飴屋的日記
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3/31 (旧閏2/10)(金)

昨日のプログラムを改良。低音が少し音痴に聞こえたのだが,音階の周波数(整数)からレジスタに書き込む値を計算していたのでピアノの一つ下のド周辺から下にかけて怪しい音程になってしまっていた。これを直接レジスタに書き込む値の表にして改善。あと,秋月のデータに書いてあった計算式をそのまま信じると4MHz基準で1オクターブ下がってしまうので音階に12を足していたのだが,これはそもそも4MHzではなく半分の2MHz基準で計算する必要があることが判明。2MHzを16で割った値(125KHz)を周波数で割った値をレジスタに書き込めば良い。ただしレジスタが12ビット分しかないので,4095以上は発音できない。つまり,MIDIノート番号23のH(シ)から上が演奏可能ということだ。ここはピアノの一番左端のラの音の右隣の白鍵。周波数にして30.9Hzなので,十分実用範囲内。他に,時々ノイズが混ざったり音程がおかしくなっていたりしたのだが,これはPSGのレジスタに書き込んでいる間にタイマ割り込みが入ってしまったもの。書き込み操作時は割り込み禁止にすることにより解消。

ついでにソフトウェアによるエンベロープとベロシティーを実装。PSGのハードウェアエンベロープは全てのチャネルが同期してしまうので,マトモに鳴らすならソフトウェアで段階的にチャネル毎のボリュームを絞っていくような実装が必要。これもなんだか懐かしいわ。



さすがに16段階しかないので減衰がかなり荒い。

3/30 (旧閏2/9)(木)

日曜にハードだけ作ったピコピコ音シンセ基板でスタンダードMIDIファイル(SMF)を演奏できるようにしてみた。とは言ってもファイル読み込み機構はさすがに面倒なので,とりあえずソースコードに焼き込みで。でもRP2040だとUSBメモリとして認識させてファイル形式でデータを置ける筈なので,それ用のAPIがあるならそのうち試してみようかと思う。いわゆるMIDIシーケンサーを実装した訳だが,さすがにフル実装は大変なので,フォーマット0のファイル限定。実装したのはテンポ解釈とノートオンとノートオフだけ。とりま鳴らすだけならこれで十分。ベロシティーやエンベロープも未実装。デルタ時間は準備したタイマ割り込みではなく,計算したマイクロ秒をそのままdelayMicroseconds()で待つだけのナンチャッテ仕様。まぁ,これでも音楽にはなっている。前にも書いたがSMFプレーヤーなんて30年以上前にローランドのMPU-401をつけた8ビットパソコン用にアセンブラで組んだっきりなので,懐かしいというかなんというか。相変わらずMIDIのランニングステータスが面倒臭い。まぁ,当時はこれでメモリが節約できて有難い存在ではあったのだけど。で,さっそく,こないだのカノンのフルコーラス版にしたSMFデータを演奏してみた。4声なので4和音だが,一番下の通奏低音(通常はチェンバロにチェロを重ねて演奏する)は折角なのでチャネルを分けて,フィルター入りのベース音源で鳴るようにプログラムしてみた。フィルターのお陰かシンセベースのように聞こえる。



通奏低音のシンセベース風味な音が格好いい。あとは初代ファミコン風ピコピコ音だが。
わざわざハードウェアの音源を作成するようなネタではないのだが,シンセのコントローラの習作ということで。

さて,次はエンベロープとベロシティーとボリュームの実装。その次はMIDI INの実装かな。いつまで根気が続くやら。


3/29 (旧閏2/8)(水)

冬アニメ消化週間。長瀞さん2期最終回まで。1期よりラブコメ成分が増えてなんだかいい感じ。ラストシーンいいわ。

富士フイルムが35mmフィルムとブローニーフィルムの一部製品を製造中止にするのだとか。材料不足の影響と言っているのだけど,本当だろうか。ブローニー使って二眼レフで写真を撮るのは楽しかったのだけど,フィルムも現像も値上がりしてしまって合わせて1本千円を超えてしまった。お陰でカメラはもう何年もお蔵入り。


3/28 (旧閏2/7)(火)

指揮棒振りの日。音はまだまだ怪しいがリズムは結構取れるようになってきた。でもさすがに年度末の月末の火曜では集まりが悪い。もっとも,仕事云々ではなくて,ギックリ腰とか骨折とか,どうしようもない理由なのだけど。


