飴屋的日記
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9/30 (旧9/5)(金)

六代目圓楽死去のニュース。あの世で歌丸師匠と仲良くやってくれ。前名の楽太郎って大師匠の圓生が付けたんだってね。落語協会分裂騒動の当事者(被害者(!?))も昨年川柳川柳と円丈が亡くなったし,六代目圓楽も亡くなったので,旧圓生門下もそろそろ落語協会に復帰する動きがあって良いかと思うのだけどな。勿論,香盤は一番下から開始で,実力次第では1〜2年で真打ってのもアリにして。


9/29 (旧9/4)(木)

餃子の王将のスタンプカード,一号店(四条大宮店)のスタンプは単に「大宮店」とだけ書かれていることを今更ながら発見。普通は上下で2段表示なのに,やはり一号店は別格なのか。となると,埼玉の大宮にある各店舗はどのような表記なのか気になってしまう。行くのも面倒だし,こんなのいちいちネットに上げている奴もいないだろうしなぁ。うーん。


9/28 (旧9/3)(水)

先日京都浄土寺のホホホ座でジャケ買いしたちょっと古めのインディーズCD,MOMOcafe合唱団「Thank you and I LOVE you」を聞いてみた。コイツは何とびっくりダンボールのパッケージだ。それもYMOの増殖のようなモノではなく,印刷されたダンボールにCDクランプを貼って,イラストが印刷された紙で包んだ凝った作り(だからこそジャケ買いしたのだが)。中身は青臭い女の子の恋愛歌。ググってみると30人くらいの合唱団というが,たしかにそのくらいといえばそのくらいなのだろうが,ボーカルの録音がイマイチ。こりゃ安いイヤホンだと5人くらいに聞こえるのではないか。歌は一部を除きほぼユニゾンで,決して上手くはない。でも歌うことに愛を感じるというか,なんかそんな感じ。歌以外の楽器は,ライブハウスの客席でオフマイク気味に撮った感じの生音に聞こえて,これはなかなか気持ちがいい。全体の空気感はヤマハのポプコン経由でデビューしたての頃のさそり座(SWAY)に似ている。ただ,あっちの方が歌は百倍上手い。でもこの独特の空気感は嫌いじゃないかも。なんとなく別のCDも聞きたくなってきた。


9/27 (旧9/2)(火)

旅行中にlets Encryptからサイトの証明書期限が近い旨の注意喚起メールが届いていた。ubuntuで運用しているWebサーバの証明書だ。証明書は自動更新の筈なのだが,その仕掛けが動いてないっぽい。ようやく時間が出来たので対処開始。まず,手動で証明書更新を試してみるもエラー発生。

Renewal configuration file /etc/letsencrypt/renewal/xxxxxxxx.com.conf (cert: xxxxxxxx.com) produced an unexpected error: 'Namespace' object has no attribute 'apache_vhost_root'. Skipping.
名前解決できないって,何だそりゃ。DNSの設定を見直してみたが問題なし。色々悩みながらググってみると,python-certbot-apache の問題っぽい。先日,OSを20.04 LTSから22.04 LTSにアップデートした影響か。結局,# apt reinstall python3-certbot-apache と,python3-certbot-apache を再インストールすることで解消。明日早起きしなきゃならんのに,結構な時間になってしまった...
9/26 (旧9/1 朔日)(月)

午前は一昨日やる筈だった京都旅行の片付け。午後は夜までコメダに篭って新調したMacbookAirで色々と。コイツは結構電池が持つのが有難い。色々と半日使っても50%以上残ってる。さすがだ。


9/25 (旧8/30)(日)

ヤクルト優勝おめでとう。神宮球場のファンの前でビール掛けって,なかなか良い企画だと思う。神宮だからかビールはキリンビール。あれってひょっとして無償提供? それにしても田口,巨人時代から4期連続優勝だな。なかなか珍しい経験だと思うぞ。

夕方に晴海から東京駅まで久々にバスに乗ったのだが,来たバスがビックサイト発着だったのか超満員。って,どんなイベントやっているのだろうと調べてみると,ツーリズムEXPOジャパンじゃないの。以前のJATA旅博だ。コロナで中止してたのを今年は復活させたのね。来年は大阪開催なので東京はしばらくお預け。うーん,知ってたら行ったのになぁ。


9/24 (旧8/29)(土)

旅行の片付けをするつもりが,昨日ホテルから別送した荷物が京都ベース店から先に届いていない。昨夜は東名や新東名がNGだったので仕方がないか。

9/16にネタにした時計は,単純に消費電力の計算違いで,電源に直列に接続した抵抗値がダメだったのが原因だった。ヒーター電流を考慮に入れ忘れたのだが,そのヒーター電流もチョッパしているので単純にオームの法則が成り立たず,という2重のミス。まぁでも,ショートでなかっただけマシか。


9/23 (旧8/28)(金)

朝から雨。新たな台風の影響で愛知や静岡では昼から夜にかけて大雨の予想。雨でなければどこか神社か仏閣に寄ったのだが,気象庁のレーダーを見る限りやみそうもないので,荷物をコインロッカーに預けた後,京都駅地下のポルタにあるイノダコーヒーでコーヒーと店舗オリジナルのカレーを堪能。


ポルタのイノダコーヒー


マイルドな味わいだが,胡椒系のスパイスが効いている。

色々あって少し長居してしまったが,それでも予定の列車には少し時間が空いたので,ヨドバシで買い物。コインロッカーから荷物を出して,近鉄改札前のスタバでベンティサイズのホットコーヒーを準備。これだと,車内販売のスジャータの激固アイスをお供にして,帰り着く頃に丁度飲み切る塩梅。そうこうしている間に発車時刻間近になってしまったので,お土産も買わずにホームへ。乗った列車は無事に定刻通り着いたのだが,その折り返しは途中で運休になってしまったらしい。あと少しタイミングが遅かったらおいらも危なかったかもしれない。そういう訳で無事帰宅。おやすみなさい。


