飴屋的日記
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3/31 (旧2/22)(日)

昨日の続き。なんだか急に暖かくなったお陰か黄砂の影響か,朝からくしゃみが止まらなくて鼻水もいい感じに出る。秋葉原遠征は諦めるにして,昨日のコンデンサをどうしようか。もう少し部品箱を覗いてみると,あったあった。33pF/100V/C0Gのセラコンが。これを直列にすれば約15pF/200Vになる訳だから取り敢えず15pF/300Vのマイカコンデンサは使わなくて済む。で,これを入れた結果,改善はあったがまだまだ大っぴらにゲインを上げられる状況ではない。ついでにLM4558を同じスルーレート1V/uSのLF442に変更。こちらの方が低弦の響きが気持ちいい。というわけで,現時点の回路図を晒してみる。あのケースに入れるのには部品を少し選ぶ。9Vのバイパス1200uFはコレ。直径8mmで済むスグレモノだ。ほかの電解コンデンサはルビコンの105℃小型標準品PXを使用。他のコンデンサでそのままの定数だとケースに入らない場合もアリ。まだ最適化が終わってないので,そのままコピーしたらハイゲインにしたときに発振に悩まされると思う。アレンジ要。そのまま作ってスピーカーや耳やオシロを壊しても自己責任で。

ギターといえば,渡辺香津美が脳幹出血で入院って話がXに飛んできてた。脳幹出血で今年のスケジュールはキャンセル。倒れたのは2/27で,公表まで一ヶ月様子見したということか。脳だと下手したらギターどころか寝たきりだもんなぁ。回復を祈るばかり。


3/30 (旧2/21)(土)

昨日の続き。さすがに入力インピーダンスが高くてコンピュータ系のノイズを色々拾うので1MΩを並列につけてみた。多少効果アリ。それなら毒をくらわば皿まで。入力ゲイン稼ぎに入れた初段オペアンプをTLC2272から敢えてLM4558にしてみる。なんだかどこかで聞いたような音になったぞ。しばらくはこれで使うか。次にゲインを上げると発振する件を色々対策してみた。ある程度は収まったが,更なる対策が必要。トランジスタ回路のようにプレートとグリッドの間にコンデンサを入れようかと思ったのだが,小容量高耐圧コンデンサなんて持ってないんだよなぁ。秋月に22p/2KVのセラコンがある。まずはコレで試してみるかと思ったところで,部品箱から15pF/300Vのマイカコンデンサを発見。いくらで買ったか忘れたが高価なので実験に使うのは勿体ない。でもまぁ,明日秋葉原に行く気がなくなったらコレで試してみるか。


音出し中。下のスピーカーはダイトーボイスの箱+秋月¥300ユニット


はらわた。初段オペアンプは交換で遊べるようにソケット付き。


3/29 (旧2/20)(金)

真空管式ミニギターアンプ,とりあえず音が出るところまでは組み上げたので,テストオシレータではなくてエレキギターを繋いで音を出してみた。ギターは弦はダメになっているので全部張り替えてチューニング。音を出してみると,ゲインを上げればそれなりに歪み,ボリュームだけ上げるとフェンダーアンプのようなクリアトーンが出る。歪みもトランジスタのような歪み方ではなく,真空管の歪み方。とりあえず当初の目論見は達成。入力インピーダンスを上げたので,弦が良い感じにアンテナになって,パソコン関連機器に近づけるとノイズを色々と拾うのが面白い。そういえば,昔はラジオが聞こえるアンプってあったっけ。色々試しながら問題も発生。入力ゲインを上げたときと高音を上げたときに不安定になる。さすがに発振したか。オシロで要検証だ。それ以外は問題なし。というか,ギターの方に問題あり。ポッドとスイッチとジャックを交換しないとダメかもしれん。


