飴屋的日記
7月分を見る
9月分を見る
1年前を見る
2年前を見る
3年前を見る
4年前を見る
5年前を見る
6年前を見る
7年前を見る
8年前を見る
9年前を見る
10年前を見る
11年前を見る
12年前を見る
13年前を見る
14年前を見る
15年前を見る
16年前を見る
17年前を見る
18年前を見る
19年前を見る
20年前を見る
21年前を見る
22年前を見る
23年前を見る

8/31 (旧7/16)(木)

随分前にデジットで300円くらいで買った40文字2行の液晶モジュールに,例のPCF8574を搭載した中華I2C基板をつけてみた。中華I2C基板は1列16ピン,デジットの液晶は2列14ピンなので変換基板が必要。この変換基板,他にも需要がありそうなので同人基板として作ってどこかで委託販売すれば売れると思うが,とりあえず中華ユニバーサル基板にせこせこと配線して作成。どうせ中華なので,ものは試しに中華の安物紙フェノール基板を使ってみた。それも1mm厚の。いわゆるベークライト基板だ。秋月C基板よりちょっと大きめで20円くらいで激安。昔はベークライトが当たり前だったが,今や安物以外は絶滅危惧種かもしれない(スルーホール自体は銀ペーストを流し込めば可能)。両面スルーホール基板が当たり前になったので,銅メッキスルーホール生成が困難なベークライト基板はローコスト片面基板以外は消えゆく運命か。スルーホールだけなら同メッキしなくても銀ペーストで作れるが,それじゃコストが合わないのだろうな。で,秋月C基板を普通に買っても0.8mmの安物なら最安で50円なのに何でコレかって,カットが簡単だからだ。ちょっと前に基板用ハンドニブラーを入手したので少しは楽になったが,それでもガラエポ使うと厚みによっては基板カットがかなりの苦労。ベークライトならば厚めのニッパーで簡単に切れる。そして久々に使ってみて思い出す。パターン間隔が狭いのもあるが,レジスト塗ってないので半田が多いと簡単に隣にブリッジするのだった。そりゃそうだ。昔はそれをブリッジしないように気をつけて配線したものだが,今はもっと細いパターンでも簡単に配線できてしまう。でもそれは腕が上がったのではないのだよと思い知らせてくれる基板だ。しかしこのベークライトの匂い,懐かしいわ。この匂いのするラジオを作りたくなってきた。


8/30 (旧7/15)(水)

池袋西武百貨店が身売り反対ストで臨時休業するのだとか。プロパーなんてどれだけいるのか判らんが,売り場を上手く回せて収益上げられる人なら他から引く手数多だろうに。あとはブランドから派遣された人とテナントの人と,うーん,プロパーいなくても管理職だけで縮小営業できないのかな。まぁ,他に行くとこない人が扇動されてストやるのだったら,それは身売り先の投資ファンドや家電量販店に身売りどころではなくて,閉店して不動産屋に土地として売られるだけなので,誰かがそれを狙ってスト扇動している可能性もある訳。タダでさえ混んでいる向かいの東武が喜ぶだけのような気もする。

デパートといえば昔はエレガ。今や関東では日本橋高島屋が敢えて残したレトロエレベーターに辛うじて残るくらいな絶滅危惧種だそうだが,新宿紀伊國屋書店の広い方のエレベーターに土日にいた(今もいる?)エレガは日本ビルサービス(今のグローブシップ)の派遣だった。そりゃ,NBSの名札つけていたのでミエミエ。あそこは清掃もNBSなのでビル管理の一環で雇ったのだろうか。まぁ,土日だけだったらプロパーよりは派遣なんだろうな。


8/29 (旧7/14)(火)

ファミマが神保町のボンディと提携してカレーを出すそうなのだが,肝心のイモがないらしい。いや,ボンディといったらイモでしょうに。それはおいといて,ボンディといえば神田古書センター。神田古書センターといえば名物は芳賀書店に富士レコード。まぁ,芳賀書店はどうでも良いが,富士レコードは無くなると困る。と思ってGoogleMapで看板をみてみると,1年前の時点で1階高山本店(能・狂言)と神房(ステーキ&ワイン),2階はボンディと夢野書店。夢野書店って知らんなぁと思ったら,前からあった中野書店の漫画部。3階は鳥海書房(自然科学)。4階は梓書房(人文科学)。5階はらくごカフェとみわ書房(児童書)と薫風花乃堂(鉱物)。6階はコイン屋があった気がするが,今はMOFというカウンセリング屋らしい。7階はいつの間にかすごろくやが入っている。8階はBOURGIE(バー)。あれ?芳賀書店は? そして9階は富士レコード。という訳で,富士レコードは安泰。よかった。

