飴屋的日記
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5/31 (旧4/20)(月)

5/26の中華ロジアナもどきに秋月のプローブをつけてみた。格好だけはなかなかいい感じ。プローブを付けたバージョンの他に,QIコネクタの先をメスからオスに付け替えた性転換バージョンも作ってみた。ブレッドボードで使うなら性転換の方が便利。


ハンダ付けは困難な材質らしいのでQIで接続。モノは意外にしっかりしてる。


5/30 (旧4/19)(日)

5/24の続き。よく考えてみたら,あの電光ボードは緑LEDデータと赤LEDデータを同期して送らなければならなかった。なのでSPI出力をそのまま電光ボードに食わせる案は却下。そこで,SPIで1列(160ビット)送るのは諦めて,16ビットデータを送り,上位8ビットを緑,下位8ビットを赤として送れないか検討してみる。データを受けるのは何でも良いので,74HC595か74HC164を直列つなぎ。SPIのCSをキーにして各々8ビットづつ74HC597か74HC165に送り,電光ボードには8発,74HC165には7発のパルスを送れば良い。タイミングチャートを書いて例のWinCUPLでCPLD用にプログラミングしてみるのだが,パルスを数えるカウンタを外付けにしても回路が22V10やATF750に入りきらない。初期化ルーチンやら何やらを省くとギリギリ入るのだが,もう少し大規模でないと色々不都合。ブレッドボードの上で使えそうな現行品は24マクロセルのATF2500Cくらいか。これならカウンタも含めて全部入るので,プログラムも書きやすい。でもまぁ,そこまでして完全ハードで仕上げたところで,実質1バイトづつ20回も転送しないとならないのが面白くない。だったらSPIで20バイト×2を送ってもらって,あとは全部AVRマイコンにやらせてしまってもあまり違いはなさそうな気がしてきた。折衷案として,AVRに外付けSRAMをつけて,AVRはSPIの受信データをSRAMに書き込み,SRAMから読み出して電光ボードに送るのはハードというのも出来そうだが,AVRにDMAがないのであまり面白くない。あ,それならSPI制御のSRAMを2つつけて,ホストからは双方のSRAMに各々緑,赤のデータを書き込んでもらい,読み出すときには双方のSRAMから同一クロックタイミングで読み出して電光ボードに送れば良いのか。SRAMへの書き込み時は片側づつ書けるようにして,ボードへの送信時は両方いっぺんに読むしかけ。ソフト的には片側のSRAMをホストが読んでいるふりをして,実際のリードコマンドは両SRAMに送り,電光ボード側に両側のリード側データを繋いでおくという小細工をしておけば良い。リードコマンド時の24個のパルスを読み飛ばして送る機構は,素直にCS後のパルスを24個読み飛ばすか,ハイインピーダンスになるのを利用してアナログ的に検出するか,色々と手はありそうだ。SRAMをシーケンシャル動作モードにしておけば,160ビット送ったところでクロックを止めて次のラインといった動作もソフト的にできそう。これもハードで可能だが,あまり凝るとまた22V10やATF750に入りきらなくなるか。


5/29 (旧4/18)(土)

毎年恒例のNHK技研公開はオンライン開催になってしまったので,久々のナイル詣。前回は12月でまだインドのビールが呑めたのだが,さすがに今は出してなくてテーブルの上が寂しい。


毎度のことだが本物は美味い。


5/28 (旧4/17)(金)

上野動物園,ようやく6/4(金)から再開園するらしい。1日2000人だとか。ようやく12月に購入して翌週から休園となってしまい話のネタにしからならなかった年パスが役に立つ日が来るのか。


5/27 (旧4/16)(木)

スーパーカブ8話。なんだかお腹が空きそうな話だ。とっ散らかった内装も凄いが,ドイツの黒ってのが渋くて好きだ。娘には散々な言われようで,確かに日本人の口に合うかは微妙だが,美味い店もある(ただし千円札が軽く飛ぶ)。そしてついに来たベートーベン。あそこであの曲を使うかって気はするが,まぁ,それはそれなんだろな。しかしあのチャリ,下手したらカブの新車が3〜4台買えるぞ。よく盗まれないなぁ。


5/26 (旧4/15)(水)

