飴屋的日記
12月分を見る
2月分を見る
1年前を見る
2年前を見る
3年前を見る
4年前を見る
5年前を見る
6年前を見る
7年前を見る
8年前を見る
9年前を見る
10年前を見る
11年前を見る
12年前を見る
13年前を見る
14年前を見る
15年前を見る
16年前を見る
17年前を見る
18年前を見る
19年前を見る
20年前を見る
21年前を見る
22年前を見る
23年前を見る

1/31 (旧12/21)(水)

淡島のカレー屋,ゴッホの跡地が更地になっているという話を読んで,Google Mapを見てみると2022/10までは建物があるが,2023/9は確かに更地だ。車で結構通る場所なのだけど気が付かなかったわ。ってか,もしかしたら2022年以来通ってないかもしれんな。一番良く通っていたのが90年代初頭。ヘロヘロ(表メニューで一番辛いランク)を最後まで食べ切った64人目だったか62人目だったか。辛さよりも大汗で脱水症状気味になったのを覚えてる。あの店,激辛カレーも普通に美味かったのだよな。


ゴッホ跡地

1/30 (旧12/20)(火)

演奏会前の最後の練習。まぁ,やり切った感はあるというか,実力相応というか。とにかく,演奏会の準備を進めておかないと。宿題は当日貼りの案内ポスター作成と,機材チェック。今年はちゃんと動いてくれるだろうか。


1/29 (旧12/19)(月)

先週日曜に発注した基板の発送通知が来た。例によって日本に届いて佐川に委託してからの発送通知だ。OCSで深圳から送ると成田→柏→全国という,なぜか到着翌日が柏で,そこから全国に発送というルートを通るのが定番だったが,最近は関空→りんくう→全国というパターンが多い。そうは言っても深圳からのANA便は羽田発着しかなく,トラック便で中継して香港を経由するにしたって香港→関空のANA便は運休したままだ。どこを経由して関空に運ぶのかはよくわからん。他所の会社の航空便かもしれんし,まさかの国内線で転送とかかも。実体はどうなのだろう。


1/28 (旧12/18)(日)

合唱練習や指揮棒振りではiPadの譜面をいつも使っているのだが,歌う方の本番では一人だけiPadになってしまうのと,本番中に操作ミスで飛ばしたり電池が切れたりという様々なトラブルを防ぐ目的で紙譜面を使うことにしている。何が面倒臭いって,iPadにApple Pencilで色々と書いた書き込みを全て書き写さないとならないことだ。もちろん,iPadから直接紙譜面を印刷すればそれでも良いのだが,書籍になっている市販の譜面を使う場合はそうもいかない。一人だけ違法コピーのように見えてしまう。例によってコメダに篭って,ひたすらに書き写し。演奏会前の風物詩かもしれん。


1/27 (旧12/17)(土)

DACの話。昨年色々頑張ったNFJのジャンク出身FX-05J,いい感じで鳴っていたのだが,先日うっかり電源に15Vを入力してしまい,香ばしい匂いと共に昇天してしまった。逝ったのはDAC ES9018K2M だけで電源回路とオペアンプは大丈夫そうだが,あのDAC貼替作業はもう面倒臭くてやりたくない。廉価な代替品ということで,同じES9018K2Mを搭載しているNFJのFX-04J+に手を出してみた。こいつの内部はDACのバランス出力をそのままオペアンプのローパスフィルタに突っ込んだ後に,シングルエンドに変換する構成。シングルエンド変換アンプ1発のFX-05Jよりは凝った作りだが,吉か凶か。オペアンプはローパスフィルタ2つとシングル変換1つだ。3つ共にTL072。6DJ8アンプに繋いでしばらく聞いてみたが悪く無い。このFX-04J+は前身のFX-04Jから千円値上げする代わりに電源用のタンタルコンを追加し,オペアンプを5532からTL072にしたものだが,この音で5000円はアリだ。コスパは悪くないと思う。ただ,つまらない音なので早速オペアンプ改装。ローパスフィルタはそのままに,シングルエンド変換をOPA827に交換。これは昇天してしまったFX-05Jから再利用。色々彷徨った挙句,結局秋月のOPA827×2基板にしていたもの。さすがにオペアンプまでは昇天していなかった。で,早速音出し。FX-05JにOPA827を載せたときと同様のキラキラ具合だが,前段のローパスフィルタとの相性か味付けか,キラキラの方向が違う。そこでローパスフィルタのTL072をOPA1612に交換。MUSES8920も良さそうだが,毒を食らわば皿まで。これをやったら物凄くやかましくなった。情報量過多。っていうか余計な音がついてるな。これはこれでアリだがダメな人もいそうだ。余計な音は電源の影響か。ずっと通電していたら少しマシになったような気もする。山下達郎がいい感じだ。とりあえずはこれで使ってみるか。


