飴屋的日記
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12/12 (旧10/24)(金)

スイス政府が申請していた民族音楽「ヨーデル」がユネスコの無形文化遺産に登録されたのだとか。日本で最初にお茶の間で有名にしたのはハイジなんだろうが,ヨーデルといえばやはり桂雀三郎師匠。ヨ〜ロレイヒ〜のメロディで食〜べ放〜題のアレだ。もっとも,あれは曲もアレンジも元ネタはスイスではなくアメリカのウェスタンだがそれは置いといて,後ろでヨーデルパートをファルセットで一緒にハモっているギターとマンドリンとコントラバスが楽しそうでいい味出している。でも音の方はコントラバスよりも重ねているチューバの方が目立っているんだよなぁ。


12/11 (旧10/23)(木)

ガイナックスついに法人消滅のニュースが。王立宇宙軍を公開した頃にオギャアと生まれた子供も今や38歳のオッサン&オバサンだ。まぁでも,よくもったなぁというかなんというか。せめて関わったアニメーターへの未払い分だけでもなんとかしたいという思いでの延命だそうだが,それにしても。


12/10 (旧10/22)(水)

ピッコマの毎日くじで1等500ポイント当選。へぇ〜 あれってちゃんと当たることあるんだと感心。


12/9 (旧10/20)(火)

YM2608で思いだしたことが。このIC,ピン間隔が1.778mmという特殊なモノだった。ソケットも専用のものを用意しないとならない。以前,秋月に丸ソケットと平ソケット両方売っていた気がするが,改めて検索してみると,以前の丸ソケットは販売完了。今は平ソケットだけの様子。他に丸ソケットの市販品は無いかとDigikeyで探してみると,びっくりする位の価格のものが出てきた。他に思い当たる秋葉原の店も皆閉店しているのだよなぁ。まぁ,この間隔のIC自体が終息品だらけなので仕方がないか。ここは諦めて秋月の50円平ソケット品にするか。

終息品といえば,タクマンの1W小形金属皮膜抵抗RLC75Sと,炭素皮膜抵抗RDC75Sが終息品になるらしい。理由が3x8サイズの白碍子に着膜する機械の老朽化で特性維持困難。新装するにも需要が激滅状態というのだからどうしようもない。金属被覆は諦めて他社の酸金を使うか,Vishayあたりの割高な輸入品を使うか。秋月の中華な1W超小型金属被覆はリーズナブルなのだが,着膜がいい加減なのか材質の問題か,あまり音が良くないのだよなぁ。


12/8 (旧10/19)(月)

ふとしたことから往年のヤマハFM音源IC YM2608を複数入手した。例によってDACは無いので偽物承知でアリエクのやつをいくつか発注してみたが,まぁ,本物があればみっけものくらいで。さて,これで何を作ろうか。何年か前にOPL2のYMF262を2つ載せてMIDIで制御するシンセを作ったが,OPL2の音が4op使ってもチープすぎて萎えたので,耳覚えのあるOPNの音で。OPNの音を使いたいだけなら普通のDACが使えるYMF297-Fでも良さそうな気はするが,不思議なことにデータシートが転がってないのだ。僅かなブログ記事と,コレを使って作った音源の回路図くらい。なので,OPNで遊ぶならYM2203かYM2608か,YMF288を入手しないとならないのだ。ヤフオクにはどれも転がっているが,まぁ,そこまでして手を出したいとも思わないのだよなぁ。


12/7 (旧10/18)(日)

グレゴリオ聖歌の日。待降節は今まで散々やっているので新ネタはなし。待降節に入ったので,例年の通り晩課のアンティフォナは精霊降臨以降の Salve Regina から Alma Redemptoris Mater へ。四旬節に入るまではこの歌だ。それもグレゴリオで歌うのは飽きてきたので,たまにはお遊びということでフィリップ・クックの作品を歌ってみたり(リンク先に楽譜あり)。綺麗な曲なのだが,歌い出しからCADGの和音だ。調性が長調でも短調でもなさそうなので何とも言えんが,#ひとつなので長調だと思うとパワーコードのG9/Cってとこか。いずれにしても初見唱では難易度高。ちなみにアンティフォナは2月か3月の四旬節に入ると Ave regina caelorum,復活祭がおわると聖霊降臨まで Regina coeliだ。カタログを見てみると,彼は4曲全て作曲している。さすが。


12/6 (旧10/17)(土)

