飴屋的日記
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6/30 (旧5/13)(金)

「三方原馬鈴薯」を使った湖池屋のポテチを食べてみた。これ,なかなか凄い。イモがホクホクしていて,普通にスライスして油揚げしたら真っ黒になってしまう。こいつのホクホク感を保ったままポテチにする技術って中々なものだと思う。海苔や塩をかけるのも勿体無いくらいで,可能ならプレーン味が欲しい(そんなモノ作ったらプレーンしか売れなくなるのでやらんと思うが)。作りたての今のうちだけかもしれんが,油も全く胃に来ない。コイツはオススメ。

5/22の日記に秋月がラトビアのALFA製品を扱うようになったので,CA3080の互換品を扱えばいいのにって書いたが,本当に扱い始めた。これでSmall Stoneを作れば,ギターがシュワシュワ鳴るぞ。


6/29 (旧5/12)(木)

秋月の秋葉原店2階の店舗限定セールで無保証¥500だった液晶キャラクタディスプレイを試してみた。バックライトは無いが,¥500で20文字4行,表示画面は75mmx25mmで普通の文字サイズ(つまり,画面はそこそこデカい)なのでお買い得品だ。例によってデータは全く無し。だが,足配列は基板パターンを見る限り汎用のもの。16本あるがバックライト用の2本はバックライトと制限抵抗が実装されていないので,実質14本だ。パターンを追うと,1番ピンVssから始まるタイプと見てよさそう。コマンドは特に記載が無いがおそらく44780コンパチ。そいや,以前デジットで買った百円(百五十円だったかな)液晶パネルの中に,44780コンパチと書いてありながら,本物の日立製HD44780が実装されていた奴があった。おいおい,これはコンパチではなくて本物だろうよ。と心の中でツッコミ。大阪なので,心の中でなく実際にツッコミを入れた人もいると予想。で,この¥500液晶パネル,電源電圧が判らないのだが,チャージポンプICや負電圧生成用ダイオードやコンデンサが見当たらないので5Vと勝手に予想。3.3Vのマイコンからそのまま使うと配線が面倒臭いので,ド定番のPCF8574を載せた中華I2C変換モジュール経由で接続することに。この中華I2C変換モジュール,アリエクを覗いてみると,今でも50円前後で売っている業者がある。アマゾンでも中華発送なら送料込200円くらいからある。まぁ,これを使えば,3.3V系列のマイコンからも2本の電圧変換だけで済むので有難い。そういう訳で,秋月のRP2040マイコンボードからI2C経由で,PCA9306で3.3V-5V電圧変換してテスト表示してみることにした。環境はArduinoで,LiquidCrystal_I2Cライブラリをそのまま使用した結果,問題なく表示できる。コイツは使えそうだ。


昔の表示そのまんま。バックライト無しだとこんな感じだったわ。懐かしい。


調子に乗ってカタカナも出してみる。ギリシャ文字も。


続き。そういや最後の方に千万円ってあったんだっけ。


6/28 (旧5/11)(水)

昨日の続き。夕方にまたマイナンバーポータルアプリから通知が。マイナンバーカードなんて持ち歩いていないので,帰宅後読んでみると届出受領と受取日の連絡だった。うーん,この位の連絡だったらe-Taxのように普通にユーザIDとパスワードで認証するか,申請時にAppleかAmazonか楽天あたりのIDと認証用連携してくれれば,それで良いのだけどなぁ。


6/27 (旧5/10)(火)

昨日のオンラインパスポート申請のつづき。マイナンバーポータルアプリに通知がきた。この通知を読むのにわざわざマイナンバーカードが必要なのがうざったい。出かけようと思っていたところでわざわざ家に戻って読んでみると,書類不備だという。署名が不鮮明で,しかも暗いと。ちょっと待て。iPhone13proで,マイナポータルアプリから撮影すると標準レンズになるので,普通のサイズで記載した署名は近づけて撮影するしかなく,それでは影になってしまって暗くなるし,フォーカスが老眼(いわゆる後ピン気味)になるので不鮮明になるのは自明。そんなことは重々承知で,このアプリで撮影する手順になっていたからその通りに従っただけ。そう指示しているのだから,あとはアプリなりシステムなりでなんとかするべき。つまり,手順通りにコトを進めようとすると,かなり大きな字で署名を書く(つまり,普段書いている署名とは似ない字になってしまう)ことをしない限りは,iPhoneの標準レンズではかなりの確率で書類不備になるという作りだ。どこの下請けにやらせたのだか判らんが(もっとも,ある処で調べりゃすぐわかるが),これを使って実際に申請するシステムテストをやれば簡単に炙り出せる問題なので,こりゃ発注元の役所と元請けの責任だろう。システムのテスト時,別途用意した写真データを使うという大ボケをやっているものと予想。それじゃテストにならんわ。アホか。元請けの開発部門と品証部門(多分機能していない)よ,誰もこのシステム使ったことないんか?