バスや地下鉄のあちこちにいるこの人達とも暫しお別れ。


お約束のスジャータ


9/22 (旧8/27)(木)

6日目。あまり神社仏閣を巡らない間に残り1.5日になってしまった。以前からやってみたかったネタに,京都五社めぐりというのがある。名作(迷作)ゲームであるクーロンズゲート風に表現すると四神獣の見立てだ。中央を守護する平安神宮(地理的には八坂神社の東なのだが),四条通の両果てを守護する白虎,松尾大社と蒼龍,八坂神社,北を守護するのが上賀茂神社,そして鴨川と桂川の合流点付近で南を守護する城南宮。この五社をめぐる色紙を以前上賀茂神社で見たことがあり,いずれ余裕のあるときに巡ってみたいと思っていたのだ。一日で周回するのは結構距離があるが,まぁ,周回できなかった分は明日周れば良い。朝方は大雨が降っていたが,気象庁のレーダーをみると,10時半頃から雨が上がりそうな感じだ。ルートはどう回っても良いのだが,まずは最初に雲がきれそうな松尾大社に向かう。その後どのように回るかは,その時次第で考えることにした。

松尾大社へは阪急電車で向かえるが,あまり早く着いても雨天は嫌なのと,バス一日券を有効利用するために,四条大宮から28号系統のバスで向かう。本数の多い3号系統で松尾橋まで行って桂川の橋を徒歩で渡ってもあまり変わらんが,雨がやんでいなかったら面倒なので,屋根付きの四条大宮バス停で予め時刻を調べておいた28系統を待つ。このバス,ちょうど神社の最寄り停留所についたあたりで雨が上る。早速参拝して,色紙を購入。ここでは京都五社めぐりのチラシが貰えた。このチラシは有難い仕様で,各々の神社から各々の神社への行き方と,社務所の営業時間が書いてある。早速松尾神社の境内にある甘味処団ぷ鈴でみたらし団子と抹茶を頂きながら作戦を考えてみる。一番行きにくいのは城南宮で,近鉄か地下鉄の竹田駅から徒歩15分,一番先に社務所が終わるのは八坂神社で,16時終了。上賀茂神社が17時。一番遅いのが平安神宮で18時。そこでコース決定。松尾大社から反時計周りに四社を巡り,最後に平安神宮だ。平安神宮まで辿り着かなかったら明日行けば良い。八坂神社の後に平安神宮の方が楽だが,最後に一つ残して明日周るのであれば京都駅からバスで往復2時間かかる上賀茂神社はできれば避けたいのが理由。


松尾大社の風鈴祈願


献酒。78樽ある。左下に何故かドーバーの洋酒樽も。


松尾大社本殿


神使の庭。松尾大社の神使は亀と鯉。


みたらし団子と抹茶

そのような訳で,城南宮に移動することに。まず,松尾大社から28番のバスでJR京都駅まで戻って近鉄で竹田駅を目指す。阪急と地下鉄を使えば30分くらいはショートカットできそうだが,まぁ,バスでどこまでできるかっていうのも興味があるので。竹田駅からはチラシでは歩けという指示だが,南3号系統のバスに行列が出来ていたので,南3号系統で城南宮東口まで。ここから城南宮までは意外に距離があり,駅から歩くよりはマシだが,門前にはつけてくれない。


しばらく歩いてようやく社務所が。


城南宮本殿


周辺のバス停マップが有難い。

城南宮でお参りの後,城南宮東口バス停まで戻って,行きと同じ南3号系統で竹田駅へ。城南宮にはバス時刻表が貼ってあり,城南宮を出て左に進まず右に進めば京都駅まで戻れる市バスや,市バスより手前のバス停から京都駅まで戻れる京都らくなんエクスプレスバスの情報もあった。ただ,これらは本数が少なくて時間が合わない。たいして待たずに乗れそうな市バスで竹田駅へ向かい地下鉄で四条までショートカットした方が良いと判断。近鉄で丹波橋まで行って京阪の四条に向かい,バスか徒歩で八坂神社に行くルートも考えたが,ここは素直に地下鉄の方が良さそうだ。地下鉄四条からは八坂神社までバスで。ここで3つ目の御朱印。先に城南宮回られたのですか。と社務所のオジサンに褒められる。


ここと深川不動尊でしか見たことがない七味唐辛子の屋台


八坂神社本殿

八坂神社から上賀茂神社へは46号系統のバス1本で行ける。ところが3連休前の午後とあって,バスは超満員。四条通りも絶賛渋滞中。こりゃ,四条河原町まで出て4系統のバスを使った方が早かったなぁと後悔しつつ,なんとか16時前に上賀茂神社へ。参拝と御朱印を済ませ,少しだけ散策。葵屋にも寄る。色紙をコンプリートする為にはここからなんとか18時までに平安神宮に辿り着かないとならない。四条通を大宮から祇園まで抜ける行きに乗った46号系統は見送って,四条河原町まで下鴨本通経由でショートカットする4系統のバスで四条河原町へ向かう。なんとか17時10分前後までに辿り着けば,平安神宮も楽にお参りできる筈。乗ったバスは大きな渋滞にも遭遇せず,なんとか17時20分頃に四条河原町に到着。そこから先のバスだが,同じ上賀茂神社から出る46号系統のバスが四条通の渋滞で遅れてきて助かり,17時45分に平安神宮の社務所に到着。最後の御朱印と満願の記念品を頂く。