久々に歌う方の練習で声を出しまくっていたら,今夜だけ良い声(当社比)だったらしい。まぁ,そりゃそうだよな。


8/28 (旧7/13)(月)

林家木久扇が笑点を引退するのだとか。クビ勧告が出たのかもしれんが,もう80代後半だし,色々本人の思う処があるのかもしれん。席を息子に譲るのだけは勘弁してくれ。ってか,本人と息子ときく姫しか所属してない個人事務所はどうするのだろうか。木久扇引退後の最長老は同じ林家正蔵門下だった好楽なんだろうが,それにしたって後期高齢者だよなぁ。次の引退は好楽と小遊三,どっちが先だろうか。


8/27 (旧7/12)(日)

久々にイノダコーヒーでケーキセットを頂く。まだ夏メニューなのでバナナで。和菓子のような作り方をしたバナナのミニチュアがトッピングしてある。


トッピングのバナナのミニチュア細工が妙に細かくて好き。


8/26 (旧7/11)(土)

マルちゃんから東北バゴーンでも北海道やきそば弁当でもない,何と3連焼きそばを再現したカップ麺が出たので食べてみた。3連焼きそば,実は隠れたベストセラーらしい。で,このカップ麺。さすがにやきそば弁当のようなスープの素は入ってないが,かやくが袋入りで添付されており,その中にはペヤング同様の謎肉も入っている。特徴は何といっても粉スープ。中身は油揚げ麺向けに多少アレンジしてあるが,味はそのまんまだった。UFOがコクのある酸味,ペヤングがまろやかスパイシーだとすれば,こっちは果実風味豊かな醤油。ただ,油揚げ麺でお湯を捨てた状態なので,粉スープだと麺同士がくっついてしまう。そこで調味油も添付されている。おいらは一度に両方かけてしまったが,調味油を最初にかけて,麺同士がくっつかない状態にしてから粉スープを混ぜるといい感じになると予想。


麺は油揚げ麺なので全く再現できていないが,味が近いので総合的な再現率は割と高め。


8/25 (旧7/10)(金)

そろそろ防災の日。今年は100周年だそうで。ということは,来年あたりからいま辛うじて少しだけ残っている震災後の復興建築も築100年を迎えていく訳。復興建築の中でも隅田川の橋なんかは補修すればまだまだ使えそうだが,興味があるのは民間のビルの方だ。調べてみると,復興建築助成株式会社ってのが設立されて,木造ではなくコンクリート作りの耐震耐火建築については助成が出たらしい。ところが,元々建っていたのが狭い木造建築では,鉄筋コンクリートに建て直すにしても効率が悪すぎる。そこで助成するにあたって,近所の地主が集まって共同建築にすることを推奨したそうだ。ところが,区分所有権のマンションなんかカケラもない時代,どうやって共同建築を実現したのか,色々ググってみたら興味深い論文を発見。

復興建築助成株式会社による関東大震災復興期の「共同建築」の計画プロセスと空間構成に関する研究
有難いもので,わざわざ文献を購入しなくてもWeb Siteと書いてある四角をクリックすると中身が読めるようになっている。最初は九段下と神保町の間の俎橋の脇に10年位前まであった長屋のような共同ビルの話だ。区分所有の先駆けのような建物で,多少の整理をしながら以前と同等の面積の所有権を地主が持っていたらしい。興味深かったのが,これも10年位前まで新橋の移転前の新橋亭の隣にあった3軒のビルだ。外からみると3軒に見えるが,実は1軒の建物で,正面だけを異なる作りにしているらしい。論文の中で興味深かったのは,この3軒に見えるビル,元の地主の土地の境界線そのままに壁があって,内部が一切繋がっていないこと。それでもビル間の壁を共有しているので3軒バラバラに建てるよりは効率が良い。この復興建築助成株式会社が助成した物件では,こんな感じで共同ビルなのだが内部が繋がってなくて,お互い別の入口で,階段やエレベーターも別という物件が結構あるのだとか。そこで思い出したのが香港だ。香港のビルは中が迷路のようになっているビルが結構あるのだが,同じ建物に見えて,入口が別で,内部が一切繋がっていないという場所は結構多い。また,1階(香港式だと地階)と2階(香港式だと1階)の入口が別で,ビル内に1階と2階を結ぶ階段が無くて,一度外に出ないとならない物件も結構ある。もしかしたら,この復興建築助成株式会社が助成した物件のようなやりとりが地主間で行われていたのかもしれない。
8/24 (旧7/9)(木)