仕方がないのでカメラアプリを使って望遠モードで鮮明に撮り直したあと,画像処理をかけて背景を真っ白にして再提出。これでまた再提出なら望遠つけた一眼かイメージスキャナでも使わん限り困難だ。こんなことをやっていたおかげで指揮棒振りのついでのネジ屋に寄れなくて,ガラクロームM3の5mm/2点セムスの100本入り袋を買いそびれた。ああいうの,通販で買うと高いんだよ。

御教訓
スマホでパスポート申請する場合はカメラ撮影機能は使うな。
顔写真と署名写真は要件に合う奴を別途用意すること。


6/26 (旧5/9)(月)

キャセイパシフィックの香港往復航空券12000名様プレゼントの応募が今日開始。応募要件はキャセイのIDだけだが,先立つものはパスポートだ。香港への入国は入国時1カ月+滞在日数以上有効なパスポートが必要。おいらのパスポートは今年の8月で無効になってしまうので,7月半ばの当選発表から即予約即出国しても入国できない。そういう訳(?)で,パスポートを更新しなければならないのだが,今日の昼の段階で,パスポートセンタの受付待ち時間が120〜210分(場所による)と出てきた。うーん,更新申請だと申請書と旧券と写真を持っていくだけなんだけど,受付だけで2時間から3時間半待ちはキツい。で,今年春から新たにできるようになったオンライン申請を試してみる。マイナンバーカードがあれば,あとはスマホで完了するのは確定申告と同じだ。パソコンではなくスマホなのは,スマホはカードリーダーとカメラを内蔵しているから。まずは申請アプリを立ち上げて顔写真の登録。顔写真はピクセルサイズが600x730で,600Kbytes以内という妙な制限がある。仕方がないので写真屋で撮影したデジタルデータをフォトショで余計な部分を切り取り加工後にピクセルサイズを規定サイズに縮小,その上でWeb用変換をかけてファイルサイズも縮小したものをスマホに送って登録。ああ面倒臭い。次にサインの登録。こいつは紙にボールペンで書いて写真撮影すれば良い。ほかに旧券情報と氏名や本籍地を入力する。旧券は撮影すると券面の情報を自動認識して入力してくれる。なにが面倒臭いって,ここで入力させておきながら,改めて旧券のICチップを読み込ませるところ。ICチップ内にある券面と同じ情報と,顔写真が出てくる。ICチップを読むなら券面入力の必要なんてないじゃないのと思うが,まぁ,券面とICで違うパスポートを入力してしまうようなことが無いような配慮なのかもしれん。最後にマイナンバーカードの証明書をつけて申請。旧券と,マイナンバーカードと,今回の申請の顔写真の3者のいずれかが著しく違う人はチェックが入るのかもしれんが,その辺はどんな処理をしているのだろう。病気や怪我や整形や見た目の性別変更や,色々ありそうな気はするが。


6/25 (旧5/8)(日)

FM音源シンセ,ロータリーエンコーダで自由に音色切替をできるようにした。OLEDパネルで文字が出なくなってしまった不調の原因もわかったので,とりあえずこれで一区切り。4オペの音も聞いてみたいが,音色エディットできるようにしてからかなぁ。

まだ弄るかもしれないが,現時点での回路図はこんな感じ。これを100mm×100mmの基板に実装。この位ならキツキツって訳でもなく,普通に両面基板で実装できる。オペアンプはデジットで袋売りしていたTL074を有効活用。1個だけTL072。ミキサーをローパスフィルタに後に置いた都合で反転出力になってしまったので,TL072はTL074にして,再反転してもよかったかもしれない。


マイコン部分。秋月のAE-RP2040をそのまま実装。


音源部分。ヤマハのデータシートそのまま。
オペアンプは上から中点電位生成,LRサンプルホールド,出力バッファ(L,R)


フィルタとミキサー。過剰装備。もっと安くて良い。


ディスプレイと8つ並べたスイッチ。


MIDI入力部。6N138使用。今更シリアルもないと思うが。
3.3Vへのレベル変換は5V動作TC7WZ07のオープンドレインを3.3Vに吊ることで実装。


以上を全部詰め込んだ基板の外観


6/24 (旧5/7)(土)

2月以来のパンダ詣。双子は相変わらずの大人気だが,父母は0分待ちでみることができる。母パンダは子育てが終わって楽になったからなのか客に見られるストレスが溜まっているのかよくわからんが,珍しくよく動いていた。 双子の方は昼の段階で1時間待ち。2歳記念のシールを先着5千名にプレゼント。もっとも,双子も2歳の誕生日を迎えて,見かけはほとんど成獣。そういや中国に嫁にいった姉もそうだった。姉は3歳半で嫁にいく予定がコロナで延び延びになって5歳で嫁に。双子も妹の方は来年あたりそんな話が出てくるのかもしれん。


シンシン,珍しくよく動くのでアングルがイマイチ

上野ついでに秋葉原詣へ。先週開店した秋月の2階売場に行ってみる。1階売場で持て余し気味だったプラケースと各種計測器と,モータ類やスピーカーが並んでいた。昨年末にクリスマス計器なんて書いて売ってた保証ナシのOWON B35も2千円で。店の雰囲気は八潮店の照明を明るくしたような感じ。スペース持て余し気味だったので,1階売場から更に引越しがあるか,昔は結構置いてあったのに今は八潮店に置いてあるだけのジャンクの扱いが増えるかなんだろうな。


