なんとかビリを脱して欲しい我がヤクルトスワローズ,まだオールスター前だというのに来年の監督の噂報道がチラホラ。その中で今日みつけたのが宮本慎也が監督就任の噂報道。知る人ぞ知る,あのフランク三浦をつば九郎と共に世に広めた仕掛け人だ。彼流のルールを選手に押し付けたら(いわゆる1号営業の)風俗店はOKだがザギンやギロッポンは禁止なんてことになるかもしれん。それはそれでチームが強くなるなら面白いが,往年のPL学園の熱血練習なんてことを今のヤクルトでやったら更に故障者続出だ。まぁ,無いだろうな。
先日より高校野球の東東京と西東京大会が始まっているのだが,組み合わせ表の球場が一つ増えてる。シードブロック毎にだいたい球場は決まっているが,そこに時々「ジ」が入ってるのだ。神宮第二が使えなくなって久しいので球場が増えるのは嬉しい。ところでこの「ジ」ってどこだ。説明書きを見ると,ジャイアンツタウンスタジアムと書いてある。よみうりランドの近辺の最近できた新道脇に今年オープンした球場だ。いままでのジャイアンツ球場を3軍と女子チーム用にして,2軍戦はこの新球場に今年から引っ越し。ちょっとまて,ジャイアンツ球場は川崎市だ。ってことは神奈川県の球場でやるのか?と地図をみてみると,川崎市ではなくギリギリ東京都稲城市。こりゃびっくり。しかしここ,山の上の僻地なんだよな。交通はというと京王よみうりランド駅か稲城駅からクソ暑い中20分くらいかけて登山するか,1時間2本の小田急よみうりランド前行きバスに乗るしかない。神宮のようにチラっと入って応援という訳にはいかない場所だ。まぁでも,西東京が使っている小野路球場よりはマシだし,周辺交通量は凄く多いが公共交通機関に恵まれない大田スタジアムといい勝負なのかもしれん。
本国ではキロ7万円で取引されたことがあると言われたフランスのじゃがいもボンノットを使ったポテチを入手したので食べてみた。フランスから種芋を取り寄せて日本で育ててみたのだとか。湖池屋の夢が詰まっているそうだ。イモに強い旨みがあるというので岩塩味をチョイス。波型カットでイモの香りが口のなかにふんわりと広がる。これは美味い。ただ,ポテチを食べているというよりは,飯を食ってる感覚だ。味わいがスナック菓子ではなく料理なのだ。ひとつだけ残念な点がある。油だ。後ろの方のロットだったのか,イモに旨み成分が入りまくっているお陰か,油が古く感じる。溶け出した旨み成分が乗ったといえば聞こえが良いが,残念ながら旨みは熱分解して雑味になってしまっている。でもまぁ,そこも含めてコイツはアリだ。夏の暑さで脂の落ちた鰻を食うのだったら,こっちのほうが贅沢感を味わえる。また来年も是非。
白いトランクのような化粧箱入り。
4袋入ってた。
香港の金鐘にある飲茶レストランの名都酒樓が9/27の営業を最後に閉店するというニュースが。うーん,家賃上がったのか景気悪いのか。ここは香港では数少なくなってしまったワゴン式飲茶の店だ。おいらも何度か行った。ワゴン式というのは,オバチャンが蒸篭をワゴンに載せてレストラン内を回り,客はそのワゴンから点心の入った蒸篭を受け取り,精算用の伝票にハンコを押してもらう初心者にも優しいシステム。蒸篭の中身がわかるので,メニューの名前を見てピンとこなくても大丈夫だし,わからなければ聞けばいい。今のオバチャンなら昔と違い大抵は香港生まれ世代なので広東語を使わなくても英語が(程度の差はあるが)通じる。人だかりができているワゴンであれば,それは大抵の場合アタリ。美味いのだ。名前なんか知らなくったって美味いものは美味いのだ。ニュースには問及結業原因,對方指不知情,又連嘆兩句「好無奈」と書いてある。閉店の理由は不知情,つまり「情報が無い。知らない」,好無奈は「どうしようもない」だ。ここを経営している香港聘珍樓は,今年倒産した横浜中華街の聘珍樓がバブルの頃に香港に設立した会社。今は資本関係無いらしいが,何か関連があるのかもしれないし,まったく関係ないのかもしれない。
地下鉄金鐘駅直結。統一中心の4階(日本風に言うと5階)
2019年に行ったときの写真。現地の知人と楽しい飲茶。右上の伝票にハンコを押してもらうルール。
菜心(中央の野菜)と腸粉(中央の白い奴)はワゴンではなくフロア中央のカウンターで受け取る。
令和7年7月7日,スリーセブンの七夕。今年ベガとアルタイルは会えたのだろうか。新暦七夕は例年梅雨の真っ只中。滅多に晴れないお約束なのだが,空は少し薄曇りなくらい。季節外れの朧月だ。場所によっては会えたんじゃないかな。七夕が東京以外のお盆のように月遅れならば晴れる確率上がるけど,昨今のように毎晩夕方に熱帯のスコールのようなゲリラ豪雨が来るようじゃかわらんな。