3/28 (旧2/19)(木)

kindle本に昔のバッ活があった。バックアップ活用テクニックという,昭和の終わり頃に出ていたアングラ本。いわゆる同人誌ではなくてメジャーな無線雑誌(これもアングラだが)の別冊ムックだ。内容はというと,ゲームソフトのピーコ(複製)方法を色々と解説。本のタイトルにピーコとは大っぴらに書けないのでバックアップ。著作権法上も自分の所有物のバックアップなら合法だ。そんな記事ばかりだったが,ハードの記事も多く,初代ファミコンのビデオ出力化改造とか世話になった。基板上のVIDEOと書いてあるパターンのところに2SC1815をエミッタフォロワで追加するだけの超簡単回路。これでちゃんと映るかどうかは使うソフトと相手次第なのだが,おいらが使っていた拾い物の松下製初代マックロード(今となっては博物館モノのビデオデッキ)は問題なかった(もっとも,あのビデオは入力がRCAではなくM型なので,ケーブルを自作する必要があった。Mコネクタは当時から千石電商にあった)。あの改造のお陰でドラクエ2の復活の呪文をビデオに録画することができたので,呪文が違いますという恐怖のメッセージが出てもビデオをみながら見直すことができたんだっけ。それ以外にも色々と世話になった気がする(さすがにファミコンのディスシステムを2台繋いでダビングとかはやらなかったが)。

当時はともかく,今はファミコンの回路図がネットに転がっているので改めてみてみると,このビデオ出力化改造はもっと少ない部品でできそうだ。2SC1815のエミッタフォロワを足すよりも,VIDEOと書いてあるパターンのところがQ1 2SA937のエミッタフォロワを分圧しているだけのようなので,このR12とR16(基板上のシルク印刷はR6)を引っこ抜いて7.5Ωと75Ω,入手が面倒なら10Ωと100Ωくらいにする方が楽そうな気がする。昔の製品なので表面実装品ではなく,2本脚1/4Wのカーボン抵抗なので引っこ抜くのも難しくはない。基板の裏側にハンダゴテを当てて,ピンセットで片足づつ引っこ抜くだけだ。それが面倒ならQ1のエミッタとVcc(5V)間を数百Ωの抵抗でバイパスしてQ1のエミッタから直接取り出せば良い。もちろん,いずれの方法でも適当な電解コンデンサでカップリングは必要。2SA937のデータシートをみると,Icが-100mAでPcが300mWだ。エミッタ抵抗の並列合成値が100Ωでも43mAなのでスペック内。試してみたいがさすがに当時モノのファミコンは持ってない。もっとも,ファミコンゲームで遊んでいる暇なんてないのだが。


ちょっとだけ引用。このQ1のエミッタからカップリングを挟めばVIDEOが出力とれるかも。
ただし抵抗値が大きすぎるので,1/20くらいにするか,エミッタとVccの間を数百Ωでバイパス。


3/27 (旧2/18)(水)

上野動物園のサル山がリニューアルで取り壊しになるらしい。今のコンクリート剥き出しの岩山を,真夏の異様な暑さが回避できる森にするのだとか。1932年製なので,今年で築92年。住んでいるのは人間ではなくサルだが,コンクリート建築物としては頑張った方だろうか。森にすると見せ物としてはイマイチなので何らかの工夫があるものと思いたい。さるやまキッチンは元さるやまキッチンに名称変更?


3/26 (旧2/17)(火)

指揮棒振りの日。初めて組曲全曲を通すことができた。あとは来年初頭の演奏会まで,どこまで良くなるか。

MacOS Sonomaが14.4から14.4.1に上がっていたので,早速アップデートしてみる。元の14.4でもおいらはあまり影響なかったのだが,AppleシリコンMacだと,DTMでiLokを認証に使う一部のプラグインがダメだったそうだ。おいらも結構使っているのだが,Intelなので助かったというパターンだろうか。14.4.1で解消しているらしい。


3/25 (旧2/16)(月)

最近何故かiTunes matchが同期しない。調べてみるとMacのMusicアプリの設定→一般→ライブラリを同期 のチェックが外れているのではという。早速みてみると見事に外れてた。しかしここを弄った記憶は全く無い。Sonomaへのアップデートが怪しそうだが,最後にMusicアプリのライブラリに曲を登録したのは3/19で,Sonomaへのアップデートは3/20だから関係ない。うーん,その前にMusicアプリのアップデートとかあったのだろうか。よくわからん。


3/24 (旧2/15)(日)

