昨日発注したpovoのSIMが届いた。超速いのはありがたい。早速iPhoneに突っ込んでアクティベートを試みたが,MNP絡みだと9時半から20時までの間しか受け付けない仕様だったので,歌の練習に出ている間に過ぎてしまった。残念。
今年に入ってから寝かせたままだった楽天モバイルのSIMをpovoにMNPしてみた。普通に解約でも良かったのだが,電話番号が070まで入れると5桁も7が入っている良番なので番号維持。ついでにメインのiPhoneのSIMをauからdocomoに変更。コイツはIIJmioなので,単にSIM交換しただけ。先日,長野県をウロウロしていたらauの圏外が多くて肝心なときにGoogleマップが使えなかったのが理由。さすがに山の中は仕方がない。auのSIMを扱い始めたときはauの方が速度的には快適だったのだが,今はどうなのだろうか。
昨日届いた基板を使って6DJ8差動プッシュプルアンプをリニューアル。初段がDC-DCを使った独立電源だったのを終段B電圧の昇圧モジュール容量に余裕があったので,そこから借用する形に変更。10mA程度とはいえ15Vから160V程度まで昇圧して,そこから更に30Vを作るのだから無駄の極みでリニューアル前のように15Vから直接48Vを生成した方が素直だが,ノイズ発生源はできるだけ少なくしたいというのが思い。160Vからの降圧だが大した容量ではないのでツェナーダイオードを使ったシャントで良いが,電圧が微調整できないのと,ツェナーダイオードの極悪ノイズ(低音でしかもランダム。ハズレ品種を引くと無音時にボーって感じに聞こえる)を嫌ってTL431とトランジスタによる定電圧回路を入れてみた。初段のバイアス電流をトランジスタのカレントミラーで決めているので,電源電圧が微調整できた方が有難いのだ。まぁ,特注プリント基板だからできる技で,平ラグで作れという話だったらこんな面倒なこと絶対やらない。
ついでに入力DCカットのカップリングコンデンサをPMLCAPから前から使ってみたかった黒WIMAのPPSに変更してみた。黒WIMAは昔NFJで格安で扱っていたのだが,今は千石で買える。価格はNFJの倍くらい(もっとも,NFJ扱いは安いPETで,千石のはPPSなので元の価格も違うのだが)。それでもDigiKeyで買うより断然安い。ただ,これは失敗。悪い意味でWIMAの音がする。PMLCAPの方が素直な音だ。まぁ,これはエージングで変わるかもしれないので様子見。
真っ白基板。当然シルク印刷は黒になるのだが,ケミコンのマイナス表示が白で,基板表記が黒なので参った。
リニューアル前後の音はというと甲乙付け難し。オシロで比較できていないのだが,初段電源だけをみると前の奴の方がノイズが少ないかもしれない。ただ,あの電源は余計な音も色々付けてしまっていたようで,リニューアル版は余計な付帯音が消えてスッキリした感じだ。どちらも静寂性は抜群。ノイズはほとんど聞こえない。
バーミアンの横を通ったら回鍋肉の幟が出ていたので行ってみた。先月リニューアルして美味しくなったらしい。まぁ,オイラはバーミアンの元々の回鍋肉を知らないのだが,餃子の王将のアレを期待すると違うモノが出てくる。まぁ,こっちの方が本物に近いっちゃ近いのだろうけど,おいらは王将の方が好きだな。
先週発注に出した6DJ8プッシュプルアンプのリニューアル用基板が国内に届いたらしい。さすがOCSは早いな。見分けがつくように白基板と赤基板にしたので,緑基板より納期が延びてしまったのだが,明日届くかな。
Appleから下取り額アップするのでMac買いませんかの案内が。でも我が家のMacbookAirは対象外らしい。2011年のIvyBrige世代だが,Core i7にしたお陰で,今でもさほど問題なく現役をこなしている。そうは言ってもそろそろM1に買い替えようと思うのだが,円安が続いていて割高感が半端ないので考え中。