一昨日の続き。ハードウェアでシーケンサ組んで,ちょっと込み入ったことをしようと思うとロジアナが欲しくなる。それこそポケットオシロでよいのだが,今回はチャネル数が足りない。どうせ持ち運びはしないのでパソコンに取り付けるタイプで十分で,ソフトはオープンソフトのPulseViewを使うのであれば,大掛かりなハードは不要でCypressのEZ-USBで十分使える。ところが,これが一時期より扱いが減って,怪しい中華直送クローンばかりになってしまっていた。そこで,どうせ百円前後しか変わらんので同じ中身(っぽい)の出来合い中華ロジアナを¥1156で入手。早速Macに突っ込んで覗いてみるとfx2lafwと表示。CypressのEZ-USBそのまま。とりあえず身近なモノを測定する限り,ちゃんと動きそうな感じだ。まぁ,いつ壊れるのかわからんが,当面はコレで良いか。あとはプローブだな。キーサイトの奴のように超高価な高級品でなくて良いが,そこそこの奴はないか。


5/25 (旧4/14)(火)

スーパーカブ7話。聖地にR20の竜王駅入口交差点追加。3人目もモブからちょっと出世。さわやかなBGMにのせて,岡持載せた出前機とリアカーと自衛隊ジャンパーを着た女子高生の組み合わせってのがいい。ってか,大爆笑。あり得ないだろそれ。益々おっさんに見えてくるんだよなぁ。昔アニメの影響で左利きジャズベースが売れたように,今度はマルシン出前機が売れるのか。あと,イタリアンの代替案でテキサスってのが,凄くおいら好み。テキサス共和国旗を持っている演劇部ってのもあり得なくて好きだ。しかしなんとかイーツとか言ってる食い物宅配業者さんよ,世界標準は背負い箱なのもしれんが,日本にはスーパーカブと岡持と出前機という素晴らしい発明があるのだというのを勉強した方が良い。


5/24 (旧4/13)(月)

2月からペンディングのデジット扱いの32x16ドットLEDパネル表示器,2月時点では手探りだったので全部ソフトウェアで制御した。それでも十分すぎるスクロール速度が出るのだが,ハードウェアで制御する改良を考えてみる。Raspbery PiのSPI出力を使えば簡単にできるかもしれない。立ち上がりエッジのMSB Firstなのでモード0で使用。出力(MOSI),入力(MISO),クロック(SCKL)と,選択(CS)とGNDの都合5線。そのうちMISOは入力なので,今回は無視。対してLED表示器側は,アドレス4本,アドレス決定(ALE),内部バッファ書込(WE),クロック,データ2本の9本。そのうち,本当にマイコンから制御が必要なのはCLKとデータの2本であり,あとはハードでなんとかなる感じ。最初がわからないので,リセット信号をマイコンから出すことにして,アドレス周辺はハードでシーケンサとして構築してみることを考える。リセット信号→アドレスカウンタ"0"→ALE(On)→WE(On)→WE(Off)→ALE(Off)→アドレスカウンタ+1→アドレスが0の場合は終了→マイコンにデータ送信可を示す→CSがOnになるまで待ち→クロックとデータ→CS(Off)→マイコンにデータ送信不可を示す→ALE(On)に戻る。というシーケンスを順序回路で書いてみれば良いのか。独立したクロックで動くようにして,CSがOnの間はクロックを停止すればよいのか。TTLを並べればなんとかなるが,試作が面倒臭いし,廃番のTTL集めに翻弄するのは得策ではない。となると,やはりPLDだ。これを16V8用にCUPLで書けるかどうか。カウンタ部分を74HC161で外付けにすればギリギリ16V8を1個で出来そうな気もするが,量産はしないのだから,変に苦労するなら22V10かATF750あたりで組んだ方が賢いか。あ,途中で色を変えるとCSが動いてしまうので,CSはアテにしないでシーケンス回路のクロックをソフトウェアで生成して同期させるか。うーん,これかな。


5/23 (旧4/12)(日)

久々に秋葉原詣。秋月の袋は瓦版か店舗利用案内(マスクをしろ,手は消毒しろと書いてある)が入っていたのだが,今日は求人が入ってた。店員が前よりメイド喫茶寄りになっているのは気のせいか。部品店のお姉さまも町田のサトー電気のマダムやaitendoの中国女くらいにパワフルなら一切文句ないが,まだまだ部品知識がイマイチの方もいらっしゃるようで,レジ打ちに苦労している様子。まぁ,何年か前まで日によっては暫定営業と銘打ってバーコードが入っている部品以外は買えなかったのだし,その前は週休3日くらいだったのだから,これでも大分改善しているとは思うのだが。


5/22 (旧4/11)(土)

イトーヨーカドーでナイルレストラン監修のバターチキンカレーを扱っているというので久々に行ってみる。食べてみると確かにバターチキンカレーだ。スパイスが工夫されていて美味い。一緒に売っていたポテサラもタマネギがいい感じ。これはオススメ。