休日としては物凄く久々?に風無しで晴れたので,ミニギターアンプのケース加工と塗装を一気に完了させることに。ケースは桜屋電機が年末にXにポストしていた救えなかったケース。この穴をそのまま流用するつもりだったが,欲がでて最初に音量ボリュームをつけたくなり,そうするとトーンコントロールもつけたくなり,回路を考えているうちにゲイン調整もつけたくなってしまったので,追加でボリューム穴を4つ,トランスの支持穴を2つ,配線穴を1つ。加えて,中央のスイッチ穴は真空管穴に流用するので直径を20mmまで増大。自分で穴を開けるなら元は救えなかったケースでなくても何でも良いような気がするが,それはそれ。穴を開けた後に脱脂して,出力トランスをくっつけてからプライマー(ミッチャクロン)を吹いて,その後に染めQのエバーグリーンを塗ってみる。何故この色って,こんな若草色のアンプなんてあまり無いだろうという思いから。思ったより隠蔽力が低く,地色のアルミの風味が出て少し暗めの色調だ。うーん,プラモ用の白サフを吹いてからエバーグリーンを塗るべきだったか。いや,そうすると塗料同士の相性も考えないとならん。まぁ,いいか。


穴あけ加工後のケース。


塗装後。光の関係で明るく見えるが実際はもっと暗い色調。
ケース幅が微妙に足りずトランス(ノグチPMF-B7S)は斜めにつけた。


3/23 (旧2/14)(土)

ギターアンプ用のスピーカーを調達。ヘッドフォン専用のつもりだったが,アンプはアンプヘッドにして下に中高音だけ出るスピーカーをつけてみたくなった。中高音且つ昔ながらの真空管っぽい音を目指すならやはり軽い紙コーンのスピーカーと吸音材をたっぷり詰めた密閉箱だ。秋月にある北日本音響の¥300なFE83モドキをダイトーボイス改めKAYASoundの8cm密閉箱に入れる。随分と値上がった気がするが仕方がない。穴の径が1〜2mmくらい微妙に合わないがまぁ誤差の範囲。なのでFE83添付品のパッキンがあれば御の字だが,そんなものは¥300スピーカーにはついてこないので,サークルカッターでダイソーのウレタンをカットして自作するか諦めるか。おいらは当然諦める方を選択。だってギターアンプだし。ステレオにする必要はないので用意したのは1本だけ。早速鳴らしてみる。低音は出ないが,まぁそういうものだ。ちょっと紙臭い歪みがあるが,これは昔のFE83もこんな感じだったので音を出しておけば時間の問題だろう。この秋月の¥300ユニット,今のところ音にちょっと癖があるが,適度にエージングすれば箱次第では化けるかもしれない。まぁでも,結構な手間と金がかかる立派な箱に¥300ユニットを入れるか?という問題と,巷の報告例があまり無いところをみると価格相応なのか? これを10個くらい並べたら結構面白そうなのだけどな。


3/22 (旧2/13)(金)

少し前から電子部品の整理にファイルケースを使っているのだが,季節柄なのかメーカーが製造をやめたのか,どこの百円ショップに行っても品薄状態が続いている。まぁ,すでに百円で売れるモノではなくなっているのだろうが,よりによって追加の部品整理が必要になったときにこの仕打ちは痛い。


3/21 (旧2/12)(木)

プレジレンドオンラインにハブの毒は人間の口で吸い出せってネタがあった。書いている先生は白髪の生えた人だったが,これって昔YMO聴いてた人なら常識で,何を今更ネタなんだよな。毒ヘビに噛まれたら,すばやくナイフで傷口を切り裂き,急いで口で吸えって。まぁ,ヘビの種類にもよるし,口付近に傷がないことが条件なのだろうけど。

大井競馬8レースで珍しい2着同着が発生。たまたまライブで見ていたのだが,確かに鼻差にもならん状態。1着が5番人気サーストントラストで2着が8番人気ジェイケイウルル(なんじゃこの名前...)と9番人気ヨシノローズ。こりゃ,普通に入っていれば万馬券じゃないの。配当金はハズレ馬券の総売り上げ額からテラ銭を除いた額を売れた枚数で割るので,2着が同着だと連勝と三連勝が単複問わず半分になってしまう。元々の馬単11-6が134.5倍,11-13が124.1倍。これが同着のお陰でおよそ半額。11-6が6720円。11-13が6200円になってしまった。連対の人気順が近いので11を軸に流して買っていれば配当金は大きく変わらんが,単発で買った人はお気の毒。


3/20 (旧2/11)(水)