大香港研究会が香港映画「喵星人」をレビューしているペーパーがでてきた。2017年のモノだ。「喵」は日本では見慣れない漢字だが,いわゆるニャーだ。日本語にするとニャー星人。なんだこれ。巨大なネコ星人が地球を侵略しに来たのだけど,なんだがおかしなことになったドタバタコメディらしい。これが全く可愛くない。狙って可愛くないのか,制作側の都合なのかはよくわからん。ペーパー上ではアラフィフ以上ならわかるロボコンに例えている。なるほど,あんな感じか。B級臭がプンプンする。是非吹替か日本語字幕で観てみたいのだが,さすがに日本上陸はなかったようだ。残念。
知床で沈んだ船,今朝の読売新聞の報道をみると,元々は尾道の生口島と対岸の三原を結ぶ高速船だったそうだ。ほうらい汽船のひかり八号でググると色々でてくる。4月の段階で指摘していた人も多数。やはり内海の高速船か(ただし,高速船にしては足が遅かったそうだが)。いつもお世話になっている香港の高速船と同じ部類の船だ。ライトレールが接続している屯門から空港と隣接している東涌を経由し,大嶼山(ランタオ島)先端の大澳まで結ぶ。大嶼山は東涌まで地下鉄で行けるのだが,その先の道が山道で時間がかかるので高速船でショートカットできるという仕掛け。つい何年か前に屯門と東涌の間に海底トンネルが開通してバスが通っているが,屯門から大澳に行くなら高速船を乗り通した方が楽なのか,区間廃止にはなっていない。しかしコイツを中古で買ってきてオホーツク海で客乗せるかねぇ。買ってきたのは先代オーナーらしいが,余程金が無かったのだろうな。
タモリ倶楽部でネタになっていたアナログ漫画家,水瀬藍の青春ヘビーローテーションを無料で3巻まで読めたので読んでみた。大好きなイケメンの手のひらで揶揄われている女の子の話。2人の間に色々なフラグが立つのだけど,その度に後ろのトーンや髪のトーンは何番だろ?とか考えてしまう。告白シーンが記号的で楽しい。この漫画,絵も話も令和だけど絵柄は昭和なんだよな。デジタル使ってないということ以外にも色々要素はあるのだろうけど,漂う空気感が昭和。やはりスクリーントーンだけでこれだけ変わるのか,水瀬藍の画風が昭和なのか,両方なんだろうな。
ものすごく久々に軽井沢を観光。前回はたぶん15年くらい前。白糸の滝と竜返しの滝に寄った後,軽井沢某所でアフタヌーンティーを堪能。ちょっと前にここからメールが来ていて,丁度良いなと思った次第。まぁ,帰りは定番の浅野屋で都内では買えないドイツパンを購入。バスで行くのは安いし楽でいいわ。オススメ。
昨日から星を見に3年ぶりに長野県をウロウロしているのだが,曇っていて全くダメなのでさっさと諦めて観光をすることに。日本一高い場所にある南相木ダムに行ってみた。落石だらけの道をマリオカートのオイルやバナナを避けるように進んでいき,急に見晴らしが良くなるとダム到着。ダムといってもここは揚水ダムで,余剰電力を使って下からポンプで汲み上げて水を浸すダム。この場所は信濃川水系南相木川の上流端に近い場所で降雨による貯水は期待できないのだが,下からポンプで汲み上げるのだから問題ない。下のダムは群馬県にあって利根川水系なので,ここは長野県だけど利根川水系になる。元々ここにあった南相木川の水はこのダムを経由せず,わざわざ導水トンネルを経由してダムの下に出すくらいの念の入れ様だ。ダム堤体の奥の方に越流式の非常用洪水吐があり,高さ百メートル以上の豪快なウオータースライダーを経由して南相木川に流すようになっている。なので利根川水系なのだけど信濃川水系でもある。これが使われるのは余程の土砂降りなのだろうが,ダム下の南相木川は滝が沢山ある小さな川なので,そりゃ豪快なことになるのだろう。もっとも,ダムがなければ無いで洪水吐から出る以上の水が川に流れるのだから,ダムがあるだけマシ。しかし雨がダム堤体の右に降れば信濃川から日本海,左に降れば利根川から太平洋に流れるというのはなんだかロマンがある。そんなダム,日本中探してもここ位だろうし。
ダム見物のあとは南相木村の滝見の湯で蕎麦を啜って,付近の滝見物。なかなか豪快な滝が多数。滝までの道と駐車場をマトモに整備すれば,これだけでも観光で十分食えると思うのだけどな。
作曲家のヴァンゲリスがコロナ死していたというニュース。代表曲は炎のランナーなんだろうが,日本では南極物語なんだよな。まぁ,それもアラフィフ以上なのかもしれんが。