Tverで花火大会中継が色々あったので色々見てみた。大阪,柏崎,岐阜。おいおい,岐阜どうした。音楽と一緒に打ち上げの筈が,全く打ち上がらずに曲が終わってしまった。テレビ中継の司会やってたふかわりょうが慌てて場を繋いでいたが,一向に上がる気配なし。結局25分くらい遅れての打ち上げ。機材トラブルらしいが,雨天でもないのに仕込みをミスったか。しかし約30分遅れるということは,それだけ余計に交通整理や警備の費用がかかる訳で,誰が負担するのだか。


8/23 (旧7/8)(水)

爆音応援つづき。文武両道偏差値76へのやっかみもあるのか爆音応援が賛否両論だが,まぁ,あれはあれでアリだと思う。あれを否定するならPL学園黄金時代の応援なんか全否定だろう。ノリは神宮の早慶戦そのもの。もっとも,神宮の早慶戦のスタンドは試合後の色々なお楽しみも併せて学生同士のお祭りのようなモノだが。相手のアウトでの拍手だって,プロ野球では当たり前だし,そもそも普段野球を見に来ない連中を動員したのだから多少の粗相は仕方がない。相手が作戦タイムをかければ音量が小さくなったりとか,仕切っている連中はそれなりに配慮している。文句があるなら連盟に全試合を無観客試合にしてもらうよう交渉するべきだろうよ。不公平が理由ならば。

ちなみに塾女(慶應女子)は塾高より偏差値が高いので,塾高の男なんか相手にしないらしい。上には上がいるものだ。


8/22 (旧7/7 七夕)(火)

オシロスコープのプローブの先端部分(名前はよくわからん)がアリエクから届いた。おいらだけかもしれんが,先っぽだけよく無くす部位なので単売は有難い。予備もプローブ単位では何本かあるので困ってはいないのだが,できればお揃いのプローブを使いたいときもある。で,このプローブの先っぽ,写真の灰色タイプと黒色タイプに別れるが,安いプローブならだいたい2種類のどちらかが合う。今回欲しかったのは黒のタイプの方。キーサイト(アジレント/HP)の廉価版はこちらの方だ。アリエクでいくつか扱っている業者があったので,夏の洪水被害地域では無く,早目に届く深圳の業者を確認して発注。普通郵便での発送だったが,意外に早く着いた。さて,あとはコイツがマトモに使えるかだよなぁ。


黒に灰色の先っぽを差し込むと奥まで入らない。逆も然り。


8/21 (旧7/6)(月)

準決勝第二試合をバーチャル高校野球のノーカット動画で見た。リアルタイムでなくてもノーカットで見られるのが有難い。慶應義塾,応援団の爆音は噂通り凄いな。こりゃ現地に行きたかったわ。音程揃えたエネルギー集中型爆音ではなくて,圧倒的人数による大爆音。しかもノンストップ演奏。現役の塾高や塾女生だけじゃなくOBも含めて,こんな大人数どこから集まったんだ?って位の動員力だ。それが得点入ると大人数で若き血(慶應の得点歌。作詞作曲はあの堀内敬三)の大合唱なのだからエゲツない。それも聞こえるのは太い声の男声ばかり。これがなかなか凄い。そうそう,純正ダッシュKEIOは4つ打ちなんだよな。試合は両軍投手の投げ合い。そして好守備で気持ちが良い。あの爆音応援に怯まずいい試合を続けた土浦日大にも拍手。


8/20 (旧7/5)(日)