3/27 (旧閏2/6)(月)

昨日の基板にアクリルの底板つけてみた。アマゾンにあった市販の100mm正方形アクリル板に基板発注時のドリルデータを印刷した紙を重ねて,取り付け穴が印刷されているところに穴をあければピタリと合う。文明の利器は有難い。あと,意外にマイコンが電気喰うのでレギュレータにヒートシンクも増設。アイドルのときはそうでもないが,ちょっと処理が入ると途端にレギュレータが熱くなる。PSGは1個10mA程で3つで30mA,あとはマイコンなのでそれ程でもないと思っていたが甘かった。準備した放熱パターンは20mm×25mm。スルーホールで両面に逃しているので触れない程にはならんが,さすがに精神衛生上よくない。使ったレギュレータはLD1117で800mA出力なのでヒートシンクさえあればさすがに余裕。15mm角くらいの小さなものだが,結構効いている。これでなんとかなればよいけど。


3/26 (旧閏2/5)(日)

今朝,基板が届いたのでPSG音源ののピコピコ音シンセをハードだけ完成させてみた。箱に入れるつもりはないが,アクリルの底板くらいはつくるかもしれない。さっそく,例のカノンを鳴らすプログラムを入れ込んでみたのだが,今回のコントローラはXIAOシリーズでもSAMDではなくRP2040なので,そのままではコンパイルが通らない。

ハマりポイントその1
Arduino IDEのボードマネージャの頭から直接選べたSeeed XIAO RP2040は最早使われていなくて,ボードはRaspberry Pi Pico/RP2040をインストールすべし。その配下のSeeed XIAO RP2040を選択する仕様に変更。

ハマりポイントその2
タイマ割り込みにSAMDで使えたTimerTC3は使えない。当然,ATmegaでもないのでMSTimerやTimerOne/TimerThreeも使えない。色々調べた結果,ハマりポイントその1が解消していれば,RPI_PICO_TimerInterruptが使えた。

ハマりポイントその3
RPI_PICO_TimerInterruptは割り込みハンドラの文法チェックが厳格で,指定する割り込みハンドラ内部では必ずstruct repeating_timer * 形の引数を取って(取るだけ取って処置はダミーで可),戻しはブール値(面倒なら全部true返しで可)にしなければならない。

そんなこんなでカノンを鳴らせたのが夜22時過ぎ。コンパイルさえ通れば,あとは問題ないようだ。SAMDのときにプチプチ言っていた処理が,RP2040は処理が早いのか何も問題出ない。さすが。


ピコピコ音シンセ基板完成。
PSGで9音同時発音可。DサブコネクタはMIDI-INとMIDI-THRU(ジャンパでOUTに変更可)。
3つ並んだツマミは10進スイッチで設定変更用。MIDI-CHと,エンベロープと,動作モード。
VRは左が音量調整。中央の2つはベース用ローパスフィルタ。


3/25 (旧閏2/4)(土)

ニキシー管で時計を作るにして,実際の回路を考えてみる。コロンは定石ではネオン管点滅か,ドット付きのニキシー管を使用。入手したのはIN-2なのでドットは無し。ネオン管点滅にすることにする。日曜にネオン管IN-3を測定したときはアノード/カソード間が60Vだったので,100KΩ負荷で2個直列にして150Vで点灯させてみたが点灯しない。電圧を上げていくと180V位で点灯する。一度点灯してしまえば150Vまで下げても点灯したままだ。そりゃそうだ。こいつは放電管だった。気を取り直して,コイツは各々220KΩ負荷で並列接続して使うことにする。片側が放電開始すると電圧が下がるので,負荷抵抗は各々別々に必要。

ニキシー管の制御はどうするか。入手性の良いシンクドライバにツェナーをつけても良いが,スタティック点灯だと4桁で40個必要だ。さすがに面実装でも40個はかなりの面積。高耐圧のフォトカプラを使う手もあるし,実際に4素子入り高耐圧フォトカプラを入手しているのだが,4素子なので10個必要。結構な面積だ。ここはSN74141互換(と言われている)旧ソ連のK155ID1を素直に使うのが一番面積が少ないと予想。早速K155ID1をブレッドボードで実験してみる。いわゆる5VのTTLだが,マイコンの3.3V出力でも制御可能だった。相手がニキシー管でなくても数mAのLEDなら点灯できた。まぁ,LEDをつける外道として使うのは勿体無いので置いといて,ニキシー管のアノードに付ける負荷抵抗はどうするか。試しに抵抗の代わりに1mAの定電流ダイオードをつけて定電流駆動してみると,定電流ダイオードの両端電圧が表示する字によって25V〜31Vの間で変動する。電流は(ほぼ)一定の筈なので,ニキシー管のアノード/カソード間の電圧が変化しているということだ。うーん,表示面積やアノードとの距離で変わるのかもしれん。そう思うと定電流駆動に意味があるとも思えなくなってきたので,ここは「およそ」1mAと決めて,真ん中とって27KΩに決定。


