飴屋的日記
3月分を見る
5月分を見る
1年前を見る
2年前を見る
3年前を見る
4年前を見る
5年前を見る
6年前を見る
7年前を見る
8年前を見る
9年前を見る
10年前を見る
11年前を見る
12年前を見る
13年前を見る
14年前を見る
15年前を見る
16年前を見る
17年前を見る
18年前を見る
19年前を見る
20年前を見る
21年前を見る

4/30 (旧3/30)(土)

選曲つづき。やはり色々悩んでミュージカル曲にすることに。リクエスト曲を軸に,今までやっていない曲を並べてみる。一曲だけ日本語訳詞の方に政治っぽい主張がある。政治色は大嫌いなので入れたくないのだが,ある場所では有名な訳詞なので変えるとそれはそれで面倒。なのでそのままにすることに。あとはひたすら譜面作成。ゴールデンウィーク潰れるな...


4/29 (旧3/29)(金)

某大御所のデビュー50周年コンサートに行く。やっぱりライブっていいわ。音作りって楽しい。なんか久々にバンドやりたくなってきた。


4/28 (旧3/28)(木)

来年のコンサート曲,そろそろ選曲を進めるようにフォローが来た。今年はリクエスト付きなのだが,そのリクエストが色々と右往左往している。ハイファイセットの曲をユーミン以外で構成するとか,その辺を軸に70年代ニューミュージックで固めようという案。


4/27 (旧3/27)(水)

4/12に発注した基板がようやく日本に到着。真空管アンプの電源基板と電卓用の蛍光表示管を使った時計。なんとかゴールデンウィーク中に作業できそうだ。


4/26 (旧3/26)(火)

某掲示板で盛り上がっていた,これだけは聴いておけという中島みゆきの歌。有名曲がズラリと並ぶ中で,僕たちの将来とタクシードライバーがあった。コレあげた人,昔結構聴いていたのかな。オッサンかオバサンなのは確定? どちらも詩で歌われている情景が目の前に浮かぶような歌で,おいらは大好きだ。深夜営業のレストランで食事をしているカップル。ただ漠然とした将来への不安でイライラしている女と,目の前のステーキ肉が固くて切れずにイライラしている男。深夜のタクシーの中で,失恋してやけっぱちで呑んで泣き崩れている女と,野球の話と天気予報が外れた話を他愛無く繰り返す,苦労人と見えるタクシードライバーの優しさ。どちらもコトバで伝わってくる空気感が絶妙。こんな情景,深夜営業でもマトモな飯が出てくるようになって,タクシードライバーは寡黙になってしまった令和の今でもあるのかはわからんが,それこそ平成生まれが配信やCDなんかではなく,レコードで聞いたら新鮮なんじゃないかな。彼らの親世代の歌だが,通じるものはあると思う。それに当時の中島みゆきのレコードは値上がりしていないので,中古なら1枚数百円も出せば入手できるし,安い遊びだと思えば。


4/25 (旧3/25)(月)

昨日,楽譜を探していたら行方不明になっていたやくしまるえつこのアンノウンワールドマップのレコードが出てきた。このレコード,7インチ盤なのだけどドーナツではなくて,何と只の小穴。30代以下の平成世代にはわからん話だと思うが,レコード屋(これも死語だ...)でシングルレコードを物品税込700円で買っていた昭和のオッサンにとっては,7インチ盤は紙ジャケ(ただの紙袋)にドーナツ盤で,紙ぺら1枚のライナーってのが相場だと思い込んでいるので,意表を突かれた。まぁ,お陰でアダプタ不要なのだか,実際にレコードプレーヤーでかけてみると,実に取り外ししにくい。できるだけレコードプレーヤーのターンテーブルシート(ゴムマット)には触れたくないし,盤面に触れるのは完全ご法度なので,外し方に悩んでしまう。12インチ盤のように 外側持つのは無理だし,ドーナツのようにアダプタを外して穴に指を入れてという訳にもいかない。うーん,ジュークボックス亡き今,ドーナッツである理由はないので,ピクチャーレーベルが採用できる普通の小穴の方がウケが良いのかもしれんが,使いにくいぞ。

知床の観光船の事故で脳内は知床旅情がエンドレスでかかっているのだが,GW中は全社出航自粛なのだとか。しかし話には聞いていたが,随分と小さな船だ。おいらが香港で世話になっているコイツと同じ位か,もう少し小さいか(ちなみに写真の奥に写っている小さな船はピンクイルカ観察用の観光船。これで平気な位の海だ)。もっとも,香港の奴はエンジンが強力で,普通の200〜300人乗りの内航船で90分くらいかかるところを50分で結ぶ快速船だ。ただし,あくまでも内航用。内航でもコンテナ船の波を被っただけで結構揺れる。このサイズの40年モノの中古船で,しかも船首が割れた状態で3mの荒波のオホーツクの外洋に客載せて出るなんて,正気の沙汰とは思えないのだが,いくらブラック企業とは言え結構な根性なのか,それとも船長が外洋の経験不足なのか。