ネットの旅行代理店(というかホテル予約サイト)アゴダが炎上中。実際に部屋が予約できていないとか,禁煙ルームを予約したのにタバコ臭い部屋になったなんて噂をよく聞くサイトだ。タバコ臭云々はホテル側の問題の場合も多いのだが,問題は部屋が取れていないケース。ホテルの予約枠販売はホテル直販(ホテルが枠を直接管理)のほかに,不動産屋で言うところの自社管理物件(旅行代理店に枠を販売し,それを代理店が売る)と仲介物件がある。海外ではよくあるホテル側のオーバーブッキング以外にも仲介屋が色々やらかすのだとは思う。そういや以前,おいらもここで香港のホテルを予約して,ホテルに行ったら部屋が用意されていなくて,フロントが慌ててハウスキーパーに連絡して無理やり一部屋用意したなんて経験があった。相手がマトモなホテルだったことと,閑散期だったので被害に遭った訳でもなくこんな対応でなんとかなったが,繁忙期だったと思うとゾッとする。で,炎上の火種はここの元社員が1%くらいならアゴダのブランドは傷つかないとの開き直り発言したこと。ちょっと待て。不誠実な仲介屋の問題なら,マトモな仲介屋と契約すれば良いだけで,安いだけの仲介屋を使うからこんな話になるのだろうに。元社員云々というより,元々の社風なのだろう。1%なら問題ないと考えた言い出しっぺは文系の人なんだと思うが,ちゃんと計算できないんだなぁと思う。1%の不良率ってかなりの高確率なのだ。満員の新幹線なら10人以上が座れないのだ。その位なら遭遇率も低いと感じそうだが,そうでもない。毎月使う人が10人あつまるとどのくらいになるか計算してみる。どのくらい被害に合うかは,1から被害に遭わない確率の累乗を引いた値なので,1-(0.99^12)^10≒0.7 となる。つまり,毎月使っていると,あつまった10人のうちの誰かが被害にあう確率がだいたい7割。毎月使う人が10人集まって7割の確率で予約ミスに遭遇するって言えば,文系にも理解できるかな。日本ではこの手の嫌な噂はすぐに広まるものだ。これでは,ノウハウ貯めたライバル他社の多い日本で商売するのは難しいと思う。
指揮棒振りの日。プチ演奏会が近いのでソプラノだけ集めて強化練習。そこに向かう前に鬼おろし牛めしを喰いに入った松屋のBGMが菊池桃子のOCEAN SIDEに大貫妙子のSummer Connectionだった。なんじゃこの選曲は。夏っぽい曲を適当にAIで集めた...訳ないな。誰か絶対好きな人いる。どちらも隠れた名曲。良質なシティポップだ。よく聞いていたアルバムなので覚えてる。
菊池桃子の方は彼女の1stアルバムなのだが,このアルバムは林哲司の世界そのまんま。知る人ぞ知る菊池桃子の名前を借りた林哲司の隠れソロアルバムだ。コーラスは同じ事務所だったオメガトライブ。というより,彼らのアルバムとそのまんま同じ味。アレンジやバンドの豪華さと比較し歌は不安定だが,デビューしたての高校生アイドルにこのバンドに見合う歌唱力を要求するのも酷だ(それでも他よりは上手かったが)。そういやこのアルバム,一番最後のI Will,歌の終わりで桃子ちゃんがI Willって言った後に大きな音量でドラムセットのフロアタムの音が入るのだが,当時はCDでなくレコード。使っていたカートリッジはこの溝が再生できずに針飛び。マトモにかかるのは数回に1回という有様。次に出したテラ戦士ΨBOYサントラにも同じ曲が入っていて,こっちはカッティングレベルを下げたのか音飛び無し。懐かしい思い出。
大貫妙子の方はRVCに移る前のシュガーベイブの香りをプンプンさせてた頃の作品。というか,当時全然売れなくてRVCに移るキッカケになってしまった作品。そういや,何年か前に坂本龍一が大貫妙子と同棲していたことがあるなんて新潮でネタにしてたんだっけ。既に末期癌だったのでそんなネタはそのまま墓場に持っていけばよいものを。同棲当初,ロクに仕事が無くて暇だけあったので,麻雀やろうと同じく暇そうな山下達郎を呼んだら実家のパン屋の軽トラでやってきて,4人目にそこそこ暇そうな伊藤銀次を呼んで2晩連続の徹夜麻雀とか,麻雀で興に乗って彼女のソロアルバムを作ろうって話になったとか,なんだか楽しそうな話も色々。Summer Connectionは幸せいっぱいの同棲中に坂本龍一と二人でセオリーを無視して好き勝手やってみたセカンドアルバムの最初の曲。セオリー無視の報いなのか全然売れなかったのだとか。その後,坂本龍一が他の女を好きになって出ていくことになって,その別れの思いをネタにした曲が2つ後のアルバムの「新しいシャツ」(本人は軽く否定しているが)。この曲のメンバーはYMOそのまんまなのだが,アレンジとピアノとプロフェット5を弾いているのは坂本龍一本人。新しいシャツに限らず,元恋人への当てつけのような歌が結構あるアルバム。プロデューサーが持ってきたアルバムのコンセプトはヨーロピアン。ところがどうやって作ったらよいかわからない。彼ならなんとかできるかもと。
