荷だとわからんが,さすがに200Vで10Wくらいの負荷(つまり,4KΩ)になる抵抗など持っていない。1/4Wの1KΩなら大量にあるので,それを40個直並列にすれば4KΩの10W負荷だが,余裕値を考えると60個か80個くらい直並列にしないとならず,いくら秋月の1円抵抗でも基板代が高くつきそうだ。諦めて買ってくるか。


セリアの100円スノコに電球ソケット(一応300V用)と端子板を並べてみた。

昨日の写真の左上の奴:
出力安定化していないのか,入力電圧に出力電圧が比例する。200Vタップに接続し,無負荷で200Vになる入力電圧は14Vくらい。電球負荷にしたら暗くて電圧上がらず,しばらくしたら何も出力しなくなってしまった。安全回路が働いたか壊れたか元から不良品か。こいつは論外。

同,右上:
これは期待以上にそこそこ動いた。24V入力だとコイルの巻きが雑なのか鳴きが煩い。さすが2ドル強の安物だ。複数個購入したので個体差を調べてみるか。

12V入力,200V(±100V)出力。ワット値はおおよその値
  0.34A/2.3W (220V5W電球直列)
  0.53A/4.5W (220V5W電球1個)
  0.95A/9W (220V5W電球2個)
  1.45A/14W (220V5W電球3個)
24V入力,200V(±100V)出力
  0.30A/4.5W
  0.53A/9W
  0.79/14W

同,左下:
最初,446V出てびっくり。負荷をかけても変わらなかったので,電圧調整。コイツは24V入力でもコイツはコイル鳴きが無い。半波整流だが多分絶縁仕様だし,使い易いかもしれない。あとは出力波形次第かな。

12V入力,200V出力。ワット値はおおよその値
  0.36A/2.3W
  0.56A/4.5W
  0.99A/9W
  1.5A/14W
24V入力,200V出力
  0.31A/4.5W
  0.53A/9W
  0.78A/14W

同,右下:
電球負荷だと全く電圧が上がらず。こいつを調べるにはやはり負荷用の抵抗を調達しないとならんかもしれん。


3/16 (旧2/14)(水)

1月にアリエクで中国に発注した電源基板2種がようやく届いた。2月末に追加で中国に発注した別の電源基板の方が早く届いてしまったのだが,まぁご愛嬌。皆,12V程度の電圧を200〜300Vくらいまで昇圧する昇圧モジュール基板だ。勿論,真空管アンプの電源用。トランスの方が音は良いのかもしれんが,重いし高いし嵩張るしで,3極5極管や双3極管を出力管に使った小出力アンプでは,正直,ACアダプタ駆動にして必要に応じて昇圧モジュールを使う方法の方が(音質は別にすると)ローコストだ。残りは高くて重くて嵩張る出力トランスだが,これも有線放送用のスピーカートランスや,果ては電源トランスを流用する技がある。普通にDigi-KeyやMouserで入手できる電源用のトロイダルトランスがプッシュプル用の安価な出力トランスとして使えそうで,更にRSコンポーネンツの小型モールドタイプのトロイダルが使えれば最高なのだが,これはこれで後で試してみるにして,まずは電源のローコスト化だ。

1つはアマゾンでも中華業者が扱っている奴で,価格は2米ドル強。超安い。PWMコントローラはUC3843S。これと,TI印のついたLM393が積まれている。MOSFETがRU7088R オン抵抗6.5mΩという,スペック通りなら中々のスグレモノ。トランスの先で半波整流しているが,正負出力用にセンタータップ付きトランスになっているので,負出力側のダイオードを反対向きにしてコンデンサの極性を入替改造すれば全波整流になると思うのだがどうだろうか。1次側と2次側は非絶縁なので,このまま負出力を使うと,他の回路側を絶縁しないとならん。

もう1つはPWMコントローラにSG3525Aを使用。価格は5米ドル弱。MOSFETはP75NF75で,オン抵抗11mΩ。出力可変はなくて,トランスのタップ切替で電圧変更できるようになっている。これが只のショートピンなので,使用する電圧が決まったら半田ジャンパした方が良いかもしれない。切替可能なのは110V,200V,220V,280V。これに合わせてロードラインを引けば良い。こいつは絶縁仕様なのが嬉しいが,絶縁トランスの先,交流出力とブリッジダイオードがついているだけのワイルドな仕様。まぁ矩形波なのでブリッジダイオードだけというのは割り切った設計だ。オーディオ用ならコンデンサが必要だと思うが,コンデンサ次第で波形がどの位変わるのかオシロで覗いてみたい。ダメだったらMOS-FETか何かでリップルフィルタを組む必要があるかもしれん。