4/24 (旧3/24)(日)

昨日の続き。このアンプは真空管アンプなので高圧電源もある訳で,その高圧電源側のDC-DCも何か対策できないだろうか考える。そりゃ,素直に春日無線や東栄変成器に行ってトランス買ってくりゃ頭使わずに済むので良いのだけど,重いし嵩張るし出力トランスにハムをぶち込むしで,コイツを使うとどうしても筐体が大型になってしまう。なによりサイフに優しくない。そこでACアダプタ駆動にして,アンプ筐体内のDC-DCで所定の電圧を作るという中華プリアンプ方式でどこまで実用になるかを考える。例のアリエクで200円台の中華電源は小型で部品点数も最小限。20mA程度ではあまり発熱もせず,非常に良くできた製品なのだがさすがに200〜400mVくらいのリップルが出る。まぁ,200Vで200mVのリップルならゴミみたいなものなので,そのまま使うという手もあるが,何か対策できないだろうか。まずは並列に100uFの電解コンデンサを入れる。ところが,こいつは不安定になるだけであまり効果なし。10uFくらいまで減らすと安定するが波形がイマイチ。デジット袋売りの1uFフィルムコンを入れるといい感じに減衰したので,これを並列にするともっといい感じに減衰する。もともと袋売りの激安品で,先月試しにカップリングに使ったら酷い音だったので,電源用として大量に余っている。なのでサイズが許せば10個や20個つけてもサイフは痛まないのだが,サイズ対効果がイマイチ。それこそこのDC-DCのリップルは75KHzくらいなので基板発注中の定電圧回路を入れれば効くかもしれない。そこまで大袈裟にしてくても,どうせ20mA程度しか電流を流さないので,直列にコイルを入れてみるとどうなるだろうか。並列のコンデンサは10uFの電解とデジットの1uFの並列にし,プラス側に4.7mHを入れてLCフィルタを構成してみると,見事に減衰した。グラウンド側にも4.7mHを入れてみると,ノイズはもっと減衰する。髭は数十mVオーダーで出ているが,リップルが10mV程度になった。あとはコモンモードチョークを試して髭がどの位変わるかかな。また後で試してみよう。高電圧対応のキャンセル巻きで,流す電流は10mAオーダーで,しかも多少の電圧降下は問題ない(多少降下する方がQが下がって有利?)となると丁度良い製品がない。うーん,トロイダルコアを買ってきて自分で巻けフラグか?


プローブは1/10倍設定で,普通のパッシブタイプ。なので環境ノイズも混入。


4/23 (旧3/23)(土)

新たなネタとして作成中のアンプの中に,電源用として12V→48VのDC-DCコンバータを入れているのだが,ノイズ評価をしてみると,コイツが盛大にノイズを出している。まぁ,自明だし500KHz以上の所なのでどうせ聞こえないのだが,改めて測定してみるとレベルにびっくりする。このままだと何となくモヤっとする音になるのは他で経験済み。オシロで見てみるとリップルではなく,スイッチングの髭と,それに付随した盛大な高周波ノイズだ。髭だとするとコモンモードか。もう一つ買っておいたDC-DCコンバータをブレッドボードに刺して,色々変えながら測定してみることにした。最初に無対策。同様のノイズが盛大に出る。やはり発振なんかではなくコイツのせいだ。波形からしてコモンモードっぽいが,バイパスコンデンサでは消えないのでコモンモードで確定。さて,対策はどうしようか。コモンモードチョークを入れるにしても場所がないぞ。DC-DCのデータシートをみると,ノイズ対策として入力のグラウンドと出力のグラウンド間にコンデンサを入れる例を推奨している。ベンダ推奨値は270pF,さすがに270pFは持ってないので,手持ちの220pFや470pFのスチコンを入れてみたら嘘のように消える。容量はどのくらいが良いか試してみたところ,おいらの環境ではTDKの青フィルムの1000pFが良かった。あまり大きくすると電源側へ余計なノイズが多量に逆流するのでこの位で。


4/22 (旧3/22)(金)

宿題曲のボカロ三昧。で,ようやく宿題おわり。おやすみなさい。


4/21 (旧3/21)(木)

ヤクルトのつば九郎とつばみが濃厚接触者扱いに。あいつらツバメじゃなかったのかよ。まぁ,仕方のないことだけど,主催2000試合連続出場の夢が目前で断たれることに。うーん,只の茶番とは言え,強行出場したらしたで面倒な話を態々もってくる人もいるだろうし,残念。


4/20 (旧3/20)(水)