3/24 (旧閏2/3)(金)

オリックスからボストンへ行った吉田の話がアメリカで話題になっていた。彼のオリックス時代の登場テーマはヴィレッジピープルのマッチョマンなのだが,それをメジャーリーグに行っても使い続けていたらしい。まだメジャーでは活躍も何もしていない地味なところで,WBCで活躍したものだから向こうのマスコミがマッチョマンのネタに喰いついてきたという話。ヴィレッジピープルは先週もネタにしたが,今日はこのネタのお陰でマッチョマンのサビがずっと脳内ループしている。もちろん,村人のマッチョマンではなくて,王様のムキムキさんの方。この曲も名訳だ。


3/23 (旧閏2/2)(木)

秋月の超デカ7セグLEDをテスト。字の大きさが10cmくらいある。受付の整理番号表示に使うような奴だ。これだけ大きいと単一のLEDという訳ではなくて,中はドットを除いた文字部分(A〜G)のLEDが5個直列接続されているらしい。データシートには1個あたり2.1Vとあるので12Vで使うにはギリギリだが,それはおそらく定格一杯電流を流したときの話。で,これが12Vで実用になるか。という試験をしてみる。結果は,だいたい1〜2mA流したときの電圧降下はA〜Gが8.7V,ドットが1.8Vだった。そういう訳で,電源12V,トランジスタのシンクドライバ接続で使うとだいたい0.5Vくらい損するので電源11.5Vだとして,A〜Gに2.2K,ドットに8.2Kを挟んでおけば大体同じ位の明るさになる。もう少し明るさが欲しければ1.3Kと4.7Kの組み合わせ。最大定格のマージン3割程度でガンガンに点灯させるなら130Ωと560Ωだ。ここまでやると配線付近の基板をベタ塗りにしてスルーホールを打ちまくるとか,放熱対策が必要かもしれん。


3/22 (旧閏2/1 朔日)(水)

ヤクルト私設応援団,ツバメ軍団がトランペットを吹きにマイアミまで遠征したなんて話がツイッターに上がってた。試合はpovoの24時間データ使い放題¥330を経由してアマゾンプライムビデオで見たが,本当にマイアミで日本式のトランペットに合わせた声援をしてる。山田哲人コール然り。在米日本人には懐かしいだろうが,アメリカ人はアレをどう思うのだろうな。しかし強烈なアウェイは慣れっこのヤクルトファンだが,海外ってのは勝手が違いすぎ。もっとも,試合ではしゃいでいたのは私設応援団だけではなく,神宮球場のスコアボードも練習中のヤクルト選手向けにずっと試合中継を流していて,練習どころではなかったらしい。スタメンに同僚が3人もいるのだから当然。監督もヤクルト出身だし。そいや,溝口の宗隆寺が大盛況らしい。おいおい,村神様であって仏様ではないだろうに。

神宮球場といえば,隣の神宮第二球場が残念ながら今日から解体工事に着手。ここに秩父宮ラグビー場の3/4を移設するという計画。何故3/4かって,南面になる残り1/4は神宮球場の敷地になるので,神宮球場を取り壊してから増築するらしい。オリンピックから1年半経過して,ついに再開発始まるのね。昔々,ここで勝てばセンバツ決定って試合を応援しに行って惜敗した思い出の球場。相手のエースはセンバツでそこそこ活躍してプロに行った。しかし今年神宮花火があるとしたらどこから打ち上げるんだろうね。


3/21 (旧2/30)(火)