6/23 (旧5/6)(金)

一昨日,スイッチサイエンスからRaspberry Pi Zero Wが入荷したとのメールが入ってきた。ところが,スイッチサイエンスのサイトで注文しようとしてもどういう訳かカートに入らない。何かバグっているのかブラウザとの相性なのか。iPhoneでSafariとChromeを試してみたがNG。これはサーバが混雑しているのかなと勝手に解釈して帰宅後にMacのSafariで再挑戦。それでもダメだったのだが,限定数3のところを1と入力して,何度かリトライしたらカートに入った。一度カートに入ると3に変更も問題ない。何の問題だったのか,たまたまそのタイミングでサーバが復旧したのか,なんだかよくわからんが,そのとき発注したものが届いた。ちょっと前にKSYでも単価¥2750限定数2で在庫復活したときも手を出したが,今回は単価¥2640限定数3。以前の千円台に比べればかなりの値上がりだが,半導体価格上昇と円安のダブルパンチなので仕方がない。イギリスのPIMORONIで買うと15ポンド。販売開始当初(6年前)は10ポンド位だったので1.5倍。当時は1ポンド140円前後なので,1400円前後。秋月でも千円台だった。秋月の在庫がなくなる2020年で2000円くらい。今は1ポンド182円なので,15ポンドだと2730円。まぁ,国内代理店で2700円前後というのは仕方がない。

これだけ高くなると価格が落ち着くまで様子見もアリだが,なにしろコイツはOSをインストールしたSDカードを刺すだけでLinuxサーバになってくれるので, wifi経由で動くオモチャの開発がおもいっきり楽なのが良い。電源入れた状態でsshでログインして,シェルスクリプトやPerlやPythonでゴチャゴチャやるだけってのは,年寄りにとってはメチャクチャ楽なのだ(ある意味,sshとviとgccや各種スクリプト言語だけで開発していた年寄り向けなのかもしれない)。なので手持ちも正月の共立エレショップの福袋に入っていた奴と,以前の買い置きの2つだけになってしまっていた。在庫復活はありがたい。で,取り急ぎ,USB-MIDIとシリアルMIDIの変換を作ろうと思う。手持ちのキーボードが全部イマドキのUSB-MIDIで,DAWを経由しないと例のFMシンセを演奏できないのが面倒臭いので。もっとも,その変換をSeedino XIAOで実装した猛者もいるらしいが(そして,あまり実用にならなかったというレポも)。


6/22 (旧5/5)(木)

昨日の続き。確かにキャリアのTLをベロシティに合わせて上下させると音量が変わる。モジュレータの方に同じことをやってみると,キラキラになったりヘロヘロになったりして面白い。このTLは減衰量なので,0が最小で63が最大ってことだけ間違えなければ何とかなりそう。そして,何を間違えたのかOLEDパネルがお亡くなりになってしまった。試しにカーソルをつけてみるとカーソルしか出てこない。文字はどこいった。4オペレータでも鳴らしてみたいのだが,それどころじゃなくなってしまった。うーん,先は長そうだな。


6/21 (旧5/4)(水)

春アニメ消化週間。推しの子7話まで。毎回なかなかスリリング(!?)な展開で楽しい。原作がしっかりしているのかな。

YMF262シンセにMIDI入力をインプリメントしたので,色々と音楽を聞いてみた。さすがに2オペではチープ。でもまぁそれはそれ。80年代後半のFM音源安物ポータサウンドそのものの音だ。なんだか凄く懐かしい。ペダルとベロシティの実装はこれから。ペダルはペダルON時に鳴らした音階を覚えておいて,ノートオフが飛んできてもペダルOFFまではノートオフしないという実装をMIDIチャネル毎にやればで良さそうだが,問題はベロシティだ。OPL3には所謂ボリュームが無いのだ。キャリアとなるオペレータのTLを制御すれば音量が変わる仕様らしい。ちなみにモジュレータとなるオペレータのTLを制御すると音質が変わる。キャリアとなるかモジュレータとなるかはアルゴリズムによって変化するので,それに相応するオペレータのTLを全て制御しなければならない。そうは言っても2オペレータであれば直列か並列しかないので,音色データのCNTビットに並列フラグが1なら両方のオペレータ,0なら2番目のキャリアだけ。という制御で良いはず。明日心と時間の余裕があったら実装してみるか。


6/20 (旧5/3)(火)

YMF262シンセのノイズ原因判明。キャラクタ表示用につけたOLEDパネルが原因だった。外してみたら一気に解消。コイツは視野角が広くて3.3Vで動いてI2Cが使えるので結構使い勝手が良いのだけど,音声出力が付くガジェットでは避けた方がよいかもしれない。取り急ぎ1番ピン(Vss)と2番ピン(Vcc)の間に22uFのセラコンをハンダ付けしたら総量が減って普通の音量では気にならない程度にはなったが,ゼロにはなりそうもないな。


6/19 (旧5/2)(月)

