毎年恒例のコミケは予約サイト経由での入場チケットやらコロナ対策やらで面倒になってしまったので,そこまで愛がないおいらは一時引退。これってコロナ対策は口実だよなぁ。オリンピックで会場が狭くなった対策でカタログ添付のリストバンド位は許せても,入場チケットは面倒臭い。復活するのはフリー入場かカタログ添付のリストバンドに戻ったらなのかな。まぁでも,時間指定チケットは入場列の縮小化と徹夜防止には役にたったそうで。賛否両論あるのだけれど,それもコミケの醍醐味なんだよなぁ。
今年はまさかのヤクルト優勝とか色々と。春にバランス形ヘッドフォンにハマってから自作オーディオづくし。昔と違って安価にオリジナル基板を特注できるので楽になった。6月からは上野動物園復帰。年末2ヶ月はカメラ用のオールドレンズ沼。うーん,普通のオッサンの趣味だな。
今年ハマったもの
低反発ウレタンクッション,WUXGAモニタ,YouTube LIVE,南関競馬,音屋のAC出力ACアダプタ,Pirate Audio,デジット閉店セール,のんのんびより3期,DigiFiのバランス形ヘッドフォンアンプ,MDR-M1ST(ソニーのヘッドフォン),電光表示パネル,揚げ直し名人,ES9023 DAC,PCM5102A DAC,PCM1794A DAC,ハイスコアガールダッシュ,特注プリント基板,ぺるけ式バランス形ヘッドフォンアンプ,スーパーカブ(アニメ),AirTag,ロマンスカーミュージアム,ナイルレストラン監修のバターチキンカレー,MPLAB SNAP,ぺるけ式ミニワッター,HiViの2.5インチスピーカー,上野のシロクマ,MCフォノイコライザアンプ,Raspberry Pi Pico DAC,ジプシーヤクルト,ハンディカム用超小型マイクアンプ,上野動物園のアルン(仔象),iPhone13pro,Windows11,スモモモモモモモモ,ソニー初代α7,ペンタックスのオールドレンズ群,カメラレンズ清掃,メロディIC,ペンタックスK-r,澤屋の粟餅,ヒモノ照ラス&スタンドヒモ子,ホホホ座,伏見稲荷大社の稲荷山
振り返ってみるとアニメやマンガはのんのんびより3期とハイスコアガールとスーパーカブだけ。まぁ,こんな年もあるということで。来年は良い年でありますように。
昨夜,足の指の爪が剥がれてしまい,今日は洗車に出かけるつもりが引き篭もることに。昨日のアンプ基板は一晩エージングしたら結構いい感じに鳴るように。ケースの穴あけは明日にしよう。うん。
という訳で,このアンプひと段落しそうなので,次のアンプの計画。昔,我が家にあった駄球50EH5や6BM8のチープな真空管アンプを現代風に再現というのをずっとネタとして温めている。こいつらは所謂電蓄やテレビの音声出力用の真空管で,50EH5は電源トランス不要のトランスレス管。感電さえ気にしなければ電源トランス不要でローコストなアンプが作れる球。6BM8は1つの球の中に3極管と5極管が同居している複合管。つまり,一つの球で入力増幅と出力増幅ができるわけで,ステレオ用に左右2球あればアンプができてしまう経済球。どちらもオーディオ用では無いのだが,かと言ってオーディオ向けではないかというとそうでもない。我が家にあったアンプはどちらも酷い音だったが,部品が相当くたびれていたのも確かだ。これを,半導体も交えて,いまどきの構成で作るとどうなるか。ヒーターを定電流駆動とか,出力管のカソード抵抗を定電流回路化するとか。もっとも,当時のアンプや真空管は全部処分してあり手持ち球がある訳ではないので,一から作るなら6BM8など使わずに14GW8あたりが面白いかもしれない。