上賀茂神社


本殿。普段入れない所に入れる特別参拝は16時まで。

平安神宮前の岡崎公園では京都餃子大作戦が開催中だったが,それは無視して,大丸の地下にある三嶋亭のイートインで牛肉丼。東京で言えば上野松坂屋の浅草今半のようなスペースが店内にある。値段も食器も椅子も似たような感じ。安くはないが,本店で食事するよりは安い。山椒の効いた塩味は昨日程ではないが,旨味の肉はやはり脂身を落としたあっさり系のウェルダンだった。そういうものかどうかもわからんし,そういう調理法の影響なのかもわからんが,天下一品のような後味すっきり系の超こってりラーメンがウケるのもわかる気がする。もっとも,この牛肉丼はさすがにアッサリしすぎで物足りなくて,結局551を買って帰る訳なのだが。


平安神宮本殿。18時近いが時差の関係でまだ明るい。


京都餃子大作戦


三嶋亭の牛肉丼。リーズナブルだが¥1870


チラシと満願記念品と御朱印色紙


9/21 (旧8/26)(水)

5日目。銀座の歌舞伎座近くのビーフシチュー屋,銀の塔の京都店が南座の近くにあるというので行ってみた。以前銀の塔で働いていた人の暖簾分けらしい。8月に移転オープン。南座裏の喫茶ラテンの隣の,かなりわかりにくい路地の奥,階段を2階まで上った先に店が。表通り側に銀座と同じ書体の看板が出ていなかったら前知識なしでは絶対に辿り着けない場所だ。開店間際の時間帯だったが,階段の下をウロウロしていたら店長が出てきて,営業中だというので階段を上って店内に。中はスッキリした内装。カウンターと小さなテーブルがあるだけなので,スナックの居抜きかもしれない。店内には銀座のおかみさんとの記念写真も。日付をみると1977年,もう45年前の話だ。あの頃の銀座の歌舞伎座あたりと今とでは全く変わってしまったが,銀の塔の本店は健在だ。


喫茶ラテンの前にあるこの看板が目印。銀座と同じスタイル。


この路地の突き当たり左のビルの2階。


コトコトと泡をあげる状態で配膳。

銀の塔の向かいの虎屋カフェにも行こうと思っていたが,いきなりお腹いっぱいになってしまったので,喫茶店めぐりは諦めて,昨日,ホホホに行く前にちょっと悩んだ岡崎神社に向かう。来年の干支のウサギのネタを提供してくれる有難い神社だ。境内はウサギだらけ。ウサギだけに,子宝と安産の神らしい。


岡崎神社


狛犬もいるのだが,こちらは狛兎(左)


狛兎(右)


本殿の招き兎。左が金運で,右が縁結び。

続いて百万遍の阿闍梨餅本店へ。ここで買うとまだ温かい出来立ての阿闍梨餅が買える。伊勢神宮の赤福を本店イートインで食べるのと同じ理屈だ。店を出るとどこかの中学生グループがジャンボタクシーを降りてゾロゾロと。運転手に聞いてみたら,一日貸切なんだとか。タクシー借り切って,しかも阿闍梨餅本店という一般的な観光地ではない場所に乗り付けるなんて,最近の中学生はなんだか凄い。まぁ,タクシードライバーが程よく添乗員兼連絡係をやらされていて,学校側としては安心なんだろうけど,教育という目的で考えると,正解ルートを辿ってくれるタクシードライバーに頼るよりも,目的地に向かうのに交通機関をどう乗り継げば良いかとか,考えたり実行したり乗り遅れたり道に迷ったりも,それはそれで本人たちにとっては良い経験だと思うのだけどな。旅行って,そういうのも一つの醍醐味でしょ。


阿闍梨餅本店。道路向かいは駐車場と工場。

百万遍ついでに,少し歩き疲れたので百万遍の進々堂で一服。中はこれまた昭和レトロだ。京都に数あるレトロ喫茶の中で,風体変わらずに営業している店の中では一番古いのだとか。人間国宝,黒田辰秋の作と言われるテーブルと長椅子がズラリと並ぶ。あちこちに撮影禁止の張り紙があるが,そりゃ,撮影禁止でしょうよ。客は観光客ではなくて,京大生と地元のオバチャンばかりだ。ブログにあげるのだって食べログにあげるのだって,いちいちモザイクかける人がどれだけいるのやら。


進々堂 京大北門前店


シンプルなコーヒー

レトロなコーヒーで少し歩けるくらいまでは回復したので,萩の花を見に梨木神社へ。鳥居をくぐったらいきなりマンションが邪魔していて,大回りしないと先に辿り着かないのには驚いた。マンションを迂回した後のニノ鳥居の側には湯川秀樹の歌碑が。萩には色々な人の俳句の短冊がつけてある。そりゃ,萩といえば短冊と猪。残念ながら猪は見つからなかったが。


何とこの鳥居の向こうはマンション


猪はいません。


本殿。コロナで多数撤去されたガラガラの紐も健在。

梨木神社の後,一旦京都駅前で買い物をしてから四条河原町に戻り,今回一番行きたかった喫茶ソワレへ。平日だからなのか,昨日の台風の余波かはわからんが,行列無しで2階へ。昨日のsmartと同じくらい急な木造の階段を上る。狭い店内だが不思議と落ち着いた雰囲気なのは寒色な照明のお陰か。店内はあちこちに美術品がある。そしてメニューをみてびっくり。なんと,京都に来るキッカケになったコレが,数量限定ながらここで買えるというのだ。 早速,名物のフルーツポンチと共にオーダーしてみる。