昨日の続き。昨日のプログラムからは現代音楽っぽい音が出て,プログラムはバグっているにせよ,とりあえずハードのデジタル部分は動いているようだ。YMF262専用DAC YAC512は少し前まで共立で売っていたのをノロマって入手しそびれて,今回の入手元はアリエクなのでどこまで本物かわからない不安があったが,ニセモノではなさそうでなにより。でも,やはり簡単にはいかないようで,アナログ回路に問題アリ。FMシンセをアンプに接続したらスイッチング電源由来っぽいノイズが出る。オシロでみてもそれっぽい。こりゃどこか配線不良か部品の付け間違いか,そもそも回路が悪いのか。今回のアナログ回路部は9V動作だが,そのまま使う訳ではなくダイオードで分割してプラス7V,マイナス2Vの分配にしてある。DACの出力が2.5Vなので,これでだいたい真ん中くらいになるという思惑。で,DACの出力が使えるバッファ段とローパスフィルタ段は良いが,その先のミキサー段はAC結合としたので9V電源の中点から抵抗を経由してオペアンプのプラス側に接続。定石なのだがこれが不味かった。オシロでみると中点に結構なスイッチング電源ノイズが乗っていて,それがそのままオペアンプで増幅されてしまっている。気を取り直して,中点を9Vから取るのはやめて,DAC出力の2.5V生成用オペアンプから取ってみたら嘘のようにスイッチング電源のノイズが消えた。もしかしたら9Vからではなく,5Vレギュレータ出力から取れば同様だったかもしれない。そこはブレッドボードで試作確認しておくのだったなぁ。反省。現代音楽になるバグも修正して,なんだかんだでようやくドレミファソラシド位は出るようになった。まだMIDI INが動いていないし,和音の処理もできてないので,とりあえず色々な音色でドレミファソラシドを鳴らすよう組んでみた。なるほど,昨日の GM.IBK は確かにGM音色だ。流石に2オペなので中には似ても似つかぬ音色や,かなり無理のある音色もあるが,それはそれ。いかにもFMっぽい音色もあるが,基本はアナログシンセのような音色。そりゃそうだ。オペレータが2つしかないのだから。それよりも2オペでここまで音を作成した先輩諸氏に拍手。


6/18 (旧5/1 朔日)(日)

木曜日のFMシンセの続き。相変わらずハンダが乗らなくて苦労しながらなんとかハードは完成。そうは言っても,ソフトが全く準備できてないので音は全く出ない。まず,音色データをどうするか。YMF262でググってみると,IBKファイルという形式のサウンドバンクが出回っている。作者のジェミー・コネイルさんに感謝。MS-DOSで動くSound Blaster,Adlib,Media Vision用の音色エディタSBTimbreで作成/編集できるらしい。こいつらはPC9801の影に隠れて日本国内ではマイナーだが,日本以外では売れまくったYMF262が現役で載っていた頃のAT互換機用サウンドカードだ。世代によりOPL2だったりOPL3だったり。で,このエディタのリンクを辿っていくと,IBK.ZIPというファイルがある。その中身のファイル名はGM.IBKだったりMT32.IBKだったりで,名前だけで期待が持てる。IBK.hというヘッダファイルも同梱してあり,そこにファイル形式が書いてある。音色データはSBTIMBREという構造体の中に16バイトで収められている。2オペ用らしく,データはmod(モジュレーション側)とcar(キャリア側)だけだ。このデータをそのままYMF262のレジスタに書き込めば音が出るのではないか。このSBTIMBRE形式の16バイトデータを128個まとめたのがIBKファイルだ。早速ArduinoでYMF262にこのIBKファイルの中身を書き込むプログラムを作ってみたところで,昨日の疲れが出て強烈に眠くなり終了。おやすみなさい。


6/17 (旧4/29)(土)

梅雨だというのに快晴。某所で30cmの望遠鏡を借用して星空撮影。夏至が近く,20時頃になるまで満足な星空が出ない。帰りを考えると長い時間の撮影は不可。慌ただしくて大変なのだが,寒くないのが本当に有難い。


M51 子持ち銀河。
しかし安物中古のペンタックスK-5IIでも望遠鏡次第で結構写るんだねぇ。


6/16 (旧4/28)(金)

HA400つづき。アリエクに注文したパチモノが届いた。送料込みで1300円ちょっと。嘘くさいPSEマーク付きのACアダプタ付属。このアダプタ,中身スカスカなのか物凄く軽い。ACアダプタにPSEマークをつけたら,検査機関名と届出業者名を表示しないとならないのだが,その辺は全く表示されていない嘘くささ。さすが中華だ。このアダプタは怖いので部品取りとして使うことにして,秋月のACアダプタに繋いで音を聞いてみた。実質千円しないシロモノにもかかわらず,ウチにあったベリンガーHA400のオリジナルの音と遜色ない。遜色ないどころか,こちらの方が鳴りっぷりが良い。もっとも,ベリンガーも買ったときはACアダプタ付きで同じ位の価格だったと思う。まぁ,五十歩百歩だがそのくらいの実力はある。