ボロボロに剥げてしまっていたのでオールペイントに出した愛車が帰ってきた。前回オールペイントしたのが15年位前なので,そんなものかって感じ。放っておくと錆だらけのような様態だったのが,樹脂部分以外は完全に新車の輝きだ。これなら新車だって騙せる? 訳ないか。


12/5 (旧10/16)(金)

Xに出ていた香港の大手ゼネコンの噂話。昨今の火災を受けて,現場での喫煙を全面禁止するのだとか。それだけなら建前だが,その先も決めているのが香港らしい。まず,痕跡(吸殻など)も含めて現場で喫煙が見つかったら,その現場の下請け業者に1件につき罰金6000ドル(12万円)。喫煙した人はブラックリスト入りで,今後一切,そのゼネコンに関わる工事での雇用を禁止。香港のタバコは1箱20本入で2000円くらいなので,どうしても吸いたい中毒者が吸っているもの(ちなみに,日本からの持ち込みは19本まで。それ以上は1本につき約80円の課税)。それでもあの事故の後なので,現場も大きな反発は無いのだとか。


12/4 (旧10/15)(木)

以前は香港街歩きの必須品で,地下鉄の売店ならどこでも売っていた地図帳,香港街道地方指南が遂に最終版になってしまうのだとか。表紙に,50th 告別版って書いてある。50周年であり,最終版だ。1977年から2024年までは毎年出ていたのに,2025年版は無くてデジタル移行の話だけはあった。今更ではあるけれど,告別版とかかれると寂しい。まだ国内で扱っている洋書屋は無いようだけど,これ,入手できるのかしら。香港の住所表記は道路名+番地+建物名+階数なので,その道路がどこにあるかわからないと辿り着けず,この地図帳の索引が物凄く役に立ったのだ。逆に道路名がわかれば,あとは端から1,2,と振られているだけなので難しく無い。それっぽい場所で目的の建物名が見つかれば,目的地に近いバス停と系統番号をチェックして,あとはどこでそこを通るバスに乗れるかを調べるだけだ。今は色々なアプリでその作業を代行してくれるので楽といえば楽。まぁ,この地図帳が現地で必要になるとすれば,スマホ電池切れか電波が届かないときか,SIMのデータ容量を使い切ったときくらいしかなくなってしまったのだが。


12/3 (旧10/14)(水)

某所で昔の電子工作する小学生(古い言い方だとラジオ少年?)が使ったIC LM3909がバズってた。コイツを使うと単三電池と,LEDと,100uF〜220uFくらいの電解コンデンサを1個つけるだけでLEDが1秒間隔くらいでチカッ,チカッと光るフラッシャーがつくれるのだ。今でも若松に行けば(当時と比較するとびっくりするような価格だが)入手可能。おいらもガキの頃に使ったことがある。LEDが電池1本では電圧不足で光らないことは雑誌の記事で知っていても,こいつがどういう原理で光らせているかは知らない。当時は今のようにデータシートに容易にアクセスできるような世界ではなかったし,アクセスできたとしても中身の回路が理解不能。そもそも子供に英語なんて読めないので原理などは知らなかったのだ。超今更なのだがあらためてこのICの仕組みが知りたくなってググってみると,アプリケーションノートがでてくる。なるほど。トランジスタ発振回路だ。これでコンデンサをチャージして,放電させるときに電池の正電圧とコンデンサの放電電圧を合わせれば2Vくらいになる。これで当時のLEDならチカっとチカっと一瞬点灯するという仕掛けだ。チカッではなく常時点灯しているように見せるにはコンデンサの容量を小さくすればよい。点滅のスピードを上げれば目には常時点灯しているように見えるという仕掛け。ただ,そもそも1.5V乾電池でLEDを点灯させるというのは,LED点灯が主な目的ではなく,別の目的のついでのようなものなので,これでLEDを常時点灯させて電池の寿命を縮めてしまうのはもったいない。あくまでも応用できますよという話だ。