12/15に届いたぺるけ式バランス形ヘッドフォンアンプ(表面実装版)の基板に部品を実装してみる。出力トランジスタは2SA1681/2SC4409のペアにしようと思ったが,手持ちの品物を測定してみると2SA1681のhFEが400程度なのに対し,2SC4409の方は200程度と倍くらい違う。まぁ,コレクタ接地だし平衡出力なので,プラス側のドライブ能力が優ってもマイナス側で吸収しきれず,結局同じになるのではないかとも思うのだが,これはこれで気持ちが悪い。しかし他に手持ちの表面実装用コンプリペアは電源用の2SA1203/2SC1803くらいしか持っていない。姉妹品の2SA1201/2SC1801はオーディオにも使われるし,2SA1203は以前ミニワッターのドライバ段でテストしたらそこそこ鳴った。なので試しに採用してみることに。まぁ,だめだったらもう一枚作れば良いかということで。で,これだけでは面白くないので,ダイヤモンドバッファを組むペアを2SA1162GA/2SC2712GRから,2SA1312BL/2C3324BLに変更。トランジスタの変更に伴って回路定数も変更した方が良いのだが,ダイヤモンドバッファ部の抵抗を全て裏面実装にして定数変更しやすくしたので,比較のために数字はいじらずに実際に部品を実装してみた。前のTTA004B/TTC004Bの基板と差し替えて試聴。これがまた面白い音だ。以前より輪郭がしっかりしていて,細かい音が出ている。真価はエージングが進まないことにはわからんが,とりあえず目的は達成したっぽい。ただ,定数は変更し,このトランジスタはもう少し電流を流した方が良さそうな感じ。そいや,前にミニワッターで試用したときも同じこと考えてボツにしたのだっけ。
取り急ぎ,以前のアンプに組み込んで鳴らしてみる。
先週の京都旅行,インスタに写真追加してみた。アカウントを持っている方は是非。
ペンタックスのK-rは動画がイマイチとの評判だったが,マニュアルフォーカスの単焦点レンズで室内撮影すると,評判ほど悪くはない。カメラの素性が良いので,安物ビデオカメラよりもしっかり映る。ただ,電池の持ちの悪さと連続撮影時間の短さは致命的。電池については,ACアダプタ起動を考えてみる。K-r用の純正品も現時点ではまだ買えるが,カメラ購入金額より高価だ。それなりの中華は無いかとアリエクでUSBから昇圧するタイプのK-rに使えるダミーバッテリーを10ドル位で購入してみたのだが,K-rでは電流が足らんのか,Ankerのアダプタからの2.1A給電で無負荷時だと8.6V程度出るにもかかわらず,ごく稀にしかカメラが起動しないので全く使い物にならない。そこでコイツはダミーバッテリーの部分だけ生かし,USBからの昇圧はやめて,秋月の9V 2Aアダプタ(Go Forwardのやつ)に降圧用のダイオードPG2010を経由して,EIAJ#2のプラグで出力するよう改造した特製ACアダプタで電源供給してみると,普通に起動する。定格で1.1V降下なので 9V - 1.1V = 7.9V となりちょっと電圧が高い気もするが,まぁいいか。
最近水っぽい鼻水が酷いのでアレルギー薬をビラノアからザイザルに変更したのだが,これが効くには効くのだけど,昔のポララミン並に眠い。うーん,もうちょっと様子見かなぁ。眠さが続くようなら他の薬に変えてもらおう。
彦根の大雪。JRどころか近江鉄道までストップ。新幹線は辛うじて動いているようだけどノロノロ運転。うーん,京都旅行が一週間遅かったら伏見稲荷どころじゃなかったなぁ。
そいや,京都出身の人に先週聞いたのだが,旅行中にやられた数分の霙は四条通りより北側ではあるあるだそうで,何故か四条通りより南ではあまり発生しないのだとか。そう思って地図を眺めてみると,風水の青龍の位置に八坂神社,白虎の位置に松尾大社がある。八坂神社から東を見ると,蹴上から山科に抜ける峠があり,風の通り道になっている。西側の松尾大社はというと,桂川に沿って嵐山から抜けた風の出口だ。両者を直線で結ぶと四条というよりは御池なのだが,桂川は渡月橋から南に方向を変えるので,気の流れが松尾大社から四条通りを経由して八坂神社に向かっているというのは納得がいく。ちなみに玄武は上賀茂神社,朱雀は城南宮らしい。次に京都に旅行に行くときの目的地は松尾大社と城南宮かな。干支にちなんだ岡崎神社もいかないとならないし,そこに行くならホホホ座にも寄りたいし,忙しいわ。
今年は最終のゴミの日が早いので,少し早いのだけど大掃除開始。一年分のゴミというより,先月からのオールドレンズ沼にハマった後のゴミが多い。反省せねば。