写真左上 交流出力付きだが38KHzの交流なんて何に使うのだが。絶縁式。5米ドル弱
右上 アマゾンでもよく見る奴。2米ドル強で買える。非絶縁式。
左下 アルミフレーム付きの高級仕様。絶縁式(基板裏が見えないので配線未確認)。$10米ドルくらい
右下 ヒーター電源用のチョッパ式レギュレータ内蔵。非絶縁式。14米ドル弱

東京駅八重洲口に巨大なバスセンターが9月にオープンするというニュースがあった。東京駅八重洲口向かい。ヤンマーのビルがあったところの再開発で,地下に都内最大のバスセンターを予定しているのだとか。その計画図を見て気がついたのだが,隣接したブロックも巻き込んでの再開発になってる。旧山一証券のビルが無くなるのはどうでも良いが,八重洲ブックセンター本店が無くなってしまうのは悲しい。昔の変な本ばかりだった頃と違って,今は半ばトーハンの小売部門のようになってしまっているが,色々と思い出深い本屋なだけに,残念。


3/15 (旧2/13)(火)

ロシア製品の不買運動というが,そもそも日本で水産加工物や素材以外のロシア製品がどの位あるのだろうか。パッと思いつくのはオッサン顔のロゴをつけたELECTRO-HARMONIX製品か。製品の一部はロシアのSOVTEK製(創業者が同じ人)だが一応アメリカ企業なので今回の騒動では色々と困っているかもしれん。そこでオッサン顔のELECTRO-HARMONIX箱入りの新品の真空管と,少し古めのSOVTEKの箱に入った中古の真空管を購入。中身はたぶん表記以外同じと予想(多少の選別はしているのかもしれんが)。


左 ELECTRO-HARMONIX,右 SOVTEK。プレートやグリッドの構造が同一。これは同じ物のリブランド?

ELECTRO-HARMONIXと言えば真空管ではなくやはりギターのエフェクター屋だ。平成の初め頃,YMOのシュワシュワを手持ちのシンセでやりたくて,伝説のOTA,CA3080を使ったELECTRO-HARMONIXのフェイザー Small Stoneを回路をそっくりそのままパクって作ったことがある。もちろん,本物を買う金が無かったからだが,部品代もこのOTAが結構な価格だったのでそんなに安くはならなかった覚えが。これをシンセにつけるとシュワシュワ鳴って楽しい。CA3080は差動電圧入力で電流出力という変なオペアンプで,バイアス電流で利得を制御できる特徴がある。このバイアス電流をユラユラと揺らすことで位相をユラユラと揺らした出力波形と元の波形を合成し,シュワシュワ音を出す仕掛け。CA3080は当時でも入手困難だったが,トラ技の広告でotec(ダイデン商事)で扱っていることを知って買いに行った。今となってはCA3080など真空管以上のヴィンテージ価値。Small Stoneは現行品もあるが全く別物の回路なんだろうな。


3/14 (旧2/12)(月)

気がつけば確定申告の期限が明日になっていた。システム障害が発生していて絶賛遅延中の噂があったe-Taxで確定申告をしてみる。いきなりSafari 15.3で環境エラーが発生。無理矢理進めるようにはなっているが,なんだか後味悪いし,諦める人もいるのではないか。何年か前からSafariが使えるようになっているし,常用のMacのSafariが最新版になってないのかと調べてみたが15.3が最新だ。何と,e-TaxはSafari 15.1までしかテストしていないのでSafari 15.3は保証できないというつまらん理由らしい。そいや,前にもあったな,そんなことが。ただ,それを除けば入力は順調。最後に申告書を送信してメッセージボックスに受付完了メッセージが入ってくるまで10分くらいかかったが,受付は終わっているので問題無し。


3/13 (旧2/11)(日)