一通りサウンドチェックした後,お楽しみの蓋開け。中の基板の構成はほぼ同一だ。逆接防止用ダイオードがリード線付きのモノから,SMD品に変わってるくらい。オペアンプが4580なのも変わらない。もっとも,CoolAudioのV4580なんて入っている訳もなく,中の4580はニセモノでなければロームのBA4580Rだ(こんな安物オペアンプ,ニセモノが存在するのかもよくわからんが)。中華ボリュームと中華コンデンサの質次第だが,ひょっとしたら遜色無いどころか,こっちの方が音が良いかもしれない。 基板パターンは一部のベタGNDが省略されているだけで,パターンはほぼ同一。オリジナルよりスルーホールが少なく見えるが,コストダウンの為か。中華の闇というか,外見以上に中身までほぼ同一のピーコ商品だった。それも丸パクリではなくパクリ屋のパクリで,適宜問題無い程度にコストダウンしている。さすがだ。


何気に電源ラインを太く引っ張っている。基板はオリジナルより良い。


部品並べてリフローした後にコネクタとボリュームとコンデンサを手付けしたような基板だ。
ハンダ付けは汚いが中身は意外にマトモ。

で,このアンプ。ウチにこんなモノが2つあっても用は無いので,こちらはケースとツマミだけ流用して中身の基板は入れ替える予定。穴あけ済ケースとツマミだけ使うにしても1300円ちょっとは安い。続きはまた来月。


6/15 (旧4/27)(木)

先月18日に発注したFMシンセの基板がやっと届いたので,部品を載せてみる。ところがこの基板,HASL指定なのに勝手に鉛フリーHASLにされたのか,いつものハンダが全然乗らない。仕方がないので温度を上げるのだが,それでも濡れがイマイチ。普段はあまり使わないフラックス併用。後で拭き取るのが面倒なのはハンダ付け不良よりマシなので諦めるとして,それでもどうにかこうにかな感じ。うーん。なかなか進まん。コテ先とハンダを変えて鉛フリーにしても良いのだが,自分用なのに欧州の利権に適合した鉛フリーは不要だし,あれはビンテージ部品との相性がイマイチだ。うーん,時々あるんだよなぁ。ここ。


6/14 (旧4/26)(水)

共立エレショップに懐かしの中間周波トランスが並んでいた。それも全色揃ってる。455KHzのトランジスタ用。OSC用の赤と,それ以外の黄,白,黒。順番もこの赤黄白黒の順で使う。いまどきトランジスタで中間周波トランスを使うようなラジオを組む人がどれだけいるのかわからんが,懐かしのアイテムというか,コイル巻き直して別の用途に使う材料というか何というか。そいや,昨今のトランジスタだと十分な利得が取れるので白があれば十分という話もあった。まぁ,中間周波トランス自体が今となってはこだわりの品なので,白だけ使うというのは本末転倒のような気がする。わざわざ中間周波に変換して選択度を上げなくても,ストレートで増幅してDSPにかけて演算で選択度を上げるのが今の主流。それをレトロにコイルとコンデンサでやろうというのだからね。


6/13 (旧4/25)(火)

秋葉原で広東語を話す団体に遭遇。英語混ざりなので香港人と予想。ああ,香港行きたい。その前にパスポートを更新しなきゃだが。


6/12 (旧4/24)(月)

6月に入ってしまったので春アニメ消化週間。春はラブコメの季節だが,そこはおいといて,推しの子2話まで。ってか,1話長いわ。4話分くらいあるぞ。アマプラからFireにダウンロードしたら1話だけ容量デカかったのはコレなのね。まぁ,この長さがないとこのツカミは無理なのかもしれんが。ブラックで楽しい展開。この1話はなかなか凄い。今期のナンバーワンというのもわかる気が。


6/11 (旧4/23)(日)

ボカロ三昧。締切が来週いっぱいなので,いい加減に手をつけないと間に合わない。久々に英語バージョンを使ってみた。確かに英語をしゃべるのだけど,もう少し子音を立ててくれても良いのだけどな。


6/10 (旧4/22)(土)

Behringerの2006年製HA400は先日の改造で見違える程の音になったが,いくらOPA1656が高出力とはいえオペアンプをバッファ無しで使っているので限界がある。そこで,先週ネタにした千円台の中華HA400を入手して,ケースとボリュームのツマミだけ流用してぺるけ式ヘッドフォンアンプを仕込めるか考えてみる。まずは基板を採寸し,取り付け穴やボリュームやジャック類の位置をトレースする。残りのスペースが自由に使える訳だが,大型部品の少ないDC出力なVer.4ならいけるのではないか。出力段のトランジスタはSMDにすると面積を喰うのでTTA004B/TTC004Bで,ドライバ段をBC807,2SA1162,MMBT3906あたり(お好みで),入力を2SK2145にすれば入るのではないかと,例によってコメダに篭ってKiCadでアートワークを描いてみる。出力は1系統。電源のコンデンサを入口1つ,レールスプリッタの後に1組,ディバイダの後に左右1組の合計5個にすれば収めることができそうだ。もちろん,直径10mmの高分子コンデンサを使用。NFBのACバイパスもバイポーラなコンデンサにすると少し大きくて,こちらも直径10mm。合わせて直径10mmが7個。それに加えて直径13mmのシールドコイルが1個。大きな部品は他に入出力のジャック1組と,ボリュームに使うRK12Lだけだ。回路をみる限り,熱が出るのはレールスプリッタと出力段くらいか。ならばそいつらをなるべくコンデンサ類から離す。ギュッと詰めればステレオ2回路分はいけそうだが,電源ラインは1.2mm以上,可能な限り1mm幅未満の配線はしないというルールを設けるとスレテオ1回路がギリギリか。元のBehringerの中華アートワークが0.25mm配線で,それの影響も少なからずありそうなので。まぁなんとか納得のいくアートワークが描けた。入出力が一部接近しているのが嫌だが,色々対策しているので発振することは無いと希望的観測。実用になるかどうかは実際にアンプを組んでみないとなんとも。