午前中はコメダに籠って年賀状書き。ここ10年くらいはいつも頂いている皆様分だけなのだけど,誰から来たかもここ何年かノーチェックなので,とっくに来なくなった人にも出し続けているのだよなぁ。年賀状だけの付き合いになってしまった人もチラホラ。年取ったということか。
午後は来年の演奏会のホール打ち合わせ。劇場側の都合で,ステージに乗る人はマスク必須で,最低1m以上間隔を開けて欲しいらしい。となると,ステージ面積から自ずと最大出演者数が決まる訳なのだが,幸いなことにギリギリセーフ。
夜はそこの練習で指揮棒振り。なかなかハードだわ。
年賀状の印刷。プリンタの調子が悪くてなかなかハガキを飲み込んでくれない。うーん,前のはもう少し持ったのだけど,こんなゴムっぽい部分にまでコストダウンの影響か。まぁでも,半導体不足の間は買い換えるのも得策ではないので,なんとか騙し騙し。なのかもしれん。
来年早々に演奏会をやる準備として,ホールとの打ち合わせ資料を作成する必要がある。いつもと違うのは自治体からのコロナ対策要請として,来場者の名簿作成と体温測定と消毒液が必要になること。体温測定は目の前にたてば自動的に認識してくれる測定器がホールから無料で借用可能。名簿は面倒臭いが2週間何もなければそのまま廃棄可能らしい。ノートだと面倒なので来場者カードにして,シモジマに寄ったときにでもペグシル(よくあるクリップのついたアンケート用使い捨て鉛筆)を調達してくるかな。カードには,名前と連絡先(メールか電話)だけ書いて頂くようにして,クラスタが発生しない限り14日後に廃棄する旨と,それ以外には一切利用しない旨を記載しておく。これは面倒だが仕方がない。
そろそろ年賀状の準備をしないとならないのだが,全く気が進まない。トラは虎屋の羊羹が楽だが,そのネタは未年に使ってしまったので,今回は素直に上野動物園で撮り溜めたスマトラトラの写真にしようかと思う。うーん,どうしよう。
膝と腰が死んだままだが,筋肉痛が翌日に来るのはまだ若い証拠だと先輩方に言われそうだ。調べてわかったのが,昨日のルートは清少納言も登った超王道ではあるが日頃の行いを苦行で悔い改めたい賢者ルートだそうだ。四ツ辻から番号通り左回り(今回のルート)すると,最後は二百段の苦行が。右回りだと尾根伝いとなり,最後がキツくなることはないらしい。まぁ,膝ガクガクの状態だと階段は登るより降りる方がキツいので,どっちもどっちな気がする。
京都旅行4日目。帰宅日だが相変わらず朝はゆっくり。ホテルをチェックアウト後,荷物をJR駅のコインロッカーに預けて伏見稲荷大社へ。紅葉が終わった12月はオフシーズンで人が少なく暑くないので楽しみやすいという触れ込み。たしかに平日なので修学旅行生がいるにはいたが,数人パラパラ程度。何より,コロナで外国人がほとんどいない。千本鳥居は近年,大行列で奥社まで進むのに物凄い時間がかかったそうだが,今日は鳥居の向こうに見えるのは数人程度で済んでいる。奥社奉拝所に着くと名所のおもかる石は誰もいなかった。人が少ないからか,コロナ禍で触りたくないからか,行列が無くて気が付かないのか。ここで引き返しても良いが,山頂を目指して登ることにする。ここは凄い気を感じるパワースポットなのだが,心と体力の余裕があったのは最初の内だけ。
外拝殿の灯籠は何と黄道十二星座。
足元が平らな石畳のうちは超序の口
有名な千本鳥居の入口。どちらを通っても奥社にいけるが,横断幕で右側通行と書いてある。
稲荷山の境内図。この先が苦行であることを,これを見て察しろと言われてもなぁ。
おもかる石。例年,大行列だったらしい。
奥社のすぐ先にある根上がりの松。株屋が喜びそうな名前だが,本当にその筋にご利益があるのだとか。
途中,四ツ辻からコース外の奥村亭と荒神様と御幸奉拝所も寄る。ここまでは東福寺からの山道が続いていて,関係者の軽自動車なら入れるそうで,その中にヤマトの車も。四ツ辻に戻る途中で背中にキャリーボーンをつけたヤマトさんとすれ違う。奥村亭によると,ここから上は人力で登るのだとか。この人,荷物担いで登山したのかな。
奥村亭
荒神様の処からの眺望
何故かヤマトが
四ツ辻の地図。この順番通り周っていけば良いと信じたのは良いが...