オペアンプの電源電圧は±11Vくらい。改装するなら25V位は喰える物でないと破損の可能性あり。
USB消費電力はこの構成で220mAだった。

1/26 (旧12/16)(金)

昨日一日休業して今日から再開となった秋月のサイト。whoisしてみるとアマゾンのクラウドだねぇ。さっそく初日記念で購入してみた。見積ボタンがレジからは消えて,買い物かごの一時保存機能が無くなったのかと思ったが,レジで購入処理をすると購入か見積かをラジオボタンで選べるようになってた。うーん,見積機能はあまり使って欲しく無いのだろうか。それはともかく,他の使い勝手はあまり変わらない感じ。でもコンデンサだけはダメかな。検索でμの代わりにuが使えたのはダメになってしまっている。容量から検索できるページもなくなった。うーん。


1/25 (旧12/15)(木)

昨日の原稿,さっそく書き足し依頼が。そう思って見直してみるともう少し直したくなる。解像度の低い写真の差替をしたいので高解像度版を送付いただくように依頼。発注,明日できるといいな。


1/24 (旧12/14)(水)

来月早々の演奏会パンフレットの入稿原稿がほぼ完成。暇なのか,プリントパックの長納期と短納期の価格差がほとんどなくなっていたのでのんびりしていたのだが,そろそろそうも言ってられないので。ってか,当日誰かが運ばないとならんので,それを誰かに託すなら日曜までに発送して貰わんと間に合わん。さて,チェック依頼出しておかないと。


1/23 (旧12/13)(火)

ババンババンバンバンの続き。日本のうたに拘らずに草津温泉をネタに入れるだけなら大瀧詠一の「Happy Endで始めよう」のバカラックバージョンで良さそうな気が。昔のアメリカンポップのような楽しい曲だ。あ,でもサビの I Love you, You love me のところのリズムがベテランには取れないか。譜面に音符として単純化して書くとあの調子にはならん。細かい装飾音符を入れば再現可能だけど,それやると譜面だけ見て歌おうとしても絶対歌えない。うーん,ボツ。


1/22 (旧12/12)(月)

来年の演奏会のネタ。たまには日本の歌をやろうかと「いい湯だな」のアレンジを考えてみる。お馴染みなのはドリフのババンババンバンバンなのだが,合唱にするならデューク・エイセスのオリジナル版をアレンジした方がそれっぽい。でもこっちはババンババンバンバンが無いのでドリフで覚えている人には物足りない。ってか,ババンババンバンバンが無いとあの歌に聞こえないよなぁと考えているうちに,ずっとババンババンバンバンが脳内ループ。こりゃまずい。

金曜にネタにした秋月電子の購入履歴はやはり困っていた人がいるようで,購入履歴一括ダウンロードツールを作ってくれた神がいた。PerlやPythonとwgetの組み合わせかと思いきや,Windowsアプリになってる。うわ,Windowsの開発環境どころか,プライベートではWindowsをほとんど使わないおいらにはちょっと敷居高い。まぁでも,GitHub上のソースにコンパイル済みのバイナリもついていたので,それを信用してVMWare上のWindows 11で環境で購入履歴のダウンロード完了。有難い。


1/21 (旧12/11)(日)

先週日曜の続き。NFJのジャンク箱のLepaiモドキのモノラルなのにステレオ表記がある謎のインチキアンプをどう料理するか。ちょっとしたパターンカットや付線くらいではステレオアンプになりそうもないが,おいら的にモノラルは使い道がないので中身入れ替え用の基板を設計してみた。せっかくLepaiモドキなので,本物のLepaiのようなD級アンプで。トーンコントロールはおいら的に不要なのでツマミをパネルに接着してダミーのツマミに。音量調整用ボリュームだけは生かすとして,これもLepai同様の安物で。元の50KΩを再利用しても良いが,これはさすがに気持ち悪いので秋月の50KΩがいいかな。他にも使えそうな部品は流用。Lepaiに倣って高額部品を使わず,流用品か廉価部品でどれくらいこのインチキアンプが変身できるか。