昨日作成した6DJ8基板を試してみる。電源電圧が低めなので電源回路を多少変更しないと所定のB電圧にならないのだが,発注中の新しい電源基板が来たら入れ替えるので,元に戻す予定の無い一方通行変更とした。なのでこのアンプは6DJ8専用になったが,しばらく新規基板を作成する気はないのでそれでOK。で,早速音を出してみる。今回はトラブル無しで出た。

6DJ8(6922/E88CC)はそれを使ったアンプを複数台作れるようにいくつか集めたので球転がしができる。転がした球は入手性が良いものばかりで,しかも新品以外はどれも安物だ。今回の使い方なら十分だと思う。Electro-Harmonix(EH)とSOVTEKの6922は以前ネタにした通り中身がソックリだ。EHの球は新品をコイズミ無線の通販に頼んだらスピーカークラフトという品名で届いてウケたモノ。うーん,ギターアンプ用の真空管なので,そう思えば間違えてもいない気がする。SOVTEKは古道具屋の委託品。他にPhilips ECG (SYLVANIA)の米軍放出6922(未使用品だが比較的多量に出回っているので千円しない)と,アムトランス扱いのスロバキアJJ製E88CC新品と,2本で数百円の国産ヴィンテージ松下6DJ8中古も。このアンプ,プレート電流を開き直って定電流源LT3092で固定した定電流バイアス(!?)なので調整不要(調整しようがない)。なのでお気軽にそのまま差し替えて遊べる。でも松下は球転がしの前に足を磨いておかないとダメかな。米軍放出球は古そうだがメッキが良いのか足が七色に光る。他は大丈夫そう。このアンプのミソである基板転がしで遊ぶ人はそんなにいないと思うが,球転がしなら世界中どこでもやってる。おいらもついにその一員。やったね (何が)

基板も球も耳もエージングできていないので,評価はいい加減だがこんな感じ。 チェック用に用意した曲を美味しい部分だけ掻い摘んで82曲続けて聞くというのを球を変えては繰り返す。中古球はエージングが進んでいるので有利だが,面倒臭いので一切考慮しない。ちなみに,どれもペア取りはしていないので2本間のカソード電圧が3〜5Vくらい違う。プレート電流は定電流源のおかげでどの球でも一律10mAだ。

松下 6DJ8
バランス良い鳴りっぷりでスッキリ系。高音が微妙に色っぽいが主張もしない。音の分離が良くて,コルボのフォーレク(フォーレのレクイエム)を一番いい感じに鳴らした。ただし,無音時にボリュームを上げると多少ノイズあり。でもまぁ,何十年も前のヴィンテージ品だと思うと許せる?

JJ E88CC
音量大きくて驚いた。さすが新品。鳴りっぷりが良いが,PCL86と比べるとかなり上品だ。弦が綺麗。音が微妙に引っ込んでいる影響か,合唱が上品で今ひとつ。これはエージング次第かもしれんが。アムトランスで買ったからという訳ではないと思うが,アムトランスのコンデンサAMCOのような音。この音の仕上がりならこのアンプ,市販できるな。

Philips ECG 6922
デッドストックの未使用品。かなりの鳴りっぷりで,空気感を失わずに低音から高音までソツなく鳴らす。ただ,オーディオ的にはどうだろうか。合唱が潰れずに各々の声がよく聞こえるが,少し聴き疲れする。一昨日の6463と同じ傾向の音だ。そもそも軍用球なのでオーディオ用途ではないのだが,6463と同じ傾向だとするとエージング次第? 浜辺のアインシュタインが気持ち良かった。

SOVTEK 6922
残り2種は絶賛お騒がせ中のロシア製だ。こちらはロシア語の書かれた共産趣味風なソ連マークの箱に入っている。箱だけなら上坂すみれのコレクションにあっても違和感全くない。中古品だがガラスの中を見る感じ,使用感は少なくほぼ新品同様だ。前オーナーはすぐに飽きたか,選別に負けた球か。コイツはもともとソ連球6N23Pのリメイク品なのか,松下やPhilips ECGと比べると球のサイズが一回り大きい。ヒーターも前3者よりは気持ち明るくて真空管っぽい (電圧はICで固定しているので,単に明るいだけ)。音は淡白だが印象は悪くない。少し甘いところがあるが,色っぽさが加わって全体的に悪くなく,聴き疲れしない。そういう歪み方なんだろうが,真空管アンプのイメージ通り(!?)の音だ。JJを少し安っぽくした感じだが,JJよりも合唱は綺麗。昔使っていた6N1Pの中華プリアンプと似た傾向だ。ソ連球は皆こんな感じなのか,単に材料や構造が似ているのか。この球が数百円で入手できたならば,このアンプに使うには一番コスパが良いかもしれない。