四ツ辻にあった木製地図の番号通り,大杉社,眼力社と周り,御膳谷奉拝所で御朱印。更に薬力社,長者社を周ってクソ長くて憂鬱な(もとい,普段の悪行を悔い改めながら)上り階段を息も絶えだえ,鬱蒼とした森を超運動不足のカラダで上がっていく。余程キツい顔をしていたのか,途中でもうすぐですよと下山の人達に有難く何度も声をかけられる。途中で猛進してくるイノシシの親子に遭遇。あちこちに注意喚起の看板があったが,あれに襲われたら大ケガするな。しばらく登ると,周囲が明るくなって山頂の一ノ峯へ到着。末広大神がある。山頂で末広とはなかなか洒落ている。ここまで登るパワーを授けてくれたお礼と,金運アップをお祈り。しかし金運でも芸能でも眼力でも病気退散でも,中年になってからココに御百度参りしたら何でも叶う気がする。凄いパワーだ。
まだまだ続く階段
山頂。実際の参道は階段だらけなのでもっと高く感じる。
233mってどこかで聞いたと思ったら,マカオタワーのバンジージャンプの高さだった。
末広大神。商売繁盛がご利益。
帰りは二ノ峯,関ノ峯,三ノ峯とおりていくと四ツ辻に。そこから三ツ辻までは一本道で,三ツ辻からは裏参道の腰神不動を抜けて本堂に戻る。下調べしている時間もなく,各所にある地図と看板だけが頼り。麓に着いたときには立っているのもキツかったのだが,京阪に向かう鳥居脇の店でメシを食ったら歩けるようになったのが不思議。登山の持参物に食料が重要というのはこのことなのね。店員に腹の出た中年が登るとこじゃないわなと言ったら大ウケしてた。歩けるようになったところでJRで京都駅に戻り,コインロッカーから荷物を出すと新幹線の予約時間まで20分くらい。ヘロヘロ状態でも何とか間に合ったのはお狐様のご利益かもしれんが,551の行列に並ぶのも無理だし,お土産を選ぶ暇もなく帰路へ。おやすみなさい。
京都旅行3日目。神社のご利益か薬が効いたのか胃痛は治って熟睡。それでも朝はゆっくり。今回,京都についてから神社ばかりで仏閣には寄ってないのだが,それを踏襲して206系統で八坂神社へ。観光用の急行100系統が運休しているお陰か,物凄い混雑。これなら100系統を復活させても良いのではと。もっとも,予想通り清水寺の五条坂で9割程度が下車してしまう。おいらも祇園で降りるのであまり人のことは言えないのだが。参拝と御朱印の後,境内隣の二軒茶屋の店内カフェでぜんざいと味噌田楽をいただく。丁度開店したばかりで一番乗り。
八坂神社の本殿
本殿前の舞殿には料亭や置屋の提灯がズラリ。
二軒茶屋のぜんざい
田楽豆腐
旨い味噌田楽の後は祇園バス停に戻り,203系統に乗って錦林車庫へ。ここからホホホ座浄土寺店へ向かう。昨日の恵文社よりはおいら向きで,ここなら好きな本に出会えそうな気がする。タコシェのようにサブカル一辺倒でもなく,かと言って飽きさせない本屋のフリした雑貨屋?。レジ横においてあったのは小学館の幼稚園。なんとアメリカ横断ウルトラクイズとコラボしたウルトラハットがオマケ。おいおい,今までコラボは数あれど,前世紀のネタだぞ。おいら的には東京ドームで敗退した思い出しかないが,幼稚園だと親世代ではなく,孫世代だ。思い入れとかそういうモノがあるのかないのか。対象となっている子供だけではく,親も元ネタは分からんだろうな。で,これを使ってクイズ大会となると,ハットの数だけ何冊も買わないとならないのか。あとは早押し機の自作だ。早押し機はマイコンで順次スキャンすれば簡単だが,それではミリ秒単位で不公平なので,本体はマイコンにするとして判定部分だけはPLDか74シリーズで作るか。音効は早押しのポーンと,正解のピンポンピンポンと,不正解のブブーと,抜けたときのミシシッピ組曲が要るな。
ホホホ座。入口はなんだかカオス。
ホホホ座で買い物の後,レトロな住宅街を抜け哲学の道へ。コロナのお陰なのかは知らんが,十一年前の夏に汗をタラタラ垂らしながら散歩したときと同じくらい,ひっそりとした散歩道。ここに住んで毎日ここを散歩できるのは羨ましいと思う。そのまま先へ進み,神社縛りはやめて銀閣寺へ線香を買いに。ここの限定販売の○東山は白檀系の甘い香りがする線香。銀閣寺は境内に漂う線香の香りと,苔。夏の季語だが,冬の苔もまた綺麗だ。
哲学の道。これを撮影した後にこの広角レンズを落下させ,バルサムが切れてしまう(泣
気を取り直して70mm-210mmズームに付け替えて散策。つづきはインスタで。
ここはいつ来ても美しい。1964年製55mmタクマーで撮影。
お約束