味が一般寄りなのは仕方がないか


5/21 (旧4/10)(金)

先日上海から送られてきたAppleのAir Tagに,先週届いたディーフのカバーをつけてアクティベートしてみる。これ,意外に大きな音がするのだが,倍音成分が大きすぎて音が出ている場所がわかりにくいのが難点。まぁ,この手のモノはだいたいの場所がわかれば用が足りるので十分かな。


5/20 (旧4/9)(木)

Combo384の絶縁基板のビットレート表示機能,mouserに騙された部分を最小限パターンカットと付線とGAL書換で克服。やっと表示できた。まぁ,蓋をしめてしまうとこの数字は見えなくなるので,本当に只のオマケなのだけど。で,これでようやく一段落。他にやることは,アナログ部分のQIコネクタの接触が予想通り甘かったので,ここはEHかXHに入れ替える予定。あとは電源の改良くらいか。


基板間のオーディオ信号の配線が汚いので再配線するかな。


5/19 (旧4/8)(水)

最近ハマっているコーヒーがパルシックの東ティモールコーヒー。切らしてしまったので出かけついでに調達。これ,以前は国際協力フェスティバル(グローバルフェスタ)でパルシックから直接購入して,そのときだけ飲んでいたものが,今は普通に成城石井で買えるだけの流通量があるようで,そこそこ普通に買えるので,飲み続けている内にハマってしまった。というか,商社ではなくNGO扱いのコーヒーが普通に買えるというのがなかなか凄い。好みは別れそうだが,フルーティな原種系のコーヒーが好きな人にはオススメ。結構美味い。


5/18 (旧4/7)(火)

先週来た絶縁基板,ついでにCombo384のビットレートをスタティックに表示する機能をつけたのだが,その部分が満足に動作しない。GALを外してテスタでCombo384の出力を見てみると正常動作している。じゃあGALの方かとピンにテスタを当ててみると,肝心のVccが通電していないようだ。えっ,そんなことあるのかと,一番あやしいPLCCソケットを確認してみる。うーん,やられた。mouserでソケット購入時に購入ページに置いてあったフットプリント情報をそのまま信じて流用したのだが,GAL16V8とはピン配列が1つずれていたのだ。というより,GAL16V8は至極一般的なピン配列なので,このデータを作った人が間違えたか。作成した基板のVCC(20番ピン)の場所は1番ピンであり,以降1番の場所が2番,2番の場所が3番と1つずつずれている。やられた。幸いなことに相手はGALなので,どうしてもパターンカットと付線が必要なのはVCCの20番と,12番ピンの2箇所。あとはプログラム書換で対処可能。致命的ではないのだけどなんだか後味悪い。現品を調査してから取り掛かるべきだったか。何が面倒臭いって,パターンカットするにはこの20本足のソケットを基板から外さないとならないんだよなぁ。


5/17 (旧4/6)(月)

香港の尖沙咀のシェラトンホテル内のそごうの前から太子の界限街まで5/16に撮影した彌敦道をひたすら歩くだけの動画があったので,いいね! をつけてきた。気温30℃,湿度70%のなか,本当に約1時間,ひたすら歩くだけ。でもこれが嬉しい。だって今は行きたくても行けないのだから。 景気が悪いのか観光客ゼロの影響か,尖沙咀から佐敦にかけてはシャッターばかりになってしまったが,油麻地から旺角あたりはあまり影響を受けなかったのか,人通りが少ないことを除いて,なんだかいつも通りだ。でもやはり空きテナントが目立つのは仕方がないのか。始祖中心の手前のアニメイトも空きテナントになってるのを発見。いつ潰れたのだろうかとGoogleストリートビューで調べてみると,2019/10にはあって,2020/12は空き家だった。おいらが最後に香港に行ったのは2019/1で,その後2019/11に行こうとして前日に尿路結石にやられてしまったのだけど,多分その頃はまだ残っていたかもしれないのか。もっとも,その頃のあの辺は毎日のように警官隊とデモ隊の応酬があった訳で,観光客が近づけるような空気ではなかったのだけど。


バス広告の生えるShampooに興味アリ。日本語!?。あれは何者なんだろうか。

5/16 (旧4/5)(日)