まだ昼間だけどソワレ


定番ゼリーポンチと看板のミニチュア

そういう訳で今日は飲み食いしっぱなしで腹が減ってないので,晩飯も質素に。一度覗いてみたかった大丸京都店の地下,柿安の牛肉弁当を買って帰る。うーん,価格は質素ではないが,まぁこんなものか。肉は脂を極端に落としたあっさり系のウェルダンで,しかも塩味が強め。柿安は三重の会社だが,伊勢神宮の豚捨やまるよしはウェルダンではないし,塩もここまで強くない。うーん,明日は三嶋亭に行くしかないかな。


9/20 (旧8/25)(火)

4日目。京都市内では鴨川や桂川が少し増水したくらいで,大きな被害は無し。台風が日本海から連れてきた北風のおかげで昨日までの蒸し暑さが吹っ飛び,かなり涼しくなった。昨日の喫茶店に引き続き空いていることを期待して京セラ美術館で開催中の ANDY WARHOL KYOTO へ。全国行脚は無しで,京都だけらしい。10:30の時間帯を予約。中に入ってみると館内は人もまばら。こりゃ有難い。館内はスマホ撮影OK。どさくさ紛れで一眼レフの人もいたが,まぁご愛嬌。ここで撮影した写真をSNSなどに載せて良いのかよくわからんが,まぁ,宣伝にもなると踏んでいるのだろう。


最後の晩餐。
お約束のダ・ヴィンチのオマージュだが,6ドル99セントの値札とホンダ(?)のバイクがいい味だ。Big Cはガンの婉曲表現。


銀の雲

展示スペースの壁には,いくつか彼の名言が記載してあった。おいらが一番好きなのはコレ。
もしアンディー・ウォーホルのすべてを知りたいのならば、私の絵と映画と私の表面だけを見てくれれば、そこに私はいます。裏側には何もありません。

If you want to know all about Andy Warhol, just look at the surface of my paintings and films and me, and there I am. There’s nothing behind it.

名言だよなぁ。と思う。面倒臭い蘊蓄を語る評論家にうんざりしていたのか,それとも全く相手にされていなかったのかはわからんが。かつて,芝居にテーマなんて無いと言いのけた某劇団の全盛期を思い出すわ。山なし。落ちなし。意味無し。

併設のショップを巡った後,目と足が疲れたので併設カフェで一服。季節のタルトはいちじく。京の食材のおかずプレートは,あちこち食べにいきたいけど金か時間が無い人には良い選択だと思う。


季節のタルト


京の食材のおかずプレートとスープ

京セラ美術館の後,豆腐を食べに南禅寺の五右衛門茶屋へ。隔週火曜定休って,今日がその隔週かい。仕方がないので水路閣へ向かう。五右衛門茶屋と南禅寺の間にあった生活雑貨店とカフェの跡地にはブルーボトルコーヒーが。



ここで事件を解決するアイデアが浮かぶ。はず。

お約束の2時間ドラマごっこの後,5系統のバスで錦林車庫へ。ホホホ座に向かう。ホホホ座の前に,浄土寺橋たもとのブラウンで食事。いや,単にサバ定食の看板が目に入ってしまったから。餃子の王将以外は高い物ばかり食べていて財布の風通しがよくなってしまったので,たまには街の定食屋で。入ってみると,こりゃまた懐かしい昭和の喫茶だ。壁にはコミックがずらりと並んでおり,テレビは徹子の部屋。別の意味でレトロな雰囲気。おいら的には嫌いじゃ無い。学生が多いのかサービスでご飯を大盛りにしてもらったが,とてもそんな量は食べられないので半分にしてもらった。


普段使いに丁度良さそうな定食屋さん。本棚にはコミックがズラリ。


サバ定食。ご飯は本当はもっと盛りが大きい。


ホホホ座。

ホホホ座で買い物の後,哲学の道を銀閣寺まで。このルートは何度通っても飽きない。銀閣寺の苔を一通り堪能し,いつもの線香を購入。バスで一乗寺の中谷へ向かう。中谷は白川通りの一乗寺郵便局隣のファミリーマートの裏にある和菓子店。入口にでっち羊羹,名物はザルにはいったわらび餅。風態も和菓子店そのものなのだが,ここのメニューにはコーヒーと洋菓子がある。迷わずモンブランを注文。夕方になっても残っていたのは昨日の台風様々なのかも。ここのモンブラン,中はカシスのムースたっぷりで本格派。びっくりなのはベースが羊羹だということ。和菓子と洋菓子のコラボレーションだ。ここの旦那が和菓子職人で,奥様がパティシエなのだとか。なるほど。


哲学の道のお気に入り。


銀閣寺。京都のメジャーな観光名所の中で,ここだけはお気に入り。


一乗寺中谷。見かけは和菓子屋さん


モンブランには麩。底には羊羹が敷いてある。コーヒーは抹茶椀で。

せっかく一乗寺に来たのだから,けいぶん社に寄ってみる。途中にラーメン二郎京都店があって何人か並んでいた。ここに来るまで散々飲み食いしているのでとても無理なのだが,腹ペコだったら参戦していたかも。珍しく烏丸通りを丸太町から四条まで南下する65号系統のバスで一乗寺高槻町から四条まで一気に戻り,ホテルへ帰宅。おやすみなさい。


けいぶん社


9/19 (旧8/24)(月)