銀閣寺でも御朱印を頂いたが,どうせなら隣のページは金閣が良いかと,思いつきで204系統のバスに乗って金閣寺へ。金閣寺の御朱印は境内を一通り回った後の不動様の所。16:30締め切り。例によって京都は時間に厳しいと予想し,足早に回る。うーん,もうちょっと逆光撮影で遊びたかったが仕方がない。
55mmで狙うならこの角度が立体感出て良いと思うのだが,思いっきり日の丸だなこりゃ。
夜は昨日に続きヒモノ照ラス&スタンドヒモ子。サバの干物を食った後,キャンドゥに行くつもりで寄ったヨドバシの地下にロピアがあった。しかし何故こんな一等地にロピア。西湘のローカルスーパーも出世したなぁ。
身が厚くて食べ応えたっぷり
京都旅行2日目。坦々カレーが効いたのか胃痛であまり眠れず。という訳で相変わらず朝はゆっくり。これはどこに旅行してもホテルの場合は変わらない(朝食付きの旅館・民宿・ユースホステルだと起こされてしまうので,それはそれ。なのだが)。
まずはバスで上賀茂神社へ。下車タイミングで昨日に続き粉雪に舞われたのでバス停の目の前にあった葵家やきもち総本舗で一服。向かいの餅屋(神馬堂)にも参拝の後に寄るつもりが正午で終わりだった。昨日に引き続き時間に厳しい土地柄に泣く。
葵家の焼き餅。目の前の鉄板で焼いてくれる。
参道工事中なので,期間限定の仮歩道が。
しかしいくらなんでも仮過ぎないかこれは。
本殿。吉祥宝船が吊ってある。
国の重要文化財の楼門。朱塗が美しい。
上賀茂神社に行くなら下鴨神社もということなのだが,餅屋で失敗しているので参拝より前に加茂みたらし茶屋でみたらし団子を頂く。下鴨神社はみたらし団子発祥の地。見た目通りの醤油と黒砂糖ベースに出汁を混ぜたタレだが,関東のソレとは味が別物。で,参拝の後は境内のさるやで申餅。なんだか花よりダンゴが主役になってきたような。しかしさすが有名処の神社。今日は旧暦11月15日なので七五三が大勢。ここの相生社は京都随一の縁結びスポットだそうで,恋愛関連のグッズが大量に置いてある。修学旅行で女子の団体が来るのは清水寺の地主神社で,こちらはもうちょっと年齢層が上の大学生や社会人というのがおいらの勝手なイメージなのだが,実際のところはどうなのだろうか。
加茂みたらし団子。団子の形をした看板が可愛い。
ここの団子は5つ。
五体を示すもので1つ目と2つ目が離れているのは頭を表現しているのだとか。
見事な絵馬
さざれ石。パワースポット。
さるやの申餅
下鴨神社の後,あちこちの聖地になっている鴨川デルタの賀茂大橋を散策。そのまま叡電に乗って本屋の恵文社へ。なかなか個性的な本屋なのだけど,方向や主張が少しバラけてしまっているというか,おいら的な出会いの本が今ひとつ無かったというのが感想。神田神保町あたりにある左側突き抜け感は無いが,かと言って右側でもないし,タコシェでもないし,勿論ヴィレッジバンガードでもない。建物や部屋の雰囲気は良いのに残念。
写真手前が本屋の入口,奥が雑貨の入口。店内で繋がっているが。
恵文社の後は近傍のユタカで液キャベを呑んで,1時間1本の31系統で四条河原町へ。なんとゆるキャラが書かれたヤサカタクシーに遭遇。調べてみたらライフ四条烏丸店とコラボした特別車で,期間限定の上,1200台中1台しかない超レア車らしい。四条烏丸店と言っているが,ググってみると店の場所は四条西洞院と四条堀川の間。どこが烏丸なのかわからんが,阪急の駅で考えると大宮よりは烏丸の方が近い。まぁ,それはそれ。
三つ葉か稀に四つ葉の筈のヤサカの提灯がライフのキャラになっていて驚いた
夜はJR京都の地下街に今年出来たヒモノ照ラス&スタンドヒモ子で干物。三重の老舗魚問屋がやっている定食+呑み屋だ。定食の場合,冷蔵ショーケースから魚を選んで付け合わせを選ぶシステム。呑み屋なのでビールやハイボールも後から追加可。京都でこれ食ってどうするのって気もしなくもないが,美味かったのでアリか。
干物女のスタンドヒモ子で呑めるのだが今日は胃が受け付けない。残念。
今日から京都旅行。10月にたまたま京都が安いというネタを振られて,そりゃ客いないのだから安いだろうとサイトを覗いてみると,紅葉前激安。そこそこのホテルが1泊2千円台からある。紅葉時でも普段では信じられない価格。そのなかでもお得感があった11月中旬にターゲットを絞って予約したまでは良いが,色々あって日程変更。紅葉も終わりの今日出発ということで。
例によって朝のんびりなので,現地での行動は夕方から。ホテルに15時チェックインをし,正月の梅干しを買いに50系統のバスで北野天満宮に向かう。JR駅から四条通まで片側1車線の狭い西洞院通を通るので時間が読めないのだが,近道する観光客隔離用の急行系統がコロナで全滅なので仕方がない。バスを降りると粉雪が舞っていたので,バス停そばの澤屋で粟餅を頂きながら雨宿りならぬ雪宿り。雪がやむのを見計らってお参りし,御朱印を頂いた帰りに梅干しの屋台に寄ったら片付けられていて入手できず。遅かったか。