そろそろお盆になるので精霊馬を調達しないとならんのだが,近所のスーパーは関西系なので置いてない。本物の野菜で作ってもよいが,食べないならもったいない。食べてこその供養だ。そこでネットで注文してやろうと思ったらダビデ像のSYUTOが出すお盆の精霊馬のプラモデルってのを見つけた。これは面白い。さっそくポチろうとしたが,まだ未発売で発売予定日が7/31だ。こりゃダメだ。間に合わん。アンタ船堀の会社だろう。お盆は7/15じゃないのか。
銀河鉄道999 ANOTHER STORY アルティメットジャーニーの漫画版,2巻までアマゾンで期間限定無料だったので読んでみる。松本零士は原作と総設定とデザインで,漫画は島崎穣のオリジナルだ。未完に終わったエターナル編の設定を取り込んだ別系列の物語。昭和の劇場版2作の続編なので鉄朗は少年ではなく青年の設定だ。昭和の劇場版2作目のラスト,鉄朗がプロメシュームを倒し,一人で999に乗って地球に戻ってきたところから始まる。メーテルが青年になった鉄朗にデレデレになる恋愛物らしいが,2巻ではまだそこまでの展開はない。それにしても鉄朗がいい男なんだよな。メーテルと鉄朗ではメーテルがいくら年下男子好きでも歳が離れすぎているが,それはラーメタル人の機械化人という設定上の話で実際の見かけはお姉さんくらいなのでアリか。この作品では鉄朗がメーテル以外の女性キャラにもモテまくってる。映画版なので2作目の最初が17歳,そこからアンドロメダに行ってプロメシュームを倒し地球に戻ってきて,また更に1年後に999で出発。鉄朗も立派な青年だ。続きが気になるところで無料が終わりなのはさすが秋田書店。
昨日の排水レールだが,無事に機能しているようだ。おとめちゃんと専用ホルダーが外れかかっていたので結束バンドを追加。説明書にはビニールテープで固定するよう指示があるが,ビニールテープは独特の糊残りが嫌なので持っていない。電気絶縁ならアセテートテープかガラスクロステープを普段使っている。ただ,こいつらは防水ではないし,剥がすのが面倒なのでエアコンのドレンに使うなら防水で,且つサッと剥がせるビニールテープの方が良い。用途的には結束バンドで良さそうな気もするのだけど,しばらく経つと紫外線劣化して割れてしまう問題あり。それより前におとめちゃんの中の逆止弁を掃除しろってことなのかもしれん。
引っ越してきてエアコンを本格的に使い始めてからまだ1ヶ月半も経過していないのだが,バルコニーにドレン排水のシミがついてしまったので,ドレン排水用レールというのを試してみることにした。見かけはケーブルプロテクタの下半分みたいな感じだが,素材は軟質塩ビで柔らかく,全く別物だ。まずはシミの掃除から。バケツで水をかけるだけではどうにもならない様子。水圧をかけても頑固に残る。ハイターかければなんとかなりそうだが,これは最後の手段。そこでシミの上から緑色の壁洗剤をかけてスポンジでこするという,大昔に掃除のバイトで習った方法を使ってみる。これは効いた。ドレン排水のシミがみるみると取れていく。シミを除去したところでドレン排水用レールを敷き,おとめちゃん(逆止弁)を介して専用ホルダーでレールに止める。おとめちゃんは無くてもよいが,空中にあるべきドレン排水の出口が排水用レールと接することで虫が侵入しやすくなるので,おとめちゃんか虫除けキャップをつけておいた方が良さそう。さて,効果の程は如何に。
この日記が何と25周年。いわゆるブログとは違う只のダイヤリーなのでテーマなんて全くないし,読者がいることも(ごく一部を除いて)想定していない。90年代後半に出てきたWeb日記のスタイルをずっと継続。まぁでも,色々と環境は変わるもので,日記を書くキッカケとなった人も結構前に挨拶したっきり疎遠状態。25年前の7月はというと,それこそ25年前にvimのバグでファイル消失してしまって綺麗には残っていないのだが,発売されたばかりのPS Oneでクーロンズゲートにハマっていたらしい。そのPS Oneもとうの昔に処分したんだよなぁ。クーロンズゲートは超級風水師が九龍城で四神獣の見立てをするゲーム。その香港の風水師といえば,複数の有名な風水師が日本で大地震が起こる可能性があると言い出して,7/5に大津波説のたつき諒の漫画が香港でベストセラーになったという話が。どこでどう繋がっているのやら。
せっかくなので25周年記念のフルーツタルトを発注してみた。