昨日の絶縁基板のついでに注文したぺるけ式バランス型ヘッドフォンアンプSMD版のリメイク基板に部品搭載してみた。前回のドジ踏み付線版との変更点は出力の電解コンデンサを安物ルビコンZLHからニチコンKWに,ついでに電解コンデンサに 松下のECHU 0.1uFをオマケ。これは裏面実装。相当ドンシャリしそうだが,もともとドンドンいっているので少し位シャリシャリしていた方が似合いそうだというのが理由。あとはLEDの色を緑から橙に変更した位。どうせ基板上で光っているだけなので蓋をしてしまうと見えないのだが,緑だとなんだか計測器っぽくて。老眼を引きずりながら1608チップ抵抗の半田付けもだいぶ慣れてきたので昼頃に部品を付け終わったのは良いが,給電してみるとL-chから音が全くでない。発振すらしない。うーん,ここまで致命的だとヘッドフォンコネクタのところか初段のバイアスか。そこで初段のソース電流をテスタで見てみると,うーん,電圧がおかしいぞ。ほどんど流れていない。負荷は2SC2712Yを2個組み合わせた定電流負荷だが,そこにほとんど負荷がかかっていない。ということで,Dual FET 2SK2145のソース端子にハンダゴテを当ててみる。ここのハンダ不良で決着。お粗末様。


ステンシルを流用したいので部品配置は変えてないが,基板上の配線は色々改良してある。

早速,昨日の絶縁基板の先のDACに接続して聞いてみる。ここまで鳴れば高級品のフリをできるかもね。ヘッドフォンアンプに限ると,一番高価な部品は相変わらずペンタコンの4.4mmジャックで,2千円以上する。これは代替品が無いので仕方がないし,正直,このジャックは音が良い。でも次に高価なのがニチコンKWの4700uF/16V(1個300円前後)か マルツのLinkmanの2連VRを3個イチ改造した4連VRかなのだから,チープオーディオの仲間に入れて欲しい。ちなみにオイラが大好きな東信の銀色コンデンサはケースに入らず候補から脱落。ニチコンKW+松下ECHUは多少のドンシャリ具合で思ったよりもドンシャリしていないが,これはエージングで変わるかもしれないので油断禁物。まぁ,あまり酷いようだったらコンデンサ交換するか,裏のECHUを外すか他の物にするかかな。


5/15 (旧4/4)(土)

5/5にFusionPCBに発注した基板が届いた。早速TIのISO7640FMを使ってCombo384とDACを絶縁するシロモノを作成してみる。コンピュータのLANで使うパルストランスのIC版というか,そんな感じのIC。ICなので流石に中はトランスではなくコンデンサが入っている。1次側(Combo384側)は3.3Vの電源があるのだが,2次側(PCM1794側)には無いので,基板に供給している5Vを拝借し3.3Vに変換する3端子レギュレータもついでに搭載。ここは良いものを載せてもあまり意味がなさそうなので,電源容量を少しでも温存する目的で,超省電力タイプのMicrochip MCP1703Aで。電池駆動の基板に使う部品だが,事情は似たようなものだ。

早速試聴してみる。このIC,オカルトだと思っていたけど結構効くね。薄いモヤがかかっていたのが晴れたような感じ。あとは価格。おいらがMouserで購入した時点で1個$6.51というのがもう少し安くなれば。でも変なコンデンサやオカルトケーブル使うよりは効果ありますよ,そこのお兄さん。


5/14 (旧4/3)(金)

スーパーカブ6話。オープニングに出てくる3人目がようやくモブで出てきた。主人公たちがお近づきになる日も近いか。しかし全くの無改造で原付二種登録は良く聞く話だが,ちゃんとボアアップしているのは偉い。でも相方の変人はともかく,主人公のような女子高生がボアアップなんてやるか普通。後半はちょっとうらやましくなった。若いっていいなぁ。それはともかく,今回は良く行く場所を回ってくれたお陰で見慣れた景色が沢山。あのバス停の道も車で指揮棒振りに通ってる場所。今回は何が凄いって,山登りで空気薄くてヘタってしまっているエンジン音をちゃんと再現していること。音効さん凝りすぎだよ。あれどうやって再現したのだろう。風切り音が入ってないので山で実際に走行させた実録だとは思いにくいけど,音のしない電気自動車でカブのすぐ後ろか前を強力ウインドジャマーを付けたマイクで追うならできるか。最低3人は必要だが(カブ運転する人,車運転する人,車から身を乗り出してマイク竿をカブに近づける人)。


5/13 (旧4/2)(木)

今週入ってからIIJmioの300kbpsがやたらと遅い。今日は40kbpsでれば良い方だった。ギガプランに乗り換えた人たちがギガ使い切ったか。今月はシェア機能が実装されていないので,使い切ったら終わりなんだよなぁ。月後半はテザリングかなぁ。


5/12 (旧4/1 朔日)(水)