久々の合唱ボカロ三昧。昨年のいつだったか,Vocaloidが6に上がる前にヤマハの特売で買ったVocaroid5とVOCALOID Editerを使ってみる。4の頃まではPiapro studio使ったりボカキュー使ったりしていたが,今回から別方向に進化してしまったPiapro studioは捨ててVocaloid Editerの一本勝負。ところが,Cubaseは12からReWireが使えなくなってるのね。Cubaseのテンポに同期させようとすると全く同期しないのでテンポずれまくり(当たり前)。まぁ,長い曲ではないのでVocaloid Editer側のテンポトラックを有効にして無理矢理同期(というより同時演奏?)させて使うことに。使い勝手に戸惑いながらもなんとか混声四部合唱5曲分の打ち込み完了。つかれた。


3/20 (旧2/29)(月)

先月行った飲茶屋リベンジ。お茶が一番先に出てくるようになった。当たり前だ。いつのまにかお茶のチャージが無くなっており,種類は選べないが無料で出てくるようになった。相変わらず洗杯(サイプイ)用の椀は無いが,日本で洗杯が習慣になっている訳ではないのでやりたい人は小籠包用の小皿で勝手にやればよい。おいらも勝手に洗杯した。まぁ,本格的に洗杯用の椀や,小骨捨て用の皿を置いておいたらそれを食器として普通に使われそうで置けないと思えば無問題。で,肝心のメニューの方は,点心のメニューが少し変わってる。なにより,香港風アッサリ味がどこかに飛んでいってしまって,タレが多めで日本人好みになったところがなんだか。タレなんて足りなきゃ自分で適当にかけるモノなのだけど,さすがにそうもいかんか。まぁでも,総合的にこれならアリかなって感じ。また来月。


3/19 (旧2/28)(日)

昨日の続き。回路定数計算の為に実測。旧ソ連のニキシー管IN-2は電圧150Vで100KΩ負荷時アノード/カソード間の電圧降下115V。ニキシー管ドライバSN74141の出力をクランプしているツェナーはデータシートから60V以上と読めるので,今回実測した個体は電圧が115V+60V=185V以上だと字が消えなかったり,他の字がうっすら光ってしまう可能性があるということだ。SN74141や,その類似品と言われる旧ソ連のK155ID1とIN-2を組み合わせて使うのであれば,電圧は150〜170V位で使うのが無難ということだろうか。

ついでに測定した旧ソ連のネオン管IN-3は電圧150Vで100KΩ負荷時アノード/カソード間が60Vだった。となると直列接続すればIN-2とだいたい同じくらいになので,その辺を狙って設計していたのかもしれない。


3/18 (旧2/27)(土)

先日秋葉原のサンエイ電機で購入したニキシー管をテストしてみた。中身はグロー放電を用いた冷陰極管なのでLEDや蛍光表示管のように数V〜20Vくらいで点灯という訳にはいかず,光らせるには100〜200Vくらいの電源が必要。100Vでよければ,AC100Vの商用電源をそのまま100KΩくらいの抵抗を直列接続すれば光る。実際に表示灯につかうネオン管はそうやって点灯させる。電源コンセントについている光る電源スイッチがそれだ。ただ,ネオン管ならそれで十分だがニキシー管でそれをやると構造上一番上についている網までぼんやりと光ってしまうのでDC点灯が必要。それだって直列つけた100KΩの前か後にダイオードをつけるだけで良い。まぁ平成の始め頃はニキシー管なんて秋葉原のジャンク屋で床置き数十円だったので扱いも適当だっがが,現役時代を知らん連中が買いまくって高騰した今の相場をみるととても商用電源でテストなんで野蛮なことはやりたくない。そこで簡単なDCDCコンバータを作成して繋いでみる。これを直流安定化電源装置に繋いで電流制限しておけば問題無い。ニキシー管に流れる電流は大したことないので,以前真空管アンプに使ったモジュールだとスペックオーバーだ。ググってみると古典的なMC34063を使った回路が結構出てくる。MC34063はセカンドソースなら数十円だしこれで十分なので作ってみることに。秋月のサイトを覗いてみると,MC34063の隣に新日本無線のNJM2374がある。これは120円なので少し高いが,間欠制御ではなくPWM制御なのでこっちの方が良い。こっちを使うか。回路はデータシートほぼそのまま。ただしスイッチングは外付けトランジスタではなくてMOSFETで。こちらも教科書的な回路なのでネットに沢山転がっている。MOSFETは実際に組み込む時は面実装にするので秋月で40円で売っている東芝TK10Q60Wを使用。オン抵抗0.327Ωと記載されているので,ニキシー管の文字ひとつ位ならヒートシンクは不要の筈。念の為,TO-252をヒートシンクに取り付ける為の基板を下の方をカットして貼り付けておいた。これでなんちゃってTO-220になる。150Vまで昇圧した状態で,ニキシー管IN-2を100KΩ負荷で文字ひとつ点灯させて12V/30mA程度。効率60%くらいで結構悪いがこんなものか。でも時計用に4桁120mA程度なら大した話でもなさそうだ。MOSFETに念の為につけた基板も生暖かい程度。もっとも,この基板が無いと触ったら感電してしまうので,基板ナシの状態はよくわからん。