上野動物園が来週から入場フリーになるらしい。ただし,入場は正門から。池之端と弁天は退場だけという扱い。年パスなので,飯が食いたくなったら一度退場して上野の街で食べて,正門から再入場するという当初の目論見だった技がやっと使えるようになったのは有難い。もっとも,年パスを購入したのは2020年の12月。とっくの昔に切れている筈が,相次いだ休園で2022年8月まで使えるというもの。でも8月になると暑くて弁天から退場して飯食って坂登って正門から再入場という気には絶対なれない。うーん,年パス更新しようかなぁ。
ADALM2000を使ってScopyで波形観察してみた。最大サンプリング周波数が100MHzということなので,中華オシレータから10MHzの信号を出してみる。まぁ,そこそこ綺麗に採れているのでは。という感じ。適当なRLCフィルタをつけてネットワークアナライザ機能もテストしてみたかったが,それはまた今度。
結構綺麗だが,100mVの筈が80mVくらいになっている。まぁ,発振元が中華オシレータなので。
共立電子のセールで,毎年年末にデジットで買い物すると貰える日本橋味マップのJpeg版を発見。こんなページがあったなんて知らんかったわ。眺めている分には紙で良いけども,スマホに入れられるので実際に使うときは紙より有難いかもしれない。
Analog DevicesのADALM2000を衝動買い。秋月で最初に見かけたときと比較すると随分値上がったが,元価格が上がっており更に値上げされると手を出せなくなるなというところで。コイツはAnalog Discoveryと同じようなモノなのだが,ソフトウェアがオープンソースのScopyかAliceを使用というのが面白い。そのお陰でWindows専用ではなく,MacやLinuxでも動作する。その気になればRaspberry PiでもOK。ScopyやAliceを使わなくても,libm2kを使用して必要なソフトを自分で書くことができる。で,早速Scopyをインストールしてみようとしたが,コイツはADALM2000との間をHoRNDISというRNDISドライバ(USB経由でデバイスをLAN接続しているように見せるドライバ)経由で通信する仕様らしいのだが,これがMontereyだとなかなか面倒臭い。このドライバは既に開発者の手を離れていて,別の人が保守しているのだが,その人がウクライナの人ってのも。まぁ,ソースからビルドしてなんとかなったような気はするが,どうだか。
先週完成のアンプの音を聴きながら次のアンプの構想を練ってみる。今のアンプ,ヘッドフォンアンプとしてなかなか良い音を出すが,これは春日無線のトランスの音を聞いているのではないかという気がしなくもない。DACの先にそこそこのライントランスを突っ込むと音が良く聞こえるのと似たような理屈だ。そこで,いまどきのスイッチング電源用高耐圧MOSFETで真空管用出力トランスを駆動する時代錯誤アンプを作成したらどんな音がするだろうか。真空管シャーシの真空管穴から小型ヒートシンク付きのMOSFETが首を出している珍品アンプとか。もっとも,真空管アンプはトランス式トランジスタアンプ以上の時代錯誤アンプなのだし,こんなアンプもあって良い? イマドキの電源用FETはソース接地のリニア増幅でどこまで使えるのか微妙ではあるが。回路は普通に2段の差動増幅回路で,2段目のVddにつける抵抗をプッシュプル用トランスにするだけでどこまで出来るか。試しにLTSpiceに喰わせて遊んでみると,MOSFETが東芝TK8A60Wでは電源150V,入力200mVの差動1段増幅で,ドレイン電流を20mA流して7KΩ負荷ならば50mV入力で100V程度スイングするようだ。ただ,FFTを取ると3次高調波成分がかなり高い。波形も見た目はサイン波だが良く見ると上下非対称。ドレイン電流を増やすと改善するが,それでは只のトランジスタアンプだ。A級シングル構成にしても似たようなものかと思うが,トランスの2次側からNFBをかけるとどうなるか。うーん,MOSFETは望み薄かなぁ。
半年ぶり位の合唱サークルの練習で物凄く久々に東急に乗ったら,車内のデジタルサイネージに世田谷パブリックシアター25周年の宣伝があった。江戸川乱歩原案の『お勢、断行』,音楽:斎藤ネコと書いてある。こんな所で斎藤ネコの名前を見かけるとは...