昨日あんなネタを書いたお陰で鰻重が食べたくなって仕方がないのだが,盛夏の鰻は暑さで痩せてしまって美味しくないので我慢して,コメダでかき氷をつつきながらシンセサイザー回路のつづきを色々検討。VCO,VCFと来たので,次はVCAだ。金曜に試作したVCAはでRP2040のPWM電圧をVCA AS2164に入力。ところが,AS2164の電圧入力は意外にインピーダンスが低く,RP2040のPWM(元々3.3V)+RCローパスフィルターだと2.5Vくらいまで落ち込んでしまい,そのままでは最大電圧にしても音が微かに聞こえる状態。ADSRを実現するコードのテストならそれでも十分だが,実用としてはイマイチだ。あと,ベロシティはどうするか。ADSRの制御の中に倍率計算を入れるか,VCAをカスケード接続して個別制御するか。モノフォニックならAS2164は残り3回路余っているのでカスケードの方が色々楽そうだし,制御電圧をあげずに微かに聞こえてしまう音の対策ができる。でもポリフォニックだとちょっと勿体無い。これも色々試作して試すしかないかなぁ。


8/19 (旧7/4)(土)

成田空港1タミ4階にあるダイニングテラスに,成田山の参道にある鰻屋の川豊が21(月)に出店するのだとか。以前,八代目儀兵衛があった場所だ。あの鰻屋は一番安い鰻重を頼むと縦に2枚入っているのだけど,空港店はどうなのだろうか。外国人に変な誤解を与えないか余計な心配が。成田空港は普通の食事ができるところが限られているので,このダイニングテラス,実は結構便利。あそこのとんかつのさぼてんには3〜4回お世話になってる。そういえば,あそこでスーツケース壊したこともあったっけ。ANAのガムテープを貼ってもらって修理したんだった。


川豊の一番安い奴(2018年)はこんな感じに縦に入ってるのだが,成田空港店は如何。


上鰻重にすると見慣れたスタイルになる(2019年)。
お新香が上写真と違うのは別館と本店の違いか上と並の違いか。


8/18 (旧7/3)(金)

水曜のつづき。ここまでできると,さっさとVCAをつくって,MIDI接続して何か音楽を鳴らしてみたくなる。 MIDI接続は前のPSGシンセやFMシンセ基板から引っ張って来ても良いが,デカいので邪魔だ。 一昨日,何か良いものはとネットを漁ってみると,Arduino用の中華MIDIシールドなるものを発見。アリエクだと安く買えるがいつ届くのかわからんので,アマゾンで発注したものが昨日届いた。例によって足が曲がって届くのは中華クオリティ。完全に潰れて届くこともある中国郵政経由よりはマシか。ピン配列はArduino UNOになる前のArduino Duemilanoveの頃のもの。左側(下の写真では右側)を合わせればUNOでも使えるが,今回はRP2040で使いたいので3.3V対応改造をしてみる。フォトカプラはLITE-ONの6N138。現行品はこれ位しかないので妥当か。参考にしたページはここ。お約束通り, Warning! I strongly recommend using old or second hand equipment for your experiments. I am not responsible for any damage to expensive instruments! と書かれている。当たり前だ。もしどなたかこれを真似する場合は,古い機器か中古に接続することを強く推奨。高価な楽器をぶっ壊しても責任とらないよ。と。自己責任なんて当たり前だが,わざわざ書かないとならないのは世知辛い。もっとも,シリアルMIDI接続というのがミソで,これを使う古い機器や中古の方がモノによってはイマドキのUSB接続機器よりヴィンテージ的な価値があったりするのが世の中面白い。改造の詳細は下の写真そのものだが,これで上手くいってもちょっとした実験以外で使うなら6/25付で晒した回路図のように,5V動作のオープンドレインなバッファ出力を3.3Vで吊るなり,5Vトレラントのバッファを足すなりすることをおいら的には推奨。


R1の220Ωを撤去して,3.3Vと6ピン間に470Ω,GNDと7ピン間に4.7KΩを追加する。


8/17 (旧7/2)(木)

本業は食品加工業だと誰もが思っている銚子電鉄に,30年くらいぶりに中古の中古ではない中古車(なんじゃそれ)が入るというニュースが。中古の中古って,中古で買った処が中古で流したという意味なんだろうが,じゃあ中古ってどこなのだろうと読んでみたら,なんと南海。今は落武者生活を送っている元々登山用の高性能車らしい。って,そんな電車走らせたらブレーカー上がるんでないの。と余計な心配。まぁ,ローカル線で落武者生活を送っている位だからそれなりに性能落としているのだろう。ちょうど4年前,魚を喰いにいったときに乗った銚子電鉄の電車は日立製作所 昭和37年って銘板が貼ってあった。今年で61歳だ。だいたい20〜30年くらいで中古に出たとして,中古の中古とは言え61歳は余程のジジイだ。まだまだ働けるのかもしれんが,ニコイチ整備用に一本潰すのだろうか。もっとも,南海から来る中古車も調べてみたら昭和44年製で今年54歳なので,目糞鼻糞かもしれんが。