8点灯中。作成した電源は45mm角の基板に載せてみた。スカスカ。
高圧がかからない部分を面実装品にすれば更に小さくなりそうだ。


回路。平滑コンデンサは10uF/400Vで十分だと思うが手持ちが見当たらなかった。
8番ピンの180Ωは無くても動く筈。

さて,これで何を作ろうか。昔の電卓とかデジボルや周波数カウンタを再現してもつまらんし,月並みだが時計だろうか。コイツを光らせるに電源はコレで良いとして,ドライバはどうしようか。いつも使っている東芝のシンクドライバは耐圧が低くて使えない。ツェナーを並列にすればよさそうだが,塩梅が面倒臭そうだ。あとはフォトカプラを使うか,秋月に置いてある高耐圧トランジスタMPSA42を並べるか。あとは正統派で旧ソ連のK155ID1を使うか。もっとも,このK155ID1だがブロック図を読むと10進デコーダ出力をオープンコレクタをツェナーでクランプしているだけなので,いつもの東芝のシンクドライバにツェナーを並列接続するのと変わらない。さて,どうしようか。


3/17 (旧2/26)(金)

テレワーク用兼簡易再生用に使っているスピーカーユニット,扱いが非常に悪いお陰かビリビリ音がしてきたので交換。さて今度はどんなユニットにしようか。高価な物は不要だが安すぎるのもイマイチ。中華で適当なモノが無いかとNFJのサイトを覗いてノーブランド物を発注。フォステクスのかんすぴP-650Kと外見が良く似ているが,作りがちょっと違う。まぁ,製造元はひょっとしたら同じ会社に辿り着くかもしれんが。さて,音は如何に。


3/16 (旧2/25)(木)

扱いが雑でマウステーブルの傾きが酷くなってマウスが落ちるようになったので,AmazonBasicのマウスパッドを試してみた。小でも幅はA4サイズ相当。長さが少しだけ短いだけなので,マウステーブルには乗らないサイズ。まぁでも,マウスは落ちなくなったので良いか。


3/15 (旧2/24)(水)

昨日つまらないトラブルがあってe-Taxに入力できなかった確定申告がようやく終わり。毎年ギリギリで。

昨日からぼっちざろっくの復習。ぼっちちゃん作詞の曲の歌詞の中で村人Aを馬鹿にしてるけど,村人を英語にしたヴィレッジ・ピープルは昔アメリカでそこそこヒットしたグループなんだよなぁ。あれはコスプレやって歌うグループの先駈けのようなもので,ある意味世界を変えた人達でもある。もっとも,ヒットしたY.M.C.AやGo Westは,日本ではカバーの方が有名なんだが。昔,ザ・ベストテンで満点9999点を記録したY.M.C.Aの大ヒット日本語カバー版の歌詞は元の意味が一掃された爽やかな歌詞に雰囲気を変えられてしまっている。正確な意味を知りたければ王様がカバーしている奴を聞いてみるといいかもしれない。Go Westも然り。


3/14 (旧2/23)(火)

クレディ・スイスの破綻リーチ騒ぎで金相場がグラム9千円を超えてしまったらしい。面白い話になったのがパチンコのいわゆる大景品。田中貴金属印の純金1gが入った謎のカード。何故かパチンコ屋のすぐ近所にあるTナントカという古物商で9千円で買取してくれるモノ。でも相場が9千円を超えると,Tナントカに持っていくよりも,適当な工具でカードの中身を取って金買取の店に持って行った方が高く売れるという業界びっくりな状況に。風営法で景品は9600円×消費税以上にはできないことになっているので,何故かパチンコ屋のすぐ近所にあるTナントカという古物商での買取価格をそのまま上げる訳にはいかない。噂話によると近日中にデノミをして中景品が大景品相当になるらしいのだが,色を変えたりする必要があるだろうから,即対応は困難。当場のシノギが気になるところ。