Electro-Harmonix 6922EH
おそらく一つ前のSOVTEKと同じ工場製。エレハモと言えばおいらの若い頃の憧れのエフェクター屋で,そのブランド名がついた球だ。オッサンの顔(社長)が描かれた黒箱に入っている(ちなみに高価な金足の場合は下世話な金箱になってGOLDと書いてある)。SOVTEKと同じ会社だが,こっちの方がSOVTEKブランド品より品質管理が良いそうだ。でも見かけでは全然わからんくらいソックリ。ところが鳴らしてみると音はびっくりする位違う。SOVTEKは抑圧系に色っぽさを足したような感じだが,こっちは結構な鳴りっぷり+色っぽさで賑やかな音だ。それでいて聴き疲れしないので,基本設計はSOVTEKのまま,形状を少し変えたり材料変えたりコーティング変えたりして音のキャラクタを付けたような感じか。某社のオーディオ用電解コンデンサみたいだな。確かにこの球をギターアンプやエフェクターに入れるといいかもしれない。一皮剥けると思う。全体的にやかましく,ピュアオーディオ向けとしては多少難があるが,色っぽい歪み感と相まって,弦楽器や宗教曲の女声ソロが気持ちよく聞ける。合唱やオケはダンゴにならず分離するが音は人工的。YMOとは比較した中では一番相性が良い。割と好みの音だ。まぁ,エージングが進めば変わるかもしれない。ネタ的には,同じアンプ使ってJJと聴き比べるデモをやると面白いんじゃないかな。鳴りっぷりはEHもJJもどちらも良いが,キャラクタが分かりやすく違う。

ちなみに今回集めた6DJ8族の中ではEHが一番高価で,コイズミ無線で1本2200円税込。次点はJJで,アムトランスで1本2100円税込。あとは全部数百円。まぁ,所詮チープオーディオ遊び(とは言え,トータルでは結構出費している気がしなくもないが,なかったことに)。そういう訳で,どれも甲乙付け難く,曲や気分や体調で変えたい位だ。かなり悩んだが,Philips ECG 6922をしばらく使ってみようと思う。しばらく使ってエージングの効果が無いようだったらEHに交換かな。キャラが出ているのでオーディオの音とはちょっと違う気がするが,真空管アンプはエフェクターの一種だと考えれば納得いく。それに,この音は気持ちがいい。


4/19 (旧3/19)(火)

昨日の6463基板,昼間ずっと鳴らしていたら音がかなりスッキリして透明感が出てきた。これはアリだと思う。アンプの基板差替が上手くいったので,今度は6DJ8バージョンの基板を作成。ヒーター366mA定格の6DJ8と300mA定格の6922のどちらでも動作するように,ヒーター電圧を2本直列12.6Vに固定して電流を366mA制限にしておく。回路定数が決まればあとは部品を載せるだけなので(表面実装と球の種類別ジャンパは多少面倒だが)2時間もあれば完成する。球転がしならぬ基板転がしだ。チープオーディオを実践するため,乗っかっている部品は以前別の工作で使ったリサイクル品ばかり。まぁ,電解コンデンサは新品なので問題無い(と思おう)。もっとも,6463基板と同時に作成したPCL86基板は電解コンデンサも元基板からの移植だったりするが。


4/18 (旧3/18)(月)

昨日の続き。6463基板は電圧チェックでOKだったので,ヘッドフォンを繋いで音を出してみた。うーん,そこそこ良い音が出るが左右でキャラクターが違う。調べてみると右チャネルの定電流源LT3092が働いていない。コイツはヒートガンで外したリサイクル品でなく新品なんだけどなぁ。両端が8V前後ある筈が,十数ミリボルト。電源落としてテスターでLT3092の左右の抵抗値を測ってみると1Ωだ。電圧チェック時にテスタリードの手を滑らせたのだが,そのときに保護用のツェナーダイオード飛ばしたかな。しかしショートモードで壊れるなんて怖いな。直列に3.3KΩを入れておいてよかったわ。ツェナーは表面実装品のTFZ35Bなのでラジオペンチで除去し,ハンダゴテで整地。ダイオードは抵抗やコンデンサと違い,足が小さいのでマイナスドライバー形のコテ先で両方のピンを同時に温めて除去という技が使えない。どうせ故障していなくても再使用はしないので,ヒートガンを使うのが面倒なときはこのラジオペンチで無理矢理除去する方法。除去後は1Ωだったものが左チャネルと同じ値になる。ツェナーダイオード故障でアタリだ。こいつがショートしてくれたおかげでLT3092が助かったとも言えるのだが。元通り面実装のTFZ35B(35V定格)を付け直すと今回のように不注意で飛ばしたときに面倒なので,リードタイプのオンセミの1N4751A(30V定格)をつけておく。おかげで左右で部品が変わってしまったが,何かあったときにLT3092の耐圧を超えないようにする保護用なので無視することに。真空管はペア取りとか全くしていない安物なので左右の出力段カソード電圧が4V違うが,定電流負荷なのでプレート電流は同一の筈。測定してみると,どちらもキッチリ13mA流れてる。