上野動物園詣。子パンダはレッサーパンダの奥から望遠で狙えることが判ったので抽選無しで行ったのだが,さすがに雨の後の高湿度状態では外に出ている訳もなく,目論見は果たせず。でも今日はガラパゴスゾウガメのタロウが餌食べているところを見れたから良いか。カメといえば父パンダの行列の近くに野生?のカメがウロウロ。不忍池から上がってきたのだろうか。
ぬし様は食事中。
楽天モバイル有料化のニュース。一昨年に契約してからずっと0円運用していたが,今年に入って全く使ってないので解約か。でも良番なのでMNPしようか悩む。povoは無料で維持可能だが180日以内に何か課金する必要アリ。課金の中で一番安いのはsmash.の1日使い放題¥220なので番号維持目的だけなら年間¥440だが,うっかり忘れてしまう可能性も。
一昨日から設計しつづけている改良基板の回路とパターンが完成したので発注してみた。今度は電源が赤基板で,アンプは白基板だ。初段の電源は結局TL431とTTC014のペアで。TL431だけのシャント電源で良かったが,耐圧を超えるケースがあったので普通にトランジスタの安定化電源としてツェナーの代わりにTL431を入れた組み合わせで構成。TL431はDIODE社のSOT-23サイズの物が入手できたのでそれを採用。TL431のバイアスは電源基板の方で使ったチップ定電流ダイオードS-272Tが余っているので採用。TTC014とTL431とS-272Tを全て合わせても前回使ったLT3014よりは安いし,DC-DCが無いので更に安い。さて,どんな音が出るやら。
上島竜兵の自殺,誰が投稿したのか知らんが,午前中の段階で居住していたマンションが大島てるに事故物件登録されていた。 早っ。
一昨日のアンプは当面の間,ソ連球6N23Pを挿して使うことにした。ボスホート製。日本語にすると日の出だ。ボスホートといえば,以前,2017/6に中華プリアンプでボスホート製の6J1Pを試したネタを書いた。あのアンプはスイッチングノイズが酷く,音も歪みっぽかったので飽きるのも早かったが,今回はどうだろうか。ボスホートの6N23Pは同じロシア球でも一昨日のSOVTEK 6922とプレートの構造が違うが,特性は似たり寄ったりらしい。音を出してみてびっくり。内部抵抗(rp)SOVTEKの6922に比べ低いのか,まるで違った力強い音がする。聴き疲れもせず,ローコストの割にはなかなか良い音だ。この新しいアンプの音を聴きながら改良版の回路をKiCADで作成してみる。電源基板の方は昇圧モジュール前提の直流専用バージョンに変更。後付けしたコイル類をきちんと配置し,ついでにUSB-PD給電用のIP2721とMOSFETのパターンも配置。基板の大きさが長手方向に1cm大きくなってしまったが,今の箱なら問題なく収容可能。アンプ基板の方は,前回のうっかりミス修正と,初段電源の共用化を実施。現行は絶縁DC-DCとLT3014による別電源だが,昇圧モジュール出力に多少の余裕があったので,終段用のB電源から電圧制限抵抗とトランジスタTTC014による安定化回路を経由して初段用のB電源とC電源を生成することにした。さて,どうなることやら。
2021年10月号のJAFMATEに載っていた遊眠亭主のエッセイにウケた。妻が自動車免許を取得しなかったので,自転車がマイカーだという話なのだが,それがボロいママチャリなので嘆いているというネタ。パンクしたまま乗ったらホイールが歪んでしまって,やっと買い替えてくれると思ったら,またママチャリでガッカリしたという話。しかもその自転車がゴ○○リ色って,なんだか凄い書き様だ。最後は30年ぶりに自分でも自転車を買った話で締めているのだが,それがオランダ製のオシャレな水色の電動自転車らしい。その辺はさすが遊眠亭主。ググると出てくるコイツと予想。その辺,実用一辺倒のスーパーカブとイギリスのお城自転車を並べた某アニメを思い出して笑ってしまった。あれは結局お城自転車からスーパーカブに乗り換えるのだから。前カゴ上等。ママチャリ上等。おいらが30年前に職場の臨時工の人にもらったママチャリはデカい前カゴ付きで,バックミラーまでついている完全実用車だ。職場の人の結婚祝いにあげてしまったが。