と思ってザッと基板を設計してみる。高級部品と安物部品の両方を選んで使えるように。また,デジットのジャンクで買った4回路オペアンプTL074が大量にあるのでそいつを使った入力バッファを入れてみたが,これも不要ならバイパスできるように設計。春節が近いので早めに注文しないとならん。調べてみると,最近基板を頼んでいるElecrowが,自分たちの休みは2/8から15だが,基板の工場が2/1から15まで休みなので,標準納期扱いだと1/24(水)締切と記載があった。工場の仕掛を終わらせてから休みに入るのかな。それだと3週間以上空くが正月休みなのだから仕方がない。深圳の会社なので団年飯(広東地方の風習。日本で言う忘年会)とかやっているかもしれん。まぁ,休みになるのは仕方がないので大慌てでコイツの基板と,作成中のもう一つの基板,併せて2種類のデータを大急ぎで完成させて発注。まぁ,自家用なので多少の粗相は仕方がないということで。今回は既存ケースをそのまま使うので横幅が100mmを超えてしまった。医療機器ならキャンペーンで1ドルで作れるらしいが,さすがに医療機器ではないので定価払って16ドルくらい。それでも安いといえば安いのだが。


1/20 (旧12/10)(土)

ヤクルト村上がWBCで共に戦った大谷やダルビッシュトレーニングを取り入れたら何が正解だかわからなくなったという報道についてX(旧ツイッター)で反論。彼らの話はプラスになることばかりで,昨シーズン不振だったのは他に明確な原因があって,シーズン中に変えるのが難しかったのだとか。まぁ,若いので迷いは沢山あってもいい。不振でもずっと使ってもらってた高津監督に感謝しないと。今年は期待してるぞ。


1/19 (旧12/9)(金)

秋月電子のサイトが来週1/25(木)リニューアル休止するそうだが,今までの購入履歴が2023年2月以降分を除いて無くなってしまうらしい。既に自分の中で部品の在庫管理なんてできてなくて,通販購入履歴と使ったかどうかの記憶を頼りに探していたりするので,これが無くなると困るんだよなぁ。自力でダウンロードも面倒臭いし...


1/18 (旧12/8)(木)

〆切が近い来月の演奏会のリーフレット原稿を書いていたのだが,何故か脳内にループしていたのが Roxy MusicのMore Than Thisのギターフレーズ,コイツのギターは気持ちが良い。和音で言うと I IV II V の進行だ。3つ目がVIでなくてIIなのがポイント。IVもIIもサブドミナントだが,コードがB→G#mだとBとD#の音は変わらずに3音目がF#→G#と移るのが気持ち良い秘訣なのかもしれん。そんなことを考えながらだと誤字脱字が無い訳ないので別の人にチェック依頼。そいや,芝居の本番前にずっとMore Than Thisをかけていた劇団があったなぁ。


1/17 (旧12/7)(水)

日曜日のニキシー管時計の件。前作のとき直列の電流制限抵抗を定電流ダイオードにしようか悩んだが,数字によって電流値が変わり,定電流にしてしまうと各々の数字の明るさが変わってしまうので抵抗にしている。今回のIN-12b用として,抵抗値は22Kと7.5Kの直列とした。両方使用(約30K)と片側7.5KだけとをフォトMOSリレーで切り替えられるようにしてある。光センサで周囲の明るさを見て,明るいときは7.5K,暗いときは30Kにする仕掛けだ。これを30Kにした場合,表示が1のときだけドットが点かない現象が発生した。ドットの部分だけ定格電流が低いのだが,ここだけ点灯させることはなくて,必ずどこか数字と同時に点灯する(並列つなぎになる)ので特にここだけの制限抵抗は入れていない。7.5Kのときは150Vでも問題なく点灯する。30Kのときは150Vだと未点灯。160Vで1以外点灯。1も点灯するのは今回の個体では171.2Vだった。定格がそのくらいなので,実際には175Vくらいで使うべきなのかもしれんが,それだと7.5Kの場合に明るすぎだ(明るいだけで定格電流的には問題なさそうだが)。そこで160Vで使用することにし,1の時のドット未点灯は無視することにした。GitHubに載せるときは175V推奨で,お好みで電圧を下げて使うように記載しておくかな。


1/16 (旧12/6)(火)

千歳空港で大韓航空機が駐機場にいたキャセイに突っ込んだのだとか。写真見てみると水平尾翼の下の部分に大穴あけてる。APUのところだ。ぶつけられたキャセイの機体は777-300。キャセイの札幌行きは1日2本だが,先に着く方は吹雪で着陸できず成田に一旦降りているので,被害機は後から出て先に着いた B-HNW か。元エミレーツ航空で,4月で機齢22年なので,大韓航空から賠償金貰って修理しないで引退かもしれん。ぶつけた大韓航空機もさすがに無保険ではあるまい。