6/9 (旧4/21)(金)

デジットの特価品に東芝のMOS-FET 2SK2662があったので捕獲。50個入り1500円なので,1個あたりだと30円だ。500Vの高耐圧で,100mA程度のドレイン電流で順方向伝達アドミタンスが0.5以上取れる。なので,小出力真空管アンプのリップルフィルタに使える。秋月で扱っているFETだと2SK4021なんか良さそうだが,耐圧250Vなのでせいぜい150V位までしか使えない。他だと2SK3132なんか使えそうだが,コイツは小出力アンプには大きすぎる。大出力アンプには面白いかもしれんが,そもそもそんなモノを作る人にはFET式リップルフィルタなんて人気がない。いまでに整流管が幅を効かせているくらいだ。それはそれでレトロ趣味としてはアリだと思うが。


6/8 (旧4/20)(木)

Sheet Music PlusのDMで知ったのだが,ピアニスト兼作曲家のジョージ・ウィンストンが6/4に亡くなったという。after a 10-year battle with cancerと書いてあったので,10年間の癌との闘病生活だ。日本で一番有名なのは彫刻の森美術館の映像をバックにしたフジテレビの天気予報だろうか。曲はあるけどそれは記譜された楽譜ではなく脳内であって,弾く度に違うアレンジになるので,コンサートで演奏する度に曲が変わるというか,曲が完成していくというか,まぁ,レコード向きの作曲家ではなくライブを楽しむような,まぁ,そういう人っているよね的な。そういう事情からなのかは知らんが,曲の人気はあるのに本人の要望でオフィシャルな楽譜はほとんど出ていない。15年位前に1冊だけ出した本人手記付きの奴はウチにもあったような。弾きたい奴は耳コピしろなのだろうけど,演奏する度に違うので,レコードバージョンとか何月何日ライブバージョンとか。でもまぁ,遺族と出版社がその気なら,今後は楽譜が出てくるのだろうね。

ちなみにおいらが一番思い出深いのは月並みだけどコレ。学生時代にシアターグリーンで見たどこかの劇団の芝居でバックにかかっていたのが凄く印象深くてね。蛹化の女をかけてた劇団もあったけど,こっちの方が当時のおいらには刺さったのよ。芝居の内容は忘れたけど。


6/7 (旧4/19)(水)

本当に今更ながらなのだが,大瀧詠一本人歌唱の夢で逢えたらのシングルレコードを入手。去年の夏に限定販売されて,気がついたらどこも品切れになっていたもの。実店舗で売れ残りを購入。しかし中古ではなく新品レコードを買うというのは,よく考えてみたらおいら的に何十年ぶりかという話かもしれない(いや,そうでもないかな)。通販を含めてもやくしまるえつこのアンノウン・ワールドマップ以来だ。最近のシングルレコードは懐古趣味以外のジュークボックスが絶滅した影響か,45回転でもレーベルデザインを重視してドーナッツで無いものが増えているのだが,コイツは開けてみたら昔のナイアガラのシングルそのものなレーベルデザインで,用も無いのにドーナッツ。こんなところを復刻するなんてコダワリがなんとも。しかも何を考えているのだが,クリア・ビニール盤だ。ソニーなので東洋化成に頼まず5年くらい前に静岡県に作った設備で自社製造なんだろうか。いや,そもそもシングルレコードなんて自社製造できるのかな。よくわからん。


6/6 (旧4/18)(火)

コロナのお陰でツムラの医療用漢方薬が昨年末あたりからずっと入手困難だという。葛根湯や麻黄湯が感染初期に効くという噂話はコロナ初期からあったが,患者の症状別に普通に医者が漢方を処方して需要過多となってしまったというのが真相らしい。普通に初期の風邪っぴきだったら葛根湯や麻黄湯が効くのは当たり前。本当の予防なら葛根湯や麻黄湯よりも板藍根を煎じた方が効きそうだ。で,それはおいといて,おいらは4月後半に調剤薬局によっては在庫が無いので処方箋は出すけど調剤薬局のハシゴは覚悟してねと言われた越婢加朮湯をギリギリ受け取れた。だが,今日,同じ薬局で辛夷清肺湯の在庫が無いと言われてしまった。家の外でカビ掃除してないエアコンが動き始めるこの季節には大切な薬なのだ。ただ,運が良く出荷制限が昨日解除されたというので,注文すれば入ってくるので郵送するという話。しかしこのツムラのリストをみると,定番の葛根湯や麻黄湯までダメになっていて,葛根湯に至っては解除予定が未定となっている。芍薬甘草湯が7月解除予定なのが地味に痛いな。無駄に足を冷やしてこむらがえりを起こすのは寝苦しくなるこれからの季節だ。