8/16 (旧7/1 朔日)(水)

月曜のつづき。VCOは鳴らせど NJU72343 の制御ができていなかったので,オシロはAS3340に直接接続して測定していたのだが,さすがに面倒なので NJU72343 をいじってみた。データシートをみると,I2Cに似た2-wire接続だが,スレーブ側がACKを出す訳ではないのでI2C I/Oは使えない。パラレルI/O使ってソフトウェア制御するか,RP2040内蔵のPIO機能を使うかだが,PIOを使う程の速度ではないのでソフトウェア制御が楽。ポイントは,CLKがHの間DATAを動かしてはいけないというだけのようだ。DATAは棒線が無いという理由だけで正論理だと仮定。CLKをHにしたままDATAをH→Lにするとスタート,逆にCLKをHにしたままDATAをL→Hにするとストップ。

ちょっと汚いコードだが,スタートシーケンスはこんな感じ。

void _vol_start() {
  digitalWrite(VOL_DATA, HIGH);
  delayMicroseconds(1);
  digitalWrite(VOL_CLK, HIGH);
  delayMicroseconds(3);
  digitalWrite(VOL_DATA, LOW);
  delayMicroseconds(5);
  digitalWrite(VOL_CLK, LOW);
  delayMicroseconds(1);
}
同様に,ストップシーケンスはこれでいける筈
void _vol_stop() {
  digitalWrite(VOL_DATA, LOW);
  delayMicroseconds(2);
  digitalWrite(VOL_CLK, HIGH);
  delayMicroseconds(3);
  digitalWrite(VOL_DATA, HIGH);
  delayMicroseconds(5);
  digitalWrite(VOL_CLK, LOW);
  delayMicroseconds(5);
}

流れとしては,スタートシーケンスの後,I2Cのように「DATA確定→CLKをH→CLKをL→次ビット」を繰り返し,1バイト送ったら1ビットだけHを送って,これらを繰り返して必要なデータを送った後にストップシーケンスを呼べば完成。無事,NJU72343から音が出るようになった。ただ,DCではなくAC接続なのでさすがにキツいのか,2桁周波数付近では方形波の波形がイマイチだ。まぁでも,このICはAC接続専用なのでこれは仕方がない。


8/15 (旧6/29)(火)

指揮棒振りの日。とりあえず10月のミニステージに載せる曲はなんとかなりそうな感じ。ついでに秋葉原に寄ってお盆休み営業中のサンエイ電気を覗いてみる。ここの今の店主は普通の勤め人なので,いわゆる勤め人の休みの日に営業。構想中のギターアンプに使えそうな球が色々あって迷ったが,結局買ったのはロシアのニキシー管。4/30にネタにした時計の別バージョンでも作ろうかねぇと画策中。そいや回路をGitHubに載せると言ってまだ載せてないわ。

先週末の明治神宮花火大会。今年はスポンサーの日清とコカコーラがコラボ。UFOとコーラ飲料は合う がホントかどうか試してみた。確かに,UFOの濃厚で酸味のあるソースにコーラは合うわ。ってか,誰じゃこんな背徳メニューを考えた奴は。


8/14 (旧6/28)(月)

金曜日のつづき。部品が載った状態で動作チェック。あれれ。CV電圧上げても周波数が上がらない。データシートを見てみると,CVの電流入力のところを470Ωと0.01uFでグランドに落とせと記載がある。これだ。部品を追加して普通に周波数が上がるようになったが,これ,本当にチューニングが大変。なんとか1VCOを1V/oct近くまで持っていくのに1時間以上も格闘。まぁ1回やってコツを掴んだので,2VCO目は20分程だったが,これはこれで対策があるらしい。CabinTechさんと,AS3340製造元 ALFA社のサイトに簡単にチューニングする方法が載っている。両者の中身は同一にみえる。ただ,これを採用するには回路を少し変えないとならないのでこの基板は使えない。さすがにポリフォニックシンセでは時間のかかるチューニングなんてやってられないので,ポリフォニック用に量産するときはALFAのサイトにある回路を頂戴して作り直すか。