ヤクルト,何と巨人相手に3タテ。やはりキャッチャーは重要なんだよな。
GW中に完成目標だった6DJ8プッシュプルアンプ,昨日シャーシの穴開けと塗装が終わったので,色々テストしていた各基板を組み付けて,ようやく音が出るようになった。なかなか面倒な作業なのでスイッチとボリュームとヘッドフォン端子を一緒にしたプリアンプ用基板なんてものを作成し,それと本体のアンプ基板をコネクタ付きのケーブルで結ぶという方法。当たり前だがコネクタ付きのケーブルを大量作成しないとならなくて,結局省力化になったのか微妙。各所の電圧チェックの後,球を挿してみる。高価な球をうっかり飛ばしてしまうのは勿体無いので,挿したのは千円しなかったSOVTEKの6922。これがなかなか良い音が出る。シングルアンプに刺したときは多少色気のあるボケた音だったが,同じ球かと見違えるくらいの繊細さだ。なるほど,シングルと全段差動プッシュプルの音の違いってのはこんな感じなのかと納得。これはいいアンプだ。ノイズ取りのコイルとコンデンサをぶらさげまくったお陰かもしれんがアリエクで2百ナンボの中華昇圧基板はなかなかのモノだ。スイッチング電源なのでハムは皆無。ノイズもほとんど聞こえない。かなり静かなアンプに仕上がった。
ベースはぺるけ師匠の回路をアレンジしたもの。高圧回路(といっても,今回は真空管くらいしか無い)以外は表面実装品。2SK209のペア取りが必要。秋月にあったSOT-23用ゼロプレッシャーソケットのお陰でスムーズに進む。測定して判ったのは,秋月購入品は小袋の中で多少のバラツキ程度で揃っているが,小袋が違うと思いっきり違うという感じだ。測定が面倒ならデュアルJFET 2SK2145を使ってドレイン抵抗にバランサを付ける方法も使えそうだ。初段バイアスの定電流回路は2SK30の選別指定だが我が家に使えそうなJFETは無かったので,別に定電流回路を構築。初段電源を絶縁形DC-DCによる別電源として,電圧をレギュレータ(LT3014)で固定したので,デュアルトランジスタを用いたカレントミラーを採用。初段を別電源にしたのは,B電圧の昇圧モジュールの電流容量が少なくても使えるように配慮した設計。当初使用しようと考えていた昇圧モジュールなら必要な回路だったが,安物中華昇圧モジュールが40mA位は普通に取れて,ノイズもフィルタした後は許容範囲だったので,ここまで凝る必要は全くなかった。次に作るなら普通にB電圧から借用してMOS-FETの定電圧回路を経由するか,ぺるけ氏の作例のように単純な抵抗とツェナーのシャント電源にするか。
電源は15VのACアダプタ給電。なんちゃってEMIフィルタを通した後,安物中華昇圧モジュールで175に昇圧し,オンディレイタイマー兼定電圧基板で158Vを生成。電圧は細かく調整可能なので,球に合わせて追い込むことが可能だが,そこまでやる必要もなさそうな。他に15Vをレギュレータで降圧し,リニアLEDドライバを用いた366mA定電流回路でヒーターを直流点火と,初段用の絶縁形DC-DCコンバータで48Vを生成。この48Vを32VまでレギュレータLT3014で降圧し,初段用のB電源とC電源を作成した。
目標だったローコスト化だが,今回の部品で高価なのは出力トランスだけ。春日のKA-14-54Pは値上げで1個¥6,490になってしまった。東栄のOPT-10P-10Kも値上げ。カバー付きで¥5480だ。カバー無しなら¥4250だが高圧が流れるので箱の中に入れるかカバーをつけるかしないとならない。ここは電源トランスが流用できないか構想中。シングルアンプだと直流が重層するのでダメだが,プッシュプルなら使えるかも? Talemaのモールド品のトロイダルトランスが流用できると有難いのだが,特性を測定する環境を構築しないとならんな。ググると先輩諸氏が色々試しているようなので,アリかなとも思ってしまう。まぁ,そこまでやらんでも,中華で面白そうなのを見繕うってのもありそう。まぁ,春日のKA-8-54P2が余っているので,次作やるならそれにするつもりだが。