6/5 (旧4/17)(月)

ずっとネタにしているHA400だが,試しにアマゾンでHA400と入力して検索したら,オリジナルのBehringerだけでなく,ピーコなのかニセモノなのかOEMなのかわからんが,ソックリな商品がズラリと出てきた。どれも(ゴミ同然の)ACアダプタ付きで2千円台だ。ちょっと前までは千円台だったものと予想。コイツら,ちょっと中身を見てみたい気も。オリジナルの回路はコストダウンの極みだし,基板のパターンが細すぎる上に謎配線でアンプとしては???だらけだが,ウチのBehringer純正品はオペアンプがCoolAudio製だったり,4つ並んでいるアルプスのRK12LクリソツなVRは安物中華ではなくBehringer印(三角にBと書いてある)だったりで,妙なこだわりがあるんだよな。(現行製品は知らんが)

この調子だとアリエクはもっと面白そうだと検索してみたら,出るわ出るわ。オリジナルには無いジャックが金メッキなったモノまである。オペアンプが4580ではなく4560であることを明記している奴も。音は4580の方が良いし,出力電流も4580の方が取れるので何故4560にしたかは良くわからん。値段も大して変わらんと思うが,安い中華な4560とかあるのだろうか。分解ネタ用に4560と書いてある奴を1台買ってみようかとも思ったが,家を建てて酷い目にあった某YouTuberのように中華ガジェット分解ネタで生活している人ならともかく,ここに書くだけならさすがに家の中のゴミが増えるだけだな。いや,ヘッドフォンアンプケースとして使う手があるか。鉄製だが。


6/4 (旧4/16)(日)

昨日の続き。無改造の音は大体思い出したので,今度は改造してみる。改造内容を検討するにあたって,回路はこんな感じ。


オリジナルの回路抜粋。部品番号は間違えているかも。

さて,これをどう料理するか。気になるのが出力のグランド側に入っているカップリングコンデンサC5だ。ジャックの上に空間があるので容量を増やそうかと思ったが,この方式だとヘッドフォンを挿入するときに加わる結構なショックが更に大きくなってしまう。手前のR8のところで配線を外出ししてコンデンサを付ける方法も考えたが,あまりスマートではない。そこで,このコンデンサを廃してDCアンプにしてみることにした。中点CTを単純な抵抗分圧ではなく,レールスプリッタにしてしまえばDCアンプとして動作する筈だ。まぁ,多少のオフセット電圧は出ると思うが,実用範囲なら我慢するということで。


改造版。TLE2426の出力に付けたコンデンサは47uFではなく220uFをつけた。


改造後はこんな感じ。左下のIC5に布線が貼ってあるのはパターンが剥がれてしまったところ。
古い中国製なので警戒はしていたのだが,かなり脆い。

まず,レールスプリッタTLE2426を載せた別基板を用意し,表面のジャックの上ににエポキシ接着剤で貼り付け。高さ10mm以内で作成する必要アリ。なので,用意したTLE2462が3本足なら寝かせる必要アリ。DIP8ならそのまま使える。CTの電圧を生成するR23とR24を撤去して,コイツの出力を取り付け。これだけだと入力がグラウンドに繋がったままなので,入力ジャックJ5を半田吸い取り線で一旦取り外し。表面にS端子からグランドに接続するパターンが伸びているので,それをパターンカットして,入力ジャックを元の場所に付け直す。コイツの足はデカいので吸引機よりも吸い取り線の方が効率良い。出力の方は,コンデンサC5を撤去した後,ヘッドフォンジャックのS端子と,担当するオペアンプの5ピンを接続する。3ピンでも良いが,5ピンの方が作業しやすい。

ここまでの改造でDCアンプ化は完了。なのだが,このままでは10mVオーダーのオフセット電圧が出る。ヘッドフォンには良くないので,対策を考える。まず,入力のIC1を低ドリフト品に交換。この基板は裏面に面実装品で主要部品が貼り付いているのだが,部品を接着してからフロー半田する工法なので,全ての部品が接着剤で基板に接着してある。まぁそれでも熱を加えれば大抵外れるので,ヒートガンで温めながらオペアンプやコンデンサを撤去。うっかりオペアンプ1個だけパターンまで剥がしてしまった。これはあとで布線する。元々ついていたCoolAudioのV4580Mはあまり見たことがないレアモノなので保存しておく。交換部品は表面実装品でDMP8タイプが最適。注意して取り付ければEMP8タイプでもなんとか付く。ただし,回路図を見れば判るがボルテージフォロワ対応品でないとダメだ。今回はOPA1656にしてみた。ここがオーディオ用部品になったので,入力のカップリングコンデンサC8も楽器用の積セラからオーディオ用のフィルムに変更。とは言っても大きなモノは付きそうもない。底板と間が5mm程ありそうなので,足つきのフィルムコンデンサを無理矢理つけるのも考えたが,松下の面実装フィルムコンデンサECPU 0.68uF/16Vがギリギリ付きそうな感じだったので付けてみた。ギリギリだかハミ出さず綺麗に付く。ここまでの改造で,ヘッドフォン出力のオフセット電圧は13mV。実用範囲だが,もう一桁下げたいので出力段も交換してみる。