3/13 (旧2/22)(月)

昨日の続き。ヤマハPSG YMZ294の出力はてっきり電流出力かと思っていたが,姉妹品YMZ284のデータシートを読むと電圧出力で,1KΩ負荷時にmaxで1.7Vと記されている。元のAY-3-8910のデータシートでは最大2mAと記載。いずれにせよ,後段のオペアンプ電源はやはり9Vか12V駆動が良いか。どうせ5Vと3.3Vのレギュレータを入れるのだから,9〜12V位でどこでも行ける感じで。NJM072でも良いが,ベース音源ならお決まりのLF442だ。この前NFJのジャンク箱DACの改造に使ったばかり。後は定番のTLC2272か。まぁ,ここはソケットにして色々遊べるようにしておくか。


3/12 (旧2/21)(日)

花粉症で出不精なのをいいことに,2日続けてどこにも出かけず昨日のシンセの続き。基板パターンを引いてみた。サービスサイズに収められるよう機能は最低限。YMZ294はオリジナルのPSGとは異なって3チャネル混合のモノラルなので,割り切ってモノラル出力にする。アナログ部分が楽になったので,100mm×85mmに収まった。裏面実装すればもっと削れるが,今回のはケースに入れる予定が無いので,裏面に絶縁体を貼るだけで使えるように裏面実装は無しで。あとは設計通り動作するかだが,まずはブレッドボードで昨日のLPFを試作。回路は教科書に載ってるサレンキー型。オペアンプはあり合わせのNJM072。ユニティゲインで使うには少し心配だが,どうせ楽器。多少の安心材料としてオペアンプのプラス入力とマイナス入力の間に22Ωと0.01uFを直列にしたもの入れておく。これを鬼畜の5V単電源で使う。オーディオではなくエフェクターなので,入力レベルが低ければ無問題。で,出てきた音はファミコンのベース音とはちょっと違うが,大体似た感じのベース音だ。これはアリかもしれん。本番はPSGのSound出力につけたI-V変換抵抗を少し大きくして,NJM072の電源電圧を9〜12Vくらいにすれば使えそうな気がする。



データは先週と同じ。
YMZ294を1個しか搭載していないので全チャネルにフィルタがかかってしまっているが,通奏低音が昔のファミコンっぽく聞こえる。

3/11 (旧2/20)(土)

東日本大震災から干支一周。地震がキッカケというのも変な話だが,付き合いが増えたのは確か。干支一週前は毎年福島経由で宮城まで出かけるなんて考えもしなかったし。まぁ,人生色々だね。

PSG音源シンセの続き。どんな音にしようか検討。我々(?)に一番馴染み深いピコピコ音は初代ファミコン音源だ。こんな感じの音が出ないだろうか。PSGは3音だが,ファミコンは矩形波3音ではなく矩形波2音に三角波1音+ノイズ1音だ。ベースに矩形波を使うと音が汚いので,三角波はベースとして使うのが常道。となると,これを真似してみたいのだが,残念ながらヤマハYMZ294は矩形波出力しかない。エンペローブ機能を使って発音できないこともないが,残念ながら音痴だ。調べてみると,真空管屋のMullardから出ているSAA1099という音源LSIなら,エンペローブが比較的音痴ではないので三角波出力できるらしい。国産ゲーム機には積んでいなかったLSIなので国内での知名度は低いが,英語で検索すると色々と出てくる。コイツはステレオ出力で,音源チャネル毎に左右の音量を設定できるというPSGには無い機能を持っている。面白そうだがシンセとして使うならモノラルで十分だ。SAA1099は入手でき次第またの機会に使ってみるということで,まずはYMZ294でなんとかしたい。一番簡単なのはベース専用に1チップ使って,その出力にLPFを入れてみる案。エンペローブ制御は不要なのでVCFである必要はなく,普通のオペアンプで作れる。まずはこの案で試してみるか。


3/10 (旧2/19)(金)

昨日のつづき。歌詞をみながらループ。星座になれたらはサビで「君と集まって星座になれたら」って歌ってるんだよね。星ではなくて星座ってのが,やっぱりバンドなんだな。いい歌詞だよ。演奏も上手いし,何気に楽曲のクオリティ高いんだよな。CDのミックスは多少ローファイの方が良さそうな気がしてInterface誌2021/8のオマケ基板を以前組み立てたRaspberry Pi Pico利用のソフトウェアDACで聞いてみた。こっちの方が余計な音が除去できて歌が聞き取りやすいね。