メインで使っているマシンのMacOSをSonomaにアップデートしてみた。リリースからだいたい半年経ったので,そろそろ追随しないとという感じで。もっとも,最新の14.4はAppleシリコンの方でJavaの不具合が出ているそうだが,コイツはIntel最終モデルなので取り敢えずは無問題。まぁ,AppleがIntelをいつまでサポートする気なのかはよくわからんが。


3/19 (旧2/10)(火)

花粉症の病院ついでに指揮棒振り。余裕で寄り道する筈が,調剤に1時間以上かかってしまいギリギリ駆け込むことに。点鼻薬が足りなくて近隣薬局に買いに行っていたらしい。そんなこともあるのね。


3/18 (旧2/9)(月)

昨日代々木公園で行われたグリーン アイルランド フェスティバル 2024 の中で,アイリッシュ盆踊りがXでバズってた。フィドルとギター演奏のアイリッシュ音楽で浴衣の団体が盆踊り。この発想はなかなか凄い。ヨナ抜き音階に前拍強調演奏で,わざとソレっぽくしてあるのだが,これが結構ハマっていて楽しい。是非和太鼓と鉦を追加して前拍を更に強調してみたい。そいや大昔,大瀧詠一がロックの日本バージョンは音頭だと主張していたのだっけ。約半世紀年早かったか。


ジャンキー大山のような怪しい英語の司会が楽しい。


3/17 (旧2/8)(日)

真空管ミニギターアンプの回路がだいたい出来上がったので,実装可能か基板パターンを作成してみる。例によってコメダに篭って作業。無理しないでも110mm×60mmのエフェクターケースサイズに収まりそう。マトモに鳴るかどうかは作ってみないとわからんが。


3/16 (旧2/7)(土)

ネコかるライブの日。快気祝いって訳ではないのだろうけど,なかなかの客入り。ゲストは還暦の相曽晴日さん。酒にはミラグレーンの話題で盛り上がり。二日酔い防止になかなかの効き目なのだとか。ネコさん,まだまだ左手の小指を曲げるのが痛いらしいのだけど,普通に弾けているじゃないの。快方に向かっているようでなにより。


昔散々通ったのに吉祥寺駅の井の頭線から公園口への行き方を失念。ってか,風景変わりすぎ。


3/15 (旧2/6)(金)

今日になるまでしっかり忘れていた確定申告を実施。ああe-Taxって有難い。何が有難いって,官公庁システムでは珍しい「毎年バージョンアップ」があるということ。毎年使い勝手が変わるのだが,まぁそれはそれ。良くなる方向なら有難い。


3/14 (旧2/5)(木)

石川県の企業応援。無い頭で思いつくのはEIZOのディスプレイと加賀電子やIO DATAくらいしか用がないのだが,IO DATAの直販で某社OEMのネットワーク機器をお買い物。EIZOはいまこれを書いているディスプレイそのものだが残念ながらしばらく用がない。加賀電子は時々カレーを食ってるからいいか(今は別資本なんだっけ?)。

切手サイズの高電圧昇圧モジュールNCH8200HVのノイズ評価つづき。オシロで波形を覗いてみると,最大負荷時で1Vp-pくらいの膨大なノイズが出ている。さすがにこのまま使うと面倒な話になるかもしれん。普通のLCフィルタでも割といい線まで落とし込めるのだが,元々の100KHzのノイズの他に,中〜軽負荷時は数百mVくらいの量で数百Hz〜数KHzのノイズが乗ってくる。大した量ではないがこれを真面目に対策しようとするとかなり大きなLとCが必要で,ちょっとサイズに合わない。そこで最初に試したのが下駄履き付き3端子レギュレータ。GND端子にツェナーダイオードで160V分の下駄を履かせれば,5Vの3端子レギュレータ7805でも165Vになる。早速ブレッドボードで組み上げてオシロで波形観察。100KHzは流石に取りきれていないが,それでもなかなかの性能だ。ただ,ツェナーダイオードの影響かノイズが結構凄い。こりゃいけるかもしれないとツェナーダイオードのノイズ対策を色々実験している間に3端子レギュレータが昇天。まぁ,そりゃそうだな。実験なので保護用のダイオードひとつも入れてないし。この方法は危険なので却下。次に,FETリップルフィルタを試してみることにした。100KHzは少し厳しいが,数KHzならお手のものだ。FETはデジットのジャンクで袋買いした2SK2662を使用。個人では使いきれない量なので実験用には最適。これもなかなかの成績。小型化もできそうなのでコイツに決めた。


小負荷時はこんな感じな数KHzの山ができる。大負荷時は100KHz/1Vp-pの山。


LC併用でFETリップルフィルタを通した後。ヒゲを除いてだいたい5mV以内。この位なら無問題?