オープン戦が始まってから2週間経過したが,ヤクルトのファンクラブの段ボール箱がようやく届いた。今年は何とつば九郎印の段ボール。うーん,こんな箱に入れられたら捨てられないじゃないの。早期入会特典で球場で使えるステンレス製の携帯用フォークとスプーンのセットが入ってる。なかなかエコなプレゼントだ。プラスチックスプーンの規制が始まったら,どこかで役に立つかもしれないのでカバンの中に入れておこうかな。


3/12 (旧2/10)(土)

久々の遠出で東関道へ。四街道を過ぎたところから制限速度が110キロになっていた。そうは言っても我が家のネオクラ車に110キロ巡航は可哀想なので,一番左を流れに乗る位で走ったのだが。調べてみると昨年12月からだそうだ。まぁ,今まで何十年も100キロのままだった必然性なんて無いのだから,ようやく重い腰を上げたというかなんというか。

帰り道にガソリン入れようとしたら何とハイオク品切れ。ついでに軽油も品切れ。丁度ローリーから地下タンクに給油していたところで,給油が終わるまで15分程待って欲しいという話。こりゃ初体験。待っている間にも外国車が何台か来ていたのだけど,メルセデスが1台は諦めずに給油していた。あれはレギュラー入れたんだなぁ。


3/11 (旧2/9)(金)

昼過ぎに防災無線で黙祷の放送が。そういや,あの地震の日も金曜日だった。電鉄会社のご厚意もあり,どうにかこうにか家に辿り着いたのは翌日未明だった。余震が収まらぬ中,次の日が出勤日ではないことに安堵したのを覚えている。結局,状況は改善しないし余震も収まらない。翌週も対応が決まらなかったり輪番停電だったりで水曜まで休日になったのだが。そいや,あのときフランス政府がチャーターして大量の救援物資を成田に運んできてくれた世界最大の飛行機アントノフ225は先月末ロシアに格納庫ごと破壊されてしまったのだっけ。ウクライナ語でムリーヤ(夢/希望)と名付けらたこの飛行機をウクライナ政府は威信をかけて復活させると言っているのだけど,果たしてエンジニアと資材がどこまで残っているのか。

一昨日,コマーシャルインボイスの記載ミスで通関できなかったFedExで送られてきたDigi-Keyの荷物がようやく届く。トレース情報はこんな感じ。

2022年3月7日月曜日		
14:27 	GRAND FORKS, ND		集荷済み
23:55 	MEMPHIS, TN	フェデックスハブに到着
2022年3月8日火曜日		
4:42 	MEMPHIS, TN	フェデックスハブを出発
2022年3月9日水曜日		
5:09 	CHIBA-SHI HANAMIGAWA-KU JP	通関手続きによる遅延 - 輸入
8:53 	NARITA-SHI JP	仕向地の仕分け施設
9:44 	NARITA-SHI JP	輸送中/処理中 通関中 
11:30 	NARITA-SHI JP	通関手続きによる遅延 - 輸入 コマーシャルインボイスの記載内容が不十分です。 
2022年3月10日木曜日		
12:48 	NARITA-SHI JP	国際輸送許可 - 輸入
15:33 	NARITA-SHI JP	輸送中/処理中 最終的な配達を行なう認可済み業者に委託 
出荷は月曜日にミネソタのTHIEF RIVER FALLSから。この小さな町にDigi-Keyの拠点がある。同日の14:27にノースダコタのGRAND FORKSでFedExが集荷して,夜にメンフィスのハブへ,翌火曜日未明にメンフィスのハブを出発し,水曜朝に成田に着いているというのは結構速い。調べてみると毎日直行の成田行き777があるらしく,それに上手く乗れれば飛行時間13時間で成田だ。しかしメンフィスから成田まで貨物便で直行ってなかなか凄い低燃費機だ。コイツもそれに乗ることができたので,そのまま通関できれば木曜には届いた訳。時差を考えると実質3日半くらい? UPSはアンカレジで載せ替えなので,やはり職場の人の話の通りFedExは速かった。
3/10 (旧2/8)(木)