提灯に惹かれて入ってみる。店内で食べられますか〜と一声。外は雪。
澤屋の粟餅。注文すると若旦那が用意してくれる。
北野天満宮
名物の撫牛は抗菌加工済らしい。
天満宮近くの京とうふ藤野本店のカフェで豆腐を頂いた後,嵐電で今年で最後という噂の嵐山花路に向かう。野宮神社から電飾された竹林を散策。ぐるっと回って渡月橋まで辿り着く間際に突然の嵐のようなみぞれが。慌ててα7とオールドレンズをバッグに匿ったが,立派な三脚たてて桂川対岸のライトアップを撮影していた人達は機材ずぶ濡れ。ここは遠からず山の天気なのね。
藤野のとうふ食べ比べセット。手前から時計回りに枝豆豆腐,湯葉豆腐,木綿豆腐。
野宮神社の裏の竹林のライトアップ
さすがにコレは守られていたが,F1.8でも手持ち撮影は結構キツい。
嵐電で四条大宮の餃子の王将(一号店)に向かい,限定メニューの坦々カレーを頂く。王将でカレー料理というのがなんだか。餃子の王将隣のドラッグユタカ(ここは2010/8の開店日に偶然行った)で健康ドリンクと腰の湿布,バス停前のダイソーで濡れたカメラバックの中に忍ばせるシリカゲルを買ってホテルへ。おやすみなさい。
一号店限定坦々カレー。市販品っぽい味のカレーソースに,ひき肉と山椒とラー油が絡ませてある。
明日から旅行に行こうというのに夜中まで仕事。こればっかりはなぁ。
12/1に発注した基板が届く。発注から2週間。発送から丁度1週間だ。ちょっとペースが遅くなったような気もするが,まぁ,急ぎではないので,これで十分。
裏面が地味に役立つ共立電子のカレンダーと日本橋味マップを入手。カレンダー裏面は早速役に立つ。味マップは美味そうだが出張激減でなかなか喰いにいけないのが。
ペンタックスのAレンズとFレンズを入手。どちらも絞り環をポッチを押してA位置にすれば,Aレンズはフォーカス合わせ以外自動。Fレンズはフォーカス合わせも自動。これをK-rにつけると,プログラムオートが使えてオートフォーカスの爆音以外は一気に今っぽくなる。Fレンズはマニュアルフォーカスも可能なのだが,オートフォーカス用の小型モーターでも動作するように,マニュアルフォーカス専用レンズと比較するとヘリコイドが物凄く軽い。まぁ,これは仕方がないのかもしれないが。
ついでに55mmのスーパータクマーも,裏が黒い年代物の純正マウントアダプタK経由でK-rに装着。こちらは自動絞り用のピンを押す機構が無いのでレンズ側の自動絞りが使えない。つまり,絞ればそのままファインダー像が暗くなってしまうのだが,逆にカメラ側から絞りを操作する必要が無いので,緑ボタンを押すと機械音はせず,すぐに測光する。場合によってはこっちの方が便利かもしれない。
季節柄というか,クリスマスの真夜中のミサ曲を歌った後に,ラテン語で神の御子を4番まで歌う。いきなりラテン語が書かれた2部合唱の譜面を渡されて初見唱。
湖池屋のじゃがいも心地の続き。美幌のさっしーを入手。フランス産まれのホクホク系の甘いイモで,これはコロッケにすると美味そうだ。
ペンタックスばかりレンズが色々と溜まってきたので,ペンタックスのカメラがあっても良いかと思い,サブ機として格安中古のK-rを数千円で購入。光学ファインダーがついた普通のデジタル一眼だ。オールドレンズはミラーレスでないと何かと使いにくいのだが,そこは祖父が大切にしていたオールドレンズでも故障さえなければ現行機で使えるのがウリのペンタックス。オールドレンズもペンタックス用であればそれなりに使える仕掛けがついているのであまり問題ない。
早速適当なレンズをつけてファインダーを覗いてみた。うーん,全くどこにも合わない。こりゃ騙されたかとも思ったが,よく見てみるとファインダーの視度調整が左Maxになっている。ちょい遠視のおいらが使うには,これを中央ちょい右に調整すれば良い。おお,ちゃんと見える。壊れている訳ではなさそうだ。最後にコレを覗いた人はド近眼なんだな。フルマニュルのオールドレンズはカメラの設定で「絞りリングの使用」をONにし,撮影モードをマニュアルに設定すれば使える。露出計表示が無いので適正露出かどうかわからんのだが,シャッターの隣にある緑ボタンを押すと,一瞬ミラーが上がって絞りリングに合わせた最適なシャッタースピードを自動設定してくれる便利な機能がある。というわけで,このカメラでオールドレンズを使って撮影するときは,画角を決めて,絞りリングで絞りを決めて,緑ボタンでシャッタースピードを計測し,あとはフォーカスを合わせてシャッターを押せばOK。しかしデジタル一眼はオートフォーカス前提なのか,ファインダースクリーンに昔のようなスプリットが入ってない。代わりにフォーカスが合うと赤四角の合焦マークが出る。やっていることはオートフォーカスと変わらんのだけど,この合焦マークが結構アバウトで,絞り開放で撮影すると合焦マークが出てもピンボケ。社外品のフォーカススクリーンがあるようだが高価なので本末転倒。この辺は慣れるしかないか。