3/13 (旧2/4)(水)

設計中のミニギターアンプなのだが,フェンダー型のCRトーンコントロールを入れたお陰でゲイン不足が顕著。これがギター出力を受ける初段部分ならまだ9V電源のオペアンプでなんとかなるが,歪ませるのはトーンコントロールの前の方が絶対音が面白くなる。なので真空管一段目の後に入れたいのだが,9Vオペアンプは電源電圧不足で入れられない。そうなると残り一段ではゲイン不足でヘッドフォンしか鳴らせないジレンマが。最初は真空管電源の170Vをそのまま使って高圧トランジスタで増幅回路を描いてみたが,入力インピーダンスを高くしようとすると部品点数が増えてしまいケースに入るか微妙だ。まぁでも,そんな真面目に組まなくても,電源が170Vもあるので,適当なツェナーダイオードを使ったシャントレギュレータ回路で30V位の電源を作って,オペアンプを動かせば良いのではと思いつく。30VのRail-to-Railなら文句なしだが,入力がFETでそんな都合の良いオペアンプはなかなか無いので,そこは諦めて普通のオペアンプで。まず,170Vから15Vツェナー直列で約30Vの電源を作成。そこにTIのTL074を入れてみる。これ1個で済むなら初段も任せられる。我が家の個体の消費電流は実測約8mAだった。全部で30mAしか供給できないのにコイツが8mAでは勿体無い。他に候補を探す。TL074が8mAということは,TL072は4mAくらいだから候補から外す。手持ちのオペアンプの中で30V以上使えて低消費電力なのはTL062。手持ちのSTマイクロの個体は0.3mAくらいだった。さすがだ。コイツに決定。これでトーンコントロールの後を3〜10倍くらい電圧増幅すれば,歪ませないクリアトーンでもミニスピーカー位は鳴るのではないかとの野望。1回路版のTL061を使って,仮想グラウンドは直列ツェナーの真ん中から採取するというのが面白そうだが,無難に2回路版のTL062を使って片方はレールスプリッタかな。


3/12 (旧2/3)(火)

トラ技4月号で再頒布の案内があったディスクリートオペアンプキット,TROP-001が届いたので試してみる。長崎のイサハヤ電子製。8ピンDIPサイズに凝縮しているが,正真正銘のトランジスタアンプだ。入力は普通に差動入力で,フォールデッドカスコードで受けて,JFET入力のダイヤモンドバッファで電流増幅する構成。出力段はヘッドフォンを楽にドライブできる1Aモノのトランジスタを使用している。小サイズに最適化という意味では良くできているがフォールデッドカスコードのあたり,電源の良否が音質に影響するかもしれん回路だ。早速ヘットフォンを駆動してみようと思ったが,ウチには2回路DIPオペアンプ1個,もしくは1回路のDIPオペアンプ2個でヘッドフォンを駆動するアンプが無い。それはまた今度,ブレッドボードで組んでみることにするか。それまで遊ばせておくのも勿体無いので,先日MUSES05で遊んだFX-04J+に突っ込んでみることに。その先に繋がっているのが真空管アンプなので,大電流が取り出せることについては意味がなく,このオペアンプには苦手な分野かもしれん。音を出してみると結構面白い。(当たり前だが)トランジスタアンプの音がする。ES9018K2Mの繊細さを多少残しながらも,一昨年作ったPCM53のDACのような力のある音が出てきた(そういえば,あれも出力はダイヤモンドバッファだったっけ)。これは好み分かれるかも。おいらは好きだ。


表面。左側中央が電流増幅部,その下が電圧増幅部。それぞれ別々にバッファやOTAとしても使えそうだ。
そういえば,こんな感じで電圧増幅と電流増幅を別々に作って一つのICの中に実装したのがMUSES05だっけ。


裏面。ぎっしり実装されてる。バイアス用のLEDは赤だった。


組み立てて秋月のDUAL基板に実装してみる


3/11 (旧2/2)(月)