旅行3日目。台風が今夜関西地方に再接近ということで,JRが16時以降の計画運休を発表。それに伴って,さまざまな店が16時までの営業となった。京セラ美術館で先週土曜から開催中のANDY WARHOL KYOTOに行こうかと思ったが,さすがに3連休中なのでそこは明日以降にして,念願の喫茶店巡りをすることにした。

まずは徒歩でイノダコーヒー本店へ。台風接近のお陰で待ち時間無しのガラガラ状態。一階と二階を選べるという。ここのコーヒーは¥650からだが,これが本当に美味い。只の白い陶器カップに入ってくるだけなので全くフォトジェニックでは無いが,コスパだけ考えるならなかなか良いと思う。


15時ラストオーダー,16時閉店


カップの模様は紋章とポットの2種類。これは紋章。

イノダの後,三条通りの匂い袋屋に寄って,今度は喫茶smartへ。例によって台風のお陰で昼時なのにガラガラ。狭い木造の階段を上り二階へ。ここは体も店名の通りsmartである必要がありそうだ。カジキマグロとクリームコロッケを頂く。ここの会計は珍しいテーブルチェックだった。


全く行列が無い!!


カジキマグロのソテーとクリームコロッケ

次に梅園でみたらし団子とわらび餅。例に漏れず待ち時間ゼロ。残念ながら胃の方が追いつかず,ここではテイクアウト。みたらし団子を焼いてもらっている間にお茶を頂く。


テイクアウトでもほんのり温かい

あちこちの店が16時閉店と書いてあり,あまりウロウロしていると晩御飯に辿り着けない可能性があるので,散策は15時で切り上げて高島屋の地下で弁当探し。夕方ホテル着。滅多に見ないテレビをつけて台風観賞。JR大阪駅からの中継。16時頃に各方面の終電。阪急と阪神は動いているのだけど,JRだけの人は大変だわ。

ホテルでゆっくりついでにエリザベス女王の国葬をテレビで鑑賞。聖歌隊がいい声出しているのだが,大人を映してくれない不満以上に,なにしろ音が悪い。テレビがシャープの安物だからということだけではなさそう。集音がイマイチなのか,そもそもこの寺院は音が悪いのか,NHKが余計なことをしているのか。映像の乱れはロンドンからの衛星回線を大雨が降る東京で受けているからだろうが,大雨は昼間から判っていた話なので,別の場所で受けるとか考えなかったのだろうか。もっとも,この程度の画質音質ならNHK技研得意の画像圧縮技術を使えばインターネット回線で十分のような気がする。考えが古いのか,装置が古いのか。


9/18 (旧8/23)(日)

旅行2日目。世の中は3連休の2日目だが,明日以降,台風の影響がありそうとの天気予報。今日は曇りで持ちこたえそう。一週間分の天気を調べてみると,今日明日は台風の影響もあり不安定。火曜が微妙で,水木が晴れ間アリと出ている。神社仏閣巡りは週後半にして,今日明日はインドア施設で。それなら京まふや伏見の月桂冠を考えたが,京まふに2000円払っても最近追いかけている作品がないので,まだ行ったことがない梅小路の京都鉄道博物館に行ってみた。前に弁天町にあった食堂車がこちらに移設されているというのだ。ただ,残念ながらコロナで営業休止中。弁天町時代に食べたエビフライ定食と店員のオバチャンが懐かしい。

直通のバスは時間帯が合わないので,一旦京都駅まで出て,京都駅から86号系統のバスで向かう。こんなマイナー系統乗らなくても金閣寺に向かうバスに乗れば良いのだが,こいつは目の前まで連れて行ってくれるらしいので,ちょっと体験してみたかったもの。博物館内はさすが3連休だけあって子供が沢山。そりゃそうだ。石炭炊きのリアル蒸気機関車がいるので,石炭の燃える匂いがする。石炭に含まれる油分が燃える匂いというか,木炭が燃える匂いにアスファルト舗装工事の匂いを混ぜたような匂いだ。SLスチーム号の乗り場の近くに石炭の燃え滓を一時保管する産廃置き場があった。そりゃ,燃え滓は産廃なんだろうけど,これが大量に出てくる火力発電所とかはどうやって処分しているのか興味が。


営業休止中の食堂車の向かいは弁当屋。残念ながらおいらの2人前で完売。
お弁当駅は,はらぺこ駅とまんぷく駅の間にある。


何故か車内にオオサンショウウオ


こんなところで大瀧詠一発見。
♪ジャンジャカジャンジャカジャンジャカジャンジャカ

折角なのでSLスチーム号に乗車した後,昼に大行列で諦めたカフェテリアも午後には普通に入れたので,遅い昼食をとる。ウリの一つだった線路の形のチーズを載せたミートソースパスタは,安物パスタと缶入りミートソースのような味。社員食堂かい。これはさすがに頂けない。うーん,嘗てのエビフライ定食のようなクオリティはもう望めないのだろうか。


本日のスチーム号牽引はコイツ。ちっちゃくて可愛い。


カフェテリアからの眺め。
撮り鉄ならもっと上手く2列車を撮影するのだろうが,さすがに素人のiPhoneだとこれが限界。

博物館にはなんだかんだで午前中から閉館間際までほぼ一日いてしまった。58号系統のバスでお約束の四条大宮へ。このバス,いつの間にか四条大宮から祇園経由で東福寺を回って新幹線八条口まで行くようになった。そうは言ってもガラガラ運行。なくなる前に記念乗車ということで。四条大宮の餃子の王将一号店はポイント2倍キャンペーンのお陰か,早めに着いたのに結構な数の先客が。


いつもの餃子の王将1号店2階。今年のスタンプ景品は餃子の王将棋。


9/17 (旧8/22)(土)