真空管アンプつづき。他社の球も試したいので,ヒーター回路の入力抵抗を定電圧回路にし,既存の定電流回路と合わせて定電圧定電流回路を仕込むことにする。 一定電圧までは定電流回路。一定電圧を超えると定電圧回路として動作する。基板に入力抵抗のパターンを用意(不要の場合は半田ジャンパ)してあるので,そこに平滑コンデンサとレギュレータICを載せた平ラグを追加する。そうは言っても定格通り流れると電源電圧に余裕が無いので,一昨日の指揮棒ついでに秋月に寄って80円の低飽和タイプNJM2397を購入。抵抗2本で出力電圧を決定するタイプのレギュレータだ。3番4番ピンの間を1KΩ,2番4番ピンの間を10KΩと560Ωの直列。秋月の中華FAITHFUL LINK製金皮抵抗は割と正確(たまに大ハズレもある)なのだが,さすがにピタリな訳はなく実測で10580Ωだった。誤差0.2%は大したものだ。これで実測15.04V出ている。抵抗の時と同様に問題なく起動して音が出るところまで確かめて,早速球転がし。あちこち(といってもPCL86は2種しか持ってないが)の会社の真空管を取っ替え引っ替えして遊ぶことを英語でValve Rolling(英)とかTube Rolling(米)とか言うので,直訳すると本当に球転がしだ。本当は球を交換したら出力管のバイアス調整をしないと条件が合わないのだが,たかが1Wであることと,そもそもこのアンプのバイアスは定電流負荷の自己バイアスなので大きな問題にはならない。EiのPCL86をPOLAMP(らしき某国から送られてきたラベル無しの球)に入れ替えてみる。確かに音が変わるが,この違いは本当に好みかもしれない。Eiの方が中低音の量感が良く,ボーカルが色っぽくて好みだが,POLAMPは中高域がスッキリしていて聞きやすい凡庸な音だ。どちらも弦が綺麗なのだが,バイオリンはPOLAMP,チェロやコンバスの倍音はEiが綺麗という感じ。自分がメーカの中の人だったら,好きなのはEiだが売りに出すのはPOLAMPの方かな。ハムやノイズはヘッドフォンで聞いても,どちらも全く聞こえない。大したモノだ。


3/9 (旧2/7)(水)

Appleの新製品発表。Mac StudioにiPhone SE。Mac StudioはMac miniの厚みを倍にして,高速CPUが乗るようにしたというか何というか。拡張性を除けば,昔のMacProのような使い方ができそうだ。iPhone SEはようやく5Gに対応。ウチの13Proの5Gは電池消耗が早いような気がしたので止めてしまったのだが,SEは電池が小さいので更に電池消耗が早くなるのか,それとも何か改良しているのか。まぁ,おいらにとっては新製品よりも,来週公開のiOS 15.4から顔認証がマスク付きでもOKになることの方が有難い。これはコロナに関係なく,花粉症の人には必須の機能。いままでApple Pay使用時にいちいちパスコードを入力していたのが省けるのは有難い。

Digi-Keyで買い物してFedExでアメリカから送ってもらっている荷物が成田の税関で止まってしまっているらしい。職場の人にアメリカから日本に送るならUPSよりもFedExの方が早いと聞いたのでFedExにしてみたのだが,荷物に付けるInvoiceが不足しているとかなんとか。お陰で明日届く筈だったのが着日未定に。早速Digi-Keyに連絡して対処してもらうことにしたが,こんなこと初めてだわ。うーん...


3/8 (旧2/6)(火)

指揮棒振りの日。新曲の練習。リズムがちょっと難しいのだが,だいたいの所は16分音符にコトバをハメていく作業なので,テンポを落としてリズム読みを繰り返す。出来てしまえば難しくもないので,あとはテンポを上げてついていけるかどうか。練習番号ABCD..を伝える際に,DならディーゼルDとか,EはエヴァンゲリオンE,GならガンダムGとか適当につけて伝えることにしているのだが,先日のauショップの店員が電話でどこだかの窓口に番号を伝えるのにAはエーユーとかDはドコモとか言っていたのが面白かった。そりゃ,あの業界だとそうなるわな。こういうのは昔の無線ならアルファ,ブラボー,チャーリー,デルタとなるところ,チャーリーとかケベックとか言われても,日本人にはスペルがピンとくるかどうか。だったらCCレモンやオバケのQ太郎の方が通じそうな気がする。おいらもDはドコモ,Aはエーユーにするかな。


3/7 (旧2/5)(月)