真空管ギターアンプの続き。電源用にニキシー管用中華昇圧モジュールNCH8200HVを試してみる。切手サイズで170V/30mA取れるモノ。現段階の設計では真空管8B8の一段目プレート電流が0.6mA,二段目が16〜20mAなので問題ない。最近のロットは端面スルーホールがありそのまま表面実装が可能。インバータICはおそらくMAX668。以前作成したニキシー管時計のようにこの部分を自作しても良いがそれではケースの中に収まらない。切手サイズは有難い。とりあえず無負荷で173Vだった。波形観測はまた今度。


3/10 (旧2/1 朔)(日)

グレゴリオ聖歌の勉強会。今日のネタは聖金曜日。年間を通じて唯一ミサが行われない日だ。高田三郎の聖歌の元ネタとなった Crucem tuam,Improperium,Crux fidelis を学習。元ネタを知ると高田三郎の歌も結構よくできているものと感心する。


3/9 (旧1/29)(土)

晴れたので墓掃除の日。他の訪問者からよく見える場所にあるので彼岸前に掃除なのだが,春は花粉,秋は残暑。結構な残酷さだ。


3/8 (旧1/28)(金)

鳥山明逝去のニュース。Dr.スランプが始まったばかりの頃,家から徒歩数分の屋台ラーメンの開店準備中に遊びに行ってジャンプのDr.スランプとキン肉マンとこち亀だけ読んで帰るなんてことをやってた。そこのラーメンは美味くも不味くもなかったが,ジャンプは有り難かったなぁ。おまけのページでボツという言葉を初めて知ったのだっけ。今となってはジジィとババァしか知らんネタだがマシリトの早口言葉 ボツボツボボボツボツボボツ〜(後忘れた)が懐かしい。そのマシリト氏もコメント出してた。あなたは最高の漫画家でしたって。名古屋弁を世界に広めた偉大なる貢献者として愛知県は記念モノに金出して良いと思うぞ。貰った住民税の何割かくらいは。

千石電商のサイトが昼間繋がらなくなって,夕方になって通販中止状態で復活。担当者が病気だという理由だが,ときどき店頭でメモを見ながら品物集めているオニーチャンのことだろうか。ちょっとまて。おいらが今朝発注した部品。いつ届くのだろう。


3/7 (旧1/27)(木)

トラ技の予告で KiCAD 8.0 というのがあったので早速我が家の KiCAD も8.0にアップデートしてみた。使用感はあまり変わらんのだけど,基板の起家マークもとい基準点の付け方がよくわからん。以前の基準点の他に,グリッドの基準点もつけられるようになってPhotoshopのメニューのような形式になっていたが,何故か選択ができない。うーん,マニュアル読まんとダメかな。


3/6 (旧1/26)(水)

ボカロ三昧つづき。最後の1曲がなかなか面倒で手がかかる。明日までにはなんとか。


3/5 (旧1/25)(火)

ボカロ三昧の日。締切は週末くらいなのだが週末は予定がギッシリ。


3/4 (旧1/24)(月)

ギター屋のFERNANDESとコラボした推しの子のギター用ピックセットが出るのだとか。使う奴がいるのかは知らんが一応実用品らしい。ロックバンドバージョンだそうだ。アイはともかく,重曹ちゃんとMEMちょとルビーのロックバンドは見てみたいかも。


3/3 (旧1/23)(日)

昨日の電気毛布,アラーム解除の方法判明。一度電源をOFFにして,おやすみスタートボタンを押しながら電源をONにすると設定モードに入って液晶画面がアラームとバックライトのアイコンだけになるので,その状態で温度/時刻の左右ボタンで設定をOFF/ONするというものだった。再度電源をOFFすれば設定完了。こりゃびっくり。説明書読まずに見つけることはさすがに困難だ。設定OFFにすると設定モードでは画面に何も出てこないので,出荷時デフォルトではONというのも頷けるのだが,ボタン増やせなかったのだろうか。よく見ると新旧どちらもボタンが6つ。使ってるマイコンの制限かな。

最近話題の漫画「恋とか夢とかてんてんてん」を少し読んでみた。上京したパッとしない女の子の恋とか夢とか。大昔,桃郷シンデレラって上京した女の子の歌があったけど,そんな風に表に見える感情じゃなくて,もうちょっと内面的な葛藤がテーマ(っぽい)。これ,手描きなのかな。人物の表情表現と手書きイラスト風の背景がいい。昔のガロにありそうな画風でおいら的には好きかも。タコシェに置いてありそうだなと思ったら本当に置いてあるらしい。(そういや,YouTubeに桃郷シンデレラのPVがあった。まだ駅の地下に勝手に住んでいる人がわんさかいた頃の上野駅。ほかにも色々と懐かしい東京の風景が...)