中はこんな感じ。配線長がいい加減なので配線だらけで見苦しい。(撮影後,少し整理した)
昇圧基板の中華コンデンサは実験用なら良いが実用でそのまま使うのは怖いのでルビコンに交換。
2SK209の熱結合はこれから。適当なアルミ板か銅板を熱伝導両面テープで貼り付ける予定。
タカチのアルミ箱はアイデアルと異なり長手方向にネジがあるので,前回貼り付けたなんちゃってウッドパネルは省略。
ヤクルト,ここにきて何と首位浮上。そのまま優勝まで突っ走れるなら凄い。
GW中に完成目標だった6DJ8プッシュプルアンプ,シャーシの穴あけと塗装をしてみた。今回のシャーシはタカチのアルミ箱MB6S(MB14-5-20)。アマゾンで¥1682。だいぶ値上がりした気がするが,こればかりは仕方がない。富士シャーシや奥澤シャーシを使えばもっと安くなるが,底板加工が面倒なので見送り。塗装は前回染めQで丁寧に塗装したのだが,今回はコストダウンが目標なのでダイソーの100円艶消し黒スプレー。臭さは変わらず。でも染めQの方が臭いかなぁ。まぁ,喰いつきと質感の違いはあるが,質感は並べないとわからないくらいなので無問題。喰いつきは気になるが,元々メタリックシルバー塗装されている上に塗装なので,あまり問題にならないかもしれない。
ケースができたので一昨日の電源基板を実装してみた。電源基板の電源には実験用定電圧電源をACアダプタ起動に変えると,秋月の15V/50Wアダプタでは電源ON時にACアダプタの保護回路が働いてしまう。こりゃやらかしたかと思ったが,電流は定格以内だったので,突入電流の問題か? このACアダプタは保護回路が働いた後に恒久的にOFFするのではなく,勝手に自動リトライする仕様なので,自動リトライに任せてみると2回目に起動する。数Wの抵抗を直列に入れないとダメかなと思ったが,まぁ,起動するのだからこれでも良いか。次作があるなら今時っぽくUSB-C入力にすることを検討するかな。USB-Cならば50W以上のアダプタも廉価だし,小型軽量だ。単純にUSB PDが喋れる中華LSI IP2721を試してみたいというのもある(コイツはUSB PDが喋れて,あらかじめ設定した入力電圧になったところでNMOSスイッチのゲートを開くことができるLSI)。電源が動作することを確認したついでに,電源の立ち上がりが緩くてもオンディレイタイマーが毎回起動するよう,トリガの0.1uFに1.5uFのセラコンを並列追加。これでオンディレイタイマーの問題はなくなった。あとはメインの基板と出力トランスを取り付ければ音が出る(ハズ)。
CQ出版社のサイトで拾える無料書籍のなかに,1986年版の主要ICのピン配列一覧を発見。2011年からあるらしい。うーん,気がつかなかったぞ。巻頭はお決まりの74シリーズ。7400から順に紹介されている。昔は結構覚えていたので結構懐かしい。でも今はサッパリ。そりゃ,全く使わなくなったのだから当然か。30V取れる十進デコーダ7445とか,とっくに廃品種になっているものと思いきやまだ現行製品で驚き。次いで4000/4500シリーズの紹介のあと,マイコン周辺LSIやCPUの紹介。DACやオペアンプや3端子レギュレータと続く。TO-3タイプの10A定格3端子レギュレータ78P05なんかさすがに入手できないだろうな。最後はスイッチングコントローラと基準電源だ。まだまだTL497の時代で,おいらが最近ハマっているUC3843はさすがに紹介されていない。
品切れ続出でどこにも売っていない0秒チキンラーメンが,何とダイソーに並んでいたので早速購入。意外に穴場なのね。