3/3にネタにした中国からの荷物が今日届いた。今年から土曜配達が無いので2日分損しているが,まぁ仕方がない。まずアバウトな梱包に驚き。電源モジュールだったのだが,普通のジップ袋に入れた状態で,50枚入りで千円くらいの宅配ビニール袋に無造作に入れられ,菜鳥網路と中国郵政のラベルが貼ってある。この状態で送られてきても傷一つ無いのは,中国郵政が進化したのか,それとも単に閑散期なだけか。


3/6 (旧2/4)(日)

昨日の続き。このアンプは初段と出力段の間の中間にカップリングコンデンサが入っているので,手持ち品を色々と交換して遊べるように,そこだけネジ止めのターミナルを仮設してある。昨日は一番安い秋月で20円の松下ECWF 0.47μFを付けたのだが,なんだかこれで十分な気がしてきた。可もなく不可もなく。20円だと思えば許せる。コスパは良い。他にも部品箱の中に沢山のコンデンサがあるが,高耐圧なモノを試してみる。今回のアンプは安定すると実測190V位だが,過度的には300V程度かかる可能性があるので,耐圧300V以上のモノでチョイス。駄耳且つ自分の好みだけの判断なので他人様には全く役に立たんと思うが,個人的忘備録として。

日精電機MMXV 450V 1μF(デジットで100個特価1000円)
実質10円なのでこれが使えれば儲け物だったが,煩くて使い物にならない。高音カサカサの癖に声が引っこんでる。こいつは電源用にするか。

ルビコンMPS 450V 0.22μF(秋月で40円くらい)
以前,電源のスナバ用に購入したもの。高音イマイチ。弦モノは悪くないのだが,マイルドに味付けする独特の歪み感がある。ギターアンプに使うには良いかもしれない。

Audiophiler 400V 1μF(aitendoで100円くらい)
何年か前に音友のStereo誌Luxman製真空管ハイブリッド・プリメインアンプのコンデンサ交換でボツにした中華コンデンサ。あのときはイマイチだったが,今回は190Vのお陰か100円だと思うとコスパが良い鳴りっぷり。前2者よりはマトモなオーディオの音。比較的細かい音が出ているし歪み感も少ないが少し引っ込む。

アムトランス AMCO 630V 0.22μF (千石の地下で460円)
さすが真空管オーディオ屋だけあって,真空管オーディオのイメージ通りの優等生な音。歪みっぽさも無い。声楽が結構綺麗だった。コイツに使うならこれが正解のような気がするが,細かい音がイマイチなので好みに合うかというと微妙。

PARC AUDIO 400V 0.47μF (コイズミ無線で250円)
コレ。前に別件で使ってなかなか良かったもの。コイズミ無線でン万円のコンデンサに囲まれて¥250で売っているので,高い方ではない。千石では2階のスピーカーの所にあるがコイズミの方が安い(わざわざコイズミまで歩いていく程の価格差ではないが)。優等生のAMCOの後に聞くと少し煩さを感じるが,ドンシャリな歪っぽさは無い。細かい音も結構出ていて音場感も良い。ただ,音楽ソースは選ぶかもしれない。

コンデンサは一通り遊んでPARC AUDIOに決定。あと,昨日ヒーター電源に入れたセメント抵抗10Ω並列は,やはりヒーター電圧が気になるので手持ちの1.5Ω 1Wを直列接続し3Ωで代替。1本ではダメだったが,2本直列では問題なかった。ヒーター電圧高めなPOLAMPの球も試したいので,ここは後で定電圧回路でも入れようかな。最後に2/13にネタにしたデジットのBluetoothモジュールを組み込んで終了。このモジュール,起動しなくて焦ったが,電源回路に仕込んであったスロースタート起動をやめたら普通に起動するようになった。大容量の電解コンデンサを充電する訳ではないし,Bluetoothモジュールは中身はコンピュータなのだからスロースタートなんてダメなのは当たり前か。 チェックが終わったところで裏蓋を取り付けて,サイドにホワイトアッシュをウレタン塗装したウッドパネルを両面テープで貼って出来上がり。


ツマミ突起を含んでほぼA4サイズ。設置場所の関係で縦方向に実装。クラシカルな昭和スタイルにしてみた。左下の白四角はBluetoothモジュール
トランスはアリエクにあった中華ケースで見事にコスプレした東栄の安物T-1200