3/2 (旧1/22)(土)

三洋のハイテクな電気毛布が2日前にご臨終してしまった。この日記で調べてみると,2010/12/14にアマゾンでポチってる。そこでアマゾンの購入履歴を見てみるとBKS-PDC203(C)という機種で¥13800だった。電気毛布としては大往生かもしれん。13年間お疲れ様。随分とお気に入りだったので修理しても良いが,電源が全く入らない故障なので,ヒューズが飛んでいたような話だと下手に修理して夜中に火傷とか面倒だ。天寿を全うしたとして買替を決意。さて,三洋は無くなってしまったので後継機がない。Google先生で色々調べてみると,直接の後継機ではないが,暖房敷きパッドの扱いで松下から出ているDB-BM1L-Hという機種が質感は別にして機能は結構似ている。旧三洋の製品をこんな形で残しているのかもしれん。色はグレーしかないのが嫌だか仕方がない。シーズンが終わってしまったので価格はどこも2万円弱。随分と値上がりしたなぁと思いつつ,寝起きに足がつるのは嫌なので早めに届きそうなジョーシンでポチった奴が昨日届く。で,早速寝てみたのだが,温まり心地は前の奴と変わらず,暑くもなく寒くも無く,夜中に暑いと思うこともなく,寝起きに足がつることもなく大変ありがたい。ところがコイツはデフォルトで朝7時に目覚ましアラームが鳴る。うっかりアラームボタンを押してしまったのかもしれんが,夜中の2時前に寝たのに朝7時に起こされてしまった。うーん,仕方がない。説明書読むか。


新旧比較。レイアウトは違えどボタンの内容はそのままだ。
こんなの松下以外が出したらパクリを疑われても文句言えん。

昨日の続き。MUSES05のDUAL基板に代替品としてつけた松下のECPUだが,よく考えたら16V品だった。FX-04Jの電源電圧は実測で22.6Vなのだ。やべぇ,耐圧オーバーだ。撤去。足が2本までの表面実装部品は二刀流ハンダゴテでサッと撤去できるので楽だ。ところで,カタログを見てみると,ECPUってディスコンなのね。勿体無い気もするが,ECHUやPMLCAPで代替できるのだよなぁ。


3/1 (旧1/21)(金)

昨日悩んだFX-04Jへ秋月のMUSES05基板を載せる件,緑の細ピンヘッダでアッサリと解決。FX-04Jの基板側のソケットを抜かんとダメかなと考えていたが,基板側は無改造でケースに入るようになった。MUSES05×2は今までのピン台座を半田吸取機で外して,秋月のDUAL基板に細ピンヘッダ経由で直付け。この基板の裏面にはPMLCAP 0.1uF/50VとECPU 1uF/25Vを仲良く1個づつ。本当はPMLCAP2個の方が良さそうだが,予備を切らしたところでピンセットで飛ばしてどこかに飛んでしまった。MUSES05を変換基板に直付けするのは勿体ない気もするが,どうせシングルでは使わないので,誰かに売る訳でなければこの形態で十分のような気もしなくもない。細ピンヘッダの足は適当なICに合わせてカット。ついでに,普通のピンでは干渉してしまったOPA1656の方も細ピンヘッダに変更して実装。こちらはMUSES05基板と干渉するので細ピンヘッダの台座は捨てて足の部分だけ使用。Bispaの低背対応ピンと大体同じ高さになる。ソケットから浮かせてつける必要がないなら低背対応ピンよりもこちらの方が安くて簡便だ。(もっとも,オペアンプを使い回すなら細くて丸い低背対応ピンの方が良い)


変換基板同士が微妙に上下に重なる。
普通のDIPタイプのオペアンプを載せる場合は少し避ける必要があるかもしれん。


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