1/15 (旧12/5)(月)

先日のNFJのガラクタ箱に入っていたLepaiもどきアンプ。改造でなんとかならんか色々追いかけてみたのだが,こりゃ本当にモノラルアンプだ。使っているICは STMicroの TDA2005R。コイツをBTLでモノラル出力にして使ってる。うーん,ステレオ化するとなると基板入替か。そこまでの価値もないような。さて,どうしようか。


1/14 (旧12/4)(日)

グレゴリオ聖歌を歌いに行く日なのだが,ノドがまるでダメなので本当は正月休みに完成させる予定だったIN-14bを使った時計完成。コイツも秋にサンエイ電機でIN-14bを買ってからずっと放置状態のようなものだったもの。あとで色々整理したらGitHubに載せる予定。


うっかり12時間表示にしたことをこの撮影で気がついてしまったので,あとで24時間表示に修正。

1/13 (旧12/3)(土)

DC電源昇圧モジュール,NCH6300HVが届いた。3.7〜15V入力で,100〜230V出力。15Wとれるらしい。本物かパチモノかはわからん。ピーコ防止のつもりか半導体のマーキングは全て削ってある。でもまぁ,コイツで真空管ギターアンプの試作はできそうだ。出力トランス使うか,簡易にカソードフォロアの下にトランジスタをぶら下げるか悩み中なのだけど。


1/12 (旧12/2)(金)

そろそろ演奏会の色々な準備やら来年の曲探しやらやらんとならんのだけど,風邪が続いていて全然ダメ。今日も早寝。おやすみなさい。


1/11 (旧12/1 朔日)(木)

京急バスが今月末をもって臨海副都心から撤退するというニュースが。大森と大井町からの京急バス,まだ走ってたんだというのが率直な感想。都営バスの品川駅東口から来る路線はとうの昔,20年以上前に廃止。京急もやっとか。という感じ。なんたってったって,こんな場所に海の向こうからバスが来るようになったのは,あの宇宙博がキッカケだからだ。昭和53年夏。今年が2024年なので,もう45年半前の話だ。宇宙博が終わってからは90年代後半に開発されるまでは船の科学館(来月取り壊し)とシーサイドプール(15年位前に閉鎖済)くらいしか無かったのだから,まぁよく持ったというかなんというか。

宇宙博のバスは,門前仲町(都営)と大森(京急)と品川(都営)からだった。門前仲町は元々あった路線の増便直行バス。大森と品川は博覧会に合わせて開設。なんと首都高経由(とは言っても首都高は13号地トンネルだけしか無い状態)。宇宙博はなんやかんやで翌年まで。終わったあとに門前仲町以外は消えてなくなるかと思いきや,なんと京急も品川も残った。品川は門前仲町と統合して品川駅から門前仲町という長距離路線に。しかしバスが走り始めた頃の品川駅東口は場末感バリバリの掘立小屋駅舎と,常盤軒の立ち食いそばと,駅向かいのパチンコ屋と純喫茶と,線路の向こうの国鉄ストアー(一般の人も普通に入れた)くらい。その向こうは新幹線車庫(昔は品川にあった)だ。あとは何があったっけなぁ。まだガキだったので田舎の駅のなんたるかも知らんかったのだが,こりゃどこの田舎の駅だ?って風景だった。昔を知らん人にそんな話をしても信じてくれんが。品川の国鉄ストアーは味があってよかったのだが,フィルム時代にそんなモノを撮る撮り鉄はいないのか,ググってもなかなか出てこない。鉄道よりも被写体として余程味があると思うのだが。(お前がなぜ撮らないって? カメラなんか持ち歩く金持ちのガキじゃなかったのよ...)