3/9 (旧2/18)(木)

ぼっち・ざ・ろっくの挿入歌,楽曲はいいのに歌に日本語を乗せるのが下手でよく聞き取れない歌詞が気になって,物凄く久々にCDを購入。アニソンCD買うのなんて何年振りだろうか。青春キラキラなんてクソ喰らえな,ロックしてるアンチ青春キラキラソング満載。それでいて青臭い歌詞ってのが若者ロックっぽくて凝ってる。歌詞に加えてギターもいい感じにロックしてるわ。これでボーカルが低声のネーチャンだったらよくあるインディーズバンドなんだが,アニメ声のアニメ声優ってのが面白い。星座になれたらではボトルネック奏法じゃない本来のソロも聴ける。これ,歌さえ気にしなければ普通にギターとベースが格好いいロックバンドのアルバムじゃないの。このバンドが実在するなら普通にライブ行ったら楽しそうだ。アルバムの最後に入っている12話のエンディング,ぼっちちゃんが歌唱してる転がる岩、君に朝が降るがお気に入り。なんだか物語のテーマそのものだなって曲だ。こっちは歌もそこそこ上手い。転がる岩って,ひょっとしてロックンロール? YouTubeにあったオリジナルの方も聞いてみたけど,ぼっちのカバーの方が好みかな。


3/8 (旧2/17)(水)

なんだか今日一日で物凄い花粉暴露量。こんな日はザイザルの効き目が出て超眠い。コンビニのストレート濃いめコーヒーを何杯飲んだか。あれって粗利50%も貢ぐんだよなぁ。帰宅後,カール・ジェンキンスの90年代変拍子曲をループさせながら回路設計していたら頭がトランスしてきた。こりゃやばい。寝よう...


3/7 (旧2/16)(火)

回路設計の日。頭使いすぎて疲労感たっぷり。おやすみなさい。


3/6 (旧2/15)(月)

ぼっち・ざ・ろっく12話まで。裏切らない展開がいいわ。なにより楽曲がいい。物語的には俺たたなので,銀色円盤の売上次第では続編あるか?   普通にペグ交換で使えそうなところに新展開だからねぇ。そりゃ俺たたでしょうに。しかしぼっちもけいおん!の唯ちゃんもレスポールが良く似合うんだよな。それも結構いい価格の奴が。そしてまさかのパシフィカ。普通のストラトキャスターに見えたがヤマハって言ってたのでパシフィカだ。でもなぁ,高校生にパシフィカはアリだが黒光りレスポールと比べると価格が1/8〜1/12くらいか? ヤマハが制作協力してるだけかもしれんが,パシフィカはちゃんとハムバッカーなのが妙にリアル。さすが。


3/5 (旧2/14)(日)

昨日のPSG音源,せっかくだから習作でシンセ化してみようと思う。ハード追加不要のUSB-MIDIで十分なのだが,それだと鍵盤で演奏するにはわざわざパソコンを経由しないとならないので,昔懐かしいMIDI-INをつけてみるのはどうか。自作で色々いじったのは平成初期の話なので,30年以上前だ。某8ビットパソコンで標準MIDIファイルを読み込んで,純正互換MIDIインタフェース(8250A UART使用)か,ローランドのMPU-401経由でシンセを演奏するプレーヤーとかフルアセンブラで作ったっけ(MPU-401はパススルーのモードで使用)。Cで書くと処理が色々追いつかないのと,オブジェクトコードがデカくなるのを嫌ってアセンブラだったのだが,頭がボケた今じゃフルアセンブラで一発コーディングなんて考えられんわ。しかも開発環境に投資する金が無いので雑誌掲載アセンブラと雑誌掲載エディタだけでデバッガなしの一本勝負。若かったなぁ。その当時,MIDI入力に使うフォトカプラは東芝TLP552やシャープPC100が定番だった。おいらもいくつか作ったが,秋月で廉価だったPC100を愛用。もう30年以上経過しているがまだ入手できるものかと探してみると,どっちもかなり前に廃番になっていた。東芝はともかく,シャープの半導体は廃番だらけだ。MIDIは5mAカレントループの調歩同期で無信号時はDCが流れるのでパルストランスで代用する訳にもいかず,代替品が必要。色々調べてみると,海外製品は東芝やシャープではなく6N138を使っていたそうだ。さすがにFairchildのオリジナル品は廃番だが東芝やLITE-ONのセカンドソースなら現行品で入手できる。秋月に置いてあるアジレントのジャンク扱い6N136も,データシートを見る限りは1KΩのプルアップ抵抗を9.1KΩ変更すれば使えるかもしれない。さて,どうしようかな。