で,このアプリケーションノートが結構面白い。応用回路が色々載ってる。そもそもは発振回路なので,Electronic Trombone,Fire Siren (アメリカの消防車風の周期の長いサイレン),Whooper Siren (アメリカのパトカー風の周期の短いサイレン)あたりは得意分野。他に Triac Trigger,Radio,Mini-Power Amplifier なんて変わり種も。ちょっと待て,Radioって何だ? このフラッシャー用のICに中波ラジオ用のアンテナとバリコンとスピーカーを接続している。これでラジオになるらしい。回路をみたら,いわゆるトランジスタ検波ラジオだ。この回路図はGoogle検索で見てもらうにして,4ピンと8ピンの間にアンテナコイルとバリコンをAC接続する。8ピン側のQ1のエミッタにベース接地のバイアスをかけるためAC接続が必要。Q1でベース接地増幅,Q2とQ3がPNPのインバーテッドダーリントン構成。こっちはスピーカーを負荷にしたエミッタ接地。Q3のコレクタ側2ピンから出力を取り出し,5ピンのプラス電源(PNPなのでこちら)との間にスピーカーと高周波バイパス用コンデンサを接続する。スピーカーは40Ωと記載されているので,普通のイヤホン想定か。バイアスの計算をしていないのでわからんが,検波はおそらくQ2-Q3の方と予想。ただ,電源が1.5Vだと普通に増幅回路を組んだだけでトランジスタ検波状態になってしまうのではないかというツッコミも。


12/2 (旧10/13)(火)

採血の日。一昨日にキツめのワインを結構飲んだ気がするが,二次会のスナックのママにもらったペパリーゼが効いたのか,肝機能は特に問題なし。体重が少し増えているが,それはこれから冬眠するよということで。

夜は指揮棒振り。演奏会の本番は来月。まぁなんとか,見せることができそうな気がする。いや,気がするだけか。


12/1 (旧10/12)(月)

渓谷沿いの美しい紅葉を見ながら帰路へ。運転しているので写真が撮れないのが残念。最近借りているレンタカーは日産レンタカーが多い。じゃらん経由で借りると安いってのもあるが,普通の小型乗用車は ノート e-POWER しか作っていないので,軽ではない小型乗用車の車種指定無最安クラスを注文しても必然的に ノート e-POWER になるのだ。去年も書いたがワンペダルの癖はあるものの,エコカーでガソリン代が安く済むので,かなりお買い得感がある。で,今年借りられたのは去年マイナーチェンジした後の車で,スピードメーターのところについているパワーメーター表示が何やら格好いい。以前はプリウス同様に横バーが伸びていく仕様だったが,これが電車の電流計のような円形バー表示になっている。しかも数字付き目盛がついているぞ。電車の電流計の円形バーは0A時の定位が時計の12時で,電力を使うと右側,減速して電力回生すると左側に振れる。これをいい感じに再現しているのだ。

自動車なのでさすがに12時から半分ずつという訳にはいかず,少し斜めの10時半の位置が0%,4時半の位置が100%,7時半の位置がマイナス40%(ただしマイナス方向は目盛だけで数字が書いていない)。アンペアではなく%だが,最大電流なんて数値で知る必要はないので,%表示の方が親切だ。これを上り坂以外は常に10〜20%を超えないようにアクセルを微調整する運転が面白いのだ。平坦な道であれば,発進後,アクセルを少し踏んで10〜20%のどこかで固定(どこで固定するかは道路状況次第)する。するとどんどん速度が上がっていく。電動なのでドッカン加速も可能だが電気が勿体無いので,あくまで10〜20%だ。e-POWERはあくまで電動車であり,ギア比は一定。なのでギアチェンジではなく,電流計を見ながら手動で電圧制御する昔の電気機関車のような運転になる。ある程度流れに乗る速度になったらアクセルを同じ速度を維持する位置まで戻す。その位置をキープすると,平坦な道であれば同じ速度で流せる。道路の凹凸に合わせて常に電流値が増えたり減ったりするのが面白い。そしてワンペダル操作のe-POWERなので,止まる時もアクセルペダル操作だ。先の信号に赤が見えたらアクセルを少し戻す。すると電流計は10時半より左に振れ,エンジンブレーキのような乗り心地になり電力回生が始まる。状況によってはブレーキランプがつくが,ブレーキランプがつくかどうかは減速度次第。マニュアル車の軽いエンブレ程度の減速ではつかない。急にアクセルを戻すと急減速してしまうので,アクセルの戻しはあくまで少しずつだ。この操作だけでオートマ車のクリープ位の速度まで落ちるので,その速度になったらアクセルを離してフットブレーキを指先でちょこんと踏んで停止だ。一度停止したらそのままグッとブレーキを踏み込むと駐車ブレーキのような自動ホールドがかかるので,あとは足を離していても問題ない。青になったらアクセルを踏むだけ。

マニュアル車は状況に応じたシフトチェンジの楽しさがあるが,このe-POWERはエコに徹して,パワーが必要な場面以外は絶対に20%を超えない,減速もマニュアル車のようにエンブレ基本で,ブレーキを踏まないような運転の模倣をすると,それはそれでなかなか楽しいオモチャだ。


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