1/10 (旧11/29)(水)

正月恒例になってしまったNFJのガラクタジャンク。今年はLepaiのアンプが一つ,必ず入っているのが売り。確かに入っているのだが,LepaiはなくLepai風味の別のアンプだ。まぁ,それは良いのだが,このアンプ,ステレオ入力のステレオ出力だけど中身はモノラルアンプじゃないかい? うーん,本当のガラクタだったか(苦笑)


1/9 (旧11/28)(火)

今日から仕事始め。とは言っても風邪がおさまらんので在宅勤務で。マヌカハニーでなんとか凌ぐ。今週はずっと在宅勤務にしようかなぁ。


1/8 (旧11/27)(月)

疲れと風邪でボロボロになりながら,旅行の残務整理。明日から仕事なので早寝しないと。おやすみなさい。


1/7 (旧11/26)(日)

無料航空券の香港旅行も今日で終わり。普段は5〜6泊なのだが,今回は色々な都合で4泊のみ。なのでホテル代がいつもより安かったのだが今日帰国しないとならない。まだ食べ足りないのだが仕方がない。と,ここまではほぼ順調な旅行だったのだが,成田に無事到着後,とんだ幕切れに。手荷物カルーセルで一悶着だ。ロストバゲッジとかそういうのではなくて,隣のヘルシンキ便の手荷物カルーセルがスキーか何かで引っかかって詰まってしまって,スーツケースがカルーセルから溢れてしまっていたのだ。成田の1タミのカルーセルは普通の楕円形だが,2タミのカルーセルは楕円形ではなく,一度出てグルっと回って壁の向こうに引っ込むT字形構造(最近の羽田もコレだ)。この引っ込む部分が詰まってしまっているので,荷物が溢れ出してしまっている。誰かが職員を呼んだので,非常停止すると思ったら,その職員さん,どうすることもできず無線で他の誰かを呼び出している始末。その間,どんどんスーツケースが溢れ出して来て大変危険な状態に。二人目の職員さんが来てなんとかしようとしていたのだが,カルーセルから降りることができずそのまま壁の向こうに吸い込まれてしまった。これではバッグの破損だけでなく怪我人が出る。仕方がないので周囲の人達と人海戦術。荷物を置いておく場所をつくって,そこに溢れた荷物を並べていく。こりゃ隣のカルーセルの自分の荷物どころではない。5分くらい続けてようやく非常停止したが,その頃には腰がボロボロに。それでは終わらず,ここで物凄く汗をかいてしまい,空港から外にでたら身体がかなり冷えて風邪をひいてしまった。常夏の香港とくらべりゃ10℃以上低いのは分かっていたので厚着をしていたのが運の尽き。うーん,NAAに薬代を請求するか?


1/6 (旧11/25)(土)

香港4日目。今日は荃湾西の如心廣場にあるタイトーのゲーセンに行ってみた。12/15にネタにしてから気になっていたもの。如心廣場は1と2があるが,1の方。同じ階には12/21オープンの無印良品も入ってる。ゲーセンといっても,クレーンゲームとエレメカ中心で,いわゆるアーケードゲームは無かった。あと香港にはちょこちょこある,小姐が相手をしてくれるコイン投げゲームもある(コインを投げて目的の場所に着地させると商品がもらえる)。クレーンゲームは日本仕様そのままで,液晶画面には100円1回という表示があるが,さすがに100円投入口は封印されていて,チャージして使うICカード専用。1回5ドルとは良心的。今の極悪円レートで100円くらい。香港オリジナルのぬいぐるみがあれば絶対に狙ったのだが,日本のどこかで見たものばかりというのが残念。まぁ,日本人向けではないよな。ここは。タイトーのゲーセンに行くと置いてあるインベーダの音がする無料連打マシンがここにもあって,親子連れに大ウケ。まだボタンが新そうだったのでおいらも挑戦したかったが,子供が夢中になっていて順番が回ってきそうもないので退散。


なんだか日本のゲーセンみたいだ。


最新のUFOキャッチャー10が中心。右側のアタッチメントがICカードリーダ。


ちなみに隣のショッピングモールにナムコがあった。ここもクレーンゲームが中心。

如心廣場周辺をウロウロしていたら昼になってしまったので飯。今日はなんでもよかったので,如心廣場2の方にあった越北牛肉河と書かれた店に入る。越はベトナムのことなので,越北は北ベトナム,河は河粉。フォーのことだ。 店に入ると,例のコメダで見た注文用QRコードがあったので早速アクセス。例によって使い方は何も書いていないが,コメダで要領は覚えた。オーソドックスな生牛肉湯河粉と魚露通菜を注文。


結構美味かった。麺がくっつかないのが不思議。

如心廣場2から連絡通路経由で荃湾西站まで戻ると,途中に DON DON DONKI(ドンキホーテのアジア展開名)の入口がある。折角なので寄ってみる。雑多な雰囲気までしっかり輸出。日本の食材関連はひょっとしたらイオンより揃っているかもしれない。ちなみに店内BGMはいつものアレの広東語バージョンだ。