というわけで,SMC PENTAX-M 50mm F1.7をつけてテストしてみた。ソニーα7で使うと普通の標準画角だが,コイツはセンサがAPS-Cサイズなので,こんな小さなレンズで75mmくらいの中望遠になる。
SMC PENTAX-M 50mm F1.7で撮影。夕方の光でビビッドな色合いに。ボケもそれなり。
大井競馬10レースに出ていたサバノミッソーニ。美味そうな名前が気に入ったんでSPAT4で買ってみたのだが,予想通りイマイチな16頭立て12着。まぁ,そんなものだよなぁ。
12/1に発注したリニューアル版のヘッドフォンアンプ基板,いつもの進捗報告もなくずっと音沙汰無しだったのが,今日いきなり発送連絡が来た。普段は3〜4日なのに7日かかっているところからしても,いつもと違う下請かな。あちらも色々事情がありそうだ。で,新基板が届いたら電源で色々苦労した中華DAC基板とヘッドフォンアンプのケースを分けようという目論見。その為には中華DAC基板側の電源も必要なわけで,既存の電源を流用しても良いが,折角なので先月届いたフォノイコライザ電源基板の余りを使って5Vと±12Vの電源を作ってみた。DACにトロイダルトランス2つなんてオーバースペックのような気もするが,Talema純正品ではなくRSコンポーネンツのマークが入ったセカンドソース(OEM?)を用い,秋月のLT1763と組み合わせると高価なものでもなく,容量次第では1つ2千円以内で作れる。ちょっと気取ったACアダプタよりも安い。もっとも,フォノイコライザのハムの件はケースを新調して解決したのに別の機器でも同様にこのトロイダルを使い続けている理由は音質とかそういうものではなくて,ケースサイズとピン穴の位置が2.54mmの倍数で,容量アップすると5.08mmずつ(つまり,DIPピッチの穴で左右1つずつ)ケースサイズと穴間隔が広がるという超合理的設計のお陰で,KiCADのフットプリント作成が凄く楽なのと,各種容量にマルチ対応した基板の設計が楽だというもの。まぁ,価格に拘るなら豊澄か東栄の12V2回路のトランスにしてLT1763を2つ使って±12V電源を作り,+側に追加の5Vレギュレータを載せれば安い電源基板1枚で終わりなのだが,さすがにそれはやめた。
一昨日配達予定のネコポスは今日の夜に届いた。現場は大変なことになっているのだろうな。
ヤマトがパンクして絶賛大遅延中。まさか尿素水を隣国に持っていかれてという話ではないと思うが,昨日配達予定のネコポス届かず。他にも,今日配達予定のヨドバシは出荷遅れで今日発送(これは郵便局の頑張りで今日届いた)とか,中国から4PXで送って12/5に成田に届いた荷物は未だ通関せずとか。人手不足なのかブラック何とかのお陰かお歳暮だからか色々あるのだろうけど,物流全体で遅延しているような。
UTCのメロディIC,UM666Tを各種入手したので試してみた。3端子で,電源とグランドと出力。電源とグランドの間に1.5Vの電池を接続し,出力とグランドの間に圧電ブザーを入れればあら不思議。昔なつかしい電子オルゴールの出来上がり。40年以上前に秋月の¥500キットで遊びまくった諏訪精工舎のSVM7910とは違い,単音しか鳴らんのだがまぁそれはそれ。用途としては十分か。しかしオーラ・リーだけ音が外れまくりだ。電源電圧の影響なのか,それとも最初っから不良品なのか。SVM7910のグリーンスリーブスのように譜面の旋法が違う違和感(耳がドリア旋法で慣れているとSVM7910のエオリア旋法(短調)は違和感。ただし民謡なのでどちらも正解)とかそういう音の外し方ではなく,ヨーデルのようにオクターブ以上外しまくっており,しかも音階の音ではない完全な音痴。なにを間違えたらああなるのだろうか。
来週,グレゴリオ聖歌の譜面読み合わせがあるので自主練習。そういや,先日入った定食屋のBGMがメリスマ効かせた相撲甚句だったのだが,聴きながら四線譜と古ネウマ(ニョロニョロ)で譜面書けるなと思った。日本の民謡の譜面は五線の中に歌詞とニョロニョロを入れているので,似たようなものか。