DTM系のソフトのドングル,iLokにUSB-Cタイプが出たらしい。中身は一緒だそうなので,特に高速とかそういう話ではなさそうなんだが,このタイプの口を持ったHUBは他より高価なので,ノートパソコンの本体にそのままつけることを想定しているのかどうなのか。まぁ,困ってないなら敢えて乗り換える必要もなさそうだけど。


5/11 (旧3/30)(火)

ハンダコテの先をリフレッシュする白光のケミカルペーストというのを試してみた。gootのチップリフレッサーと違って,コイツは腐食の元になるリン酸アンモニウム不含というのがウリらしい。中身は錫の粉というのは一緒。フラックスで練ってある。見かけも中身もクリームハンダと同じようなものだが,フラックスに仕掛けがあって,普通のヤニ入りハンダよりコテ先にくっつき易いような工夫がしてあるらしい。何に使うかというと,温度が高すぎて黒くなったコテ先を綺麗に復活させてくれるスグレモノ。コテ先が黒くなるとハンダが乗らなくなって,物凄く使いにくいコテになってしまうのだ。というか,せっかく温度調整付きハンダゴテを使っているならコテ先が黒くなるまで温度上げて使うなってことなのだけど,丁度先日買ったハンダゴテの付属コテ先が中華でもないのに不良品で先までハンダメッキが乗っておらず,使い始めて10分で黒くなってハンダが乗らなくなってしまっていたので,そのコテ先を使って試してみたところなかなか上出来。メッキが復活(というか,コイツは不良品で最初から先まで乗っていなかったのだけど)し,普通に半田付けできるようになった。もっとも,このコテはコテ先をDタイプに入れ替える予定で購入したもので,不良品のコテ先をお試しした後にさっさと入れ替えてしまったので,実際に役に立ってる訳ではないのだけど。面白かったので調子に乗って我が家で現役のコテ先を全部リフレッシュしてみたのだが,さて,吉か凶か。


5/10 (旧3/29)(月)

テイクアウトが和製英語ということに今頃になって気がついた。以前,アメリカで仕事していたときはキャッシャーでHere?とか聞かれるので,そこでNo!か前に並んでいた人と同様にto goと答えれば通じたし,いつもの香港では外賣(オイマイ)と広東語で頼んでいたので全然気にしていなかったわ(ちなみにhereは堂食(トンスィック))。逆に英語のPlease doggy bagは日本語では何と言うのだろう。昔はお土産って言ってた気がするのだけど,建前は犬に食わせる(本当は人が食う)ことでレストランには迷惑をかけませんよ。という気遣いまで入っているので,上手い日本語が思いつかない。そいや,お土産持って帰ったのも神田の寿々屋で忘年会やってた頃だから2004年が最後だ。うーん。


5/9 (旧3/28)(日)

5/5の続き。実際にLEDを光らせるとどうなるのか。基板のパターンはスタンレーのNAR131S-B用だが,かなり前に製造終了しているので,実際に載せるLEDは秋月で扱っているOptoSupply社のOSL10326。これが,色によって明るさが違う。データシートによると,20mA流したところで各々白65mcd,青50mcd,緑200mcd,黄緑12mcd,黄60mcd,赤26mcd,高輝度赤100mcdというバラツキ具合。また,白青緑は両端電圧3.1V,黄緑が2.2V,他が2.1V。緑200mcdは魅力的だが,秋月で扱っていないのと,両端3.1Vなので3.3V駆動は少しキツそうなので除外。となると高輝度赤か。そういう訳で,高輝度赤(OSL10326-IRA)を入手して,果たしてどのくらい電流を流せば問題なく視認できるのかを評価してみる。

まず,定電圧電源を接続し,実際の両端電圧がどのくらいか測定。すると1.5Vくらいから薄く光り始め,このLEDは1.7Vが両端電圧だった。データシートより0.4Vも低い。さすが中華だ。ドライブ電圧の3.3Vからこの1.7Vを引いた1.6Vが抵抗にかかる電圧。1mA流すのならば1.6KΩだ。当初,1KΩを想定していたが明るすぎ。2.2KΩ(730μA)でも明るい。4.7KΩ(340μA)でもまだなんとか。抵抗を変えるのが面倒になったので,以降は定電圧電源の電圧操作で評価。結局,200〜250μAくらいが実用上の境目になりそうな感じ。というわけで,抵抗は6.8KΩに決定。この値にしておけば,2セグメント点灯の場合は3.3KΩ,3セグメントの場合は2.2KΩが使えるというのも大きい。7セグメント×2桁+5セグメント=19セグメントが同時発光したとしても4.5mAだ,まぁ,この位なら50mAの制限内に収まりそう。