一度ホテルに戻った後,赤柱のレインボー花文字へ一昨日注文した花文字を受け取りに行く。正月は日本人客が多いので香港についた翌日くらいに電話をかけて「受け取りは○○日までなら香港にいるのでいつでも指定してくれた日に行きますよ〜」と言っておくのだが,2泊や3泊でガチ観光する人達はLINEかWhatsAppで一ヶ月くらい前から注文を入れてキッカリ日時指定で来る人がいるのだとか。そこまで予定ガチガチで動くなんておいらには無理。とても見習えない。そもそも赤柱に時間キッカリにサッと行くのは少し難易度が高い。速くて時間が読めるのは緑のミニバス(小巴士)を使う方法。銅鑼湾の希慎廣場の脇道から数分毎に出ていて,所要30分くらいで連れて行ってくれるので乗り物酔いさえ気にしなければ便利なのだけど,残念ながらミニバスは一見さん向けではない。時間キッカリ行動の人はどうやってここに来るのだろう。タクシーか団体バスか。団体バスはともかく,タクシーは今なら英語通じるのだろうか。

荷物が増えてしまったので,またホテルに戻って,ついでにホテル謹製のスイーツをいただく。ストロベリーとほうじ茶のナポレオンパイ。結構美味かった。珈琲で一休みした後に油麻地に向かって興記菜館の煲仔飯を狙ったが,すでに大行列。そいや,ここで煲仔飯を食べるときって今日より1時間くらい早いような気がする。のんびりしすぎたか。仕方がないので煲仔飯は諦めて近所のジョリビーでいつものアロハ・チャンプを注文。パイナップルと焦しベーコンが入ったフィリピンスタイルのバーガー。以前は中環に1店舗だけだったのが,いつの間にか香港中に店舗がある。フィリピーナのメイドも大喜びだろう。日本上陸の噂はかなり前からあるが,噂だけなんだよなぁ。で,ジョリビーの後は超久々に信和中心へ。おそらく10年ぶりくらい。ポケモンとちいかわばっかりだった。ウケているのかしら。収穫無し。


1/5 (旧11/24)(金)

香港3日目。イタリアのフィレンツェにある ウフィツィ美術館から持ってきたベネチア絵画のコレクション展が香港芸術館で開催中とのことで行ってみた。距離的には昨日行ってもよかったのだが,足早に廻るのも勿体無いし,それ以前に体力がもたない。ティツィアーノの作品が中心。この人,画家なのだが,あのトリエント公会議に臨席していたらしい。わざわざ香港で見なくてもという気もしなくもないが,それはそれ。東京だとどこも混んでいるのでゆっくり見られないのだ。(ちなみにゴッホも香港に来ているが,そちらは入場料高杉で眼中に無し)


看板は彼の代表作「フローラ」

ルネサンス絵画を堪能した後,海岸散歩に。香港経済新聞によると,12/21に水上運動及康樂主題區ってのが鵝頸に完成して,堅尼地城から炮台山まで海岸沿いの遊歩道が歩ける状態で繋がったのだとか。さすがに全部歩く気はないが,いままで工事中だった灣仔渡輪碼頭から鵝頸の海沿いを経由して銅鑼湾まで歩いてみた。こんなことは冬にしかできないのだ。夏にやったら間違いなく熱中症で倒れる。尖沙咀から天星小輪で灣仔渡輪碼頭まできて,そこから5分くらい歩くと新エリアの水上運動及康樂主題區につく。途中,Chocolate Rainのキャラクター達が出迎えてくれる。ここには東鉄線の電車の廃車体が置いてあって,駅のホームのような作りになっている。香港の電車はどれも似たような格好をしているが,車内に入るとドアの上に東鉄線の路線図が貼りっぱなしなので,細かい違いの判る鉄ちゃんでなくても東鉄線だってわかる。まだ終点が紅磡で地上駅だったころの案内だ。(というか,我々旅行者はその頃から時間が止まっていたのだが)


Chocolate Rainのキャラ人形が沢山ある。


立派に駅名標までつけている。駅はダミーだが時計は本物。


電車の中はクリスマス仕様。ダイキンエアコンが入っていて涼しい。


ボナクア(コカコーラ社扱いのペットボトル水)の再充填販売機。ペットボトルのゴミ削減。

遊歩道もこの電車ゾーンを抜けるとスワンボート場を経てヨットクラブの入口みたいな所に出てしまうのだが,その先,警察署あたりで丁度正午に。対岸から午砲を見ることができた。以前,エクセルシオールホテルの地下駐車場から従業員通路のような地下道を通って見に行ったことはあるが,対岸から見たのは初めてだ。