基板全景。布線はご愛嬌。サブオシレータ用に遊びで74HC74も載せてみた。
出力コントロールは秋月に置いてあるJRCのNJU72343。
8ch制御できるがVCO毎に3出力,あとサブオシレータとノイズで満杯。

で,DAC入力と周波数出力の結果はこんな感じ。AS3340って大したものだね。


縦軸がDAC入力値で,横軸がAS3340の出力周波数。ほぼ直線なのは素晴らしい。

入力に使ったDACは12bitのMCP4728を1VCOあたり2チャネル並列使用。これで1V/Octだと内蔵の基準電圧源とアンプを有効にして8オクターブの制御が可能。細かくは暴れているのだが,MCP4728は結構誤差があるので,それを考えれば上出来?  改良点があるとすれば,MCP4728は下限約50mVと上限約50mVがイマイチなので,そこを避けて使うといいかもしれない。つまり,入力値50付近から4050まで使うという訳。この分は基音チューニング用トリマで調整すれば良い。


8/13 (旧6/27)(日)

久々に朝から晩まで車運転の日。断続的な大雨が洗車機のシャワーみたいで面白い。自車も含めて周囲はハイドロプレーニングを起こして慣性の法則でなんとかなる直進以外はコントロール困難な車ばかりなのであまりウキウキもしていられないのだけど。狭い首都高で斜め前の某高級SUVがフラフラしすぎていたので,バカな急ハンドルや急ブレーキで突っ込まれないように警戒。しかしバランス悪かったなぁ,あの車。絶対乗りたくないわ。


8/12 (旧6/26)(土)

明治神宮花火大会に行ってきた。昨年は大雨にやられたが,今年はなんとか持ち堪え。サワーが美味い。前座の最後は今年はマツケンサンバではなく大黒摩季。老い先短いので思い出に残したいと舞台からスマホで客席撮影してた。ら・ら・ら を会場の皆様で合唱したあとに最後の曲でカウントダウン。

神宮の花火の何が良いって,田舎くさい余計なBGMや演出がないこと。花火の打ち上げ音は最高のBGMなんだけどな。




今年はレンズが曇らなかったので綺麗に撮れた。


普段は見れないダグアウト見物も恒例。毎年増えるAKRacingのゲーミングチェアは中央列だけで11脚。


今年のおみやげ。他にコラボでコークゼロも。


8/11 (旧6/25)(金)

アナログシンセの続き。先月のVCFに続き,VCOの基板が届いたので部品を載せてみる。回路はVCFと同様,Digisound 80のVCOをほぼ流用。これを秋月C基板サイズの基板に2回路搭載して2VCOだ。VCO本体はALFA社のAS3340。CVはI2C接続のDAC(MCP4728)から供給。ただし,1チャネルだけでは0〜4.096Vまでしか供給できないので,2チャネル並列接続してある。AS3340はオペアンプの反転増幅のように抵抗で合成ができる。つまり,0〜8Vの電圧を加えなくても,0〜4Vが2回路あれば加算して0〜8V相当になるとう訳。VCO同士のシンクロはCEM3340のデータシートにあった外付けPNPトランジスタによる回路を流用。ON/OFFはProphetのようにアナログスイッチ4016を使っても良いがスペースが勿体無いので,ミュート用のトランジスタを流用した。とりあえず基板1枚2VCO構成のモノフォニックシンセとして作ってみようと思う。部品を載せながら早速間違いを2箇所発見。工夫処も1箇所。うーん,これ,ちゃんと動くかなぁ。


8/10 (旧6/24)(木)

アマゾンプライム値上げのお知らせが来た。既存ユーザーは9月24日以降に更新の場合に値上げらしい。そう思って更新日を見てみると... おお,ギリセーフ。前に何度か1ヶ月延長を貰っていたのでダメかなぁと思っていたのだが,本当にギリセーフだった(汗


8/9 (旧6/23)(水)