譜面書きの日。アレンジではなくて単純な移調の依頼なので楽なのだけれども,それはそれであまりゴマカシが効かないので面倒臭いというか何というか。
先日,今時のペンタックスの一眼デジカメはアストロトレーサーという機能があるという話を聞いた。名前の通り,星を撮影するときに使う機能。本体側のイメージセンサが手振れ補正機能を実現するために上下左右に動くようになっているのを利用して,星空の露光中にイメージセンサを上下左右に移動させて赤道儀の代わりをしてしまおうという仕掛け。つまり,この機能を使うと赤道儀不要で,普通の三脚で長時間露光ができるというもの。この機種がミラーレスなら即買いなのだが普通の光学ファインダーの一眼なので触手が動かん。レンズ側の絞りとシャッターが連動できない場合は,フォーカス合わせ時に絞り開放にして,フォーカスを合わせてから絞り込むという手間がかかる。暗いままフォーカスを合わせるのは結構難しい。まぁ,そもそもオールドレンズの味を活かす為に絞り開放でシャッタースピード勝負なら関係ない話でもあるのだが,これがミラーレスの電子ファインダーだとソフトウェア的にズームアップしながらフォーカスを追い込めるので,暗くてもなんとかなるのだ。で,アストロレーサーの対応機種なんだが,K-3(無印,II,III),KP,K-5(無印,II, IIs),K-S2,K-S1,K-70,K-50,K-30,K-r らしい。探してみると中古で数千円台からある。ただし経緯度と方角認識にGPSを用いているので,GPS内蔵でない場合は専用GPSユニットを中古で探す必要アリ。現行製品は部品が調達できなくなって販売完了したのだとか。これが結構値上がりしていて,ヤフオクでも2万〜3万の相場。合わせて4万位が最低ライン。GPS内蔵カメラだと5万からだ。ちょっと遊ぶには敷居が高い。
振り返って我が家のオールドレンズだが,最初が55mmF1.8前期型タクマーだったからか,M42とKマウントのペンタックスレンズばかり溜まってきた。中には,少し暗いがKマウントで天体撮影に使えそうな200mmF4なんかもある。アストロトレーサー搭載機の安物はAPS-Cなので1.5倍換算で300mmとなり,星雲撮るなら十分。どうせフォーカスは無限遠だし。というわけで,カメラ代と三脚だけあればなんとかなりそうだが,カメラの光学ファインダーなんかで星を導入できるのかどうか。こればかりは謎だ。
先日依頼された録音の編集とマスタリング作業。正直,個性的な声の方々なのだけど,まぁそれなりに化粧をしてみたというか何というか。化粧しすぎて別人にならない程度の。
昨日のK&Fのマウントアダプタをα7につけてみた。どちらも手持ちがあるが,少し改良されているのか,手持ちのアダプタより装着が楽になっている。特にM42マウントは手持ちが2つ共レンズが3度くらい右に傾いていたのが,これは真っ直ぐ上を向く。これは良い買い物だったかもしれない。
中国からオールドレンズ用のマウントアダプタが届いた。先週のK&Fの直販のブラックフライデーのセール。K&F M17105 PK-NEX ¥2,891 と,K&F M10115 M42-NEX ¥2,692。どちらも国内販売価格より千円くらい安く,しかも送料無料。どちらも手持ちがあるが,ネジ式マウントは挿抜に時間がかかるのと,M42マウントとペンタックスKマウントが混在しているので,よく使うレンズを全てソニーEマウントとして使えるようにする為に買い足し。11/23発注で,深圳から11/25に発送。運送会社はいつも謎のSino-EX。トラッキングが全く音沙汰無しで騙されたかとも思ったが,昨日いきなり佐川っぽい表示になって,今日本当に佐川で届いた。伝票は岡山から送ってきていることになっている。当然,そんな訳もなく,りんくう支店扱い。なんだかこの辺の怪しさと所要日数は FusionPCB の Japan Direct Line にソックリだ。日本まではコンテナ貸切の積み合わせで来て,日本の拠点から先は佐川なんだろうな。昨今の中国便の状況では小口の荷物はいつ届くのかアテにならんので,FedexやOCSよりもこの手の業者を使った方が速く届くケースが出てくるかもしれん。
Fusion PCBまで配っていたブラックフライデーのクーポンが12/2までだったので,急ぎで昨日と一昨日の基板データを仕上げて入稿。しかしこのタイミングに向けて買い控えじゃないけど,基板発注を保留していた人っているのかしら。