茶色の抵抗はVISHAYの2W電力用金皮。インド製のPR02シリーズで,もともとPHILIPSだった奴。
普通はオーディオには使わないのだろうが,ちょっと興味があったので採用。
(他と比較していないので音質差は不明)

音はEiのPCL86と比較するとコッテリな豚骨風味が抜けて,鶏ガラのような爽快感がある。豚骨が良い場合もあるので,これは曲によりけりかもしれん。前の基板も外せる部品は全て取り外して新基板にリサイクルしているので,戻そうと思えばいつでも戻せる状態にしてある。他にも色々試してみて気に入った奴で固定するか,いっそのこと月めくりや季節で入れ替えるのもいいかもしれない。ただ,このアンプ,ヒータートランスを実装する隙間がないので,電気喰いの球が使えない。これは15Vスイッチング電源を調達してみるか(15V品なら調整ボリュームで13.5V位になるので,今の回路のまま使える)。


4/17 (旧3/17)(日)

昨日,上野動物園の帰りに散歩で湯島のドイツパンの店 Bäckerei Thüringer Wald に寄ってみた。最近,行く機会が全くなかったので2年振りくらいか。名前は忘れてしまったが,トマトとパルメザンチーズと黒胡麻のパンを購入。水分抜く為にちょっとトーストして食べてみた。なかなか美味い。あそこの店主,愛想は全くダメだが職人っぽくて好きだ。あれでどこかの印度料理屋のナイルさんみたいな愛想だったらもっと繁盛したのかもしれないが,繁盛したらしたで,完全手作りなので身体が持たんだろうな。

先月完成したPCL86アンプのコネクタを全部入れ替えて,容易にアンプの基板を入れ替えられるようにしてみる。前のELコネクタは耐圧はOKだが嵩張るだけだったので,新設計ではスピーカーも含めて低圧部はJSTのXH,高圧部とトランス入出力はヒロセのDF33Cに入替。XHはスピーカー出力に使わないコネクタだが,まぁ,1Wも出ないアンプなので実用範囲ということで。先週届いた新基板は手始めに6463用に部品を載せてみた。手持ちの6463はGE製。二束三文で購入した米軍放出の未使用品。コイツはヒーターが12.6V/300mA,B電圧を250Vくらいで取ると,トランスがそのまま使える。ヒーターはブリッジ整流すると若干定格オーバーだが,B電圧側が定格の半分くらいなので,特に問題は無いと思う。6463の他に,PCL86用も作成。コイツは今までの基板から半田吸引機とヒートガンで部品取りをして移植。さて,どんな音になるか。


4/16 (旧3/16)(土)

先月末に引き続き上野動物園でパンダ親子詣。カメラの中にメモリカードが入ってなくて,カバンの中の予備も入ってなく,慌てて上野ヨドバシまで買いに行くハメになったが,まぁなんとか時間前に正門前に行列。今日は部屋の中で母親と一緒に一匹と,外の樹上に一匹。背中の緑ペイントが見えないので,どっちが息子でどっちが娘だかは全然わからん。まぁでも,久々にガラパゴスゾウガメのタロウに会えたからいいか。


今回は210mmズーム(APSなので実質300mm位)で寄ってみるが,樹の影なのでイマイチ。


上野動物園の主

午後,小田急が踏切支障で折り返し運転をしていたらしい。何が起きたかって,レンタカーのアウディが踏切の中でエンストして,大人何人かで押しても動かなかったのだとか。ナンバー入りの写真が晒されていたので,整備不良のレンタカー屋が晒されるのも時間の問題か。バッテリー手配とレッカー手配をして,先に着いたレッカーで撤去するまで約2時間,踏切のど真ん中にいたらしい。アイドリングストップして再発進しようとしたらバッテリー上がりというお約束の不具合だったとしても,踏切内で止まる奴がアホだ。マニュアル車なら踏切前一時停止の後,踏切の先が1台分空いたことを確認してからギアをローに入れて発進。踏切内停止やギアチェンジは絶対禁止。万が一踏切内でエンストしたらスターターを回して脱出。バッテリー上がりでそれも無理そうならギアをニュートラルに入れて人力で後ろから押せと教習所で教わるのだが,最近の電子制御車で電気パーキングブレーキの車はバッテリーがいかれるとパーキングブレーキを解除できないのだろうな。