この位光れば十分な気がする。


5/8 (旧3/27)(土)

先月オープンのロマンスカーミュージアムに行ってきた。GWの予約も取れたのだが,緊急事態なんとやらに目を付けられると中止になってしまうので少し外してみた。結果として神奈川は緊急事態なんとやらから外れたのでどっちでも良かったか。入口で係員のお姉さまに予約確認のスマホを見せるとチケット売り場に入れてくれる。相当人数を絞っているのか,先客は誰もいない。チケットは自動販売機か,係員から買うか。クレジット払いをしたかったので係員から買ったが,システムの都合でJCB/AMEXは使用不可。慌ててVISAを出すハメに。

開店記念の洋蘭が並ぶ入口からエスカレータを降りた先にあるのがヒストリーゾーン。開業当時の電車が置いてある。開業当時の電車は早くも昭和30年代に相鉄と日立と熊本に売られてしまい,熊本に行った奴を買い戻して再整備したらしい。そしてその奥から入れるのが歴代の赤いロマンスカーがずらっと並んだエリア。


左の原型SE車の前に日付パネルが置いてあって,記念写真が撮れる。
スタッフの人に撮影してもらったが,現役の運転手で土日の手伝いに来ていたらしい。お疲れ様。

この歴代ロマンスカー,現役引退してから30年以上経つのもあるが,屋根のついた車庫で時々メンテしながら大切に保管してあっただけあって,保存状態はなかなかのもの。そして何が嬉しいって,LSE以外は展示車両に入れるようになっていること。さすがにSEとNSEは天井が低く,シートにも灰皿がついていたりして時代を感じさせる。そしてRSEとHiSEは車両内を歩き回ったり,シートに座ってみたりもできる。そのうちタチの悪い馬鹿か子供が展示物をぶっ壊しそうだが,今のところは問題ない。また,展示は車内だけでなく,床下にぶら下がっている器具や台車まで丁寧に照明を当てて,よく見えるようにしている。特にHiSEは1両目でぶった斬ってあるので台車が上からも見える。構造がよく見えて楽しい。


RSEの中。運転台の手前まで入れる。今にも動き出しそう。

ロマンスカーの裏はアカデミアエリア。小田急の年表と,以前下北沢に置いてあった地下工事の模型が置いてある。ああいう物って用済みで捨てられてしまっていると思ってたわ。そこからエスカレータを昇って2階に戻ると,大きなジオラマが置いてあるエリア。新宿から何と箱根町港まで,沿線の魅力をギュッとデフォルメして再現している。江ノ島や鎌倉まであり,江ノ電まで走っている。で,よく見てみると所々に変なキャラがいて芝居しているのが楽しい。中には小田急ビルを駆け登るスーパーヒーロや,海老名の上をウロウロしている人工衛星みたいな動く奴らもいる。 子供は電車が楽しいのかもしれないが,大人はすぐ飽きる。でもこのキャラ探しにハマってしまうと,電車そっちのけでキャラ探しするのが楽しくなる。つまり,大人も子供も楽しめる。ディスプレイ屋や学芸員が真面目に作ったものとは違い,遊び心満載。


工事現場に逃げ込むトラディショナルな泥棒と警官。ハイエースはカプセルトイだな。


我らがスズナリ。道路との向きは違うが綺麗にデフォルメできている。正面で何か撮影しているのはYouTuberか。


どこかのスタジオに入るミュージシャンと休憩中のスーツアクターと追っかけの女の子。


きれいなジャイアン


海老名だけやたらと充実。VINA WALKの七重の塔の隣でゆるキャラがくるくる。
1時の方向から時計回りに,えび〜にゃ,きゅんた,えのん,かなみん,おだっく〜
しかしえのんとおだっく〜はたぶん誰も知らない。手前の路上ライブは○きもの○かり?


箱根の山には時空の歪みがあるらしい。えーいほっ,えーいほっ


猪突猛進

キャラばかり見ていたが,肝心の電車は新宿から箱根湯本までエンドレス運行。終点でバックしないのがツマラナイが,箱根湯本から先,スケール違いの登山電車がいて,コイツが宮ノ下付近から強羅っぽい所までスイッチバックしながら昇っていくのが可愛い。更に芦ノ湖には海賊船がぐるぐる。これもよく出来ている。また,小田原で出会える新幹線は何故かロマンスカーが走っていて,これは実際に運転することができる。始発から終電まで,1日のドラマを照明と背景のプロジェクターで演出。終電から始発まではずっと映像と歌が流れていた。これはこれで良くできた演出なのだけど,動く電車を見に来てる子供は飽きるかな。