先月末にふとそうだ京都に行こうと思いつき,どうせだからのんびりとホテルを6泊。こんな無茶ができるのも,国内ツアーで6泊して行き帰りの運賃がツアー価格になるJR東海ツアーズの1weekプランという素晴らしい企画のお陰。 昨年末に3泊でうろうろして,念願の伏見稲荷大社の山頂は辿り着けたが,そういや喫茶店巡りができなかったなぁと思い残したところから。決してガチャガチャに誘発された訳ではない(はず)。で,今日はその1日目。手配したのはホテルと列車だけで,あとは完全ノープラン。海外旅行ではいつものことなのだが,国内で完全ノープランは初めてかもしれない。京都に着いたのは午後。前回はさっとホテルにチェックインして北野天満宮に梅干しを買いに行ったのだが,今回はいきなりホテルでのんびり。さすがノープラン。

せっかく京都に来たのだから,1日くらいは大阪でも良いかと,阪急電車に乗って淡路経由で行き慣れた恵美須町へ。阪急の特急,三宮方面は長椅子の通勤電車で,しかも揺れまくるので滅多に乗らないのだが,京都方面はJRの新快速のような進行方向にバッタンと倒れる椅子で,こちらは線路が違うのか揺れずに快適だ。淡路でそのまま地下鉄に乗り換えられるのも有難い。一時間もかからずに恵美須町へ。いつものシリコンハウスとデジットに寄る。ジャンクの物色と,入口に置いてあったガチャガチャでガチャガチャのカプセルサイズのユニバーサル基板を購入。こういうのって何に使うかアイデア考えるのが楽しい。買い物のあとはビストロ酒井で夕食。そのまま梅田の紀伊国屋書店に寄って,阪急電車でホテルへ。京都旅行に来た筈なのに,あれれ。


24時間営業がウリのジャンクが買える自動販売機。


K-BOOKSの裏通りで営業中のビストロ酒井


9/16 (旧8/21)(金)

昨日の時計の基板が届いたので早速実装してみたのだが,うーん,電圧が思ったように上がらん。どこかショートしているのか,反対向きに付けてしまった部品があるのか。RX8900は動いているので3.3Vラインは問題ない。トランジスタアレイ周辺の探りを入れたところで時間切れ。デバッグはまた今度。


9/15 (旧8/20)(木)

先週のブレッドボード時計,ACアダプタが抜けやすかったので,RX8900のバッテリー端子に4700uF/10Vを2個並列に接続してみた。そのままだと充電時に過電流が流れるそうで,直列に100Ωの抵抗も一緒につけておく。ついでに逆流防止用のダイオードをRX8900のVddに付加。そうしないと最大1秒間,このコンデンサの電力でマイコンが動いてしまい勿体無い。容量的にはスーパーキャパシタの100分の1以下だが,これがこれで数分程度なら問題なく持つのは結構驚き。 RX8900はバッテリー動作時の消費電力が平均で0.7uAだそうで,下手すると逆流防止ダイオードのリークの方が大きいかもしれない。


9/14 (旧8/19)(水)

早速昨日のアンプのテスト。音のキャラクタは変わったが,まぁ,許容範囲か。山下達郎がいい感じに聞ける。発熱も昨日よりはマシ。それでも懐炉なのは変わらんのだけど。


9/13 (旧8/18)(火)

JAN6418のアンプ,折角ポータブル仕様で作ったので,屋外でテストしてみた。予想はしていたが,高rp低μの真空管を220KΩ負荷で使ったので,家の中ではあまり聞こえなかった外来ノイズを受信しまくり。電車は時折バチバチいう位なのだが,エレベータが最悪。カゴの有無は関係なく,コモンモードノイズを拾ったときの音が鳴り止まない。ありゃワイヤーロープがアンテナになっているんじゃなかろうか。AMラジオが使いにくい世の中になったというのが判る気がする。まぁでも,それは我慢すれば良いとして,こりゃダメだと思ったのが発熱。内部で昇圧しているので5V410mA消費するのだが,さすがにこれだけ消費するとポーチの中は懐炉並に暖かくなってしまう。冬専用にしても良いが,ソニーMDR-M1STをドライブするならともかく,屋外ではイヤホン(final A4000)なのでA級動作の終段に20mA流すのは勿体無い。そこでエミッタに入れた抵抗を倍にして,電流を半分の10mAに改造してみた。MDR-M1STでは低音が物足りないが,final A4000では逆に色っぽくなって低音域の量感が増えた。エミッタ抵抗を増やしたので共振点のドライブが緩くなってしまったか。これはこれで音楽聴くにはアリなので,しばらくはこの状態で使うつもり。相変わらず懐炉なのは変わらんが,消費電力が410mAから300mAになったのは大きい。


9/12 (旧8/17)(月)

指揮棒振りの日。先月は結構いい感じの手応えだったのだが,さすがにヒトツキ経過するとリハビリ要。

松屋のBGMがいつの間にかSecret Baseに変わっていた。11年前にあの花で声優が歌った奴ではなくて,更にその10年前のZONEの奴。おまけにインストのBGMはルビーの指輪だ。どちらも店員のベトナム人は判らんだろうが,店内にいた客は全員判りそうってのがなんだか。


9/11 (旧8/16)(日)

デジットでTI(バーブラウン)のデュアルFET JFE2140を扱い始めたという。デュアルなので選別しなくても特性が揃っていて,IDSSが12〜23mAという,これを使ってディスクリートでアンプを作りなさいと言わんとばかりのJFETだ。ただ,かなり高価で¥1100もする。高級抵抗や高級コンデンサを惜しげも無く使う人なら二束三文だろうが,チープオーディオ専業のおいらにはちょっと高い。mouserやdigikeyでも扱っているが,25個買っても4ドル前後する。秋月で買える東芝の2SK2145-BLは2個で100円なんだよな。