出力段だが,こちらもOPA1656に変更。こっちは本領発揮。スペック上は100mA取れるので,出力についている制限抵抗R8を47Ωから4.7Ωに変更。取っ払って0Ωでも良いが,ショートしたときが面倒なのでそこまでは腹をくくれない。これで出力オフセット電圧は我が家の個体で0.2mV。1mV以下なので全く文句なし。このアンプは全部で4台分のヘッドフォン出力があるが,全部がOPA1656だと高くつくし普段は1つしか使わないので,バリエーションを付けてみることにした。出力1はオリジナル仕様。コンデンサもそのまま。出力2はV4580MのままDCアンプ仕様に。オフセットが13mV出るので,それに耐えられそうなヘッドフォン専用。聴き比べてみると,出力1の眠さが抜けた代わりに,左右が少し狭くなった。狙い通りだ。出力3がOPA1656,出力4は国産代表でNJM8901にしてみた。キャラクターがOPA1656とはまるで違っていて面白い。OPA1656はいかにもアメリカンな騒がしいサウンドだが,NJM8901はしっとり感がある。ただ,低音はちょっと鳴らしきれてないかな。バッファをつけたいがそれでは本末転倒だ。ウチの個体はオフセット左0.4mV,右0.7mV。合格。

で,これを書きながらずっと鳴らしているのだが,普通のオーディオ用オペアンプ式ヘッドフォンアンプの音がするようになった。まぁ,そりゃそうだろうな。2020年にデジットで買った雑誌のオマケアンプ基板よりマシだが同系統の音だ。情報量が多くなるとドライブしきれないのか音の分離が悪くなるが,4580よりは分離しているし,解像感がいい。まぁそんなものだと思えば普通に聴ける。OPA1656は結構使えそうだ。


6/3 (旧4/15)(土)

先月末にネタにしたBehringerのHA400を無改造で聞いてみた。2006年当時,実際に使っていたのだが,マイルドで耳触りは悪くなく,低音ブヨブヨだったイメージしか残ってない。ソースは例によってNFJ年賀ジャンク箱のFX-05Jを修理したもの。コイツはイマドキのDAC音の評価用としてそこそこ使える。で,音はというと,MDR-M1STをドライブしきれないのか,低音スカスカで,中音はモヤモヤ眠く,高音はシャリシャリしているが,帯域が小さく纏まっているのでバランスは悪く無い。余計な回路が何もない教科書通りのシンプルな反転アンプというのが良いのかもしれない。廉価版CDプレーヤーのヘッドフォン出力のような音だ(中身が似たようなモノなので当然なのだが)。以前使っていたときはMDR-CD900STだったので,確かにあれだと低音ブヨブヨに聞こえるかもしれん。今の価格だとイマイチ納得いかないが,購入当時の千円台なら文句ない。これはこれで,こんなミックスもアリかなという音を出す。左右が強調されているが,そりゃ,コンデンサをケチってヘッドフォン端子のグランドとアンプのグランドとの間にカップリングコンデンサを入れているので,そこに抵抗が入るようなものだ。サラウンドのように左右が広がって聞こえるのは当たり前だ。オーディオとしては???だが,楽器だと思えばこれはこれで音作りとしては面白い技法だ。これでモニタしながらマスタリング作業したら酷い目に合いそうだが。


6/2 (旧4/14)(金)

大雨の中,夕飯を食いに行った飯屋のBGMがジャズアレンジされたドリカムのうれしはずかし朝帰りだった。BGMに罪はないが,大雨で朝帰りなんかしたくねぇと帰路を急いだおいら。まぁなんとか大して濡れずに帰れたけど,これも気象庁レーダーのサイトのお陰。本当に有難いわ。

香港の鑽石山荷里活廣場で通り魔騒ぎがあったらしい。使った刃物が刃渡12インチって相当なものだ。最初に背中から襲われた女性と,それを阻止しようとしたもう一人の女性が死亡。たまたま近くにいたオッサンが警官が来るまで2つの短櫈を持って通り魔が他の人に危害を加えないよう阻止していたそうだ。短櫈って何だろうと思って調べると,櫈が背のない腰掛けのことらしい。訓読みもこしかけ。短がつくので小さな腰掛け。写真をみたら,ラーメン屋やライブハウスに置いてありそうな背の無い円座の小さなパイプ椅子だった。確かに刃物に対する盾にも武器にもなる。咄嗟の判断だろうけど,勇敢なこのオッサンに拍手。まだまだ知らん単語が沢山だな。


6/1 (旧4/13)(木)

先月の発売日に届いていた結束バンドの新譜を聞いてみる。アニメが終わってから5ヶ月のこのタイミングで新譜ってのが良く判らんが,アルバムの出来が良かったので今時珍しいギターロックバンドとしてのファンが普通についている。これはこれでいいかもしれない。作詞と編曲と演奏は相変わらず素晴らしい。歌,前より更に何言っているのか判らなくなっておいら好みではないのだけど(歌は歌詞が伝わってナンボ),発声は上手くはなったね。ボイトレ頑張っているのかしら。しかしこのCD,わざと歪ませているのかなぁ。DACかヘッドフォンアンプが壊れたと思ったよ。

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