ジオラマの後は,ミュージアムショップとカフェ。カフェは館内に入らなくても利用可能。懐かしいクールケーキが食べられる。まぁ,疲れない程度にコンパクトに纏めながら,それなりに楽しめるという,いまどきのよくできた施設。予約が必要なのは面倒なのだけれど,是非。


懐かしいクールケーキ。飲み物は別料金でロマンスカーの写真付きも。(飲める車両図鑑)
富士山が綺麗なので撮影地は秦野市内か。


5/7 (旧3/26)(金)

Appleから先月発注したAirTagが届いた。届いたのは良いが,タグそのままでケースも何も添付されていないので,別に発注したタグケースが届くまでお預け。こんなところもAppleらしいのだが,届いてすぐ使えるがジョブス復帰後のAppleのウリではなかったのか。うーん,墓石ゆすって怒っていたりしないかな。


5/6 (旧3/25)(木)

4/30に米国mouserに発注したPLD(GAL16LV8)が届く。いつまで入手できるのか判らんくらいのヴィンテージICだが,一応現行品。コイツにプログラムさえすれば凝ったロジックICが廃番になっても代替が利くので無くならないで欲しい。しかしmouserもいつもこんな調子で米国から6日で到着するのならもっと常用したいが,たまたまGWで日本企業からの発注が少なくて空いていたのか,ワクチン輸送用に貨物機が沢山飛んでいるのか。で,早速,例のCombo384の速度表示回路を届いた16LV8用にWinCUPLで描いてみる。敢えてクロックを使ってないので16LV8は2個必要。3桁表示に2個じゃ足りないのだが,上1桁は無しか1か3しか出さないので,7セグメントのうちBCとAGDをまとめてドライブすれば1か3は出せるという目論見。つまり出力ピンは2つあれば良い。16LV8は出力8本。うち7本を7セグメントで使ってしまうので,残りを1本づつ2個の16LV8に振り分け。そして論理式をCUPLで描いている内に下1桁目のDとEも共有できることに気が付く。3と5と9を表示しないのでDEを一纏めにするとピンがもう1つ浮いた。基板を発注してしまったので今更だが,これはこれで他に使えそうだったので,ちょっとだけ悔しい。しかしPLDを仕事で使っていた二十ウン年前から感心していたのだけど,PLDのコンパイラは意表を突くような最適化をかけてくれる。これも頭の体操パズルなんだよなぁ。

大ボケの間違いもあったのだが,なんだかんだで修正しシミュレーションに合格。XGecuを使ってmouserから届いた16LV8に問題なく書き込み完了。2個あるので,わからなくならないように各々別の色のスマイルマークのカラーシールを貼っておく。こういうとき,色の順番は抵抗のカラーコードと決めておくと数字を書かなくても間違えない。いつも1から始めると茶色や赤色がなくなってしまうのだが,べつに数字の上下が分かればよいので,橙と黄とか,緑と青とか,組み合わせはなんでも良い。これで部品は揃ったので,あとは基板の到着を待つのみ。どうなることやら。


5/5 (旧3/24)(水)

パワーアンプの方がひと段落ついたので,差動ヘッドフォンアンプ基板で先月発覚したミスの修正バージョンを発注。修正しただけではつまらないので,電解コンデンサの裏側にSMDのフィルムコンデンサが載るランドを追加してみた。積層セラコンなら1608サイズで十分だが,フィルムコン用なので3225サイズで。あと,ついでにCombo384用の絶縁回路の基板も発注してみた。これはTIのISO7640FMというICを使ってCombo384とDACを絶縁するシロモノ。回路例はCombo384のデータシートに載っているので,これとISO7640FMのデータシートを参考にして回路を作成。このICはパルストランスのIC版のようなもので,フォトカブラで絶縁するより広帯域で使えるというのが売りらしいが,実際にEYEパターンとか測定してみたい気もする。この基板にはオマケとして先月ネタにしていたSPLDを使った静的な速度デジタル表示回路も入れ込んだのだが,Combo384から取れる電流は公式には僅か50mAなので,実際に動作させるにはちょっと厳しいかもしれない。一応,超高輝度7セグLEDを準備してみたのだが,実際に光らせないとなんとも。


5/4 (旧3/23)(火)

毎年恒例のエアコン掃除。昨年はずっと家にいた影響もあり,カビが生えないようエアコンは停止しないで24時間駆動させていたのだが,それでもファンやフィンの洗浄水は結構な茶色具合だった。こればっかりは仕方がないのか,それとも今時のエアコンは対策してあるのか,どうなのだろう。