裏側。豊澄の小型トランスはBluetooth用。
コネクタ化で基板交換は容易だがELコネクタは大失敗。汚いし邪魔臭い。


3/5 (旧2/3)(土)

昨日のアンプ,基板以外の配線を一通り終了。ケースはアマゾンで2233円で買えるアイデアルのCBL-250を上カバーだけ染めQで黒く塗って使用。昔はもっと安かった気がするが仕方がない。基板とケースの間は,高圧系と出力トランス周りはJSTのELコネクタ,それ以外はXHコネクタで配線し,基板を取り外しできるようにした。邪魔なので全部XHにしたかったが,耐圧250Vなので諦め。でも3ピンタイプを使って中間ピンを引っこ抜いておけば使えそうだがどうなのだろう。ELコネクタのピンは中国に買い占められたリン青銅不足の影響で昨年からずっと欠品だが,実は某所で別の名前で売っている(同じモノだと気がついた人だけ買える)。しかし実際に配線してみるとELは思った以上に邪魔くさい。ヒロセのDF33Cが入手可能のようなので次からはDF33Cにするか。

組み上がり後はお約束の電圧チェックだが,ここでいきなりハマる。ヒーター電圧がパルス状態で全く安定しない。ダミーロードでは問題ないし,ヒーター回路だけの実験ではPCL86相手に問題なく280mA流れていたので回路は問題ない筈。違いはというと,実験で使ったのは実験用安定化電源で,コイツは春日無線の真空管用トランス。電圧を測るとブリッジ整流の後ろで19.6V出ている。そりゃ,√2で割れば14Vだから少量負荷だとその位になるのだが,20V近い入力電圧で,ヒーター通電開始時から280mA流すと今回使ったLEDドライバNJW4616は過負荷の保護回路が働いてしまうものと推定。とりあえず部品箱の中に5Wのセメント抵抗10Ωが2つあったので,これを並列にして5Ωにして付けてみる。280mAが2本分流れるので,電圧降下は2.8Vとなる訳だが,こいつをつけることでEiのPCL86では問題なく起動した。電圧もだいたい13V出ている。ただ,EiのPCL86なら300mAで13Vちょっとの定格なのでこれで良いが,POLAMPのPCL86は14V以上なので,抵抗値を下げることでなんとかなるかどうか。それでダメなら3端子レギュレータを入れてトランス整流出力を定電圧化し,起動時に15V以上加わらないようにするとか,NJW4616を1クラス上のNJW4617に変えるとか,ヒーターはスイッチングレギュレータから供給するとか。まぁ,スイッチングレギュレータから定電流回路に流すのが妥当なのかもしれん。

早速色々と試聴。これ,なかなかいい音出る。片チャネルに複合管1本だけの小アンプのイメージ変わった。子供の頃に使っていた6BM8のアンプがいかに酷いシロモノだったのかも含めて,印象が変わった(あれも回路と部品を現代風に再アレンジすれば生き返るのかもしれんが)。常用アンプはコイツに変えることに決定。徹底したベタアース基板のお陰か,格好だけ良くしようとアリエクで$18だった中華トランスケースが効いているのか,心配したハムも温まってくると全く聞こえなくなる。正直,真空管も含めて安物だけの構成でここまで鳴るとは思わなかった。びっくりする価格の高級オーディオならそれなりの音はするだろうが,チープオーディオだと考えるとなかなかすごい。もっとも,低音はダンプが効かずにダブついているし,スピーカーで大音量を出すと真空管アンプっぽいオーバードライブのかかった音が出る。まぁ1W程度のアンプなので仕方がない。これはこれで適当なプリアンプをつければギターアンプになるかもしれん。ヘッドフォン端子もオマケで付けたが,ヘッドフォンアンプとしては文句なし。期待していなかった中低音が良く出ている。EiのPCL86の個性かもしれんが,色々試した中では新旧問わず洋モノが良い。昔の真空管時代のモノだけではなく,最近のもなかなか良くて,Ed SheeranのShape Of Youなんか面白く鳴る。


3/4 (旧2/2)(金)