対岸からの動画は撮れなかったが,さすがこっちに向いているだけあって爆音。

午砲を見終わってからずっと脳内BGMが諦念プシガンガの2番。当然腹もへってくる訳で,この遊歩道から抜けたいのだがどこから抜けられるのやら。ビクトリア公園まで歩けば抜けられるがそんな距離を歩くとペコペコだ。午砲の砲台は柵で囲ってあって,エクセルシオールの地下駐車場からしか行けないものと思っていたが,昼間はこの柵の一部が通り抜けられる様子。さっそく以前通った地下道を経由して下界,もとい,銅鑼湾に抜ける。以前通ったときはカビ臭い従業員通路のようだったが,リニューアルしたのか垢抜けている。銅鑼湾に来たならいつも寄っている希慎廣場の何洪記へ。ここのエビワンタンメンは絶品。


エビワンタンは麺の下がお約束

昼飯の後,ホテルに戻って近所の洗濯屋に朝だした洗濯物を回収。秤単位で洗ってくれる旅行者には有難いシステム。アメリカの洗濯屋ように靴下の片方がなくなるようなことは(滅多に)ない。この店のおかげでスカスカのスーツケースで旅行ができるのだ。途中で洗濯1回なら半分。2回なら1/3だけの服を持参すれば良いのだから。で,回収後,油塘に2022年にできたイオンに行く。ついでに旺角に2021年にできたイオンへも。詳細はそのうち香港イオン全店ツアーのページに書き足すということで。

と,ここまで大凡ノープランでウロウロしていたのだが,残り日数も少なくなってきたので,行きたかった彩虹邨に行ってみる。カラフルな外観がインスタで人気を呼び,香港内外を問わず観光客が来るようになってしまった古い団地だ。さすがに昭和30年代後半築なので建替の話もあるが,7455世帯の大団地なので仮移転先の斡旋だけでも大変な作業だ。モンスターマンションのように撮影禁止になるとか,それ以前に取り壊しとかの前に訪問してみたかったところ。写真も少しだけ撮影したが,団地商店街の駄菓子屋と熟食中心は周囲の目線が怖くて撮影できなかった。最近の香港の団地にはだいたいショッピングモールがあるのだが,ここは作りが古いので団地商店街なのだ。こういう場所は大好きなのでインスタで流行る前にくればよかったと後悔。


日本の団地より狭くて階数も20階建なので世帯数が半端ない

団地のあとは折角なので団地のバスターミナルからバス移動。裕華國貨でトイレを借りたついでに正骨水とアンメルツのようなオイルを購入(これが後で役立つことになるのだが)。その後,夜の廟街へ。男人街だ。以前あった万国旗が全て赤い旗になってしまったのは歴史の皮肉か。客そのものも激減の印象。テコ入れのつもりなのか入口に屋台が並ぶようになった。ここだけ大盛況だ。


ここだけ赤い旗ではなく色とりどりのLEDランタン

晩飯は華姐清湯腩へ。ゴールデンタイムなので結構な行列だったが,滞在期間中一回はここに牛バラを食べに来ないと香港に来た気がしないのだ。


麺は(売り切れてなければ)選択可能。今回は河粉で。

1/4 (旧11/23)(木)

香港2日目。例によってノープラン。赤柱のレインボー花文字のジョナサンに電話をかけたら午後は忙しくなるのですぐ来てと言う。慌てて銅鑼湾から緑のミニバス(小巴士)に揺られて赤柱市集へ。トヨタ・コースターでジェットコースターのような走りをするので乗り物酔いが苦手な人には絶対勧められないが,とにかく速い。ついてみるとさすがに午前中なので営業中の店は少ない。注文と,受け取り日時の確認。正月は日本人だらけで混んでいるのだ。ウチは急がないので,急ぐ人を優先して頂いて結構。

赤柱からの帰りは中環行きの快速バスだったので,そのまま天星小輪に乗って尖沙咀へ。イオンが入っているThe Oneの地下に,コメダ珈琲ができたらしい。これは行ってみないと。入店は香港の他のレストラン同様,THE GULUの整理券発行機があるので,そこで整理券を取って,呼ばれたら店内に入るシステム。席について早速小姐を呼んで注文しようとしたが,オーダーはレシートのQRコードを読み取ってスマホで済ます方式だという。日本のサイゼリアのアレに近いが,ルールや手順の説明なんてどこにも書いてないのは香港流。まぁいつものことだ。苺仕立てのミニシロノワールとコーヒーをいただく。スマホ充電もできたのだが,こちらのコンセントプラグに合うACアダプタなんて持ち歩きしないので無理。これは次回の宿題。ちなみにThe Oneには何年か前にネタにしたTWO GIRLSの自販機も健在だった。