今日は東京マラソンだったのだが,先月ネタにした通り秋葉原は午前中は中央通りが渡れず面倒なことになっていたそうで,秋月電子に夕方に行ったら店内に「3/5は13時開店」の旨が書いてあった。写真撮り忘れたのが残念。


3/4 (旧2/13)(土)

VFDを使って昨年から色々自作している時計に時報機能をつけようと思って色々試してみた。Seeedino XIAOをArduinoとして使って制御しているので,単音でよければtone()/noTone()関数を使えば音を出すことができる。出力に圧電サウンダを使ってみたが,ピピッと鳴らすだけなら十分だが,さすがにあれでウェストミンスターを鳴らすと違和感アリ。音程は合っているが,周波数特性がメチャクチャなので倍音の方が強く聞こえてしまったりするのだ。まぁそれはそれとして,ウェストミンスターも和音の方が綺麗なのでレトロなPSG音源を追加してみる。要するに昔の初代ファミコンのような音だ。PSGと言っても純正のAY-3-8910は邪魔くさいので,秋月で売ってるヤマハのYMZ294を使ってみる。コイツのレジスタは昔のパソコンBASICのSOUND文と同じ(当たり前だが)。使い方も全く同一だ。

で,早速ウェストミンスターの鐘を鳴らしてみたのだが,コイツは出力が小さくて圧電サウンダの音が更に小さくなってしまった。また,内蔵DACが電流出力なのか負荷抵抗をつけないと音が出ない。うーん,実用品にするにはアンプを追加する必要がありそうだ。和音も鳴らしてみたが,さすがに圧電サウンダだとダメだ。単音はギリギリ許せるが和音がメチャクチャな音になる。そこで圧電サウンダは諦めて一昨日のミニ・モニターアンプをつけてみると,懐かしいレトロサウンドが出てきた。そう,この音だわ。コイツを使うならトランジスタかアンプICとスピーカー追加か。場所喰うなぁ。

さすがにウェストミンスターの鐘では飽きてしまうので,演奏プログラムを作り替えてMIDIフォーマットのようなチャネル/長さ/音高のデータ形式で演奏できるようにした。3和音を鳴らすときは長さ0で指定すれば良い。調子に乗ってカノンのデータを数値だけで8小節打ち込んでみた。ループさせるとそれっぽくなる。Arduinoのソースコードはこちら。


Seeedino XIAOではピン数が足りないのでMCP23017を経由。

音量注意。BASICでMML書いていた人には懐かしいレトロな音だ。


3/3 (旧2/12)(金)

香港尖沙咀の火事騒ぎ。映像を見て場所を把握。あそこは重慶大厦の裏,尖沙咀郵便局のとなり。海員之家の建替中ビルだ。竹の足場が物凄い勢いで燃えていたのだが,朝になってようやく鎮火したらしい。鎮火後も彌敦道はしばらく通行止。あの辺はホテルも沢山あるが,客に避難命令が出たのだとか。香港の火事の消火には海水をぶっかけるので,しばらくは周囲でいつも以上の塩害が出るのだろうな。


3/2 (旧2/11)(木)

PAM8403を試してみたくてミニ・モニターアンプを作ってみた。ダイソーの¥300スピーカーで十分な用途なのだが,左右同じ小箱に入れたいのも理由。約12cm×8cmの透明プラ箱に4cmスピーカーを2つ。安物のツイーターのような音だ。当たり前だが低音スカスカ。ただ,箱が結構頑張っていて,只の平面バッフル状態よりは低音出てる。ぬいぐるみ用のポリエステル綿を充填したら結構マトモな音になった。この辺の音作りって結構面白い。詰め方次第で音が全く変わる。


3/1 (旧2/10)(水)

ぼっち・ざ・ろっく8話まで。6話も良いが8話がスタッフの気合い入り神回。6話から出てくる飲んだくれのベースのバンドマン格好いいわ。どこかにモデルがいそうだが,ロックしてるぜ姉ちゃん。

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