そういえば,某ルノー販売店の店長,アイドリングストップを解除するスイッチ(それも,乗る度にセットしないとならない押しボタンではなく,設定したらずっと解除が効くトグルスイッチ)をディーラーオプションで設定して,自分の店で売る車には強く推奨しているという笑い話があった。欧州車にこんなアホ機構をつけても故障が増えるだけだと。そりゃそうだ。あのトヨタでさえ最近の新車では外してしまった位の機構だ。燃料節約はごく僅か。バッテリーの交換回数が増えるのでCO2を含めた環境負荷は増大。バッテリー代と修理代が高くつくので費用的には超マイナスという不要な機能。なんでこんなモノつけたんだろうな。


4/15 (旧3/15)(金)

4月に入ってから1勝しかしていなくて,今月中に自力優勝の可能性が無くなりそうな阪神が巨人相手にようやく2勝目。巨人がナメたか阪神がんばったか。いや,巨人は菅野を出したのだからナメていた訳じゃない。でも菅野は一つ前のヤクルト戦でも負けているのだが,今日は阪神頑張った。明日も続けば面白くなってくるのだけど。


4/14 (旧3/14)(木)

昨日の基板,早速やらかしを発見。それもアンプ基板2枚両方共。12.5mm径の電解コンデンサを使うつもりでピン間を7.5mmにしてしまった。12.5mm径の電解コンデンサは山程あるが,ピン間7.5mm品は激レアだ。ピン間5mmと間違えたか,7.5mm間隔の製品が多い16mmと間違えたか,16mm径も使えるようにピン間5mm/7.5mm共用パターンにするつもりで忘れてたか。仕方がないのでどちらの基板もピン間7.5mmの16mm径な電解コンデンサを無理矢理乗っけたが,なんだか結構な詰め込み具合。うーん。


4/13 (旧3/13)(水)

改良版の真空管シングルミニワッター基板が届いた。3極5極管のPCL86(14GW8)専用から,様々な双3極管も使えるように設計変更。今年に入ってから集め出した安物真空管を色々鳴らしてみたくなって,電源と出力トランスとボリュームや入出力端子はそのままに,10cm四方の基板をコネクタ接続で入れ替えれば各種真空管が使えるシステムってのを考えてみた。10cm四方になったのは$4.9で作成できるサービスサイズの限界値ということで,他意はない。B電源は昨日発注した電源基板を使えば,ある程度は電圧調整可能。この電源基板も中華昇圧基板にくっつけた状態でモジュール化して,B電圧を大変更する際に交換できるようにしておく。A電源はヒーターバイアスをかけたいので,12VのACアダプタ入力を絶縁DC-DCコンバータに突っ込んで使う目論見。これも出力電流に余裕を持たせて汎用性を持たせておけば潰しが効きそうだ。

シングルミニワッター基板の改良点だが,まずLEDドライバを用いたヒーターの定電流点灯回路は前段に後付けした定電圧レギュレータを基板上に内蔵した。LEDドライバは300mA制限のNJW4616から500mA制限のNJW4617に変更。半田ジャンパで並列接続も可能にしたので,ヒーターが0.75Aの6N6Pも2球直列接続すれば使用可能。ヒーター直列接続も半田ジャンパで選べる。これで6N6P使用時は並列駆動12.6V/750mA出力の回路となる。このLEDドライバは,前段に定電圧レギュレータなんかつけずに出力電圧をLEDドライバのPWM端子をTL494か何かでフィードバック制御すれば格好良いが,NJW4617のPWMは実用上限が可聴周波数なのでハムとして音に出てしまう可能性があり,これは別途評価用のボードを試作することにした。上手くいけば再改良版を基板屋に発注するか,飽きるか,どっちが早いだろうか。あと,真空管への接続部は様々なピン配列に対応できるよう,ヒーター以外は全て外付けジャンパで接続するよう仕様変更。ヒーターもジャンパにすれば無敵になるが,そこまでやるのは気が進まずヤメ。もっとも,真空管毎に基板を用意するのは部品が勿体ないような気もしなくもないが,一番高価な部品が1個¥600のアムトランス謹製真空管ソケット。金足なら¥1400だが,搭載する真空管が安物で金足は存在しないので不要。中華ソケットも色々試してみたが,やはりコイツが一番だ。次に高価なのが定電流源の¥280×2,C結合にしてPARC AUDIOのコンデンサをつけるとそいつも同じ位だが,直結なら省略できる。あとは五十歩百歩。表面実装部品だと構造的に音が良さそうな薄膜フィルム抵抗が安価に使えるのが良い。特に台湾YAGEOの薄膜フィルム抵抗は100個単位で買っても¥300〜500位なので,チープオーディオの味方だ。耐圧とワット数が問題無い部分は全部コレ。問題ある部分は色々入っているが数十円止まり。まぁ,それで十分な気がする。