まんまコメダだ。


これもそのまま。

コメダの後は,久々の深水埗の露店めぐり。やはりジャンク屋が絶滅危惧種になってた。警官が来たらサッと逃げる風呂敷だけのガラクタ屋は絶滅。世知辛いねぇ。電脳中心でイギリス式タップがついたメガネケーブルを購入。これ,欲しかったのよ。

買い物のあと,バスで香港島に戻って上環の80Mに寄るついでに牛記找換で両替。円が安すぎるので,今回ATMでは香港ドル口座から。それだけだと節約しないと足らないので現金で持参しているのは米ドル。ただし2011年に切り替わる前の旧100ドル札。こいつがなかなか厄介で,重慶で両替しようとすると旧札を理由にレートが悪くなる。牛記找換のような大手なら真贋を見分ける機械もあるので通常レートで引き取ってくれるものと予想して持って行って大正解。

帰国までのお金はなんとかなったので,香港競馬を見に跑馬地馬場に行く。普段のナイトレースはHappy Wednesdayの名前の通り水曜だが,今年最初は木曜だというので来てみた。水曜は香港に来る日だったり帰国日だったりして,なかなか絡めないのでおいら的には香港競馬初経験。上環から跑馬地行きの路面電車に乗って終点下車。


一般の入口はココ。荷物チェックの後,八達通をタッチすれば中に入れる。

入場料は八達通で$10。入口すぐの場所にグッズショップがあって,先月の香港カップを2022年,2023年と2連勝した浪漫勇士のぬいが置いてあった。この馬,本当に強くて騸馬なのが勿体無い。グッズショップの先はマクドナルドとビアガーデンだ。レースの合間にはここで生バンドのライブ演奏も楽しめる。今日の2レースに新幹線(英語名もSHINKANSEN)って馬がいたので応援。見事1着。走りっぷりも新幹線だった。


ビアガーデン。まだレースが始まっていないので人はまばら。


パドックとターフがこんなに近い。
なので本馬場入場はパドックからひょいと出ていくだけ。

ビアガーデンから漂う香でお腹がすいてしまったので,競馬もそこそこにして,電氣道の徳昌魚蛋粉へ。ここの魚蛋は絶品なのだ。


四寶米線

1/3 (旧11/22)(水)

夏に当選したキャセイパシフィックの無料航空券で,今日から2019年正月以来の香港詣。2019年秋も行く予定だったのが尿路結石でキャンセルしたので丸々5年ぶり。破壊的なデモとコロナが去って,ようやく日常が戻ってきたというか。


成田空港の日の出

搭乗機は珍しく東側アプローチで,新しくできた海側拡張部分滑走路の25Rに着陸。いつも通り城巴機場快線でホテルへ。いつもと違うことがあるとしたら,2階ではなく1階に座っていることくらいか。空港出る時はガラガラで,こんなモノかと思ったら大間違い。空港の次のバス停,マカオ連絡橋のイミグレから大量に乗ってきた(マカオバスは出国エリア間を結ぶ越境バスと,それぞれの街中からイミグレまでを結ぶバスの3本立て)。そういう時間なのかもしれない。いつもの定宿にチェックインしたあと,遅くなる前に筲箕湾の北方餃子源へ向かう。以前は北角の坂を登ったところの店に通っていたのだが,惜しくも閉店。


香港では旧正月までクリスマスセールだ。


物価上昇を餃子で知るってのもなぁ。


筲箕湾にあった謎の茶屋。元ネタ判るのはアラフィフ以降?


1/2 (旧11/21)(火)

お年賀を持って新年恒例のお年賀周りに。昨日までドタバタと忙しかったので,ようやく正月が来たというか,そんな感じ。


1/1 (旧11/20)(月)

あけおめ。ことしもよろしくです。

夕方の大地震のあと,地上波テレビは全て報道特番になったらしいが,安心安定のテレビ局があったようだ。TVALnowを見てみると興味深い数字が。さすがテレ東。スポンサーは内心喜んだだろうな。


本来予定の番組名が並んでいるが,他局は全て報道特番らしい。

もどる