9/10 (旧8/15 満月)(土)

1ヶ月ぶりの上野動物園詣。今日から新たな年パス。涼しくなってはきたが,親子バンダは相変わらず室内に篭ってる。今日は兄妹は昼寝で,母が笹をムシャムシャと食ってた。この母,いつも食事中は後ろを向きっぱなしなんだよな。


旦那と違ってシャイなのだろうか。子供は旦那に似てしまったようだが。


9/9 (旧8/14)(金)

月がやたらと綺麗だと思ったら,明日が中秋節なのね。

デジットからバーブラウンの古典DAC PCM53JP-Vが届いた。なんと日本製。さて,どうやって料理しようか。I2SをパラレルにするだけだったらTTLでも可能だし,SPLDを入れて少し手抜きもできる。デジタルフィルタで遊ぶのだったら昔のフィルタICを拾ってくる方法もあるけど,そんなことする位だったらFPGA化かなぁ。まぁ,外付けSRAMなんて邪魔なものはつけたくないので,デジタルフィルタで遊ぶにしても程度がある。コイツはなにしろ±10V振幅なので,デジタルではなく,LCRで組んだパッシブな多段アナログフィルタを接続するのもアリ。後でじっくり考えるか,その前に飽きるか。

昨日の時計は時刻合わせができるようボタンを2つ付けた。一つは時分あわせで,押すと分が増え,押し続けると更に自動的に増えていくボタン。59までいくと時に繰り上がる。また,このボタンで分が増えるときは秒は0になる。もう一つは任意の秒リセット。この時計合わせ仕様は例のLM8363に合わせてみた。もっとも,LM8363は時の繰り上げがないので,ボタンはもう一つ必要なのだが。


9/8 (旧8/13)(木)

9/1の続き。GPS同期は正確だがGPSが必要で室内ではイマイチなので,先日5日に発注した基板は電源周波数同期とセイコーの高精度I2C時計RX8900の両方のプリントパターンを積んだ。RX8900は公称で月差8秒だというから大したものだ (もっとも,電源周波数同期は一日の間でズレまくることもあるが翌日には戻っているので,ほぼ月差ナシなのだが)。まずはRX8900をブレッドボード時計に載せて試してみることにした。コイツは秋月から仰々しいライブラリが出ているが,そんな物を使わなくても,電源入れて時刻設定すれば勝手に動く。GPS同期の場合,GPSモジュールからシリアル通信データとして時刻が送られてくるので,それを時刻用のメモリに書いて,タイマ割り込みで動く表示部がその時刻用のメモリを読んで時計表示にするという仕掛け。今回のRTCの場合は,シリアル通信データを受信して時刻用メモリに書くところを,適当な周期でRTCのレジスタを読みに行って時刻用メモリに書けば良い。ただし,GPSのように自己修正はしないので初期値として現在時刻を何らかの手段で書き込んでおく必要がある。これはボタンをつけても良いが今回は使い物になるかどうかのテストが目的なので,適当に近い時刻をハードコーディングした。その時刻の3秒前くらいに電源を入れれば,それからは普通の時計として動く仕掛け。まずはこれで来週までどの位ずれるかテストかな。

ちなみに,レジスタ読み出しはこんな簡単なコード。Arduino開発環境恐るべし。時刻設定していれば,あとは定期的にコレを呼び出すだけで良い。

int Hour, Min, Sec;

void ReadRTC() {
  Wire.beginTransmission(RX89ADDR); // RX89ADDR=0x32
  Wire.write(0);
  Wire.endTransmission(false);
  Wire.requestFrom(RX89ADDR, 3);
  Sec = bcd2dec(Wire.read());
  Min = bcd2dec(Wire.read());
  Hour = bcd2dec(Wire.read());
}

int bcd2dec(unsigned char in) {
  return (in >> 4) * 10 + (in & 0x0f);
}

9/7 (旧8/12)(水)

新しいMacbookAirが届いた。うーん,思ってたより重いな。2011モデルが軽すぎたのかもしれんが。で,バックアップからデータ移行をしようとして躓く。そういやUSB-Cのポートしか無いのだった。従来のUSB機器を繋げるにはハブを使うか,変換ケーブルを介すか。仕方がないのでWiFi経由でデータ移行。しっかり3時間かかった。うーん。


9/6 (旧8/11)(火)

デジットのセールで骨董品のDAC PCM53JP-V が15個で¥1500だったので,思わずポチってしまった。さてどうやって料理しようか。コイツはCD黎明期から存在する古典的な抵抗型DACで,入力は何と16ビットのパラレル入力だ。中は抵抗とトランジスタのアナログ回路。抵抗型なので原理的にはハイサンプリング出力も可能。入出力はモノラル。黎明期のCDプレーヤーは高速でLR切り替えながら使うことでステレオにする貧乏仕様だったので,2個つかってステレオにするなら倍の88KHzくらいは楽勝という訳。CDのデータそのものがLR切り替えながら来るので,黎明期のCDプレーヤーはこの信号をそのままパラレル変換してぶっ込んで,CDからのLR切り替えのタイミングでDAコンバータ出力に付加するサンプルホールド回路LとRを切り替えたのだ。それで十分だったのだが,もちろん高級品は贅沢に2個使っていた。さて,このDAコンバータ,スペックをみるとフル出力まで3μ秒,1ビット分だと1μ秒。まぁ150KHzくらいまでは可能だが無難に攻めるなら96KHzでやめておけって感じか。