発注ついでに,ぺるけ式差動P-Pアンプ用の基板と,配線するのが面倒臭い入力端子やボリュームやヘッドフォン端子等のアンプの周辺回路を一つに纏めた基板も発注。差動P-Pアンプ用はぺるけ氏の回路そのままではなく,ACアダプタ駆動を念頭に入れて,初段電源は昇圧モジュールで48Vを作成し,そこから高耐圧レギュレータIC LT3014で安定化して30V前後のB電源と3V前後のC電源を作成。B/C電源が安定化したので,初段定電流負荷用のFETは抵抗で自由に定電流値を決められるカレントミラー負荷に変更(手元の2SK208に丁度良いのが無かったのも理由)。耐圧の問題が無い部分は表面実装部品を両面実装し小型化。でも2段目のカソードに入れた定電流源LT3092やヒーター用のNJW4617には放熱用パッドが必要なので,横幅10mm以内のサービスサイズではギリギリ感がハンパ無い。果たしてマトモに音が出るのだろうか。これ...


4/12 (旧3/12)(火)

0秒チキンラーメンを近所の格安スーパーで発見。早速食べてみる。ネーミングセンスがさすが。たしかにコイツは0秒だ。味はチキンラーメンの鶏ガラを少し強めにして,醤油の塩をぐっと抑えたような味。ベビースターに似ているが違う。湯かけしたら美味くないのはベビースターも同じだが,まぁ,0秒だし減塩したいならこれもアリかもしれない。


湯かけ禁止。おいしくないよと注意書き


4/11 (旧3/11)(月)

一昨日の定電圧電源回路で基板を設計してみる。日本のアマゾンの中華業者なら千円以上するが,アリエクなら2百円くらいで入手できる黄色い中華昇圧基板を使うことを前提。中華品質なのでアマゾンレビューでは散々叩かれているが,2百円だと思うとそれなりの品質。2百円未満で仕入れて日本で千円で売るなら検品してから出荷すれば良いのにと思う。それをやらないのはさすが中華業者だ。もっとも,アマゾンのマケプレだと未検品の他社扱い品とごちゃ混ぜになって出荷される非合理的システムなので,自社扱い品だけで売るような仕掛けにしないと,折角の検品も意味なしなのだが。

この電源装置,回路は至って平凡であり,部品の真贋とトランスの鳴き以外,特に気になる点はない。不良品を引かない限り,20〜40mAくらいなら十分実用になると思う。心配なら電解コンデンサを秋月で売っているルビコンPXの10uF/400V(20円)に交換すれば良い(同サイズ)。コイツはヒートシンク込で50mm×60mmのサイズなので,作成する基板も50×60mmとして,2枚合わせると100×60mmになるようにしてみる。高圧がかかるプリントパターン間は間隔をあけなければならず,詰め込みが効かない。このサイズだと部分的にかなりの集積具合になってしまうのだが,SMD部品を適宜使うことで省スペース化するということで。色々検討した結果,コイツ専用にしてギュウギュウに詰め込めばもっと小さくなるが,それはやめて汎用品にする。最初の30秒は高圧出力しないパワーオンディレイと,普通のトランス電源も使えるようにファストリカバリーのダイオードブリッジと100uF/400Vのコンデンサを追加したので,結構苦しい。それでも何とかパターン完成。明日見直して問題なさそうなら発注しようかな。


4/10 (旧3/10)(日)

指揮棒振りの日。まぁなんとか全曲通せた。難易度はそこそこ。変拍子だらけなので各々きちんと拍子を数える習慣が必要なのだが,歌オンリーの人はなかなかコレができない。そこだけ除けばリズムが取りにくい訳でもないので,ここは耳で覚えてもらうことにするか。

セブンイレブンのカレーパーティ,ずっとイトーヨーカドーとコラボしていたのが実を結んだというか,これがイトーヨーカドーに行かずにセブンイレブンで入手できるという,なんとも有難い企画。ラインナップは銀座のナイルレストランとデリー,神田駅前のルードメールだ。この3店が並ぶならやっぱりナイル。早速チキンカレーをいただく。ご飯が少し多いが,これはセブンイレブンのレギュラーメニューのカレーに合わせたものと予想。具も含めて,再現性は高い。これでサフランライスだったら文句なしなんだけどなぁ。


そいや,昨年秋のインドビール解禁以来本物喰ってないな。


4/9 (旧3/9)(土)