Melodica Menという鍵盤ハーモニカ吹きの2人組(たまに3人)にハマってしまった。一番気に入ったのがコレ。元ネタ知らん人はサッパリわからなくてスマン。


よほどやりこんでいるのか小ネタが細かい。

この人たち,スターリンのコスプレでショスタコ5番とか,原始人のコスプレでストラヴィンスキーの春の祭典とか。動画みながら爆笑。春の祭典は序奏の後の春のきざしで盛り上がるところを,息とビニールの棍棒だけで弦と管を演奏している。これが笑えるのだが,なかなか格好いいのだ。そういえばコイツは管楽器だったんだよなぁ。Rhapsody in Blue なんか管楽器の本領発揮って感じ。


ハルサイ

全然関係ない話だが,ディープパープルのBurnとSmoke on the waterを高校野球の応援に使っている学校があるらしい。ググってみたら今年も演奏したのだとか。さすがに現役世代はディープパープルなんて知らんだろうが,吹奏楽の先生の趣味なのだろうか。ちなみに最後はお約束通りジャーンと伸ばした後に B→G(Gmの場合) で終わる。是非アルプスで聴きたいわ。ジャッ ジャッ ジャーン ジャッ ジャッ ジャジャーン


8/8 (旧6/22)(火)

iPhoneの写真アルバムの機能,For You,たまにびっくりするようなテーマを見せてくれるのだが,今日のテーマは「淹れたて」だった。写真アルバムの中にあるあちこちのコーヒーを画像認識して収集してくれてる。もちろん日本国内だけではない。なんだか色々懐かしい。中にはコーヒーではなくて普洱茶もあったけど,さすがにこれはご愛嬌。この機能,なかなか侮れないわ。


8/7 (旧6/21)(月)

vimの作者が亡くなったというニュースが。オリジナルviのビル・ジョイはご存命なのは何かの皮肉か。ちなみにこれもvimで書いている。さすがにプログラムを書くときはラズパイにちょっとsshで入って開発とかそういうので無ければ Visual Studio Code のvimモードだが,それにしてもvimだ。ご冥福を。


8/6 (旧6/20)(日)

1日中雨に追われる日だった。某所でグレゴリオ聖歌を歌った後に,さて西の駅に向かうか北の駅に向かうか。どちらも距離は同じくらい。雨雲はすぐ手前まで来ていて南風が吹いている。となると,ここは北の駅に向かうのが正解か。歌仲間と北に向かって歩いている間に雨の匂いが。でもまだポツポツとまでは来ていない。なんとか駅にたどり着いたところで降り始め。気象庁のレーダーをスマホで見てみると,西に向かっていたらしっかり濡れていた。便利な世の中になったねぇ。


8/5 (旧6/19)(土)

昨日の続き。温湿度センサを5秒毎くらいで読み取って,気温を超ドデカLEDに出すプログラムを仕上げる。使ったマイコンはお手軽にSeeeduino XIAO。7セグを動かすにはピンが足らないのでデジットのジャンクなシンクドライバ内蔵シフトレジスタTD62801Pを活用。シンクドライバがついているのでシフトレジスタとシンクドライバがIC 1個で済むスグレモノ。熱転写プリンタ用らしいが,この超ドデカLEDは実測で8.7V以上必要なのでコイツをドライブするには物凄く都合が良い(もっとも,おいら的にはこのLEDくらいしか使い道がなさそうなのだが)。春に起こした基板は1桁用で,コイツを1枚1個搭載するスタティック点灯。2桁にしたい場合は横連結するとTD62801Pを直列に接続できる仕様。ついでに点灯間隔をソフトウェアでPWM制御することで明るさを変更可能にした。何に使うかって,室温が30℃になるか,27℃以上で湿度が80%を超えたら,警告として暑苦しくゆらゆらと点滅する演出を入れる為だ。ただ点滅するだけではウザいだけだが,暑苦しく視覚に訴えてみるというアイデア。センサを指で温めて警告点滅もテスト完了。制御プログラムが出来上がったところで,ヨドバシで買ってきた2Lサイズ用のフォトフレームにホットボンドで接着して完成。微妙に小さいことを我慢すれば,2Lサイズのフォトフレーム用のマットにあいている穴で丁度2桁分の表示ができる。ウチで使うなら緑基板丸出しなのだが,さすがにそれは。


8/4 (旧6/18)(金)