昨日の続き。仕上げに纏めて1冊になるようにPDF化したらAcrobatがエラー吐いて焦った。そういやこの古いAcrobatはNAS上のPDFファイルを纏めようとするとエラーを吐くというのを思い出し,ローカルにコピーしてから作業することで解決。昔のOSならそんなことは無いのだけど,ギリギリ動いているOSでは仕方がない。そんなこんなでどうにかゴールデンウィーク中には間に合った感じ。
アンプ電源基板のつづき。特別な回路でもなんでもなく,ツェナーとトランジスタとFETを用いた,ごく普通の定電圧電源回路。NE555系列ICで制御するオンディレイタイマーをオマケで追加。構造は簡単で,ツェナーと対にするトランジスタをフォトMOS使って一定期間オフにしてしまう仕掛け。オフにするとツェナー電圧+αくらいの低電圧出力になる。約30秒後,ヒーターが温まってからプレートに高電圧をかける仕組みなのだが,そもそもじわじわと電圧が上がっていく設計なので,まぁ無くても大きな問題にはならない筈。しかし18Vまで使える555って,1.27mmのSMD版は入手困難なのね。昨今のIC不足がこんな所まで影響しているとは。秋月の韓国製を使ってみたが,思ったより電源入力の立ち上がりがトロいのか,動いたり動かなかったりで結構忙しい。まぁ,オマケの保護回路なので動かなくても致命的ではない筈。
この電源基板はAC入力が使えるように入力にブリッジ整流用のパターンをつけた。今回はDC入力なのでダイオードの代わりにリードタイプのコイルとコンデンサを入れる。真空管回路用なので電圧は高いが電流は多くても20〜40mA程度なのでリードタイプのコイルでも特に問題にはならない。昇圧モジュールとの入出力にはコモンモードチョークも挟んでおく。これが波形を見る限り結構効いていて,さすがにゼロにはならないが先月24日の半分以下になった。それでも30mV程度のスパイクが出ているが,まぁ,元がアリエクで200円台の廉価昇圧モジュールなので気にしないことに。電源はこれでほぼ完成。15VのACアダプタで真空管アンプが動作するようになった。あとは新たなアンプ用シャーシの穴あけだなぁ。その前に穴あけ図面を作成しないと。
iPhoneが電池切れなのでスクショで。髭のところは30mV前後で4.3MHzくらい。あとはどうにか2mV前後に押さえ込み。
(モジャモジャの部分はほとんど環境ノイズなので,ほぼ測定限界値?)
更に昨日の続き。1曲づつ完成まで作業すると飽きるしアイデアが出てこなくなるので,順繰りに完成度を高めていく方法でだいたい完成。なんとか間に合いそう。しかしゴールデンウィーク,出かけたのが29日の大御所のコンサートと1日のドライブだけだとは。
昨日の続き。なんとか形になってきた。驚いたのが,リクエスト曲も含めて選曲した5曲が全て男声歌い出しだったこと。これにはびっくり。ミュージカルなので合唱歌い出しというのはなかなか無くて,歌い出しは男優か女優。うーん,似た傾向の曲を集めたのが裏目に出たか。これじゃ変わり映えがしないので,曲は有名でも物語があまり知られていなかったり,歌詞の意味がどっちでも取れる曲は女声歌い出しに変更。そんなこんなで何とか形に。明日は浄書かなぁ。
そろそろ宿題を片付けないと終わらないので,先日選曲したミュージカル曲の譜面作成に入る。耳コピからだと数日では終わらないので元ネタ譜面を集めて適当にアレンジしていく方法で。それでも気が乗らないだけあって結構な時間が。うーん,間に合うかしら。
久々に車で遠出。中島みゆきの80年代アルバムをかけながら,90年代の旧車で。しかし最近の旧車窃盗の話を聞いていると,つくづく価値のない車で良かったと思う。この車の部品が欲しければ,わざわざ日本に来る必要なんか無い訳だし,国によっては大量に出回ったので,まだまだ世界中探せば部品もなんとかなるというのも。
先月に引き続き今月も旧暦と新暦の日付が一致する。2ヶ月連続ってのは結構珍しい?