アリエク経由で中華電源が届いた 100Vから260V(±10%)と6.3Vを生成する真空管アンプ用スイッチング電源だ。ステンレスケースに入っていて,見かけは普通のスイッチング電源そのものだ。以前は国産もあったが撤退。まぁ,こんなモノ,国内では売れないだろうな。そのまま使うとノイズだらけなのかもしれんが,ノイズフィルターとしての定電圧電源回路をLTSpiceで色々と考えてみる。もちろん,このスイッチング電源だけではなく,以前テストした12Vからの昇圧モジュールも使える仕様で。とは言っても突飛なアイデアがある訳ではなく,教科書的な回路で検討。そう思って400V以上耐えられて,数十ミリアンペア流せれば良い手頃なトランジスタを探してみると,これがなかなか無い。降圧がそんなに大きくなければ東芝のTTC008で十分だが,コレクタ損失が1Wしかないのですぐに飽和してしまう。その上の中型以上のクラスでヴィンテージではない現行品種は色々面倒なダーリントン形か大型のものしかない。まぁ,ヴィンテージも行くとこ行けば品種によっては入手可能だが,現時点で簡単に入手できないものならば新規設計でわざわざ使うものではない。海外品種なら中型も少し残っているが,どれも古くてイマイチ。そこでトランジスタは諦めてMOSFETを使う。MOSFETならスイッチング電源用のが沢山ある。一応,LTSpice上ではマトモに動作し,そこそこのノイズを取ってくれる電源が出来たが,実際にはどうだろうか。基板設計してみるかな。


4/8 (旧3/8)(金)

蛍光表示管(電卓用?)を使った時計の基板が設計完了。CPLDを使って全てハードウェアで制御する予定が,機能を足している間に実装が面倒臭くなってPICマイコンを使ったソフトウェア制御に変更。ただし,計時はPICでは行わずにRTCチップで,PIC内部でも計時はするが,適宜RTCを定期的に見に行って補正する仕様ということで。RTCそのものの補正は外部から。これも,I2Cをマルチマスタで使って外部からI2C経由で直接補正するか,PICと外部をUSBかシリアルで通信させるか。当初の予定では,PICは表示だけで全部外部からの制御にしようかと思って基板設計したのだが,ギリギリ詰めればRTCが乗りそうなので,RTCを載せて,外部との通信はシンプルにすることに。そうはいっても補正が必要なので外部バスを出して,そしたらピンが足らなくなったのでマルチプレクサICを載せて,と,何度も何度も設計変更。さて,Fusionのクーポンが来たら,他のネタを合わせて発注するかな。


4/7 (旧3/7)(木)

ゴミ捨て場にヒカ碁と犬夜叉とぼのぼののコミックが大量に捨ててあった。今更読む人はいないだろうし,漫画史に残る名作って訳でもないので,さすがに古書店に出しても1円になれば良い方だろうな。まぁ,古紙回収に出すのは妥当な判断。

火曜に引き続き神宮球場で傘振り。しかしまぁ,今日は惨敗。3球で2点取られるって,うーん,相手から見ると超コスパ良いな。


つば九郎とドアラのパン喰い競争。どっちも口が開かないので勝負がつく筈もなく。


4/6 (旧3/6)(水)

来月の旅行の計画をいろいろ。ウチのネオクラシック車は4人乗ると狭いので,レンタカーを手配。まだコロナから復調していないのか,昨年程ではないもののそれなりに安くて有難い。


4/5 (旧3/5)(火)

神宮球場で傘振りの日。今日は燕パワーの日なのだが恒例のユニフォーム配布は無しで,歴代の燕パワーユニフォームを来て応援するという企画。燕パワーユニフォームを来て来場すると選手のトレーディングカードが貰える。何枚か選べたので塩見を指定。コイツだけバットにキスしている変な写真だった。残念ながら応援叶わず惜敗。祝杯はおあずけ。


燕パワーの日は例によってスコアボードが緑文字


4/4 (旧3/4)(月)

一昨日の続き。ずっと回路計算とLTSpiceでシミュレーション。いくつかの定数変更で,発注した基板をパターンカットせずにそのままなんとかなるところまで確認。あーつかれた。


4/3 (旧3/3)(日)

一日中ボカロ三昧。さすがに疲れました。おやすみなさい。


4/2 (旧3/2)(土)

FusionPCBからアンプ基板の発送通知が来た。昨日いきなり清明祭と倉庫の引越で6日まで休むのでよろしくなんて書いてあって驚いたが,基板の発送は通常通りなのか。最近ロックダウンでちょこちょこと休んでいるので,色々と大変なのかもしれん。もっとも,この基板はヒロセはコネクタ入荷待ちなので,当面は作業できないのだが。肝心のアンプの方は定数計算ミスって回路を修正しないとならないかもとヒヤヒヤしたが,LTSpiceでシミュレーションする限り,まぁなんとかなりそう。


4/1 (旧3/1)(金)

冬アニメ消化しないうちに4月に。うーん,新アニメが続々と始まってしまう...

大井競馬,雨が降っているわけでもないのに中止。これはびっくり。なんと馬場コンディションが不良どころではなく,田んぼ状態になってしまっているらしい。なんでこんなことになってしまったのかはわからんが,開催したらしたで,そこそこ荒れて面白かったかもしれない。

もどる