さて,コイツで音を鳴らすには,イマドキのI2Sからパラレルに変換しないとならない。贅沢に2個でステレオにするとして,古典的にTTLのシフトレジスタを並べても作れるし,その程度なら足の数さえ合えばFPGAで簡単に作れる。FPGAを使うならデジタルフィルタも入れられる。もしくは,マイコンで全部処理してしまうか。さてどうしようか。

抵抗型DACは昭和の昔に使っていた。初めて買ったCDプレーヤーは秋葉原で値切って¥27800で買ったビクターのXL-V330。これに使っていたのが今回のPCM53JPの親戚であるPCM54Pだった。違いはPCM53が±10V出力で,13ビットの抵抗ラダーと3ビットの電流ソースの組み合わせ。PCM54は±3V出力まで下げて,16ビットの抵抗ラダー。どちらもパラレル16ビット入力は同じ。そういう訳で,良し悪しは別にして,あの昔懐かしいCDプレーヤーと同じような音が出るのではと想像。もっともコイツは使い方が荒かったのか3年でピックアップが壊れて,次に使ったのが千葉県某市のゴミ捨て場から拾った物をタダで譲ってもらったマランツのCD-34。アンプが壊れていたが即修理完。コイツは中々良い音だったが置き場所が無くなって,当時使っていたアンプごと職場の人にあげた。なんだか懐かしいわ。


9/5 (旧8/10)(月)

先週木曜にAC駆動にしたIVL2-7/5時計の基板を発注。ブレッドボードではかなりの大きさだが,これをダイソーの缶バッジケースに入るように65mm角に詰め込んでみる。秋月で80円で売っているプラケースSK-5にもギリギリ入る予定(基板を少しヤスリがけしないとならんかもしれんが)。秋月といえば,いつのまにか定電流源LT3092の扱いが無くなってた。時間の問題だとは思っていたが,持った方か。まぁ,digikeyやmouserに発注すれば入手可能だが価格が全然違う。こりゃ我が家の在庫が無くなる前に基板交換式ミニワッター基板の定電流負荷をNSV45060か何かに設計変更しないとならんかなぁ。最大電位差45V,最大損失2.7Wなのでスペック的には使えそうだが,ノイズとかは試作してみないとどうにも。もっとも,その前に飽きそうな気も。


9/4 (旧8/9)(日)

コメダに篭って旅行の計画のつづき。充電できなくなったMacbookAirをコメダに連れて行くのは今日が最後かなぁ。とくに最近のWebサイトはiPad Airの方がサクサク開ける。そりゃ,10年以上前のIvy Bridge Core i7-2677MのMacと,いくらiPadとは言え2年前のA14 Bionicを比較するのは残酷かもしれん。Geekbenchで測定するとだいたい4倍くらいの性能差。


9/3 (旧8/8)(土)

ドラえもん誕生日。時節柄,台風のフー子が懐かしい。てんとう虫コミックは20巻まで持ってた気がするが,知らん間に親が処分していたので今読もうと思ったら買うしかない。もっとも,邪魔でどこにも置く場所なんて無いし,老眼が進んで新書版サイズのコミックはキツくなってきたのので,今買うならKindle版か。誕生日に合わせて4割引セールとかやればオールドファンが一気に喰いつくと思うのだけどな。

先日,11年間連れ添ったMacbook Airが充電できなくなってしまったので,新しいM2のMacbook AirをApple StoreにCTOで発注したのだが,今日,配送業者に引き渡したという連絡が入った。えっ,DHL? Apple Storeってヤマトじゃないの? ググってみると,Macbook関連は去年くらいからDHLらしい。コストダウンなのか,サービスのつもりなのかは判らんがとんでもない。DHLは先日,送り主の宛先間違い(ハイフンの場所違い)で配達保留になり,急ぎの荷物なのに散々喧嘩して土日挟んで月曜配達になった苦い経験がある。それっきり仕事でもプライベートでも二度と使わないし,使う気もない。うーん,DHLだと知っていたら量販店でCTO依頼したのになぁ。まぁ,何かあったらAppleにクレーム入れれば良いか。


9/2 (旧8/7)(金)

Cubaseのセール通知が来た。円安の今では嬉しい円建てだ。12へのアップデートが6600円。12で一番有難いのがUSBタイプのドングル(USB e-Licenser)が廃止されて,インストール時のネットワーク認証になること。いままで複数台で使うにはドングルを持ち歩く必要があったが,3台までならインストールできるようになった。デスクトップとノートの両方で使っている場合に有難い。そういう訳で,アップデートを発注。ドングル前提のソフトで使う可能性のある奴がどの位残っているのか調べてみないと判らんが,とりあえずドングルが故障しても問題無くなった。あとは別のドングル(iLok)前提ソフトだなぁ。ただ,これはドングルではなく本体認証も可能。


9/1 (旧8/6)(木)

先月23日のIVL2-7/5を使ったブレッドボード時計のヒーター回路にモータードライバをつけてAC点灯してみた。プログラムに手を抜いてダイナミック点灯と同期させたので,点灯周期は4mS毎,250Hz。普通は電源周波数の50Hzか60Hzくらいなのかもしれんが,まぁこれ位なら問題ない筈。まだ左端が暗いが,まぁこんなモノなのだろうか。エージングで変わるかもしれないので通電状態でしばらく様子見の予定。ついでに電源を実験用電源装置から,秋月の24V/0.5A ACアダプタに変更。さすがにプレートとグリッドに24Vかけると結構明るいね。定格も24Vらしいし。剥きだしのままだが,一応実用品として使えそう。GPS同期なので誤差は必ず1秒以内だ。

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