5/3 (旧3/22)(月)

差動ヘッドフォンアンプ作成とほぼ同時進行していたパワーアンプ(ミニワッター)がようやく形になり,音が出た。これも元々はぺるけ氏のミニワッター。これを電子工作実験室氏がディスコン対策した回路にアレンジしたものを,さらに他の人が基板化したものを偶々某所で入手したので,ほぼそのまま使う。他人の回路で商売もどうかと思うが,まぁ,堂々と販売していないだけマシか。定数を変えたのは終段のエミッタ抵抗を0.47Ωでは色々と不安なので1Ωに。2段目のオンセミコンダクタ製BC327-25は共立で扱っているBC327-40に。終段のLAPTは2SA1186/2AC2837から秋月で扱っている2SA1386A/2SC3519Aに。しかしサンケンのLAPT,初めて使ってみたけど音良いね。さすがサンスイが倒産するまでアンプに使っていただけのものはある。2SA1386A/2SC3519Aは現段階ではヴィンテージでも高級品でもなく,秋月で¥150なのが有難い。もっとも,サンケンのカタログでは現行品だが秋月ではディスコン在庫処分枠に入ってしまっているのでヴィンテージになるのは時間の問題かもしれん。通電して異常発熱を確認して,オフセットを調節してスピーカーを繋げられるようにし,ヒートシンクの温まり具合を確認しながら終段のアイドリング電流を調節。回路図には0.2Aと書いてあるので,少し控えめの0.17Aにしたが,0.2Aでも大丈夫そうな感じ。

ケースはAliexpressで入手したパワーアンプ用ケース。24.44US$と激安。ただ,送料がかなり値上がっていて24US$も取られた。よくある中華で仕上げは雑だが肉厚は見事。バックプレートにノイトリックのスピコン端子を2つ付けたのだが,ホールソーを使ってもなかなか困難な穴あけ。これに最近贔屓のAKONのスイッチング電源を載せて使用。


30mAも流して熱くなること必至のBC327-40には真鍮板で作成した煙突型ヒートシンクを被せてみる。


5/2 (旧3/21)(日)

うーん,また結石来たか。さすがにGWなので病院やってない。来週くらいに時間作って行ってみるかなぁ。

Aliexpress経由で中華に発注していたマルチライターが届いた。中華の王道XGecu TL866II Plus。かなりの種類のプログラマブルなデバイスの読み書きができるシロモノ。先代は偽物だらけだったので,コイツは厳重な対策をしているのだという。偽物の見分け方まで丁寧に書いてある。試しにアマゾンでTL866を検索すると出るわ出るわ。偽物も沢山。本物の写真を載せている所もあるけど,実際に届く物はどうなのだろうか。まぁ,その辺の事情はAliexpressも変わらんと思うが,Aliexpressはヤフオクのように検収しないと代金が販売店に払われないシステムなので,偽物が届いたら難癖つけて検収しなければ良いというのが少しだけ安心(なのか?)。で,早速セットアップ。中華ドライバと中華アプリを常用パソコンにいれるのは危険なので仮想マシン(VM)を準備する。昔Windows10での動作テストに使っていたVMがあり,そのWindows10を2020H2にアップデートしてからインストール。TL866II PlusをUSB接続してアプリを起動してみると,いきなりファームウェアのアップデート指示が。指示の通りアップデートしてみた。これが偽物だと上手くいかないらしいので,それはそれで本物だという証拠か。手持ちのPICやAVRで試してみたが,問題はなさそうだ。このアプリには未知のロジックIC検索メニューがあり,これが(役に立つかはおいといて)結構面白い。手持ちのTTLは全て解読されてしまった。悔しいので意地悪で4066でも突っ込んでやろうかと思ったが,残念ながら部品箱には見当たらず。しかしこれが役に立つのはICのラベルをヤスリで削った基板(昔はコピー対策で結構あった)を解析するときと,偽物IC判別位か。

ついでにWinCUPLもセットアップしてみたが,こいつは流石に古いソフトだけあってWindows10では動作が不安定らしい。まぁ,大規模な論理を組む訳ではないので我慢して使うかね。


5/1 (旧3/20)(土)

例年ならGWは香港に居るのだが,今年は去年に引き続き家篭り。去年は本当に渡航するつもりだったので航空券やホテルをキャンセルにしたり色々あったが,次に予約できるようになるのはいつの日か。

久々にトゥインゴにガソリンを入れて少し遠乗りしたらヘッドライトバルブが1つ切れてた。バルブ交換でなおれば良いけど。

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