暑い日が続いているので,年寄り向けの温度計試作の用命があり,ちょうど手元に3/23にネタにした秋月の超ドデカ7セグメントLEDと,春にソレ用に起こした基板の余りがあったので,そいつらを使って温度計を仕上げてみることにした。調剤薬局やドコモショップに置いてある整理券番号表示のLEDが温度計になっている。というモノを想像すればだいたい当たり。感覚が鈍った年寄りは室温が40℃近くになっても気が付かないことがあるらしい。感覚がダメなら大きな字で視覚に訴えれば,ボケてさえいなければ,それはそれで対処しようという気になるのだとか。なるほどね。で,この余り基板は元々時計用なので,温度計としてエプソンのRTC RX8900が載るようにできているのだが,コイツは時計の周波数誤差補正用に基板の温度を測る温度計であって室温より少し高めに出るのでデータは参考程度にしか信頼できない。そこで温度センサを外付けすることにした。使ったセンサはお手軽価格なDHT20。I2C接続の温湿度センサだ。早速コイツのデータシートを読んでみる。湿度センサの方がややこしいのか,保管条件やら,部品の状態で1年以上在庫するのは非推奨とか,リフローはするなとか,ハンダ付け後は多湿の環境にしばらく置けとか,色々面倒臭い。まぁ量産品を作る訳ではないので無視するとして,肝心の読み取り方はというと,アドレスは0x38,それに続く温湿度読み取りコマンドは 0xAC,0x33,0 の3バイト。この後80mS待って,アドレス0x38から7バイト読み取れば完了。読み取ったデータのうち,0から数えて1バイト目と2バイト目と3バイト目の上半分の計20ビットが湿度。3バイト目の下半分と4バイト目と5バイト目の計20ビットが温度と書いてある。ビット順やエンディアンは特に書いてないが,I2CデバイスでMS-DOSの12ビットFATのような複雑な割り当てをやっても意味ないので素直にMSB始まりのビッグエンディアンと予想したら当たり。取り出したデータは,湿度は100倍して1048576で割る。温度はマイナスも有り得るので200倍して1048576で割って,50を引く。うっかりunsignedにするとマイナスのときに50引いたところでとんでもない数になってしまう罠付き。小数点以下が欲しいなら200倍ではなく20000倍して1048576で割って,更に100で割った余剰を求めれば2桁得られるとか,そういう理屈になっている。とりあえず基板に部品を載せて発光確認と温度読み取りテストまでできたので,詰めはまた明日。

来週,細野晴臣イエローマジックショーが地上波で再放送するらしい。2001年版と2019年版の両方。まぁ,中身はYouTube等で散々晒されているので今更なのだが,テレビをお持ちならば是非。


8/3 (旧6/17)(木)

アリペイ(支付宝)とWeChatペイ(微信支付)のアプリが中国以外のクレジットカードと連携できるようになったらしい。中国本土にいく予定はないが,香港も今やアリペイだらけ。バーコード決済なのでICに比べると少し面倒だが,八達通チャージや香港ドル現金がちょっと足りないときに便利かもしれない。中国本土はコロナ前後で更に急速にキャッシュレスが進んで,外国人にはかなりキツい状態なのだとか。外国人に解放したのもわかる気がする。

で,これをおいらがわざわざ日本で使ってみるとどうなるだろうか。流暢な日本語話す中国人に見えるんだろうな。


8/2 (旧6/16)(水)

アナログシンセVCOの続き。ローランドSH-101に倣ってD-FFで分周したサブオシレーターの追加を考えてみる。74HC74でも4013でも良いが,出力につけた電子ボリュームの都合で2Vp-p程度に抑えないとならないので,SMD品の入手が容易な74VHC74が良いか。昔使っていたSH-101はモノフォニックで1音しか鳴らないのでこの機能を使いながらフィルタのレゾナンスを上げるといい感じのシンセベースになるのだが,この音色をポリフォニックで使うとロジックICの矩形波のままではうるさそうだ。74VHC74の出力をオペアンプでバッファするにして,そこにRとCを突っ込んで500Hz以上はフィルタしてしまうのはどうだろうか。音色が気に入らなかったら部品をつけかえれば只のボルテージフォロワに作り替えられる回路にしてみるか。


8/1 (旧6/15)(火)

昨日ネタにしたNO LIFE KING,ググってみたらYouTubeに丸々アップした奴がいた。いやこれはダメだろう。と思いながらも,そのうち時間があったら見てみるか。まだバブル真っ最中の平成元年の映画だ。

もどる