1/13に注文した真空管アンプ用の試作基板がようやく届く。7週ってのは新記録かもしれん。まぁ,春節クーポンでタダみたいなものなので届いただけ良いか。中身はPCL86(14GW8)を使ったミニワッター。定数はぺるけ氏の渾身の定数を使わせてもらう。オリジナルは出力段のバイアスが抵抗1本→LM317による定電流回路だが,前から使ってみたかったリニアタイプのLEDドライバLT3092を使用。ただ,¥280で買える秋月では在庫限りで扱いをやめるようだ。まだ現行品種なのでdigikeyやmouserに在庫があれば買える。ただ,結構いい値段する。定電流源として使うのであれば,秋月の取扱終了後はJRCの奴の方がいいかもしれない。他にも,耐圧や容量的に問題なさそうな箇所には表面実装品の抵抗やコンデンサを採用。ヒーターはACで良いのだが,スイッチング電源化もあり得るのでJRCのLEDドライバNJW4616を使った定電流回路を組み込んだDC点灯回路にアレンジ。

で,部品を実際に載せてみると反省点色々。プレートの負荷抵抗やスクリーングリッド用の抵抗の下にもベタアースがあるので,抵抗をピタリとつけてしまうと外装の耐圧が気になる。ここは浮かしてつけてみる。 次作はこの抵抗の下のパターンは抜くか。ぺるけ式は出力段のグリッドに入れるバイパスコンデンサをグランドではなくB電圧との間に入れるのだが,これで真空管を抜いた状態でチェックの為に電源を入れるとグリッドに入れた定電流用のLEDドライバの耐圧40Vを超えてしまう。チェックなんて組み上げる時くらいかもしれんが,落ち着かないのでパターンを削ってツェナーを後付け。LT3092のデータシートに35Vが指定されているが,35Vは表面実装品しか手持ちがないので,オンセミの30Vの奴を付けておく。あとは嵩張る電解コンデンサをつけて部品実装は終わりというところでとんでもない大ボケに気が付く。真空管ソケットを裏表逆につけていた。1時間以上の時間と大量のハンダ吸い取り線を使ってソケットを取り外し,裏面に付け直し。これも次作は間違えないようにシルクで実装面を書いておくかな。


3/3 (旧2/1 朔日)(木)

2月末にアリエクに頼んだ品物がもう日本に届いたらしい。おいら的アリエク最短記録。やっぱり深圳からナトリ(菜鳥網路/菜鸟网络)使うと早いな。運の良さもありそうだが。っていうか,それだけ貨物が少ないのだろうか。ナトリのサイトで追跡してみると,飞机进港って書いてある。日本の漢字にすると飛機進港だ。飛機は香港と同じだけど,到着は抵港ではなくて進港って言うのか。それとも微妙な意味の違いがあるのかよくわからん


3/2 (旧1/30)(水)

2色コインである香港の10ドル硬貨が意外なところから出てきたので,真空管の足を磨くメタルクリーナーで磨いて一昨日の新500円硬貨と並べてみた。やはり量感は香港コインの方がいい感じ。高級感や質感は年代が違いすぎるのでこのサンプルではよくわからん。まぁ,10ドルは今のレートで150円くらいなので,500円と比較するのも気の毒な気もするが。


1995年と2021年を比較するのも可哀想な気がするが。


3/1 (旧1/29)(火)

11年くらい連れ添ったガラケーを機種変更。auの3Gガラケーが使えなくなるので仕方がない。2007年のW51CA以来,W61CA,CA007と,ずっとカシオを渡り歩いているのだが,2013年に撤退してしまったので機種変せずにずっと使いつづけていたもの。今月で3G停波なので,カシオ臭のするガラケーを京セラが作ったというG'zOne TYPE-XXに乗換。かなりデカい。なんだかライダーベルトみたいな電話だ。CA007は11年使ったが,もともと丈夫なのと,iPhoneと2台持ちで情報系はiPhone,電話はガラケーという使い方なので,経年ほどはボロくない。G'zOne TYPE-XXはアクティベート後にいきなりファームウェアアップデートが来たが,某所の情報によるとまだ色々と安定していないらしい。まぁ,3G停波で急いだんだろうな。操作音が五月蝿くて嫌だったのが,ファームウェアアップデートで操作音停止メニューが増えてる。カシペンも隠れキャラでなく,もっと表に出して欲しいな。

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